貧相アブ衛門の嘆き867


2020年8月31日(月)


台風9号がぁぁぁぁ!!


 えらいこっちゃ、大型で非常に強い台風が迫ってきております。特に、沖縄の方は、大丈夫でしょうか?現在の気圧が950hPaですが、まだ勢力が強くなるのでしょうか?それにしても、この時期で9号ですか?今年は、台風の発生が少ないですが、これからどうなるのでしょうか?地球がおかしい。
 

台風9号さん、やばいよ、やばいよ。
 
 おかしいと言えば、私のiMacPro本体をバックアップをしている「Time Machine」。それを保存しているハードディスクが突如おかしくなりました。書き込みが出来なくなり、新たなバックアップが出来なくなる状態に陥りました。更には、デスクトップにマウント出来なくなりました。ゲロゲロです。そこで、ビデオの録画用に買って置いた予備のハードディスクを、急きょ「Time Machine」として使う事となりました。何やかんややっていると、元の「Time Machine」を保存していたハードディスクが、これまた突然マウントされました。しかし、ハードディスクそのものは、ご臨終が近いことを悟りました。
 現在、iMacProには外付けハードディスクを12個も繋いでいます。特に大事なデータはバックアップをとっていますが、ハードディスクは、消耗品なので、いつお釈迦になるか不安です。それこそ、お金がアホほどあるのなら、「オプティカルディスク・アーカイブ」なる装置が欲しいところです。ハードディスクの寿命の目安が5年程に対して「オプティカルディスク・アーカイブ」は100年保存が出来るそうです。最大で5.5TBの多重構造のディスクに保存する装置です。どうやら、法人向けだけの販売のようですが・・・
 
 以前に撮った天体を、お遊びの再画像処理をしてみました。
 

8月20日に撮影した木星です。パワーメイトも、大気分散補正プリズムも使用せずに写したものです。
 

8月15日に撮影したM27を画像処理し直して、トリミングしています。「どこが亜鈴星雲なの?」ちゅー感じですかねぇ。
 

2020年8月14日に撮った「M20三裂星雲」とM8(干潟星雲)です。3枚コンポジットしたものを、Auroraなるソフトで、1枚からHDR処理しています。ちと不自然ですねぇ。
 


貧相アブ衛門の嘆き866


2020年8月30日(日)


駄目ですぅー。


 またも、惑星を撮影しようと思ったのですが、まるで駄目尾君です。何か木星がボケボケです。長い時間ベランダに置いていたので、筒内気流が激しく残っているとは思えないのですが・・・
 

 アリ型アリ溝式固定にしましたが、今の所、ガイド鏡を主砲に乗せて、それをスライドすることでバランスを取っています。撮影デバイスが1個だけならこんなことをする必要性は無いのですが・・・この写真では、久しぶりに米オライアン社のオフアキシスガイダーに、CMOSカメラを付けています。昼間に、撮影側とオートガイダー側のピント合わせをしたのですよ。
 ちなみに、実際の星で試したわけでは無いのですが、μ250CRSのセミオートフォカーッサーである「Focus Infinity1.4.5」と「Sharp Cap3.2」の連携が出来ました。次回、惑星の撮影の際に、試して見たいと思います。これで、ピント出しがうまくいかないと言う状況から脱却出来るかもしれません。でも、あまりこれでピント合わせをしている人を聞いた事がありませんので、駄目かも知れません。知らんけど。「FireCapture2.6」との連携は、何故だかうまくいかず頓挫しています。


貧相アブ衛門の嘆き865


2020年8月28日(金)


少しはマシに?


 少しはマシに?なったのかなぁ?(実は、この日の嘆きを誤って削除したようです。再アップです。なしてかなぁ?それは、酒に酔っていたからだと思います。アホ、アホ。)
 

 μ250CRSにASI290MCを付けて撮った木星です。大気補正プリズムも、パワーメイトも使用していません。「FireCapture2.6」を使って撮影して、Autotrucker3.0!でスタック、RegistaxVer.6でウェーブレット処理後、Mac版PhotoshopCS6で最終的に処理したものです。
 ガリレオ衛星と(アップしたら殆ど見えなくなってしまいました。)その影の形が真円ではないので、やはりシンチュレーションが結構悪かったと思います。
 

こちらは、パワーメイト2.5×とZWO社の1.25″大気分散補正プリズムを付けて写しました。うーむ、ディテールが出ていませんねぇ。
 

コペルニクスクレーターです。コペルニクスの左側にある「ナメクジが這ったような地形」も何とか写っています。
 

この写真だけは「SharpCap3.2」で撮りました。この横位置の方が個人的には好きかなぁ?
 

「ティコ」や「クラビウス」等々クレーターだらけの場所です。
 

 

 一番上がアルザッケル、中央がアルフォンスス、下がプトレマイオス(プトレメウス)です。下は少し明るく処理したものです。
 月の写真は「Topaz DeNoise AI(体験版)」も使って処理しています。このソフト、結構良いので正規版が欲しいですねぇ。しかし、英語版だけでして、支払いの方法がちと不安なので、躊躇しています。


貧相アブ衛門の嘆き864


2020年8月27日(木)


何とかなったのかなぁ?


 8月27日(木)に、頼んでおいた「μ250CRS用のアリ型アリ溝金具」が届きました。つーか、不在票が来ていましたので、クロネコさんのセンターにとりに行きました。おほほ。
 

K-ASTECさんのアリ型アリ溝金具を付けてみました。しかし、頭がパープリンのアホ衛門は、こんなものでも四苦八苦。「しまった、こっちの金具は先に固定したら、こっちの金具が固定出来んがや。」
 

 で、高橋製作所のEM-200 Temma 2 Z赤道儀に、この金具をつけて、その上にμ250CRS鏡筒を乗せてみました。
 
 第一印象ですが「かっこエエ!」と同時に「思ったよりクソ重たくなったぞ。」でした。また、これから調整が必要ですが、意外なことに、バランスが取りにくいのですよ。もし、それが、調整不能だったら、買ったことが「意味ないぢゃーん!」純正のプレートの時は、プレートのかなり端の方で赤道儀に固定していましたので「さもありなん」です。とりあえずは、鏡筒の上に、FC60と言うガイド鏡を乗せて、それでバランスを取ることにしましょう。
 また、鏡筒を外す時、アリ溝からなかなか望遠鏡が外れずに、もうちょっとで望遠鏡を落とすかも知れないところでした。「た、体力の限界!!」誰が千代の富士ぢゃ。
 

 これが「ステラショット2.0e」の「スーパー・ポーラー・アライメント」で、極軸をある程度追い込んだ状態です。この機能を使うのには、最初に選ぶ「基準星」の位置と、露出が重要なポイントのようです。露出は、設定したパラメータで、一度写真を撮って、かぶりすぎてはいないか、逆に写っている星の数が少なすぎないかで判断しました。これをやらないと結果的にアホほど不要な時間を費やすことになります。
 と言いながらも、「よーし。これでやり方は理解したぞ。次回はあっと言う間に、にセッティング出来るわ。」と思っていても、毎回結構な時間をかけて極軸セッティングをしている有り様です。あーあ、ホンマ頭悪ぃーわ。
 

まず、月を撮ってみました。気流の状態が悪かったとは言え、「何じゃ、このボケボケ写真は!!」みたいな感じに終わりました。
 

月面を拡大して写してみました。「ありゃー、やっぱ駄目だわ。」
 

 これは、木星です。ボケボケでディテールは出ていませんが、ちょっと、撮影のやり方が分かった様な気がしています。
 

同じ木星を、画像処理し直ししてみました。うーむ・・・色彩的にはこっちの方が良いのかなぁ?写真を入れ換えました。
 
 実は、8月26日に、天体写真界の西の大御所「Ryutao大先生」から、突然メールを頂きました。大先生は、私のふがいない「嘆き」を見て頂いており、惑星の撮影に関して色々とアドバイスをして頂きました。
 それは、「具体的なピントの合わせ方の方法」「ヒストグラムで適正露出を見る方法」等々。
 上記の様に、気流の状態が宜しくない日でしたので、撮れた写真は、こんなものでしたが、パソコン上では、木星がかなり見やすくなりました。
 尚、少なくとも惑星撮影では「SharpCap」より「FireCapture」の方が使いやすいようです。Ryutao大先生も「FireCapture」をお使いのようです。
 


貧相アブ衛門の嘆き863


2020年8月25日(火)


まるで駄目男君!!


 何でだろう、何でだろう。ななな何でだろう?
 全くもってまともな天体写真が撮れません。変態写真は撮っているけど。もとい、変態写真は合成しているけどでした。
 
 μ250CRSのセミオートフォカッサーと「FireCapture2.6」が出来るらしいので、本日試してみました。しかし、アホアホアホ衛門は、途中で根性がなく頓挫。だって、だって、だってなんだもーん。クネクネ。
 

昨日撮った木星を処理し直しです。元画像が悪いので、まるで駄目男君です。いっぺん死ぬか?皆様は、画面から15光年離れれて見てね。そうすると、そこそこの木星になりますから。おっほっほっほっ!
 

 して、今日、撮った月面の「カタリナ・キリルス・テオフィルス」です。何?このボケボケの写真は!!きっと、台風が九州の横の方に近づいているから気流が悪いんだわ。そうよ、そうじゃなければ、私がこないなアホな写真しか撮れない訳無いじゃないの?・・・シクシク。あ、泣いとるがな。
 μ250CRSにZWO社のASI183MC Pro(冷却なし)で解像度を落として撮りました。アホ衛門がまともな写真を撮れるまで、365年。えろうかかりまんな。本人が4〜5回は、確実に死んどるがな。


貧相アブ衛門の嘆き862


2020年8月24日(月)


ついに壊れちまったぞーい!!


