貧相アブ衛門の嘆き1.332


2023年8月30日(水)


何て日だぁー!!烏ヶ山登山復活。


 このところ、身体がとーってもダルいのですよ。前にも書きましたが、7月24日に、大山登山をした後、変な格好で寝ていたらしく、右手橈骨神経麻痺になりました。その頃から、身体がアホ程ダルくなりました。原因は、この酷暑による夏バテか、あるいは、常時エアコンをかけているので、その影響もあるのかと思います。
 
 しかああああし、そんなことではイカンと、登山を再開することにしました。
 昨晩の天体写真撮影のこともあり、起床は午前7時半。いつもの事ながら、身体が超ダルい。それでも、朝食をとり、シャワーを浴びると、何とか回復してきました。
 てな事で、出発はかなり遅くなってしまいました。はっきりとは覚えていませんが、午前10時頃だったかも知れません。
 車のナビは、大山夏山登山道に近い、博労座をセットしてスタートしました。しかし、スタートしてしばらくしてから、急に考えが変わりました。「こんな時間から大山登山は、ヤバいぞ。」てな事で、急遽、山陰のマッターホルンとも呼ばれている烏ヶ山登山をすることにしました。
 

鏡ヶ成から見た「烏ヶ山」です。山頂は、実は、この頂の後方にあります。名前の通り、烏のクチバシの様に、2つの峰があるのですよ。ここからは、見えませんけどね。
 
 下山して帰宅した後、ベランダに置いてあった望遠鏡を部屋に撤収しました。これから、しばらく天候が悪いみたいですからね。もっと、テストしたかったんだけどなぁ。あ、「何て日だー!」と書いたのは、いくら平日で、一番暑い時間帯の登山だったとは言え、全く他のクライマーに会わなかったからなのです。こんなの、初めてでした。
 
 あっ!!FIBAバスケットボール・ワールドカップで、日本がベネズエラに、奇跡的な逆転勝利。最後の方まで「こりゃ、絶対に負けたな。」と思っていたんですよ。本当にすんばらしい逆転勝利。おめでとうございます。そして、ありがとうございます。
 
 詳細は「登山記録とHB彗星観測の思い出」の項目に掲載しています。


貧相アブ衛門の嘆き1.331


2023年8月29日(火)


またも「2600MCDUO」のベランダからのテスト。


 月齢12.2の月が、ギンギラギンとさりげなく輝く中(このギャグは、若良い人には分かんねぇだろうな。)またも、ベランダから「μ250CRS」と「ZWO ASI 2600MC DUO」なる冷却CMOSカメラでのテストです。
 月明かりや、光害がある状態なので、いくら米子市と言う小さな地方都市と言えども「ナローバンドフィルター」とか「デュアルバンドフィルター」は必須となります。今回も「IDAS社のNBZフィルター」を使用しました。
 協栄産業さんのHPに投稿されている吉田氏のテスト項目には「撮影時にNBZフィルターを使用すると、星雲が発する光以外の光は通さないため、背景部分が暗くなり、星雲のコントラストを上げることができます。」と書かれていますね。言ってみれば、光害がある中で撮影するには、最強?のフィルターと言うことになります。
 

 これが、フィルター枠に収めた「NBZフィルター」です。干渉フィルターなので、鏡のように反射して、覗き込むと自分の顔が写る程です。
 ちなみに、TOA130Sにもこのフィルターを使うことが多いのですが、そちらのフィルター枠にはめ込んでいると、強く回しこんでいる訳ではないのに、全く外せなくなることがしばしばあります。しかし、少し時間が経つと、不思議な事に、簡単に外せるようになります。温度変化によって、金属が膨張しているのでしょうか。
 

 これが、ベランダにセットした望遠鏡です。高橋製作所のμ250CRSと言う鏡筒です。「コレクテッド・ドール・カーカム方式」と言うもので、中心部もさることながら、周辺の星像も結構良い、とても良い望遠鏡です。(半導体不足の為か、長い間、受注停止となっています。)
 唯一、好きでないのが、電動フォーカッサーの動きです。ちょっとフォーカッサーボタンを押すと、少しだけピント位置が変わり、長押しすると、速く動く様になっていますが、どうにも、この動きに馴染めません。
 
 さて、「ZWO ASI 2600MC DUO」は、ガイドチップが内蔵されているので、ガイド鏡なしてガイドが出来るはずです。しかし、何度も書いていますが、濃いフィルターを付けると、その減光された光が、ガイドチップにも届くことになります。NBZフィルターを付けると、空の状態や、その方向が異常に、暗い星ばかりだと、ガイド星がうまくとらえられないことがあるのも事実です。
 

 まず、問題なのが、自動導入しようとしても、またも、うまくいかないのです。ずっと、場所を探している感じです。ある程度のところで、自動導入をストップさせて鏡筒がどこに向いているのか確認します。すると、前回に続いて、対象物とは、結構離れた所を向いています。何度、試しても結果が同じです。仕方なく、コントローラーを使って手動で、ファインダー上に対象物を入れます。iPad Air上の真ん中に、その星を導入したら「Sync」を押して、アライメントをしました。これをすると、多少マシになりますが、その後も、自動導入とPlateSolveは極めて不安定です。今回の望遠鏡の焦点距離は、1.825mmで、CMOSカメラはAPS-Cサイズなので、作動可能範囲のはずなのですが・・・
 ここで、かなり気力、体力を使い果たしてしまいました。
 

これは「ZWO ASI 2600MC DUO」に内蔵されているガイドチップでガイドしている画面です。かなりガイド星が暗く写っていますよね。それでも、この時は、ちゃんとオートガイドしていたのですが、移す方向を変えたら、ガイド星を撮られることが出来なくなりました。
 

仕方なく、親子亀方式で搭載していた「高橋製作所のFC60」をガイド鏡を使いました。こちらは、ノンフィルターの状態ですので、ガイド星をとらえられないことは、ありません。
 

 今回撮った写真です。いて座のM8(干潟星雲)です。フラット画像も撮影しましたが、そのフラット画像の選択を誤った様です。周辺減光の逆の状態の、周辺が明るくなってしまいました。また、月明かりが半端なかったので、まあ、こんな写真しか撮れませんでした。
 その後、ステライメージVer.9で、更に周辺減光軽減処理をしました。(写真を入れ替えました。)
 

これは、いて座のM20(三裂星雲)です。こちらも、フラット処理はしていますが、なかなか良いフラット画像が撮れずに、明るさが均一にはなっていません。
 

これは、いて座のM22(球状星団)です。一応フラット処理をしていますが、周辺減光が解消されていません。これも、フラット画像の選択を間違った様です。
 
 次は、星雲星団を諦めて、土星を撮ることにしました。しかし、色々と手間取って、レデューサを付けた状態で撮って、諦めることにしました。
 

これが、iPad Air上に写し出された、土星とその衛星です。土星は、露出オーバーで飽和しています。その代わりに、衛星がちゃんと写っていますね。
 

本来なら、惑星撮影には、こんな感じのシステムを使います。レデューサーを外して、直焦で写します。

こちらは、ビクセンのフリップミラーを使ったシステムです。内蔵しているミラーを操作することで、直接対象物を確認することが出来るので便利です。但し、拡大するためのパワーメイト2.5×を付けると、矢印の所が、少し隙間が出来てしまいます。パワーメイトは5倍のものも持っていますが、結果が良くないので、2.5倍のものを使うことが多いです。更に、大気分散補正をするために、ZWO社の「ZWO ADC 1.25″ 大気分散補正プリズム」を装着しています。これがあるとないとでは、撮影した惑星の出来が、かなり違います。てな事を言いつつ、ベランダからの撮影がメインなので、低空になってからしか撮影が出来ないし、恐らく、他の部屋のエアコンの室外機から出る温風の影響もあって、まるでまともな惑星が撮れておりません。とほほ。


貧相アブ衛門の嘆き1.330


2023年8月28日(月)