 ついに壊れました。何が?それはアホ衛門の「おつむ」です。ん?それは、前からだろうと思われる方も多いと思いますが、今回は、完全無欠の非可逆的破壊であります。
 
 昨日、アルカリイオン整水器を買っちまったので、以前から考えていた「μ250CRS鏡筒」のアリ型アリ溝化は、止めておこうと結論づけたのです。
 
 私が買ったのは、純正のプレートに純正の鏡筒バンドが付いたものでした。購入する時に「本当にそれで良いですか?」と聞かれましたが、「おいは、それで良かばってん。」と返答して購入したのです。何となれば、カメラは、ほぼSEO Cooled 6D(EOS6Dを冷却天体カメラに改造)だけで使うだろうと考えていたからです。
 μ250CRSならデジイチで十分と思っていたのですが、意外や、意外、こんな大きな望遠鏡でも、拡大率がまるで足らない対象が山の如くあることが分かりました。てなことで、ZWO社のASI183MC Proなる冷却CMOSカメラも使いたいと考えるようになったのです。183は1インチのCMOSなので、拡大率が上がるのです。しかし、二つのカメラの重量が違いすぎるので、使い分けようとすると、鏡筒バンドを思いっきり緩めて、鏡筒を前後させないといけないのです。しかも、バランスがギリギリなのです。
 そこで、アホ衛門は考えたのです。「どうせ、死ぬまでしか生きられんのぢゃ。ならば、今のうち、買っておこうぞよ。」
 んなことで、本日、協栄産業大阪店さんに注文を出しました。実は、運の良いことに、3ついるパーツの1つは、在庫が残り1個しかなかったのです。
 

協栄産業大阪店さんのHPからがめた画像です。こんな風にアリ型アリ溝になります。写真の赤道儀は、私が持っていないEM-400ですけどねぇ。
 
 あ、夜になって月と木星を撮ってみました。相変わらず、まるで駄目男君でした。シクシク。
 

パワーメイト未使用での撮影です。パワーメイトを使うと、ピントの山が更に分からなくなりました。とほほ。
 

これが、パワーメイト2.5×で拡大した木星です。更に、ボケボケになってしまいました。いつになったらまともな写真が撮れるんだよ?
 

ZWO社ASI183MC Proの一番の解像度で撮った月です。うーむ・・・
 

ジャンセンクレーターです。何かしまりのない写真になりました。
 

月は、クレーターもすごいのですが、私はシワが好きなんですよ。
 

険しい3つのクレーターを撮ってみました。これまた、うーむな写真に終わりました。


貧相アブ衛門の嘆き861


2020年8月23日(日)


しょうも無いお話。


 前から思っていた事を書きます。ものすっごーい、しょうも無い話です。(あら?何か前にも書いた記憶が・・・ジジイは忘れるのが仕事ぢゃ。あほほ。
 
・ケンタッキーと洗濯機、何か発音が似ているよね。
 
・盲導犬と、どう猛犬とでは、どっちがエエ?
 
・モウロクジジイと猛毒ジジイとではどっちがエエ?(どっちも私の事ですな。)
 
・ノンステップバスとノンストップバスとでは、どっちがエエ?
 「運転手さん、ここ降りまんがな。停めておくれやす。」
 「お客さん、これノンストップバスですがな。止まりへんでぇ。」
 キアヌ・リーブス主演の映画「スピード」か!!
 
・「便器ですかぁぁぁ!!便器があればウンコも出来る。」
 (ほぼオマサ氏のギャグ)
 
・コモドドラゴンと子供ドラゴン、どっちが恐い?
 
・フランシスコ・フィリオと、フランシスコ・ザビエル、どっちがすごい?
 (フィリオは、極真空手の元世界チャンピオンであり、K-1では一撃伝説を作った格闘家。)
 
・ロボコップとボロコップ、どっちがエエ?
 
・USJとUFO、間違えるかよ!!
 
・「ここだけの話やで。誰にも言わんとって。」とあちこちでしゃべる奴。
 そんでもって、誰もが知ることになって「何でそれ知っとんのぉ?」ビックリする奴。
 昔、同じ職場で、こんな奴、おったなあ。
 
 
 更に、しょうも無い話の追加です。私は完全にアホです。死刑です。ウンコチンチンです。
 
 それは、アルカリイオン整水器を買っちまったのですよ。まあ、マンションなので、これは以前から必要な装置だよなって思っていました。マンションの貯水タンクって、定期的に清掃をしてくれてはいますが、正直なところあまり信用は出来ないんですよ。
 アルカリイオン整水器は、1993年のあの軌跡の蝶ヶ岳登山の前に買ってから、長らく使っていませんでした。
 実は、新型コロナウィルス感染症で良く出てくる言葉「クラスター」も、その時、初めて知ったのです。何でも、水の分子集まり(クラスター)も大小ありますが、クラスターが小さいと、栄養分が運ばれやすくなり、老廃物の排出もしやすくなるとか??この装置だとクラスターが小さく出来るのだそうです。
 整水器の仲間と言いましょうか、水素水を作る機械もありますよねぇ。
 すごく前のテレビで、この電解水素水の紹介がありました。世界の三大聖水と呼ばれているが「ルルドの泉」、「ノルデナウの水」、「トラコテの水」らしいのですが、その「トラコテの水」で起こった話を元に番組が進められていました。
 ちょっと、信じがたい話ですが、今にも死にかけそうな犬が、フラフラと歩いてきて、「トラコテの水」を飲んだのだそうです。と、死にかけていたその犬が、嘘のように元気になったのだそうです。科学者は、その水の成分を調べましたが、特に変わった成分は検出することが出来なかったのです。
 しかし、時が経ち、その水には「電解水素」が多いことが分かりました。
 動物は、酸素を利用することで、大量のエネルギーを生み出すことができます。しかし、その反面、酸素は身体を酸化させることにもなるのです。つまり、身体を錆びさせてしまうのです。私は理科系の人間ではないので、詳しくないのですが、活性酸素はDNAを損傷させてしまうのだそうです。もっとも、修復力も強いのだそうですが・・・電解水素水は、この活性酸素を中和させる働きがあるので、身体に良いのだとか?
 実は、電解水素水を作る簡単なキット?は買って試したことがあります。正直、その効果を実感することはありませんでした。それに、水素は簡単に水から出て行きますからねぇ。丁度良い濃度を維持することは、難しいのかも知れません。その後、水素水を作る機械が市場に出回るようになりますが、評価を聞いていみると・・・てな感じです。
 

これが、今回買ったアルカリイオン整水器です。もっと安いものもありましたが、性能面がちょっとねと、言う感じでしたので、かなり悩んだ後、これにしました。
 

しかし、頭がパープリンなアホ衛門は、これを取り付けるだけでも四苦八苦。この水は、元の水道水とは明らかに味が違いますよ。雑味がないんですよね。説明書を見ると、「残留塩素」「濁り」「トリハロメタン」「カビ臭」などを取り除けるのだそうです。
 
 最後に、昨日から、「24時間テレビ」をちょこちょこ見ていました。この番組があると、「ああ、夏も終わるんだ。」と、いつも思っていました。そして、毎回、感動させて貰っています。このコロナ渦で、良くやったよねと思います。もっとも、こんな時期にやるのは反対だと言われる方もおられるとは思いますが。


貧相アブ衛門の嘆き860


2020年8月21日(金


駄目でしゅ、勘弁してくだはい。Part2!!


 駄目でしゅー。木星がまともに撮れません。
 昨晩、またもベランダ撮影を致しました。しかし、駄目でおます。シンチュレーションも結構悪かったようです。と、いつもの言い訳。
 使ったキャプチャー?ソフトは、「SharpCap3.2」と「FireCapture2.6」です。何故か、「SharpCap3.2」は、コマ落ちの様になり、画面が一瞬止まってしまいます。「FireCapture2.6」は、木星がコントラスト良く見えます。しかし、処理してみると・・・
 とにかく、思っていたより100倍ひどい。泣こうかな。オーシ、ツクツク、オーシ、ツクツク。
 

 「SharpCap3.2」で撮ったものから画像処理しました。
 まあ、画像処理が滅茶苦茶と言うのもありますが、ひどい。ひどすぎる。何ぢゃ、このボケボケ写真は。ボケボケは拙者の頭だけで良いのぢゃ。ひでぶぅー。
 念のために、光軸も確認しておきましょうねぇ。車の移動でズレたかも知れませんから。また、次回は、μ250CRSではなく、TOA130Sで撮ってみたいと思います。って、天気が悪くなってきましからぁぁぁぁ!残念!
 