いつもの、何やかんや。


 本当は、鳥取県の大山登山も考えておりました。しかし、起きると、身体がアホ程だるい。あーあ、こんな体調で登ったら、エラいことになるな。てなことで、あっさり諦めました。それに、土曜日に、お袋さんちの庭掃除なんぞをしておりましたところ、足の変なこところが筋肉痛になっていましたからね。
 んで、早めの昼食を、外食でとりました。これまで、レトルトなどの簡単な食事が多くて、飽き飽きしてしましたからね。
 それから、電話で予約し後「山陰スバル米子店に行ってきました。そうなんすよね。土曜日にラーメン屋さんから道路に出る時に、縁石に少し乗り上げて、車の底がガツッって音がしたことが気になっていたんですよ。元々、レヴォーグは車高が低いので、下回りが見にくいのです。あまり、問題ないように思いましたが、どこか傷が入ったり、凹んだりしたら、走っている間に、故障になるかも知れません。そこまでではないとしても、塗装がはげていたり、メッキ?がはげていたりすると、後々錆びて、エラいことになるかも知れないと思ったのです。
 
 車は、機械で持ち上げて、底の部分を確認してもらいました。結局、ジャッキアップをする時に使う箇所である「サイドスポイラアセンブリ」の下の部分が、少しガリガリとこすれていました。また、それに繋がる合成樹脂の部分に少し傷が入っていました。
 走るのには問題ないと言われましたが、鉄製のパーツが錆びるのは嫌なので、錆止めの塗装もお願いしておきました。何と、今回はサービスで、無料とのことでした。
 「ちなみに、このパーツを交換するとどの位かかりますか?」と、伺いましたところ、直ぐに見積もりを出してもらいました。ニャンと、その金額39.424円とな!!うーむ、超金欠のアホ衛門には、痛い出費です。てなことで、今回は、このままにしてもらいました。次回、車検の時に、錆がひどいことになっていたりしたら、交換してもらうしかないか?あーあ、高い食事代になったどー。
 
 
 ところで、昨晩、星が出ていたので、月明かりのある中(月齢10.22)、ベランダから、2600MC DUOなるCMOSカメラのテストをしました。望遠鏡は、口径25cmのμ250CRSです。
 しかし、このところ、晴れていても、あっという間に雲が押し寄せると言う、悲劇的な天候が続いています。今回もそうでした。
 結構、待ってから、何とかテストが出来る状態になりました。まずは、ノーフィルターの状態で行いました。これまで、1インチの冷却CMOSカメラでテストした時も、焦点距離がレデューサーを付けても1.825mmと長いので、なかなか自動導入や「PlateSolve」がうまくいかないことが多かったのですよ。でも、2600MC DUOは、APS-CサイズのCMOSカメラなので、簡単に自動導入やPlateSolveができるだろうと、高をくくっていました。しかし、天候のせいもあるのですが、全然うまくいきません。ゲインを上げたり、露出を変えたりしても、なかなかうまくいきませんでしたよーん。
 今回も、同様な状態でした。何故か、1回だけはうまくいきました。また、内蔵されているガイドチップにも、ガイド星をとらえることが出来ました。
 次に、NBZなる濃い色の?デュアルバンドフィルターを装着しました。やはり、途端に、星が暗くなり、ガイド星もつかまりにくくなります。まあ、これは、予測していたことですので、まあ、こんなものかと・・・・NBZフィルターを使う時は、ガイド鏡を使った方が良いかも知れません。これだと、フィルターを通さずにガイド星を使うことが出来るので、光量のロスがありませんからね。
 

これは、ノーフィルターの状態で、iPad Air上に写し出された、画像です。μ250CRSと2600MC DUOの組み合わせでは、電動フォーカッサーの動作に、未だ慣れないこともあり、また、フレームレートが遅いこともあり、大まかなピント出しにさえ苦労します。ある程度、ピントが出た後は「ZWO ASI AIR Plus」の「フォーカスモード」に持ってくれば、フレームレイトが速くなるのか、少しはピント出しが楽になります。内蔵のガイドチップでも、ちゃんとうまくオートガイドしておりました。
 

 雲がかかることが多かったので、取りあえず恒星を撮ってみました。この画像では小さすぎて分からないのですが、星の形が、真円ではないようです。原因はなにかな?ピント?それとも・・・「ZWO New M54 Filter Drawer」は、がっしり固定出来ない構造のようで、手で無理に動かすと、少しだけガタが出るのですよ。デジイチで使っているCanonのアタッチメントも、構造的に少しガタがでるのですが、実際の撮影には問題になりませんね。では、これは、原因とは違うか?
 (後日、六角ボルトの締め付けが弱い事が分かりました。普通の六角レンチでは、干渉して締め付けられない場所に六角ボルトがあるので、「長いボールポイント六角レンチ」を使いました。片方が、丸くなっている六角レンチです。)
 ともあれ、これは、少し画像処理でコントラストを強めていますが、結構周辺減光が出ますね。フラット撮影は、やっぱ必須ですね。
 

 これは、M16です。月が直ぐに近くで煌々と輝いていましたので、条件はかなり悪いです。NBZフィルターを使っていますが、かろうじて、内蔵のガイドチップで、ガイド星をつかまえて、オートガイド出来ています。でもな「PlateSolve」がうまくいかなかったので、対象が真ん中に写っていないな。
 しかも、画像処理であぶり出したら、周辺減光が半端ない。フラット撮影がちゃんと出来るようになりたいです。
 
 



 
 さて、今夜も、晴れそうだったので、ベランダテスト撮影をしようとしました。
 「ん?・・・うっそぉー!」昼間はずっと晴れていたのに、殆ど曇っています。時折、雲を通して月が見えるくらいです。うーむ、やめるか?と、一瞬思ったのですが、このところ、ずっとこんな天気です。待っていれば、晴れる時間帯もあるだろうと、待っていました。
 と、案の定、晴れてきました。月明かりのせいか、あるいは、まだ水蒸気が多いのか、その両方なのか、空はかなり白けている感じです。まあ、テスト撮影だから、取りあえず、やってみようと行動に移りました。
 今回は、懸案である「高橋製作所のμ250CRS+CRレデューサーCR 0.73×の鏡筒」、架台は「同社のNJP Temma 2 Z」、制御は「ZWO ASI AIR Plus」、カメラは「ZWO ASI 2600MC DUO」、そして、48mm径のデュアルバンドフィルターNBZでの組み合わせでテストでした。これまで、晴れたかと思うと、直ぐに雲が襲来してきていたので、まともなテストが出来ていなかったのです。
 当初、北西にある、うしかい座のα星「アークトゥルス」を、自動導入させてようとしたのですが、前回と同様に、少し異なる方向に導入をしようとします。仕方が無いので、望遠鏡のファインダーで、直接「アークトゥルス」を導入して、アライメントを出しました。
 すると、その後は、何とか自動導入が出来るようになりました。うーむ、何か原因が分からんぞぉ。」
 ピントですが、望遠鏡に電源を入れると、以前合わせておいた位置からズレるようです。従って、ピント合わせが結構大変です。TOA130Sの方には、EAFなるZWO社の電動フォーカッサーが取り付けてあります。これを使うと、簡単にオートフォーカスが出来ます。一方、μ250CRSには副鏡を移動してピント合わせをする、独自のセミオートフォーカス機能があります。しかし、今回のCMOSカメラでは、それが出来ません。(もしかしたら、出来る可能性はありますが、まだテストしていません。)
 

何と「2600MC DUO」に内蔵しているガイドチップでも、ちゃんとガイドが出来ました。濃いNBZフィルターを使っているので、ガイド側のゲインはMax近くで、あまり飽和しない数値で設定しました。
 

これは「M20三裂星雲」を、オートガイドしている際の「iPad Air」の画面です。
 

これは「M20 三裂星雲」の写真です。フラット補正をしておりません。ゲイン300で、露出は300秒です。画像処理をしているせいもありますが、周辺減光がかなり目立ちますね。
 

これも、上とほぼ同条件で撮影しております。但し「PlateSolve」がイマイチうまく出来ていなくて、構図が悪いですね。フラット補正は「迷人会さん」が紹介されていた、メリヤス布を、刺繍枠に固定したもので、超いい加減に撮った、何ちゃってフラット補正です。周辺減光は、多少少なくなっています。
 

これも、上とほぼ同条件で撮った「M8 干潟星雲」です。4枚しか撮っていない状態で、デジタル現像も含めて画像処理をしていますので、ノイズィーな画像になっていまいました。
 

上の写真の左下の方の像をアップしたものです。星像が、米粒の様に少し細長くなっています。
 

一方、これは、右下の画像をカットしてアップしたものです。上の写真と比較して、それほど、星像は悪くないですね。これって、レデューサーの問題?否、多分スケアリングの問題かも知れませんね。
 

ついでに、月も撮っておきました。「アリスタルコス クレーター」です。そもそも、フレームレートが遅い、このカメラで(しかも、レデューサーも付けて)月を撮影をするのは、無謀かも知れません。
 

更に、上と同じ条件で、土星も撮ってみました。本来なら、フレームレートの速いCMOSカメラを使うべきです。また「パアーメイト」で、像を拡大して、「ZWO ADC 1.25″ 大気分散補正プリズム」を使い、大気分散による色ズレを補正して写さないとダメですよね。まあ、今回は、形が分かるだけでもマシと言う感じですかね。


貧相アブ衛門の嘆き1.329


2023年8月27日(日)


大丈夫か、フィリピン。


 朝気象庁のHPを見ておりました。おいおい、フィリピンに台風9号が直撃ではないですか。いくら南国とは言え、気圧は935hPaだぞ。相当な被害が出ているんじゃないか?
 