 これは、「FireCapture2.6」で撮影したものから画像処理したものです。ZWO社ASI290MCにて撮影。パワーメイト2.5×、ZWO社の大気補正プリズム使用。
 パソコン上の画面は、このソフトの方が見やすかったです。でも、この程度の仕上がりです。ガリレオ衛星の影が写っていますねぇ。色の補正は、PhotoshopCS6のトーンカーブで行いました。これが、本来の色補正では・・・
 

これは、上の写真と同じく「FireCapture2.6」で撮影しましたが、ZWO社ASI290MC、パワーメイト未使用。Registaxでスタックしたので、変な線が出てしまいました。しかし、インチキ処理で消しました。
 
 話が、スッテンコロリンと変わります。μ250CRSにレデューサーを付けた状態で使用できる、「オフアキシスガイダー」ですが、うまくいくと9月中に手に入るかも知れません。あくまでも予定ですが・・・
 


貧相アブ衛門の嘆き859


2020年8月18日(火


駄目でしゅ、勘弁してくだはい。


 も、木星を、まともに写すことが出来ましぇーん。シクシク。
 
 天気が良かったので、一端部屋にしまい込んだ望遠鏡を、再度ベランダにセットしました。(だって、ベランダにカバーをかけて置いておくと、目玉焼きが出来るかと思うほど、望遠鏡が熱くなっていましたから。ちと、オーバー。)帰る途中、方位磁石の偏角が7°ほどだから、実際は、こう向けて、あーやってと考えていました。スーパーアホ衛門と化したアホ衛門は「ん?あれ?それでエエのか?逆とちゃうか?」と、この期に及んで悩みまくっておりました。これは、真性のアホだぢょー。
 いつもの通り、PHD2.6.9の「ドリフトアライメント機能」を使って、おおよそ極軸を出しました。しかし、ステラショット2.0を2.0eにアップデートしてから、「スーパー・ポーラー・アライメント」が最後まで機能したことが一度もありません。うまくいったかと思っても、8/10の段階で沈黙してしまうのですよ。もしかしたら、バグ?(失礼な!)
 しかし、今日は、しつこくチャレンジを繰り返しました。そもそも、鏡筒がμ250CRSですからねぇ。レデューサーを付けても焦点距離は1.825mmありますからねぇ。こいつを使って「スーパー・ポーラー・アライメント」をしようとしていること自体、少々無理があるのかも知れません。
 
 何や、気が付いたら、結構な時間を費やしておりました。と、突然、ステラショット2.0eで、初めて「スーパー・ポーラー・アライメント」が機能したのですよ。えかったねぇ。
 
 で、今回の撮影対象は、木星と土星です。
 
 結果は・・・
 

 

 木星は、相変わらずピントの山がさっぱり掴めません。
 クッソー。この写真は、過去にμ250CRSにZWO社のASI290MCで撮ったものです。パワーメイトは使っていません。この時は、色彩をちゃんと合わすことが出来ないまま撮影しましたので、直すのに四苦八苦。四苦八苦しても、この通り、おかしい状態に終わりました。ちいとは、木星の模様が写せていますが、期待していたの内容からすると10点位の出来です。パワーメイトで拡大したモノは、もっとボケボケで使い物になりませんでした。シクシク。
 

これは、パワーメイト2.5×を使って拡大した土星です。土星だと、そこそこピントは出ているように思います。なして?ちなみに、今回の画像処理では、土星の周りに、モワッとした明るい部分が発生してしまいました。


貧相アブ衛門の嘆き858


2020年8月15日(土


前述の様に、県内に天体写真撮影に行って来ました。


 天気図や、気象衛星写真を見て、行くなら、8月14日から15日にかけてしかないと、肝を据えました。
 当初は、折角だからと、高橋のμ250CRSに同社のNJP Temma 2赤道儀を持って行こうと考えておりました。
 それに、米オライアン社のオフアキスガイダーも試したいなぁ。ZWO社のASI 183MC Proなる冷却CMOSカメラも試してみたいな。土星、木星、火星も撮りたいなと思っておりました。
 しかし、直前で、気力メーターがエンプティに近い状態になっていることに気が付きました。
 そこで、久しぶりに、高橋製作所のTOA130S(初期型に当時のレデューサー0.7×とバリリング1個を付けて、焦点距離750mm)を持って行くことにしました。架台は、NJP Temma 2 Zよりだいぶ軽いEM-200 Temma 2 Zにしました。
 猛暑の中、用意をしていましたら、服が汗でびっしょり濡れてしまいました。慌てて着替えて、出発しました。
 目的地は、烏ヶ山展望駐車場です。何とか午後4時に到着しました。駐車場には、既に2台の車が停まっていました。
 

午後4時頃、目的地に着きました。2台の先客がおられました。(駐車場から南側を見る。)
 

スマフォのアプリで調べると、当地は標高880mと表示しました。少し離れた鏡ヶ成の標高が930mですから、納得の表示です。
 
 明るい内に、機材をセットさせようとあたふたしました。駐車場は、意外に勾配があるので、円形の水準器を使って水平を出しました。方位は、アイベルさんで購入した「簡易極軸調整キット」の方位磁石でセットしました。
 

これが、アイベルさんの「簡易極軸調整キット」です。
 
円形の水準器を使って水平をだしました。しかし・・・
 

アイベルさんの「簡易極軸調整キット」の方位磁石だけで方位をある程度目安を付けてセッティングです。高度は、これまで合わせていたので、それで良しとしました・・・
 ようやく、うっすらと暗闇が迫りつつある時間帯になり、東の空を見ると明るい星が輝きだしていました。「ん?金星か?」いや、あの場所なら金星ではないな。スワロフスキーのスワロビジョンEL42×8.5を出して確認すると「あー、ありゃ、木星じゃないか?って言うことは、土星も近くにいるはずだ。」ちょっと探すと土星も確認できました。双眼鏡でも、木星はガリレオ衛星が分かりますし、土星は何か楕円形になっているのが分かります。
 それにしても、標高900m弱あるのに、暑い。しかも、何やら虫が沢山飛んでいる。よく見ると羽アリです。どわわわわー!刺されたら痛いどー。パソコン画面など明るいものには相当数がたかっています。集中力ゼロ−!(後で調べたら、シロアリではなく黒アリの羽アリだったようです。)
 そのうち、北極星が見えてきたので、極軸望遠鏡を使って極軸セッティングです。しかああああし、方位磁石では、偏角も考えてセッティングしたつもりだったのですが、どえらい東側に向いていました。微動装置では修正出来ないほどだったので、クソ重い機材を三脚ごとズルズルと動かしてセッティングしました。くそー!折角水平を出したのに。
 
 何とか、セッティングが終わり、撮影開始です。制御ソフトは「ステラショット2.0e」です。昨晩のテストでは、自動位置補正や、スーパー・ポーラー・アライメントがうまく作動しなかったのですが、今回はどうでしょうか?
 「あっ!!やっぱり駄目だ。自動位置補正がきかない。」かくして、残しておいた「ステラショット1.5i」を使うことにしました。(この時点で、ステラショット2.0eは大きなバグがあると思っていました。)
 
 薄明の頃、一時薄雲が広がりましたが、その後は、安定した星空が見えるようになりました。
 まずは、ネオワイズ彗星(C/2020 F3)を撮りました。今年は梅雨明けがとっても遅く、最盛期のネオワイズ彗星は、主に北海道を中心とした北日本でしか撮れていないようです。その姿は、1976年3月、核が分裂して大彗星となった「ウエスト彗星」に近いものでした。(勿論、一番良い時のウエスト彗星も、一番良い時のネオワイズ彗星も、アホ衛門は撮れていないですが。)ダストの尾にシンクロニックバンドと呼ばれる筆で掃いた様な無数の縦縞が入る姿・・・ああ、撮りたかったなぁ。して、本日、何とか撮れたのは、ダストの尾のみが淡く広がる姿でした。ま、もうこの時期だからねぇ。ありがたいと思いましょう。
 ステラショット1.5iは順調に動いておりまして、自動位置調整機能もちゃんと作動しておりました。ところが・・・突然、強制終了・・・なして?よくよく見直すと、何本かのケーブルが短かったので、完全につっぱている状態でした。何とか修正したのですが、どうにもおかしい。自動導入もアホほどズレている。そこで、極軸を再度確認しました。「あら?結構ズレているではないか。なして?」(機材の重さで、三脚の位置が微妙にずれたのかも知れません。あるいは、しっかり固定したつもりだった三脚と赤道儀の締め付けが足りなかったのでしょうか?)
 その後、どうにもステラショット1.5iまでがおかしくなったので、もう一度ステラショット2.0eに戻してみました。「自動位置調整機能」は動かなくても、とりあえず撮れればいいやってな感じで・・・
 
 と、どうしたことでしょうか?ステラショット2.0eがまともに動き出しました。と言っても、自動位置調整機能だけが作動しなかったのですが、それが、テキパキと動き出しのですよ。なして?今までは慣らし期間?それとも、じらしていたの?
 