本日12時の天気図。台風10号は、関東から東北に向かっていますね。関東エリアは、ゲリラ豪雨になったりしていますが、水瓶の水は減り続けています。降ってほしいところだけに、適度に降ってほしいものですね。
 

これは、14時の赤外線気象衛星写真です。
 
 今晩、晴れないかなぁ。14時40分現在は、厚めの雲が空を覆っています。望遠鏡は、カバーをかけてベランダに出したままです。勿論、CMOSカメラや、「ZWO ASI AIR Plus」は、取り外して部屋の中に置いています。
 まあ、今、24時間テレビで感動をもらっているから、晴れなくても、まあ、エエっか?!
 
 おお、そうそう、今日、24時間テレビのネット募金をしました。現在の私の経済力はを考えると、微々たるものでしたが、許してちゃぶ台。テレビに出ていた二次元コードから、支払いましたよーん。
 実は、ネットから、こう言った行為をするのが、正直怖かったんです。最近は、アホ程フィッシングメール等、怪しいメールが(ショートメールを含めて)来ますからね。この手の詐欺等の行為は、厳罰を与えてほしいと思っています。国際的な取り決めをして、発信元を絶対に分かる様にして、確実に犯人を捕まえるべきです。実際の金銭的な被害もさることながら、人を信用することが出来なくなると言う、絶対やってはいけない行為をしているんですよ。犯人には、最低でも10年の実刑を科すなど、厳しい処罰を与えるべきです。


貧相アブ衛門の嘆き1.328


2023年8月26日(土)


何だか、おかしい天気。


 朝、目が覚めて窓を開けると、ニャンと晴れておる。どうゆーこっちゃ?でも、天気予報では、この後曇るらしい。
 

 これは、午前9時の天気図。台風9号は、フィリピンに向かって南下しとるがな。台風10号は、海水温度がそれほど高くない場所を移動するので、日本に近づいても、前の台風程の被害は出ないとの予報ですが、本当に大丈夫かなぁ?
 更に、問題なのは、台風9号と10号の間にある低気圧が、もしかしたら、台風11号になるかも知れないとのことです。
 

これは、12時30分の可視光での気象衛星写真です。
 
 まあ、とにかくややこしい天候が続きますね。
 
 ところで、旅先で友人となった「スタック氏」から突然電話がかかってきました。
 「今、野辺山の45m電波望遠鏡の所にいるんだけどさ・・・」
 「えっ?こっつぁんちの、トウモロコシパーティに行っているの?」
 「いやいや、佐久市の三輪舎に泊まっているだけど、今、ちょっとこっちに来ているんだ。ここで、望遠鏡を売っていてね、ちょっと意見を聞きたくて。」
 「え?どこの会社の望遠鏡?口径は?架台はあるの?電話だけだと分かんないから、写真があったら送ってよ。」
 「ん?日本の○○社の望遠鏡って言っていたけど、英語表記だし、○○って言葉はどこにも書いていないぞ。○○社のだったら、ピンキリだけど、まあ、大丈夫じゃない?」
 で、後からLINEが来ました。中国製だったそうです。価格がアホ程安かったので、結局買ったのだそうです。架台はなく、写真用三脚に付けて使うヤツでした。
 
 
 さて、午後2時過ぎに、遅い昼飯をとるために、いつものラーメン屋さんに行きました。ここは、日替わりセットみたいなのがありまして、ラーメンに半チャーハン付きで、何と、700円と大変お得なのですよ。
 で、食事を終えると、先に、店から道路に出ようとしている車がおりました。しかし、ずっと停まったままです。数珠つなぎに車が停まっている、右折ラインに入ろうとしているのです。いい加減、何とかしてよ、と思いましたが、ぐるーっと回って、他の出口から出ることにしました。かなり注意していたのですが、歩道と車道を分ける縁石に、少し車の底が当たってしまいました。ガツッ・・・みたいな音がしました。「うっそー、やっちまったか?」しかし、車を停めて確認する場所がありません。仕方なく、予定通りに、お袋さんちに行きました。車を、ようやく停めて確認してみました。下の方も覗き込みましたが、一応凹んだりしたところはありませんでした。でも、心配だから、ディーラーさんに行って、確認してもらうか?壊れていたら、金がどんだけかかるんだろう。もう、金がないちゅーねん。
 
 実は、体調が若干良くなったのと、割と涼しめの気候だったので、今日しかないのです。お袋さんちの庭や家の周りの掃除をしないといけないのです。
 炎天下の状態ではないと思ったのですが、アホ程汗をかきました。右手橈骨神経麻痺が完治していないので、細かい動作が出来ません。また、無理をして動かし続けたので、右手の疲労感が半端ありません。がるるるるぅー!
 

庭には一面「ドクダミ」が繁茂していました。また、家の壁側には「へクソ葛」が巻き付いています。どちらも、とーっても臭いのです。あー、ちかれたわ。
 

帰宅すると、マンションの廊下から、大山が見えました。綺麗。だけども、何ちゅー、積乱雲。これから夕立があるかも。
 
 その夜、奇跡晴れていたので、ベランダからテスト撮影です。μ250CRSと「ZWO ASI 2600MC DUO」とのコンビです。
 
 しかし、設定がアホ程かかりました。「24時間テレビ」を見ながら、四苦八苦しておりました。
 設定がなかなか出ない理由としては、いろいろと考えられます。
 一番の原因としては、スペックの違いです。
 これまで、メインで使用していた「ZWO ASI 183MC Pro」のスペックが、解像度「5.496×3.672=20.181.312ピクセル」で、その際の最大フレームレイトが19fpsです。
 しかし、今回使った冷却CMOSカメラ「ZWO ASI 2600MC DUO」のスペックが、解像度解像度「6.248×4.176=26.0946.648」と少し大きなデータとなり、最大転送レート 15fps(RAW8)と、ちょっと遅いことにあるにあるかも知れません。
 ちなみに、ガイドチップが付いていない「ZWO ASI 2600MC」の最大フレームレートが3.51fpsともっと遅いようです。でも、何か「ZWO ASI 2600MC DUO」の時のフーレムレイートの条件が異なるように書かれているので、私にはよう分かりません。
 

 これは、iPad Air(第4世代の中古品)に「ASI AIR」なるアプリのWiFiに接続したもの。「インターネット未接続」と表示されますが、これは、これで良いのでしょうか?接続当初は、この表示が出ていなくても、しばらくすると表示されたりします。確かに、インターネットには繋がっていないので、これで良いのかも??
  ちなみに、機内モードは「ON」にしておく必要があるようです。
 

 これは、この日、何とか「ZWO ASI AIR Plus」の「All-SKY Polar Align」なる機能で、ようやく極軸が出ました。
 実は、この夜、晴れているには晴れていたのですが、北西の方角では、延々と稲光がしておりまして、「All-SKY Polar Align」で、撮影場所を移動させていキャリブレーションをするのですが、丁度そのあたりに、薄雲がかかっていたこともあり、なかなか極軸が出なかったのです。
 

まず、これは、8月24日に撮った土星です。そもそも、このAPS-CサイズのCMOSカメラで、レデューサを付けた望遠鏡で、惑星を撮るのはおかしな事です。フレームレートもかなり遅いですし。この日は、自動導入や「PlateSolve」がうまく動作しなくて、何とか入れられた土星だけを、テスト撮影したのです。無理矢理、拡大しているので、ジャギーが目立ちますね。
 