 話は変わりますが、駐車場で星を見ていた人達は、頻繁に「流れたー。すごーい!」と叫んでいました。極大日から2日ズレているとは言え、ペルセウス流星群の流星も、散在流星も多く飛んでいますからねぇ。私は、撮影に注力していたので、「クッソー。おいらも見たいなぁ。」と思っていました。そのうち、ようやく何個か見ることが出来ました。その中でもすごかったのは、-3等級位のペルセウス群のものです。何度か爆発をしたのでしょう。軌跡が少しギザギザに見えました。流星痕も一瞬見えたように思いました。思わず「すっげー!」と大声をあげてしまいました。
 
 さて、私より前に、駐車場におられた方達ですが、1台は車中泊。多分、明日烏ヶ山登山でもされるのでしょうか?もう1台は、当初、キャンプをされるのかと思っておりましたが、どうやら、星やペルセウス流星群を見に来られているようでした。深夜、突然にお帰りになりました。また、夜遅く私の車の横に陣取られたカップル?は、月の出近くに退散されました。
 
 久しぶりに良い星空を見ることが出来ました。しかし、新型コロナウィルスのこともあるので、敢えて他の方達には声をかけることをしませんでした。
 あーあ、昔みたいに「ヤマト」の仲間達と星空を見たいなぁ。
 

これは、一枚撮りしたネオワイズ彗星です。ステライメージVer.8、PhotoshopCS6で処理をした後、ルミナー4で人工衛星かも知れない光跡を消してみました。イオンテイルはもう見えませんが、淡く広がったダストの尾が見えます。カメラはSEO Cooled 6Dと言う冷却フルサイズデジタル一眼レフです。
 

これは、60秒露出を3枚コンポジットしたものです。頭がパープリンな状態だったこともあり、3枚だけのコンポジットからの処理です。本来なら適正な露出で撮って、メトカーフコンポジットして詳細が出るようにしたかったんですよぉ。これにも人工衛星らしき光跡がX型に写っておりましたので、「ルミナー4」で消しておきました。従って、細かい所で星の位置が変わっている可能性があります。
 

これは、M33です。ふと気づいたら、ほぼ撮っていなかった対象です。これも1枚撮りです。
 

こぎつね座のM27(亜鈴星雲)です。4枚コンポジットして、トリミングしています。
 

北アメリカ星雲です。(北アメリカ大陸にクリソツ)1枚撮りです。
 

いて座のM8(干潟星雲)とM20(三裂星雲)です。以前も撮りましたが、出来が悪かったので、リベンジです。ちいとはマシになったかなぁ?
 

わし星雲です。構図を横位置にした方が良かったですねぇ。
 

白鳥座にある網状星雲NGC6992です。超新星の爆発した跡です。2枚だけのコンポジットですが、少しガイド不良でした。
 

こちらも網状星雲の一部です。NGC6960の方です。ちょっと地味な方ですが、綺麗ですよ。
 

水瓶座の螺旋星雲NGC7293です。これまで、低空過ぎる状態での撮影だったり、空の状態が悪いところでしか撮っていませんでしたので、リベンジ撮影です。こう言った小さい対象は、やはり、μ250CRSに冷却CMOSカメラで撮りたいいところです。
 

アンドロメダ大星雲です。2枚だけのコンポジットです。出来が悪いので、画像処理をじっくりし直さないと駄目ですねぇ。
 

カシオペア座とペルセウス座の境界付近で輝くIC1805です。前から撮りたい、撮りたい、と思っていたのですが、撮っていなかった対象です。アホぢゃ。私には、赤い色したモンシロチョウ?にしか見えないのですが・・・・
 

しかし、角度を変えると「ハートマーク」に。別名ハート星雲と言いますよ。
 

駐車場から撮ったいて座付近の銀河です。この対象は、改造デジイチでは色斑が出るので、Nikon D810(ノーマル)と一緒に購入したAF-S NIKKOR 28-300ズームレンズの28mm(F3.5)で撮りました。ピントリングとフォーカスリングはズレないようにパーマセルテープ(だと思う)で固定しました。K-ASTECのGF50と言うポタ赤で自動ガイド撮影です。
 

この日は、車の往来が激しく、近くの木が照らされることもありました。これは、これで美しいですね。
 

天頂近くに昇った白鳥座の銀河付近を撮りました。構図がああああ!!だって、姿勢が苦しくて・・・言い訳、言い訳。
 

カシオペア座付近を写している時に、流星がちょくちょく写った経験から、この場所を写しました。しかし、極大日から2日ズレているうえ、1コマでは写るはずもありません。

ふと気が付くと火星が昇ってきました。今年の10月6日に大接近するんですよ。(左上の方にはアンドロメダ大星雲が写っています。)
 
 今回の撮影では、色々とトラブルもありました。ステラショットの不調?ピントのズレ、極軸のズレ、虫の攻撃等。でも、久しぶり撮影出来て良かったです。


貧相アブ衛門の嘆き857


2020年8月14日(金)


今日は14日の金曜日ぃぃ!おい、おい、13日の金曜日なら恐いけどな。


 昨晩の続きです。
 あの後、晴れてきましたので、ベランダ撮影を致しました。
 しかし、ステラショットのアップデートしたのがいけなかったのか、「スーパー・ポーラー・アライメント」がまるで機能しません。自動位置補正も何か駄目です。特に、撮影の焦点距離を間違って入力したことがないのに。そのため、アホほどいらん時間を費やしました。がるるるるぅー!もしかしたら、大いなるバグ?(実は、翌日、自動位置調整機能は突然動き出しました。)
 んなことで、PHD2.6.9の「ドリフトアライメント機能」だけで、極軸セッティングをしました。何とか「FireCapture」も何とか動きましたが、途中で「ありゃ?どぼじで?」みたいな状態に陥りました。まあ、「FireCapture」を使ってZWO社Bの大気分散補正プリズムの調整が出来たような、そうでないような・・・結局、撮影には「SharpCap3.2」を使いました。
  それにしても、μ250CRSで撮ろうとしましたが、とにかくピントの山が分かりません。
 

 
 

 μ250CRSで撮りました。パワーメイトで拡大したデータはボケボケで使い物になりませんでした。(下の写真の色彩がまだしっくりいきますかねぇ。)
 土星はもっとひどかったのでアップすら致しません。シクシク。
 
  本日の米子市の最高気温が37.6℃げな。通りで暑い訳ぢゃ。
 
 実は、行ってきましたのよ。天体写真撮影に。このご時世ですから、三密を避けての県内移動でした。
 直前まで、TOA130Sにしようか、否、μ250CRSにしようか、真剣に悩んでおりました。ま、結局TOA130Sを持って行きました。架台も、NJP Temma 2何ぞよりだいぶ軽いEM-200 Temma 2 Zにしました。
 いつもの、烏ヶ山展望駐車場に着いたのが午後4時頃のこと。とにかく、準備にアホほど時間がかかってしまいました。体力、集中力がエンプティ。
 駐車場には、既に2台の車が停まっていました。途中でお帰りになられるのかと思ったら、1台は車中泊。多分、明日烏ヶ山登山でもされるのでしょうか?もう1台は、当初、キャンプをされるのかと思っておりましたが、どうやら、星やペルセウス流星群を見に来られているようでした。深夜、突然にお帰りになりました。また、夜遅く私の車の横に陣取られたカップル?は、月の出近くに退散されました。
 
 詳細は、8月15日の「嘆き」にて。


貧相アブ衛門の嘆き856


2020年8月13日(木


いつもの「何や、かんや。」


 「ポリファーマシー」の可能性があるのかと疑って、服用する薬をかなり限定しておりました。「ポリファーマシー」とは、害のある多剤服用の事を言います。ドラマ「アンサング・シンデレラ」でも、話題に上がっていた内容です。ドラマでは、その副作用として、認知症の様な症状が出ていました。私が服用する薬も、それに該当する可能性があることは、以前より危惧していました。
 しかし、昨晩は、ただでさえ調子が悪いところへ、お袋さんちの庭の雑草取り何ぞをしたためか、チョー体調悪しの状態に陥っておりました。そこで、またも全部の薬を再度服用することにしました。
 と、起きたら、あーた、何ちゅー調子の悪さ。一端起きてから、また、しばらくおねんねしておりました。即身入仏!なんまいだー。
 
 昨晩、ボケボケの頭で「ステラショット2」のアップデートをしました。
 

 

ステラショット自体のアップデートの内容です。
 
また、一緒に買った「無線制御デバイス GearBox」のアップデートも試みました。しかし、最後の処理が出来ません。
 てなことで、起きてから、再度チャレンジです。アップデートするデータを間違っていたことに気が付きました。完全なアホぢゃ。ま、とりあえずこれで最新の状態になりました。
 

こいつは、「GearBox」のアップデートの内容です。
 
 「無線制御デバイス GearBox」は、ネットで見ると、バグが多くて使い物にならないと書かれているものがありました。どのバージョンか分かりませんが、私も、有線の方が確実と「無線制御デバイス GearBox」は、ほぼ使っていない状況です。
 
 などと思っていたら、昨日、高橋製作所から「EM-200 TEMMA3」の発売アナウンスがあるのに気が付きました。販売は、今月末からだそうです。
 このTEMMA3は、高橋初の無線制御に対応したものです。スマフォからもPCでも無線制御出来ます。しかし、ちょっと残念なことは、本体の出っ張りのデザインがそのままのこと。また、電源インターフェイスなる装置が増えること。また、恒星時だけの駆動で、月追尾モードなどがないことです。更に、出来れば、ビクセンのSTAR BOOK TENの様に、コントローラーだけで自動導入や、追尾モードの切り替えが自動で出来る様にして欲しかったなぁ。特許などの問題があるのかなぁ?
 実は、以前に、ほぼ使用することなく処分してしまった「Temma PC Hand Controler」を使えば月追尾モードも可能だったことを知りました。およよ。しかし、アヤツはとっても使いづらかったですからねぇ。
 

ようやく発売のアナウンスがあった「EM-200 TEMMA3」です。メーカーのHPからがめさせて頂きました。何故か「Temma」から大文字の「TEMMA」に表示が変わっています。
 

これは、協栄産業大阪店のHPからがめさせて頂いたものです。
 
 金がありませんので、EM-200TEMMA3は買うことはないでしょう。
 しかしながら、前にも書いたのですが、新しい中型赤道儀が欲しいとは思っています。
 〇国製品は、新しい機能が満載で、大いに興味はひきます。海外のYouTubeをみると、結構な確率で、〇国製の赤道儀を見かけます。何せ、価格が安いですからねぇ。しかし、国内のネット等で情報を収集すると・・・やはり、日本製品が安心だなって思えてきます。
 そうなると、第一候補は、ビクセンのAXJ赤道儀となるのでしょうかねぇ。
 販売店さんでいじらせて貰ったことがあるのですが、下位機種だったSXP赤道儀で問題となっていたクランプ問題が、AXJでもあるように感じたのです。実際の操作、撮影には問題ないのかも知れませんが、気になりますねぇ。もしかしたら、私の触ったAXJが、たまたまそんな状態だったのでしょうか?
 ま、はやいとこ、宝くじが当たって、パラダイスに行くのぢゃー!!
 