薄雲が出てきて、うまく自動導入や「PlateSolve」が出来なかったので、ファインダーで月を入れて、無理矢理撮ったものです。ノーフィルターで撮って、AutoStakkert!3.0でスタック、Registax Ver.6でウェーブレット処理、その後、Photoshop2023等で、仕上げたものです。何か、情けない画像になっています。
 

  これは、μ250CRS+レデューサーCR0.73×で、M16を写したものです。何とか自動導入、「PlateSolve」が出来たので、ようやく撮影出来たか!と思ったのですが、まるで、まともに写っていません。ゲイン300で180秒露出です。おかしいなと思っていたら、薄雲がかかっているのに気がつきました。その後、全天曇りとなり、雷もピカピカ雲を照らし続けていました。
 今回はノーフィルターでのテスト撮影でしたが、ガイドチップ上にも、ガイド星はちゃんと見えておりました。また、周辺減光は、思った程ひどくなかったので、フラット画像がうまく撮れなくても、トリミングでごまかせることも可能かと。更に「ゼロアンプグロー設計」なので、ダークを引いていないこの画像でも、醜い?グローは写っていません。
 
 尚、先日のテストでは、オートガイドはうまくいっていた様に思っていたのですが、撮像された画像は、ミミズが這いまくったような画像になっていました。何ででしょうね。
 
 折角、セッティングが出て、さあ、写すぞ!と思ったところで、また、雲の襲来でした。チックショー!!フィルターを付けてのテストもしたかったんですよ。マジグレるわー。
 まあ、私の頭がパープリンなことが、一番の原因とは思いますが、意外に、この「ZWO ASI 2600MC DUO」、慣れるまでは、手強い機材の様な気がします。天候がまるで安定しないので、まともなテストが出来ていないことも大きな原因なのですが。(と、言い訳をしておきます。おほほ。)


貧相アブ衛門の嘆き1.327


2023年8月25日(金)


うーむ、頭が痛い。


 午前3時頃に目が覚めました。窓を開けると、ニャンと星が出ていました。そこで、早速、ベランダでの望遠鏡のテストを行いました。
「ZWO ASI 2600MC DUO」なるCMOSカメラを、μ250CRSと言う口径5cmの望遠鏡でテストしました。
 で、本日の結論。2600MC DUOの転送速度は、遅いので、描写が遅い。従って、ピント合わせには、ちょっと慣れが必要です。また、空の状態が良くなかったので、露光時間を結構多めにとらないと、自動導入も、「PlateSolve」がうまく出来ませんでした。今回は、フィルターなしでテストしたのですが、ガイドチップ側に出てくる星は、意外な程見にくいです。まあ、焦点距離1.825mmで行っていることもあるでしょうね。また、Fは7.3と暗いこともあります。写したい星雲、星団が見当たらなかったので、土星や、恒星を、自動導入して、オートガイドしてみました。何とか、この明るさだと、オートガイドも出来ました。(ミミズが這ったようなガイド不良の写真もありました。)しかし、NBZと言う、濃いデュアルバンドフィルターを使うと、ガイド星を捉えられない可能性もあるような気がしてきました。まあ、本日も、星が出ていたのは、ほんのちょっとだけだったという、悪条件でしたからね。結論を出すには早すぎますよね・・・
 
 このところ、天気が実に不安定なのですよ。それでも、夜、星が出ていれば、「ZWO ASI 2600MC DUO」のテストをしようと、ベランダには、望遠鏡にはカバーをかけて、放置していました。(カバーと言っても、銀色の大型タイヤカバーです。)
 ところが、15時40分前頃でしたか、外で何やら音が。「ゴロゴロ。」なぬー、雷が鳴とるがな。それほど遠くないところで、雨柱がいくつも見えています。こ、これはやばいどー。じぇったい、土砂降りになるぞと、大慌てで、望遠鏡を部屋の中に撤収です。右手の麻痺が残っているので、かなり慎重に行いました。
 

これは、15時45分の写真です。望遠鏡を撤収した後の写真です。雨柱は消えていますが、雷がずっと鳴っています。何だかなぁ。「ZWO ASI 2600MC DUO」のテストがしたかったのに踏んだり蹴ったりですわ。
 ああ、そう言えば、以前、初めて、フルハイビジョンのビデオカメラを買って、最初の頃に撮ったのが、急な雷雨でした。稲光がバッチシ撮れました。ただ、大きな稲光を撮ったその時だけは、結構なノイズが入っていましたね。
 
 話がまたも唐突に変わります。
 生物の誕生の起源については、いろいろな説がありますね。まずは、以前書いたパンスペルミア説(宇宙汎種説)です。この説は、日本の人工衛星「はやぶさ」が、小惑星「リュウグウ」から持ち帰った岩などの分析でも、その可能性が俄然高くなっていますね。
 また、フラシス・クリック氏とレスリー・オーゲル氏が提唱した「意図的パンスペルミア説」と言うものもありますね。これは、高度に進化した宇宙生物が生命の種子を地球に送り込んだとする仮説です。つまり、地球外の知的生命体が、生物の元を意図的に地球に送り込んだということですね。何かSFぽい話ですが、フラシスクリック氏は、DNAの二重螺旋構造を発見して、ノーベル賞を取ったすんごい科学者です。もう一方のレスリー・オーゲル氏は、初期の複製分子は DNA ではなく RNA であると示唆した最初の科学者の一人で、これまたすんごい科学者です。
 
 また、昔から言われいたのが、落雷がその元になったと言う説です。以下はネットから頂いた内容です。
「落雷が生み出した有機物質に、他の物質とともにタンパク質を形成するアミノ酸などの前駆体化合物が含まれていた可能性が、複数の研究室の実験で示されている。」と書かれていました。
 
 それから、何故かガキの頃から知っている、旧ソ連のオパーリン氏が提唱した「コアセルベート説」もありますね。
 ネットから頂いた内容ですが「海の中には、水の分子だけでなく、高分子化合物が含まれています。これらが波の力によってくっつき、コロイドを形成します。さらに波の力によって、いくつかのコロイドがくっつき、膜をもつようになりました。波の力を受けて、膜の内側に独自の環境をもつ生命体が誕生したのです。この生命体は、内部で化学反応、つまり代謝を行うことができたと考えられています。オパーリンは、この原始生命のモデルをコアセルベートと名づけました。コアセルベートは、細胞の原型と考えられています。」てな風に書かれていました。
 
 また「古代宇宙飛行士説」なんて言うのもありますね。私は、地上波TVで見るものがなくなった時、ケーブルTVで、ギリシャ人の「ジョルジョ・A・ツォカロス」氏達が登場している「HISTORYチャンネル」をしばしば見ています。これは、「古代宇宙飛行士説」の話がメインとなっています。この中には、ナスカの地上絵は、宇宙人達の目印のために作られた等を提唱している、有名なスイスの実業家エーリッヒ・フォン・デニケンも良く出てきています。
 
 生物って、なんかとても不思議ですね。また、特に高等生物と言われる種は、意識を持つようになりますね。同じ人間でも、それぞれに違った意識を持っていますよね。これって、一体どういうことなのでしょうかね?意識って、なああに??
 
 余談ですが、ウィルスは、生物とは異なる分類とされています。しかし、単体では生きられないのに、増殖していくって、どういうことなのでしょうか?ある説では、これこそ、宇宙から送り込まれたものだと・・・知らんけど。
 
 あ、FIBAバスケットワールドカップで、日本がドイツに負けたじょー。前半はまるでダメ男君でしたが、後半は、よく頑張りました。褒めてつかわす。何で、上から目線ぢゃ?
 ところで、本日、なんちゃって筋トレを再開しました。このところ、身体がダルすぎて、運動していませんでしたからね。
 

文面と全く関係ありませんが、これは、2020年4月28日に、μ250CRSで撮った「NGC4565 紡錘状銀河」です。(トリミングあり)我が銀河系も、横から見ると、こんな形らしいですよ。


貧相アブ衛門の嘆き1.326


2023年8月24日(木)


私は、完全にアホであった。いとをかし。


 昨日は、何か身体がアホ程ダルいし、訳の分からないストレスが溜まりまくっていたので、明るい内から、ガバガバ焼酎の水割りや、ルイボスティー割を飲んでおりました。
 で、寝たのは、やはり、午後11時半過ぎだったかな?記憶が定かではなし。
 んでもって、午前2時頃に目が覚めてしまいました。「まさか、星が出ていないだろうな?」と思って、窓を開けると星が出ているじゃあーりませんか?
 てなことで、ベランダに出していた、高橋製作所のμ250CRSと、ようやくゲットした「ZWO ASI 2600MCDUO」なる、冷却CMOSカメラのテストをやろうとしました。しかし、結構酒が残っているどー。
 要領が悪すぎて、あるいは酔っ払っていたためか、なかなか極軸のセッティングすら、ままならない状態です。ようやく極軸のセッティングがでましたので、2600MCDUOのテストです。
 「なぬぅー?ガイドチップを認識せんがなぁ?なして?」結局、悪戦苦闘の末、何の成果もなく、午前4時に寝ることとなりました。
 
 起きてから、まだ雨が降っていなかったので、遠くの建物で、テストをしました。「あれ?やっぱり、おかしいぞぉー。いっそのこと、天文ショップに電話をかけて聞いてみるか?」と思っておりました。2600MC DUOは、iPad Air(第4世代の中古品)に入れている「ASi air」なるアプリで制御出来るはずです。しかし、ガイドチップを認識しないようです。「おっかしいなー。もしかしたら、USB3ケーブルの他に、USB2のケーブルも繋がないとダメなのかなぁ?天文ショップでは、そんなことは言っていなかったし、USB2ケーブルは、探してもなかったしなぁ。」と、苦悶の状態でした。
 取りあえず、iPad Airの電源を、一端切って、再度起動して試しました。
「ありゃ?USB3ケーブル1本で、撮像側と、ガイド側の両方が認識されたぞぉ。」(もしかしたら、私の頭がボォーとしていて、間違った事をしていた可能性が大いにあります。もしかしたら、ガイド用のCMOSカメラを「ZWO ASI 220MM Mini」を選択すべき所を、以前から持っていた「ZWO ASI 120MM Mini」を選択していたのかな?色々試してみたんだけどなぁ。
 

 

メインカメラである、2600MC DUOの撮像側も接続が確認出来ました。(黄色く塗った箇所です。)
 

2600MC DUOのガイドチップも接続が確認出来ました。
 

撮像側のチップでとらえた画像です。ちょっと、フォーカスを合わせる時に、「ASi air」に出てくる画像が、かなりもたついているので、思ったより簡単にはピントが出ませんでしたけどね。
 

 これは、ガイドチップ側でとらえた、コンクリートの建物の画像です。画像が、ケラレることもなく、ピントもちゃんと出ていました。撮像側が緑がかっているのは、納得ですが、ガイドチップ側の画像が、普通の色をしていますね。内蔵されているフィルターかが違うんでしょうかねぇ?
 つーことは、これで、ガイド鏡なしで、天体写真が撮れるな。良かったわー。
 
 次に、とんでもない勘違いをしていたことも、書きます。
 2600MC DUOを望遠鏡に接続する、K-ASTECのパーツのことです。52mmのフィルターの装着が、簡単に出来ないと思っていましたが、これが大間違い。簡単に接続することが出来る事が分かりました。
 

これが、そのK-ASTEC取付金具と「ZWO New M54 Filter Drawer」を組み合わせたものです。
 

 「K-ASTEC TR74-ASI6200 M54」は、テーパーリングを3本のネジで固定出来るので、このネジを緩め外せば、簡単に52mmのフィルターを取り付けることが出来る事が分かりました。(上の写真)そうだよな、K-ASTECの川野さんが、変なパーツを作るはずないわなぁ。どーも、すんませんでした。
 前にも書きましたが、川野さんは、私が佐世保の大学に通っていた時に、佐世保天文同好会でもお世話になった方です。なんまいだぶつ。拝むな、拝むな。
 

 「ZWO New M54 Filter Drawer」には、48mmフィルターを装着出来ますので、元々持っているNBZフィルターも装着出来ます。
 この写真では、48mm径のNBZフィルターと「HEUIB-Ⅱ玄天52mmフィルターの両方が付いてい事になります。この組み合わせで、ちゃんとした写真が撮れるかは、疑問ですが「HEUIB-Ⅱフィルター」が使える事は嬉しいですね。また、「SEO Cooled 6D クリアタイプ」を購入する際に、一番、輝星が、にじまないと教えもらった「UIBAR-Ⅲ M52 フィルター」も試すことが出来ます。(SEO Cooled 6D クリアタイプは、昇天されました。かなぴー。)
 

てなことで、多分、このμ250CRSでも、上に乗っているガイド鏡なしで、2600MC DUOが使えそうになってきました。後は、天気と月齢の問題ですねぇ。
 
 更に、本日は、とんでもないことに気がつきました。それは、ずっと問題視していた、我がメインパソコン「i MacPro」のストレージの残量のことです。
 iPad Airを起動したところ「バックアップをとっていません。お金を出して、iCloudの容量を増やしませんか?」みたいなメッセージが、繰り返し出てきます。しかし、そんな金はありません。そこで、我が「i MacPro」にバックアップすることにしました。しかし、どの場所に保存されているのかが、イマイチ分っていませんでした。バックアップが終わると「i MacPro」のストレージの残量が、更に減っていました。「やばいよ、やばいよ。外付けHDに保存したかったのに。」と、よく見ると、私個人のiPhoneも、会社にいた時に使っていたiPhoneのバックアップも、「i MacPro」の中にに保存されていたことが、今更分かりました。そりゃ「i MacPro」のストレージの残量が減る訳だわな。
 古いOSの時の、バックアップを外付けHDに移植する方法は、ネットで見つけました。しかし、現在のOSでの方法が見つからず、往生しました。それでも、何とか、外付けHDに、iPad AirもとiPhoneのバックアップをとることに成功しました。それで「i MacPro」に保存していたバックアップは削除しました。めでたし、めでたし。
 

何と「i MacPro」のストレージ残量が、327GB程になりました。一時は180GB程になっており、こりゃ、無理しても新しいMacを買わないといけないのかなぁって思っていました。ああ、良かった。つーか、アホ衛門の脳みそが腐りまくっていますね。・・・まあ、お後が宜しいようで、つー言う感じです・・・
 
 追伸、追伸。
 夜、雲の合間から、少し星が見えていたので、ベランダからテストをしてみました。機材は「μ250CRS+CRレデューサーCR0.73×の焦点距離1.825mm」と同社の「NJP Temma 2赤道儀」のコンビです。制御は「ZWO ASi air Plus」から行いました。
 しかし、今回の結果は、じぇんじぇんダメでした。そもそも、自動導入しようとしても、毎回、全く違う方向に鏡筒が動いてしまいます。(ちゃんとホームポジションを確定してから実施しましたよ。)念の為に、電源やケーブルの接続を切ってから、接続し直しても、結果は同じです。まさか、合わせておいた極軸が、何かのはずみで、大きくズレてしまったのでしょうか?ホームポジションの確定がおかしい場合は、全く逆の方向に向かいますが、今回のズレは、少し異なっています。そこまでは、ズレないのです。原因は何でしょう?
 
 そう言えば、未明の時も、自動導入が出来なくて、テストをやめてしまった様な気がします。まだ酔っていたので、はっきりと覚えていませんが。
 
 また、空の状態がかなり悪かったので、何とも言えませんが、NBZなるデュアルバンドフィルターを付けると、ガイド側には、全く星が出てきませんでした。・・・ならばと、NBZフィルターを外してもダメでした。いくら何でもおかしいと思ったら、いつの間にか、雲に覆われてしまっていました。どよよよーん。
 やっぱ、ちゃんとした星空でテストしないと、何とも言えませんけどね。でも、空の状態が良い時でも、同じ結果だったらどうしよう。まあ、多分大丈夫だとは思いますけどね・・・でも、もしかしたら、NBZフィルターを付けると、結構暗くなるので、ガイド星を、かなりつかまえにくくなる可能性は、あるような・・・まあ、その時は、これまで通り、親子亀方式で、ガイド鏡を付けて撮影しましょう。


貧相アブ衛門の嘆き1.325


2023年8月23日(水)