 本当は、今日、撮影に行こうと用意をしていました。しかし、天気予報は不安定。時間が遅くなれば晴れてくる確率が高くなるのですが・・・
 しかし、用意にアホほど時間がかかってしまいました。普段からの行いが・・・
 

本日12時の天気図。高気圧が張り出してくる予定ですが、高気圧が二つあるので、その間が気圧が低くなるような気もしますねぇ。
 

15時30分の気象衛星写真です。この分なら晴れるはず。しかし、外を見ると、曇っていますぞぉ。なして?今日は、仮に晴れても、ベランダでテストを繰り返しましょうか?んだ、んだ。
 

とりあえずベランダに望遠鏡をセッティングしておいたのですが・・・
 

ありゃあ、晴れていたかもですよ。夕焼けが美しい。


貧相アブ衛門の嘆き855


2020年8月12日(水)


本日のペルセウス流星群は諦めました。


 本日の22時頃が、ペルセウス座流星群の極大時刻です。天気が良ければ、空の暗いところで撮影をしたいと思っていました。しかし、高気圧の周りを湿った空気が回ってきて、日本海側は天候が駄目のようです。諦めました。
 
 ところで、本日8月12日は、35年前に、日本航空132便のジャンボ機が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落した日でもありました。この事故では、 乗客乗員520人が亡くなられました。しかし、奇跡的に重傷を負った4人が救助されました。
 あれから、35年も経つのか・・・
 
 1985年は、長野県野辺山の民宿「こっつぁんち」に初めて行った年でありました。相棒の「タチゲ」が島根県の松江市から、オートバイで、当時私が住んでいた名古屋近郊に来てくれました。そこで、離合して一緒にオートバイで向かったのです。
 私の記憶が正しければ、この事故の少し前に、ちょっとした航空機のトラブルがありました。そんな訳で「ちょっとしたトラブルだったのに、なんや、今日もテレビがエライ騒いどるな。」と、とんでもない勘違いしていたものです。当初は、まさかあんな大事故になっているとは思いもよらぬことでした。ご冥福をただただお祈り致します。
 
 さて、本日は、天候が悪かったのもあり、夕方になってからお袋さんちに行ってきました。庭の雑草取り何ぞを行いました。しかし、服も登山用のパンツも汗でぐっしゃぐしゃになりました。ドエライ体力の衰えを感じました。これは、やばいど。死ぬど。
 
 いつもの様に、話がワープします。
 昼間、部屋の中から、ボーグ77EDⅡを使って、ちょっとしたテストをしました。
 まずは、先日、往生こいていた「FireCapture」なるソフトの使い方です。ネット何ぞで情報収集しながら、風景を使って色々と試して見ました。
 と、ある程度使い方が分かりました。(遅すぎるどー。)
 

「FireCapture」を起動したパソコン画面です。このソフトも「SharpCap」もそうなんですが、色補正のスライダーが、R・Bしかないんですよねぇ。何でGがないんでしょうねぇ。RGB全部の補正が出来れば、直ぐにホワイトバランスが出来るじゃないかい!と思っておりました。と、よく見るとヒストグラムが表示されているじゃないですか?これを見て、RGBのヒストグラムがうまく重なり合うようにすれば良いことに気が付きました。・・・今更・・・全くのアホぢゃ。(ちなみに、R・Bにはオートの設定もあります。その設定でも良いのかも。)
 

これは「SharpCap3.2」のパソコン画面です。これも、右下のヒストグラムを見ながら、色を調節すると、まあ何とか見られる色彩になりました。(まだ、ちと黄緑っぽいですね。上の「FireCapture」の方が自然な色に調整出来ていますね。)
 
 今日は「FireCapture」での撮影の仕方も、大体分かりましたよん。えかったねぇ。
 

遠くの病院の看板をZWO社のASI183MC Proで撮影をしました。
 

一番の問題だったのが「FireCapture」を使ってZWO社の大気分散補正プリズムの角度を調整することでした。黄色で囲んでいる所が、何か出てこないなぁって・・・でも、いじり回していたら出て来ましたよー。
 

全部にチェックを入れると、結構派手な色に変わります。(確かに、不要な項目にチェックが入っていると思いますねぇ。)
 

でも、説明書では、この1個だけにチェックを入れると良いように読めますが、それでエエのんか、エエのんか?多分、エエのんでしょう。
 

ZWO社の大気分散補正プリズムには水準器が付いておりまして、まずは、これで平行を出してから、2本のプリズム回転レバーを一端合わせておいて、相反する側に同じ量回転させ、色のにじみが最も少なくなる場所を探すわけですね。
 

今度は、米オライアン社のオフアキスガイダーを、ボーグ77EDⅡに付けてテストです。しかし、昼間に、オフアキスガイダーに付けたCMOSカメラを、PHD2.6.9で見ようとすると、感度が高すぎて、真っ白に飽和してしまいます。てなことで、夜になってから、再度ピント位置の確認です。
 

ライトアップされた米子城跡をZWO社のASI183MC Proで撮ってみました。おお、黄金の國、ジパング。・・・多分、マルコ・ポーロはこれを見たんだわ。んな訳なかろう。
 

 オフアキスガイダー側に付けたQHYCCD社のQHY174ⅢMで撮りました。PHD2.6.9のパソコン画面です。およ?合わせておいたピントの位置から結構ズレているぞ。てなことで、ピントの位置をまたも調整しました。まあ、これは、実際の星でまたテストするしかないですね。ともあれ、何とか、オフアキスガイダーが使えるかも。でも、今のオフアキスガイダーでは、レデューサーを付けると使えなくなるんですけどねぇ。
 ああ!気が付いたら、画像が上下逆になっていました。どよよよーん。こんなことにすら気が付かないなんて・・・とほほ。


貧相アブ衛門の嘆き854


2020年8月10日(月)


本日は、山の日ですねぇ。


 山の日かぁ?北アルプス登山を頓挫してから11年も経ちますなぁ。・・・そうか、そんなに経ったんだ。えらいこっちゃ。
 

 ここからの写真は、2009年8月に、北アルプスの蝶ヶ岳山頂付近で撮ったものです。Canon EOS 5D Mark Ⅱで撮ったのですが、私は、Canonの発色が好きになれないのですわ。ここにアップしている写真は、ある程度画像処理をしています。そうしないと色がねぇ・・・今持っているEOSは、60D、そして、この5D Mark Ⅱ、6Dなのですが、みーんな瀬尾さんに天体用に改造してもらっています。
 通常の撮影で発色が良かったのは、FujiとNikonですねぇ。てなことで、現在は、通常の撮影は、まだそれほど古くない、Nikon 810Dをメインで使用しています。
 
 蝶ヶ岳の山頂は、女性的でなだらかなんですよ。北アプルスの展望台と言われているだけに風景が実に綺麗です。
 

蝶ヶ岳ヒュッテのバックには、槍ヶ岳がそびえています。カッケェー!
 

ヒュッテの裏側から見た光景。穂高連峰が美しいですねぇ。左手前のベンチで、生ビールを飲んだことが何回もありましたねぇ。ほがんこつ、うまかー!
 

蝶槍に向かう、なだらかな道を歩きます。雄大やなぁ。
 

何てこともない風景ですが、何故かとても好きなロケーションです。
 

穂高連峰がモルゲンロートに染まっています。(あり?あんまり赤くないど。)
 

蝶ヶ岳ヒュッテに暗闇が迫ります。山小屋でないと、女性とあまりしゃべる機会がありません。ヒュッテにも泊まってみたいと言う気持ちはあるのですが、天体写真と風景写真を撮りに登っているので、機材をかついでテント泊ばかりです。
 

おお、太陽が昇ってきます。右側に噴煙を上げている浅間山が写っています。
 

思い出の「窪地」に、「ハクサンフウロ」が咲いていました。
 

同じ場所には「チングルマ」も咲いています。この窪地はお花畑なのです。
 
 今日は、岐阜県の多治見市で38.6℃。そんでもって、ここ米子市でも最高気温が36.6℃でした。ちょっと外を歩いただけでクラクラしてきました。ジジイを殺す気か?チックショー!
 何でも、台風と、熱帯低気圧が、太平洋高気圧を押さえつけているので、高気圧の勢力が増しているのだとか。それに、その低気圧が湿気のある空気をバカスカ送り込んでいるので、明日は、四国、九州、北海道で結構な雨が降るげな。こっちも、晴れのち曇りの予報ですと。あ!ペルセウス座流星群が見られないではないか?、ま、私の人生、こんなもんだ。
 