異常気象。


 今年は、本当に異常気象、猛暑の日が続いていますね。新潟県の長岡市では最高気温39.0℃。札幌で36.3℃。何じゃ、こりゃあああ!てな感じですね。札幌市なんかですと、エアコンが付いていない家も多いとか?こりゃあ、殺人的な暑さですね。
 雨のせいで、我が米子市の最高気温は、31.7℃どまりでした。ん?雨が降って31.7℃、しかも、今は8月下旬です。これも、異常ですよね。
 ところで、本日、いつものクリニックを定期的な受診をしてきました。まず、7月28日に受けさせて頂いた「国民健康保険人間ドック」の結果を聞きました。血液検査は、問題なしとのことです。でもな、あの先生は、結構データに寛容で、これまでも「この位なら全然大丈夫!」って言われていたことが、何回もあるからな・・・
 癌の診断結果は、まだ時間がかかるらしく、多分、次回受診したあたりに分かる事でしょうね。
 ついでに、右手橈骨神経麻痺の話をしました。「麻痺になった当初よりは、だいぶマシになりましたが、右手は、女性の力の半分位しかありません。」と言いますと「あれは、治るまでには3ヶ月位かかりますからね。」と。やっぱ、そうなのぉー!!まあ、これは仕方ないので、前回処方してもらっていなかったビタミンB-12製剤の「メチコバール」を処方してもらうことにしました。
 私は、仕事柄(もう退職していますが。)一般の方よりは薬剤の知識がありますので「先生、この薬は、これに変えてもらうことは出来ますか?」等と、具体的な薬剤の名前を挙げて、何度か変更をしてもらっています。ドクターからしたら、うっとしい患者でしょうね。
 その後、久しぶりに、お袋さんの家に寄ってきました。右手の麻痺が残っていたうえ、雨が降っているので、今回は雑草をとることは出来ませんでした。次回、何とか処理したいものです。
 
 ところで、昨日ゲットした「ZWO ASI 2600MC DUO(ガイドチップ搭載/カラー/冷却モデル)」ですが、口径25cmの望遠鏡である、μ250CRSにレデューサを付けた状態でも、接続が出来ました。まずは、テスト撮影をしたいところですが、低気圧や熱帯的圧のオンパレードで、それもしばらくは無理なようです。
 

 これが、μ250CRS鏡筒と、NJP Temma 2なる赤道儀の写真です。「ZWO ASI 2600MC DUO」なる冷却CMOSカメラは、ガイドチップを内蔵しているため、ガイド鏡が不要になるはずです。しかし、濃いフィルターを使った時に、内蔵のガイドチップが、ガイド星をとらえられるかがちょっと不安要素です。そのため、この写真では、ガイド鏡を親子亀方式で装着したままです。これなら、フィルターなしで、ガイド星を捉えられることが出来ます。その分かり、焦点距離は500mmですけどね。
 現状では「ZWO ASI AIR Plus」で制御するのが王道の様です。(ガイド鏡の上に乗っている赤い色の装置)この装置は、WiFiでiPad Airで制御しますので、パソコンを出す必要性がない言うメリットがあります。でも、付属している星図機能は英語表記だし、何か見づらいんですよね。早く「ステラショット2」と言うソフトにも対応してもらいたいものです。
 
 ちなみに、この望遠鏡の重さですが、分かっているものだけで、70kgでした。そこに、鏡筒バンド、アルミプレート、FC60なるガイド鏡、CMOSカメラ、ZWO ASI AIR Plus何ぞも加わります。
 更に、リチウムイオンバッテリー2個や、三脚アジャスター、乾燥空気装置、ヒーター、そして、鏡筒や赤道儀を入れるアルミケースなども加わります。何や、かんやで100kg近い荷物となるんじゃないかな?ジジイには地獄ぢゃー。
 
 ちなみに、持っている一番口径の大きな望遠鏡は、セレストロン社のC11です。こいつは、シュミットカセグレン方式の口径28cmの望遠鏡です。
 

これが、セレストロンC11です。(多分、以前住んでいた堺市のマンションで撮った写真だと思います。)正直、性能は「μ250CRS」の方が断然上なので、今は、出番が殆どない状態です。いっそ、うっぱらちゃおうかな?でも、二束三文にしかならいかもねぇ。
 
 余談ですが、昔、反射望遠鏡の、鏡磨きの名人の方が話した内容が思い出されます。「口径15cmと口径20cmの望遠鏡では、それほど性能の差は感じられない。しかし、口径20cmと口径25cmの望遠鏡では、まるで見え方が違う。」みたいな内容だったと思います。そんなこともあって、口径25cmの望遠鏡は憧れの的でした。結局、日本では、気流の状態が良くないので、なかなかその性能を感じきれていません。(特に、ここ山陰は、シンチュレーションが悪い気がしますね。惑星や、月の撮影などの、強拡大撮影の場合は、大阪にいた時の方が遙かにマシな写真が撮れていましたからね。)
 
 話が戻りますが、昨日ゲットしたパーツの中の「K-ASTEC TR74-ASI6200 M54」ですが、ちと、予想外な現実を見つけてしまいました。
 

 このパーツを使うと、いままで使っていた、多くの52mm径のフィルターが使えることが書かれていました。確かに、装着は出来ます。でも「74φテーパーリング」と「テーパーリングメスアダプター」は、小さな六角ボルトで固定して使いますので、途中で「次はこの52mmフィルターに変えて撮影しよう。」てなことは、容易ではないですね。特に、夜間に小さなボルトを緩めたり、締め付けたりするのは、危険が危ないです。
 この様にしてフィルターを使う際は、予め「良し、今夜はこのフィルターだけ使って撮るぞぉ。」と決めてからでないと無理かも知れません。使いたい52mm径のフィルターは何個かあるんですよね。(何か、良い方法があったら教えてほしいです。)・・・完全に私が間違っていました。簡単に52mmフィルターを装着出来ることが分かりました。アホ、アホ、ペシペシ。


貧相アブ衛門の嘆き1.324


2023年8月22日(火)


いっぺん、しばいたろか?


 午前7時半頃に起床。窓を開けて外を見ました。「えっ?マジかよ?クッソー。いっぺんしばいたろか?」てな気分になりました。
 昨夜は、黒い雲が覆い尽くし、稲光がピカピカと。こりゃあ、絶対ダメだと、天体写真撮影に行くのを止めたのです。
 しかし、今朝の天気は快晴でした。
 

 ほーれ、ご覧の通りの快晴。この写真は、午前8時55分に撮影したものです。アホ衛門は、グレました。不良ジジイになることを決めました。よーし、あんなことや、そんなこともしちゃるけんね。と思いましたが、特にやりたいことはなし。それじゃ、意味ないじゃーん。
 でも、夜は、曇りになるそうです。がるるるるぅー!更に、その後は、ずっと曇りの天気予報が続きます。泣くどー!!
 
 話が変わりますが、大学時代のこと、高校時代の地学部OBが、OB会を結成しました。そして、それは、いつしか「ヤマト天文同好会」に名前を変えました。特に友人の「タチゲ」とは、星を見るために、北アルプスの蝶ヶ岳や、7月から8月にかけてと3月に鳥取県の大山、3月の島根県の三瓶山に登りました。それは、言ってみれば【山と天文同好会】でした。う、うまい。「ヤマト」と「山と」って・・・山田さん、座布団全部持って行っちゃって!!何でやー??
 「タチゲ」とその旗を作ろうといろいろと意見を出し合いました。しかし、なかなか意見が合わず、結局は「タチゲ」のテントのイメージを多めにしたもので決定しました。1981年3月に、鳥取県の大山山頂で、この旗を持って写した写真が懐かしいです。この時の旗は、白いハンカチに、いろいろな色のマジックで書いて作ったものでした。
 

 これは、多分ですが、アルダス社の「フリーハンド」と言うポストスクリプト系ドローソフトで作成したものだと思います。「フリーハンド」は、その後、マクロメディア社から販売されていました。更に、その後、Adobe社に買収され、2003年に開発が中止になってしまいました。使いやすかったんだけどな。
 仕方なく、Adobe社の「Illustrator」を購入しました。多分、これは、そのデータを「Illustrator」に移植して作成し直したものだと思います。
 しかし、その後「Illustrator」は、高いサブスクのソフトになりました。私の持っていたのは「Illustrator CS6」までです。32bitのソフトのため、現在使っているMacでは使用出来なくなりました。困り果てて、ネットで見つけたフリーソフトの「Inkscape」をインストールしました。しかし、私の使っている「i MacPro」は、少なくとも買った当初は、そこそこのハイスペックのパソコンでしたが、動作がアホ程遅く、アンインストールしてしまいました。そして、これまたフリーソフトの「Vectornator(ベクターネーター)」をインストールしました。こちらは、結構動作も速かったのですが、使い方に馴染めずに困っていました。結局、今は、有料の「Affinity Designer 2」を買って使っています。これは、安いのに、かなり優秀なソフトで「Illustrator」の代用に充分なり得るソフトです。ネットにも使い方が沢山紹介されていますしね。
 で、最終的に、この「ヤマト天文同好会の旗」は「Affinity Designer 2」形式で保存しています。
 ソフトも、時代によって、いろいろ変わりますよね。会社が潰れたり・・・
 