これは、大学時代にに鏡ヶ成で撮った、ペルセウス流星群です。何故か、カシオペア座を撮っていると流星が写ることが多かったですねぇ。(勿論銀塩撮影)
 
 
 さて、いつもの様に、話がドンガードンガラガッターと音を立てながら、進展致します。ついてきてね。前日書いた「Topaz DeNoise AI」をちょっと調べておりましたら、この会社には「Topaz Video Enhance AI」なるソフトもあるんですよ。それは、AI技術を採用した、高画質ビデオの拡大変換ソフトウェアなんす。アメリカの会社ですが、社長っさんは、中国系の方のようです。YouTubeにアップした方がおられましたので、それを見てみました。
 その後、体験版をインストールしてみました。解説にあったように、ビックするほど時間がかかります。
 
 以前に月食をビデオで撮りまして、Final Cut Proで時間を縮めたデータがあったんですよ。時間がかなり短いものだったので、試しに処理してみました。結果は・・・元画像がボケボケだったので、ん、ん・・・むむむ、ちゅー感じでした。
 次に、本格的に変換させる良い素材はないかと探しておりましたところ、以前、頼まれて、ビデオテープからDVDに焼いたデータがありました。装置を買ってきて、Macに読み込みんだものです。やはり、古いテープからだったので、画質が悪く、Macのソフトである「Motin 5」で軽めのアンシャープフィルターをかけておいたものです。これを、その「Topaz Video Enhance AI」でフルハイビジョンの画質に変換させようとしました。と、完了時間が4日後となっています。ゲロゲロであります。私がメインで使っているのは、iMacProですので、そこそこスペックは高いのですよ。それで、4日もかかるんですねぇ。
 

これが「Topaz Video Enhance AI」の説明画面です。最大8Kに変換出来るのだそうです。YouTubeで説明されていた方が、紹介されていたのは720Pから1080Pに変換されたものでしたが、確かに、細かい部分が分かる様になっていましたね。
 
 結局、薬局、放送局。処理に4日かかる動画の処理は、途中で諦めました。それでも、変換した動画は最初の部分は残っておりましたので、それも、比較してみました。
 

クマ工房の10周年記念祭の元動画からリサイズしたものです。元動画と言っても「Motin 5」で既に軽く処理しています。
 

「Topaz Video Enhance AI」でフルハイビジョンに変換した後、リサイズしています。前述の如く「Motin 5」で処理していたせいか、インターレース方式の影響により「コーミングノイズ(縞模様)」が少し発生した箇所もありました。大変時間をかけたのに、少々残念な結果になりました。でも、このシーンでは、幾分シャープになった感じもあります。
 

これは「MacX Video Converter Pro」なるソフトで4Kに変換した後、リサイズしたものです。このソフトは、変換処理にそれほど時間はかかりません。
 
 次に、2001年8月に、蝶ヶ岳登山の際に撮った「雷鳥」の動画で処理比較してみました。
 

「監督」と呼んでいた、おっちゃんが、蝶槍に向かう際に、初めてお会いした女性アルピニストに「あっこに、雷鳥がおりまんでぇ。」と教えているところです。TRV900と言うSDサイズのデジタルビデオカメラで撮ったものをリサイズしています。(雷鳥は、真ん中のやや左寄りに小さく写っています。)
 

「Topaz Video Enhance AI」でフルハイビジョンに変換後、リサイズしたものです。インターレース方式の影響により「コーミングノイズ(縞模様)」が、よりひどく発生しました。更にAIがうまく処理出来なかったようで、画像がボケています。更に4:3のSDアスペクト比が19:6に変換されて、横長になっています。
 

「MacX Video Converter Pro」なるソフトで4Kに変換した後、リサイズしたものです。よーく見るとザックに書かれている文字が若干シャープな気もします。
 

これは、よく使っている動画等の変換ソフト「Wondershare UniConverter」でフルハイビジョンに変換後、リサイズしてものです。4Kビデオに変換すると、ガタガタ揺れる画像になりましたので、それは使えませんでした。
 
 ◎結論:元画像が宜しくないと、高画質に変換しても、単にデータ量が大きくなるイメージです。「Topaz Video Enhance AI」は、もしかしたら、元画像がそこそこ良ければ、もっと良い感じに変換してくれたかも知れませんが、如何せん処理時間がアホほど長いです。従って、体験版はアンインストールすることと致しました。
 「Wondershare UniConverter」が一番使いやすいかな?ま、慣れているソフトなのも、その理由ですが。
(そもそも、折角高画質に変換したのに、リサイズしているのが、どうなのかちゅー話もあります。)
 
 
 またも、話がワープ。夜になりました。晴れだしたので、望遠鏡のテストです。
 しかし、台風が近づいているので、気流がとっても悪かったですねぇ。
 

15時の天気図です。小さいですが、台風5号さんが来てますねぇ。台風6号さんは、中国に行って消えるようですが・・・

18時50分の気象衛星写真です。気象庁さんのHPからがめました。
 
 まずは、PHD2.6.9のドリフトアライメント機能で、そこそこに極軸を合わせます。次に「ステラショット2」である程度、セッティングを出してから、「EOS Utility3」と「Focus Infinity」を連携して、ピントを出します。それから「ステラショット2」の「スーパー・ポーラー・アライメント機能」で極軸を追い込みます。しかし、このところ、エラー表示が出てばかりです。
 試行錯誤しておりましたら、今回は何とか作動することが出来ました。最初に導入する星の位置と、感度と露出のマッチングが合わないと駄目の様です。
 

PHD2.6.9でとりあえず極軸をセッティングした後、「ステラショット2」の「スーパー・ポーラー・アライメント」機能で、ズレを計ってみました。意外なことに、上下のズレが大きかったですよ。
 

「スーパー・ポーラー・アライメント」機能を1回だけ使って、極軸をある程度追い込みました。
 
 そして、ようやく木星を撮ってみました。しかし、大気の揺らぎが猛烈で、像が暴れまくっています。ただでさえ分かりにくいピントが、まるで分かりません。そこで、「SharpCap3.2」と「Focus Infinity」を連携させてピントを出そうとしました。しかし、「Focus Infinity」から「SharpCap3.2」の星像を読み込めません。なして?仕方なく、露出をかけて「ガリレオ衛星」でピントをある程度出してみました。それから、再インストールした「FireCapture」を起動させました。何回かダブルクリックしないと起動しなかったんですよ。何かやばいな。ZWO社の大気分散補正プリズムは、このソフトを使った方が設定が出しやすいはずなのですが、ネットからがめた説明書とは、結構インターフェイスが違う様な気がしますぞ。えーい、諦めて「SharpCap3.2」を使って、木星像を飽和させてから、何とか大気差を修正しました。
 
 ところがあああああ、やっぱしぃぃぃ、シーイングが悪すぎて画像処理なんぞ出来たものではありませんでした。シクシク。


貧相アブ衛門の嘆き853


2020年8月9日(日)


何や、かんや。


 えらいことになりましたど。新型コロナウィルス感染者は、ここ山陰ではまだ割と少なめでした。しかし、このところ、鳥取市で患者が増え始めていました。
 して、今日のニュースを見てとーっても、びっつら。何と、島根県でも92名の陽性者が確認されたのです。ホンマえらいことになってきました。急ぎの仕事が残っているのに、当面得意先に訪問も出来なくなりますぞ。どないしよう。おい、おい、そんなこと言っている場合とちゃうやろ?
 
 ま、そんな状態で、ストレス溜まりまくりのアホ衛門は、ほぼ外出することもなく、またも酒浸りの生活をしております。やばいよ、やばいよ。
 でも、なーんもしなかったわけではありません。ネットで天体写真関連のネタを収集しておりました。
 と、スタックソフトの(動画から何千枚のコマを重ねて滑らかにしてくれるソフト)「AutoStakkert!3」の使い方がチイと間違っていたことが分かりました。でも、ちゃーんと理解した訳ではありません。また「RegiStax Ver.6」(スタックとウェーブレット処理を行うソフト)の使い方も、ちょっと間違っているところがあることに気が付きました。これまた、充分に理解した訳ではありませんけどねぇ。
 天体写真をやられている方には「釈迦に説法」でしょうが「AutoStakkert!3」は、動作が軽い上に、重たいデータでもフリーズすることは、ほぼありません。また、スタックの性能も「RegiStax Ver.6」より優秀のようです。但し、「AutoStakkert!3」は、スタックだけのソフトです。そこで最近は、「AutoStakkert!3」でスタックだけ行い、「RegiStax Ver.6」でウェーブレット処理をする方が多いようです。共に、無料で使用できるのがすごい!!ありがたや。なんまいだぶつ。拝むな、拝むな。
 
 更に、今更ながらですが、素晴らしいソフトがあることが分かりました。
「Topaz DeNoise AI」なるソフトです。名前の如く、AIを使ってノイズを軽減してくれるソフトです。私は、とりあえず体験版をMacにインストールしてみました。体験版ですけど、正規版と同じ機能が使えますし、処理した画像をちゃんと保存が出来ます。エライ、エライ。撫で撫で。
 

 

 この写真は、1993年8月に北アルプスの蝶ヶ岳で撮った、相棒の「タチゲ」です。当時のことですから、勿論銀塩です。Nikonのフィルムスキャナーで取り込みました。ちょっと逆光気味で、PhotoshopCS6で顔を明るくしたものです。そのため、結構ざらつき感がありますよねぇ。(ピクセル等倍にしたかったので、画像がでかくなってしまいました。)