1981年3月に、鳥取県の大山山頂で撮った写真です。手作りの「ヤマト天文同好会の旗」がなびいています。(何度もアップしている写真で、すんまそん。何か、変色やゴミがひどかったので、Photoshopを使ってまさに手作業で補正したものです。)
 

3月と言うことで、急に気温が上がり、雪が溶け始めています。縦走路を少し歩いてみましたが、勿論途中で引き返しています。「雪庇」がある可能性もあり、雪崩の恐れもありましたからね。(これも、何度もアップしていますね。)
 

 先般、米子市の最高気温変移をアップしていましたが、何かそのデータが低いのではと疑問に思い、他のサイトからデータ収集してみました。7月15日からの最高気温の変移です。ゲロゲロ。この気温では、ジジイは死ぬわ。
 この夏は、各地で、もっと猛暑になり続けた場所がありますよね。地球が危ない。「急げヤマトよ。残された時間は、後365日だ。」知らんけど。
 
 と、午後2時20分頃、郵便局の方が、クソ暑い中、ゆうパックを届けてくれました。そうです。
「ZWO ASI 2600MC DUO(ガイドチップ搭載/カラー/冷却モデル)」が届いたのです。
 

梱包は、こんな感じです。念の為のことを考えて、梱包のセロテープなどは、ものごっう丁寧に剥がしました。更には、iPhoneで、その都度写真を撮っておきました。

 

これが、中身です。「ZWO ASI 2600MC DUO」の撮像センサーと、ガイドチップも写っています。
 

これが「ZWO ASI 2600MC DUO」の本体です。結構デカくて、結構重いです。
 

上が「ZWO ASI 183MC Pro(1インチ冷却CMOSカメラ」。下が「ZWO ASI 2600MC DUO(APS-Cサイズ冷却CMOSカメラ)」です。
 
 この商品、4月22日に、ある天文ショップに仮注文を致しました。6月発売となっていましたが、メーカーの製造体制が追いつかず、遅れに遅れておりました。その天文ショップに確認したところ「うまくいけば、9月初めに出荷出来るかも知れませんが、もし、入荷数が足りないと、次回は、いつになるのか、私たちにも分かりません。」と言われておりました。
 ところが、ある日、違う天文ショップのHPを見たら、1個在庫があったのです。それで、えーい、とばかりに注文をしてしまいました。
 
 そこで、大変失礼ながら、最初のショップさんには、このCMOSカメラと接続パーツをキャンセルしました。しかし、接続パーツは、必要なので再注文を出しておりました。(システム上こうするしか方法がありませんでした。)16時15分現在、そのーパーツは届いておりません。こちらは、クロネコさんからの配達で、コンビニに届けてもらうように依頼しております。
 
 届く前に、車の中に積み込んだ機材を、部屋に回収することとしました。「あれっ?晴れとるがな。やっぱ、やめようかな?否、天気図、天気予報から考えると、絶対天気は崩れるはず。」考え直して、やはり、部屋に回収することとしました。しかし、これが、アホ程しんどいのです。仕事でも使うことがあると思って、軽量の台車を買っておいたので、少しはマシでした。しかし、エレベーターを使って何回も往復します。機材は、重い上、デカくてとても持ち運びにくいのです。アホ程汗をかきました。そして、疲労困憊。
 
 などと言っていると、メールが届いているのに、気がつきました。このCMOSカメラを接続するパーツが、コンビニに届いたのです。アホ程暑かったので、車で出かけることにしました。
 んで、届いたパーツを開けてみました。「むむむ、何じゃ、こりゃああああ!!何かネジがアホ程入っているどー。」ちょいちょいと接続出来るのかと思っていましたが、結構考えながらやらないとダメの様です。疲れ果てた身体と、パープリンの頭では、やる気が起こらなくなってきました。どよよよよーん!!
 

協栄産業大阪店さんのHPからがめた接続画像です。52mmフィルターがこのシステムだと使えそうだったので、K-ASTECさんのパーツも購入しています。
 

まず、この「K-ASTEC TR74-ASI6200 M54」を望遠鏡に取り付けるげな。何か、スケアリング用の六角ボルトが色々入っているどー。ジジイの目には字が小さすぎて見えませんがな。(どうやら、スケアリングの六角ボルトではなく、固定様のものでした。こう思ったのが、そもそもの間違いでした。)
 

なぬなぬ、次にこの「K-ASTEC EX-12.5」を付けるのか?これにも、小さなネジが入っとるがな。これで、固定するんのかいな?
 

で、最後に「ZWO New M54 Filter Drawer」なるパーツを付けるのか?
 
 何か、今日は既に根性がなくなってきたどー。
 
 しかし、何とか接続しなくっちゃと、いろいろな天文ショップのHPを見たり、更には「K-ASTECさん」のHPを見て試行錯誤しておりました。
 あっかーん!じぇんじぇん接続の方法が分かりましぇーん。結構長い時間、四苦八苦しておりました。
 殆ど諦めていました。明日、天文ショップさんに電話してみるか?最悪、ショップさんまで直接行って確認してみるか?否、K-ASTECさんにメールした方がエエか?
 と、最後のあがきで、チャレンジしてみましたところ、何と!!突然?接続出来ました。あー、良かったわー。つーか、アホ衛門、頭悪すぎ!!
 

TOA130Sにレデューサを付けた状態で、「ZWO ASI 2600MC DUO」の接続が出来ましたわ。K-ASTECのさんのパーツを多く使っています。私って、お馬鹿さんよね。アホ、アホ、アッホー!!もう、しばき倒してくりぃー。いやーん、そこは違いまんがな。
 
 もし、星が出ていたら、テストをしてみようと思いましたが、星は1個しか見えていませんでした。熱帯的圧や、普通の低気圧が近づいてきていますので、数日間はテストが出来ないと思います。もうちょっと早く接続することが出来ていたら、もしかしたら、本日テスト出来ていたかも。うーむ・・・


貧相アブ衛門の嘆き1.323


2023年8月21日(月)


やってもうたでぇー。


 昨日、ネット検索をしておりましたら、とある天文ショップのHPに、「ZWO ASI 2600MC Duo」なる冷却CMOSカメラの在庫が1台だけあると書かれておりました。ここでは、これまで購入したことがありませんので、かなり躊躇しておりました。「でもな、今頼んでいるショップでは、早くても9月、もしかしたら、更にずっと後にならないと出荷出来ないと言われていたしなぁ。」
 んで、今朝、再度、その、とあるショップのHPを確認しました。「あれっ?まだ、在庫1台のままだぞ。つーことは、買えるんだ。」しばし、考えた後、注文をすることにしました。予約販売特典の「背面調整センサーチルトプレート」は、付属しないことになりますが、まあ、エエっかてなことになりました。待つことの限界に来ていましたからね。初めて注文するお店なので、支払いは代引きとさせてもらいました。
 ちになみに、注文を入れた時点で、直ぐに「この商品の注文を確認しました。」みたいなメールが返信されてきました。更に、HPには、在庫が1台から0に変わっておりましたので、注文は通っていると思います。
 最初に注文をお願いしていたショップの「ZWO ASI 2600MC Duo」自体は、キャンセルとして、このカメラを取り付けるパーツだけを、再度注文することに致しました。在庫はあるとのことでした。めでたし、めでたし。
 

 何度もアップしている「ZWO ASI 2600MC Duo」なる、天体撮影専用の冷却CMOSカメラです。ガイドチップ付きですので、ガイド鏡が不要になります。でも、濃いフィルターを付けた時には、ガイド星が捕まるかが不安要素です。IDASのNBZフィルターはよく使うので、ちと不安ではあります。
  2600自体は、APS-Cのサイズで、16bitなので、今使っている183MC Proより、ダイナミックレンジが広くなり、星雲星団の淡い部分が写ることを期待しています。また、ありがたいことに「ゼロ・アンプグロー設計」なので、どうかすると、ダークを引かないでも、そこそこ良い写真が撮れる可能性があります。たまに、ダークを引くのを忘れていることがありましたからね。
 しかし、フラット撮影は、きちんとしないとダメですね。アホな私には、これが一番の課題かも知れません。
 