元画像です。ノイズィーですねぇ。
 
 
PhotoshopCS6でぼかし(ガウス)フィルターをかけた画像です。
 
「Topaz DeNoise AI」で処理したものです。こう言った写真でも「Topaz DeNoise AI」が優秀なことが分かります。顎の下のノイズが上の写真とはだいぶ違います。
 
 ついでに、昨年6月19日に撮った木星でも試して見ました。 
そもそも、いろんなソフトでいじり倒した画像です。
 
これは、上の写真を「Topaz DeNoise AI」でノイズを軽減させてみたものです。元々の画像が宜しくないのと、ノイズ軽減をかけすぎた感があるので、不自然な感じは否めませんが、うまく使うと素晴らしい効果が期待できますねぇ。
 
 更に、8月4日にμ250CRSで撮った土星を処理し直してみました。「AutoStakkert!3」でスタックして、「RegiStax Ver.6」でウェーブレット処理、PhotoshopCS6で少々加工して、更に「Topaz DeNoise AI」でノイズ軽減をしたものです。
 これも、元々の画像がイマイチなのでこの程度です。つーか、8月7日にアップした写真の方が、シャープさがありますね。ノイズ軽減をやり過ぎたかな?おほほ。笑ってごまかしとこ。更に、よく見ると、やはり大気分散補正プリズムの角度がおかしかったようで、少し色が分散しています。とほほ。
 
えーい、8月7日にアップしたものを「Topaz DeNoise AI」で軽め?の処理をしてみました。どうぢゃ?撃沈か・・・ともあれ、500コマ程度しか撮っていないデータから処理していますからねぇ。1.500枚以上コマ数を撮らないと駄目ですねぇ。
 
  更に、追加ぢゃー。あほんだら、あほんだら。
 
昨年9月にベランダから撮った「わし星雲」です。高橋のμ250CRS+CRレデューサー0.73×で撮ったのですが、ガイド鏡が、にゃんと焦点距離240mmのGT−40です。従ってガイドも少し流れています。更に結構なノイズーな画像です。
 
上記の写真を「Topaz DeNoise AI」でノイズ軽減したものです。小さい画像だとそれほどはっきりしないところがありますが、かなりノイズが抑えられています。
 
これは、昨年4月に撮った月です。一部をトリミングしています。
 
上記の写真を「Topaz DeNoise AI」で加工してみました。ノイズ除去だけではなく、シャープフィルター機能がありまして、それも併用して使ったら、結構良さげです。このソフト、月に使うと意外に良いですどー。何かシーイングが良い日に撮った錯覚に陥ります。このソフト、正規版を買っちゃおうかな?誰か金出してけろ。
 
これは、2014年に美星町で撮ったアンドロメダ大星雲です。超我流で画像処理をし倒しまして、極めてノイズィーな画像でしたが、「Topaz DeNoise AI」で処理したら、ちいとマシになりました。

貧相アブ衛門の嘆き852


2020年8月8日(土)


処理し直してみましたPart2


 今年4月にμ250CRSで撮ったNGC4565紡錘状天体を処理し直してみました。以前の処理より少しマシになったかな?
 

とーっても画像処理が下手くそなアホ衛門。今年4月に撮った紡錘状天体NGC4565を処理し直してみました。学生の頃、この天体を撮ろうと思ったのですが、まるでまともに撮ることが出来ませんでした。おほほ、私ってバカね。
 
 ところで、前日書いた「FireCapture」なるソフトですが、私めも一応インストールしておりました。しかし、何か、インストール方法がこれで良いのかと、首をかしげることしきり。とりあえず動いてはいたのですが、機能が正常には動いていないような気も・・・更に、本日起動させようとしたら、何か駄目なんすよねぇ。動かないんですよねぇ。そこで、ネット検索をしながら、試行錯誤しながら、アンインストール後、再度インストールし直しました。何とか動き始めました。「天文ガイド誌」に書いてる内容の画面も出て来ました。ああ、良かった。これで、ZWO社の大気分散補正プリズムも簡単に使えると思います。多分。
 

 β版ですと2.7が公開されていましたが、今回は2.6を再インストールしておきました。
 この手のソフトは「SharpCap」もあります。こっちの方が分かりやすいので、こればかり使っていました。しかし、「大気分散補正プリズム」制御には、「FireCapture」がより有効のようです。(って、製品の説明書にも書いてありますよーん。)


貧相アブ衛門の嘆き851


2020年8月7日(金)


処理し直してみました。


 8月4日に撮った、木星と土星を処理し直してみました。でも、まるで駄目尾君で終わりました。とほほ。
 

土星です。マスクを使ってみましたが、あまり改善していないかも。ま、ちょっとノイズーではありますが、シャープさは出て来たような。
 

木星とその衛星の一つです。つーても、衛星は暗すぎてあまり分かりませんねぇ。また、いい加減な画像処理をしていますので、白い部分が飛び気味です。
 

これは、色調が自然な感じに処理したものです。
 

木星を拡大しました。解像度が・・・ピントか?シンチュレーションか?んにゃ、それはアブ衛門の腕の悪さですよーん。
 

これは、何度も登場している2019年6月19日に撮った木星。カメラ側のカラーセッティングがおかしくて、私のつたない画像処理では思った色に再現出来ませんでした。でも、シーイングはこの日の方が良さげですね。TOA130Sにて撮影。(拡大率の低い写真に入れ換えました。)
 

8月3日に撮った土星の衛星と、8月4日に撮った土星を合成してみました。おほほ。
 
 そう言えば、天文ガイド誌9号に、大気分散補正プリズムの使い方が、詳しく、尚且つ分かり安く説明されていました。あー、これで何とかなるかも。


貧相アブ衛門の嘆き850


2020年8月6日(木)


昨日のこと、オフアキシスガイダーを実際にテストしました。


 本日は、米子市で最高気温が36.7℃。ジジイを殺す気かぁぁぁぁ!更に、このところ、PM2.5の濃度が高いのですよ。これは、小笠原諸島の火山噴火の灰が、高気圧の淵を回って、西日本に来ているという話もあります。およよ。
 
 さて、昨晩、薄雲がかかる中、(んにゃ、結構厚めの雲が覆う中)実際に、オフアキシスガイダーをテストしてみました。最初は、惑星、特に木星撮影のリベンジをしたかったのですが・・・
 

 ちなみに、これが、惑星を撮影する時の組み合わせです。鏡筒は、高橋製作所のμ250CRSで、架台は同社のEM200 Temma 2 Zです。ガイド鏡として高橋のFC60(口径60mmのフローライト)が乗っていますが、これは、μ250CRSの固定を、アリ型アリ溝にしかなったので、言ってみれば、バランスを取るためにつけている感じです。
 そして、ビクセンのフリップミラー、テレビューのパワーメイト、ZWO社のADC 1.25″大気分散補正プリズム、同社のASI 290MCなるCMOSカメラが付いています。
 これだけの機材がありながら、とんでもなく下手ぴぃーな写真しか撮れていません。シクシク。
 
 
 さて、時を戻そう。
 オフアキシスガイダーなんですが、やはり、結構難敵でありました。
 今回のオフアキシスガイダーは、米オライアン社の薄型のものであります。2インチスリーブで固定します。μ250CRSには、CRレデューサー0.73×は付けません。ピントが出ませんからねぇ。
 撮影側のZWO社ASI 183 MC Proと、オートガイダーに付けているQHY5Ⅲ174Mは、昼間の風景で両方のピントが合うように合わせておきました。すかああああす、思った通り、そんな甘いものでは、有馬稲子さん。
 空に望遠鏡を向けると、ありゃま、183でピントを出したのですが、オートガイダー側のCMOSカメラのピントが合っていません。どひゃー。やっぱしぢゃ。
 しかし、試行錯誤を繰り返し、オートガイダー側に、木星を何とか導入して、ピントを出すことに成功しました。
 

オートガイダー側に木星を導入して、その衛星でガイドをしている画像です。PHD2.6.9を使っています。極軸もきちんと合わせておりませんし、パラメータもきちんと入力していませんので、オートガイドは暴れています。でも、ちゃんと作動していますよーん。
 

何とか両方のCMOSカメラにピントを合わせた、オフアキシスガイダー。
 

 いて座のM22を撮りました。露出も足りませんし、この対象を2.500mmで撮るのには無理がありましたかな?CMOS上に付いたゴミもみっともない。
(ちなみに、ステラショット2はZWO社などのCMOSカメラにも対応していますが、そのライブビュー画像は、タイムラグが大きくて、とてもピント出しが出来ません。何とかしてけろ。てなことで、今回も撮影はSharpCap3.2を使いました。)
 勿論、この時は木星の衛星をガイド星として選択出来ませんでした。ガイド星は実に淡く大変でした。(薄雲?厚雲が覆っていましたしねぇ。)また、カーテンを開けると、迷光が入り、視野がかなり白くなりました。一つ一つが勉強でした。つーか、こんなことに、何十年かかってんだよ。
 
 もしかしてだけど、もしかしてだけどー♪ オフアキシスガイダーを諦めかけてんぢゃないのぉー♪ ・・・否、決して諦めてはいませんよ。むふふふふ。意味深。
 正直なところ、赤道儀を、強度、精度共に勝る高橋製作所のNJP Temma 2 Zにすれば、親子亀方式でも、何とか撮影できるのではないかと思ってきております。否、もしかしたら、そっちの方が成功率が高かったりして・・・


貧相アブ衛門の嘆き849


2020年8月5日(水)


雲行きが妖しく・・・


 「ほしぞら工房 しばた さん」にお願いしていた、オフアキシスガイダーですが、もしかしたら、しばらくはストップがかかるかも知れません。ま、色々ありますからねぇ。
 
 それにしても、新型コロナウィルス渦、一向におさまりませんね。仕事もどんどん規制が増えてきています。いつになったら、普段の生活が戻ってくるでしょうか?


貧相アブ衛門の嘆き848


2020年8月4日(火)


何だかなぁ。


 うーむ、何だかなぁ。
 昨晩、薄雲がかかる中、惑星を撮ってみました。すかあああああす!とにかくピントの山が分かりづらいであります。およよ。
 
 して、撮れたのが・・・
 

高橋製作所のμ250CRSに、テレビューのパワーメイト2.5×、ZWO社のASI 290MCで撮った木星です。なんぢゃ、こりゃあああああああ!しどい、しどいわ。
 

同じ条件で撮った土星です。しどい、しどいわ。プルプル。
 

土星ですが、露出を多めにして、衛星も写してみました。しどい、しどいわ。
 
 
 てなことを書いておりましたが、今夜、リベンジであります。薄雲がかかっております。えーい、透明度がなんぼのもんぢゃーい!!
 

 

ZWO社のASI 290MCの解像度を落として撮影しました。そう言えば、昔はチップの小さいWebカメラで撮っていたのに、今よりずっとマシだったなと思い出しました。「あ、そうか、解像度を上げすぎていたのが悪かったんだ。」と、今更気が付きました。どうしようもないアホぢゃ。しかし、エンケの空隙もちゃんと写っていないし、C環も写っておりません。後日、ちゃんと画像処理をし直してみます。
 

全体を明るめにして、その他、なんやかんや処理してみた土星です。マスクを使ったつもりでしたが、全く思い通りの結果になりませんでした。画像処理が下手くそすぎ。
 

 

木星と衛星です。衛星は右の方にかすかに写っています。(つーか、アップしたら、かなりみづらくなったどー。ま、その影が木星本体に写っていますけどねぇ。)しかし、何か眠たい写真になってしまいました。ピントの問題か?シンチュレーションの問題か?そのどっちもか?とほほ。
 

これは、拡大してみたもの。思っていたよりもかなりボケボケの写真になってしまいました。どぼじで?
 

これは、上の写真をPhotoshopCS6でインチキ色補正したモノです。何だかなぁって言う写真ですねぇ。
 

狭いベランダから、エッチラホッチラと頑張って写しました。しかし、アホ衛門の技能が・・・
 

今回は、ZWO社のADC 1.25″大気分散補正プリズムも初めて使いました。しかし、正しく使えていたかは、結構疑問。ベランダが狭いのよ。うまく、操作できないのよ。シクシク。


貧相アブ衛門の嘆き847


2020年8月2火(日)


またもオフアキガイダーのテストをば。


 本来ならば、今日は、大山の南部に位置する烏ヶ山(からすがせん)登山をする予定でした。すかああああす、一端午前6時頃に起きたのですが、二度寝をしました。ようやく起きたのは、午前9時前だったかな?身体が結構だるい。やばいどー。
 そこで、根性無しのアホ衛門は、登山を中止しました。雲がかかって直射日光はないものの、結構蒸し暑いのですよ。この状態で登山をしたら、ジジイのアホ衛門は、死むぞきっとな。
 

本日の気象衛星写真です。山陰地方には、薄雲がかかっています。およよ。
 

天気図はこんな感じですよーん。12時の天気図です。
 
 そんなこんなで、まずは「古紙ランド」に、ダンボールを4個程度捨てに行きました。その後は、出していたクリーニングをとりに行きました。おお、何ちゅー素晴らしい一日ぢゃ。
 
 帰宅後、ベランダから遠くの建物を使って、オフアキシスガイダーのテストをしつこく行いました。
 それにしても、高橋のμ250CRSの「Focus Infinity」は、ピントの動きが微妙なんです。ずっとスイッチを押すとスピードを上げて動きます。しかし、ちょっと押すと、少しずつしか動きません。この感覚が全く慣れません。また、いくら、遠くのビルを使っているとは言え、シンチュレーションの影響を受けて、画像がユラユラ揺れます。イライラしながら、ピントを出しました。本体側でピントを出した後、オフアキシスガイダー側のCMOSカメラでピントを合わせようとしました。
 しかああああし、やはり、両方のピントを合わせることは、結構むずいのですよ。
 そこいら中に置いてあるリングを、何度も付けてテストを行いました。と、今まで気が付かなかった延長筒があるのに気が付きました。その延長筒を付けて再度テストです。
 

探していると、使えそうな延長筒がありましたので、これをセットすることに致しました。(黄色い矢印部分)つーことは、以前この延長筒がなしで、ピントが出ているちゅーのは、間違いだったかも。OAG側のCMOSカメラも、保護フィルターが付いたままでピントが出ました。良かったわー。
 

 ZWO社のASI 183MC Proで撮ったものです。鳥取大学付属病院のドクターヘリですねぇ。
 それにしても、画像がユラユラ揺れて、ピント出しが結構難しいです。また、250CRSに付いている電動フォーカッサー「Focus Infinity」は、押し続けると大きく動き、少し押していると、ちょこっとだけ動きます。慣れていないせいもあって、これが結構ピント出しが難しいのですよ。
 

 撮影側に延長筒を付きましたので、OAG側のCMOSカメラも余裕で結像します。OAGに取り付けたCMOSカメラは、QHY5Ⅲ174Mです。
  オフアキシスガイダーは、米オライアン社の薄型のものをとり付けてあります。
 

 ◎特報でおます。

 
 何と、「ほしぞら工房 しばた」さんからメールが届きました。柴田さんは、長い間入院されていたのですが、HPを見ると少し前に退院されたようです。
 そこで、厚かましいとは思ったのですが、OAGについて質問のメールを送ったのです。
 本日、早速、返信を頂きました。μ250CR+CRレデューサー073×とEOSのデジイチの組み合わせのOAGが何とかなりそうなのです。ありがたや。ありがたや。
 
 正直、ほぼ諦めていました。ガイド鏡を、主鏡の上に乗せる「親子亀方式」で撮るしかないと思っていました。
 オフアキシスガイダーが使えるようになれば、ガイドの精度がむちゃんこ上がります。ガイド鏡が不要になるので、重量的にも楽になります。
 

 
 

貧相アブ衛門の嘆き846


2020年8月1日(土)


8月だってさ。


 さてはて、8月になりにけり。いと、はやし。
 
 さて、昨日、帰ると晴れておりました。そこで、ベランダに望遠鏡をセッティングしました。鏡筒は高橋製作所のμ250CRS(口径25cmのコレクティッド・ドール・カーカム)架台は同社のEM200 Temma 2 Z、三脚も同社のメタル三脚です。あ、いつもと同じですねぇ。
 
 しかし、これが、あーた、勘が鈍っているというのか・・・
 いつもと同じく、PHD2.6.9のドリフトアライメント機能で、そこそこ極軸を合わせます。次に、「ステラショット2」の「スーパー・ポーラー・アライメント」で追い込むことにしました。すあああああす、全然まともに作動しませんぜ、旦那。原因は、丁度良いところに、それなりの明るさの星がないからでしょう。
 

これは、PHD2.6.9でとりあえずドリフトアライメントしている画像です。まだ、少しズレています。
 

205CRSのピント出しは「Focus Infinity」と「EOS Utility」の連携で行いましたが、これまで、四苦八苦して覚えたので、実にスムースに行えました。
 
 
 結局、「スーパー・ポーラー・アライメント」で極軸を追い込むことは諦めて適当に撮影を始めました。まずは、月の撮影からです。CMOSカメラは2個を使って試しましたが・・・
 

何か階調も色も変です。これでも、何とかした方です。ダミぢゃ、こりゃあ。
 

これは、コペルニクス クレーターです。まるで駄目尾君です。
 

こいつは、虹の入り江と呼ばれる場所です。以前にTOA130Sで撮った写真よりかなり悪いですねぇ。
 
 

これは「ガッサンディ クレーター」です。この写真は、まだ少々マシでしたが、とにかくピントの山が分かりづらかったですよ。「SharpCap3.2」を使って撮影をしましたが、ベストなパラメーターもイマイチ分かっておりません。
 

これは、木星です。あまりの出来の悪さに愕然です。ピントも合っていないようだし。
 

土星です。テレビューのパワーメイト×5とZWO社のASI 290MCを使いました。結構ひどい画像ですよねぇ。
 
 
 今回は、あまりの出来の悪さに、ショックを受ける事となりました。折角、μ250CRSで撮ったのに・・・シクシク。
 
 話がワープしますが、本日は、朝から会社に提出する書類を作成しておりました。その後、クリーニング屋さんに行った後、いつものクリニックも受診してきました。先日の健康診断の結果が思わしくなかったので、先生にそのデータを見せしました。すると、「検査基準は、エリアによって許容基準値が異なります。このデータは、米子市だと許容範囲になります。あ、こっちのこのデータも心配することはありません。」げな。ふーん、そうなんだ。でも、気分が楽になりました。
 その後、散髪にも行って来ました。髪の毛、伸びるの早いんだよねぇ。どうせなら、身長が伸びれば良いのに。出来れば、足だけ。