予約をした時点では、カメラを取り外さなくてもチルト調整ができるM54-Tilter(別名?背面調整センサーチルトプレート)が特典として付属することになっていましたた。しかし、これは諦めるざるを得ませんね。。シクシク。写真がなかったので「夜空の星狩り さん」のブログから、勝手に拝借しました。どーも、すんまそん。
 
 しかし、別の大いなる問題が・・・この、ここ2日間位は、晴れたり曇ったりの天気予報ですが、それ以降は、ずっと天気が悪そうなんですよね。泣けるのぉー。月もだんだん明るくなってくるし・・・
 

 これは、午後5時の気象庁のHPからがめた「赤外線気象衛星写真」です。突如、積乱雲とおぼしき雲があちこちで、モクモクをわいてきました。
 今夜、高橋製作所のμ250CRSなる望遠鏡を持って、大山で、天体写真撮影をしようと思っていたのですが、こりゃ、無理だわ。3度目のチャレンジをしようとしていたのですが・・・いつも、良い予報ばかりを出しているサイトでは、21時頃から晴れると言っていますが、気象庁の予報では、ずっと曇りです。うーむ、やめておいた方が良いよなぁ。あんな大きな機材をセッティングして大雨が降ってきたら、どうしようもありませんからね。チックショー!!
 午後6時50分時点ですが、雨は降っておりません。雲の合間から青空も少しだけ見えております。しかし、いつ、土砂降りになってもおかしくない空模様です。
 

 本来なら、こんな感じで撮影をしていたはずなのですがねぇ。手間の、白いビキニのおねいちゃんは、勿論AIで作成したものです。本当におったら、エエなぁ。でも、おったら撮影どころではないか?
 それにしても、アホ衛門、足短けぇーど。いやー、そんなに褒められると、照れますなぁ。
 ちなみに、車に積み込んだ機材は、一端、家の中に撤収しておいた方が良いかも知れませんね。露天の駐車場ではないのですが、車内は、かなり暑くなっていると思いますからね。
 9月は秋の長雨になるかも知れません。なかなか、撮影のタイミングが合いません。シクシク。
 
 あ、午後2時20分頃に、郵便局の方がゆうパックを届けて頂きました。そうなんすよ。「ZWO ASI 2600MC DUO(ガイドチップ搭載/カラー/冷却モデル)」なる、天体写真撮影専用の、冷却CMOSカメラです。まず、4月22日に仮注文したのですよ。当初は、6月発売と言われていました。しかし、メーカーのドンドン出荷が遅れ、頼んでいた天文ショップでは、うまくいけば9月上旬、それが外れたら、次回の入荷は全く未定と言われていたものです。
 偶然、在庫が1個あるショップを見つけて、元々頼んでいたショップさんには、失礼ながらキャンセルを入れてゲットした商品です。
 

こんな梱包で届きました。念の為に、セロテープ何ぞを含めて、ものごっつぅ丁寧に梱包を解きました。
 

んで、中身はこんな感じです。ZWO ASI 2600MC DUOの撮像センサーとガイドチップが見えていますね。
 

「ZWO ASI 2600MC DUO」の本体だけを写しました。大きい。そして、重い。
 
 して、このCMOSを取り付けるパーツを、最初に注文を入れたショップに、再度注文を入れたのですが、午後15時50分現在届いていません。こちらは、クロネコさんからの配達で、近くのコンビニに届けてもらうようお願いしておりました。こっちの方が早く届くと思ったんだけどなぁ。


貧相アブ衛門の嘆き1.322


2023年8月20日(日)


おい、おい、いい加減にしぃーや!!


 天気予報が、バラバラだったのですが、晴れることを信じて、チョコッと遠征に出かけることにしました。
 しああああああし、遠征場所に着いたのでですが、ドンドン雲が多くなってきました。車のフロントグラスには、小さな雨粒まで付いています。ちょっと、待ってみましたが、どう考えても悪い方に進展すると思い、諦めて帰ることにしました。何か、高橋製作所のμ250CRSを持って遠征すると、天候が悪くなるジンクスがあるんですよね。何か、グレそう。もう、酒飲んじゃるけんね。あ、毎日飲んでるがな。ならば、タバコ吸っちゃる。いんや、私は、一切タバコは吸わない主義です。ならばば、エッチなビデオ見ちゃる。あ、いつもの事ぢゃ。いやーん、スケベジジイ!!
 

私の愛車、レヴォーグは、LEDライナーを付けていない、今時?珍しい車です。とても良い車です。まあ、文句を言いいたい箇所もいろいろありますが・・・
 

秘密?の場所の標高は、スマフォのアプリで調べると、ほぼ880mです。標高がある程度高いので、地上の水蒸気の影響が少なくなります。この場所は、光害も少な目ですしね。
 

北側の風景です。晴れ間も少しありましたが、フロントグラスには雨粒も付いていました。
 

こちらは、南側です。晴れ間も少しありましたが、ドンドン曇ってきました。グレて、帰宅しました。チックショー!!往復80km程の移動でした。ガソリン代が、バカ高いんだよ。プンプン。
 
 実は、この日は、鳥取県米子市の花火大会がありました。8時スタートかと思っていましたが、あれっ?始まりません。えっ?中止か?と思っていたら、数分後に開始されました。良かったわー。
 

 花火大会のフィナーレを飾る、派手な花火の箇所です。星空は、見ることが出来ませんでしたが、すごく美しいものを見ることが出来ました。ちなみに、我がマンションは、この花火大会の特等席なのです。4Kビデオカメラで撮ってから、スケールダウンして、更に圧縮をかけた動画です。ビデオカメラだと、ちょっと白飛びしている感じです。実際には、もっと鮮やかな色で見えていました。また「ツァイス 双眼鏡ビクトリー8×56」で見ると、火の粉の細かな部分まで見えて迫力がありました。
 ただ、大きな花火が上がると、もの凄い音と、まるで地響きの様な、振動が伝わってきます。戦争をしている地域の事を、ふと思いました。これが、ミサイルでなくて良かった。日本は世界の中では、とても平和な国で良かったとつくづく思いました。
 また、このような花火大会を開催するに当たっては、相当なお金と、手間などがかなると思います。開催して頂き、誠にありがとうございました。ペコペコ。
 
 追加です。

「今年で50回目の節目を迎える鳥取県米子市の「米子がいな祭」を控え、米子城跡に18日、巨大な「バルーン米子城」が登場した。バルーンの高さは約11メートル。」と新聞で紹介されていました。
 ちなにみ、明治維新の後に城は払い下げられ、建物は取り壊されましたとのことです。うちの母親の話ですと、残っていた木材は、戦時中、燃料?とかに使われてしまったとか?本当かな?チト疑問。
 
こんな、バルーンが、米子城跡に作れました。(ネットより)
 
花火大会の際、4Kビデオで撮ったものです。夜は、ライトアップされており、遠目に見ると、本当に城が再建されたのかと思う程リアルに思えました。

貧相アブ衛門の嘆き1.321


2023年8月19日(土)


フレイル対策に、とりあえず行ってきました。


 米子市のフレイル対策の一環として、ある施設に行ってきました。割と自宅からは近いのですが、歩いて行くのには、チトしんどいので車で行ってきました。しかし、道は狭いし、一方通行の箇所もあり、なかなか到着出来ませんでした。
 でも、約束の時間よりは、そこそこ早く着くことが出来ました。
 早速、説明をして頂きました。アンケートを送った時は、体調が結構悪かったので、ネットで、それを正直に返答していたのです。結果、私は「フレイル」と判定されてしまったのです。
 説明を受けた後は、設置してある器具を全部使って、トレーニング?を体験しました。しかし、器具から受ける抵抗は、全くもって弱く、10倍強くしても大丈夫だと思いました。また、時間も、体験コースだったのか、とても短く、100倍の時間にしてもらっても、全然大丈夫だと思えました。
 そもそも、この施設を利用している人は、かなりの高齢者が多いので、この程度の強さで充分なのでしょう。親切に対応をして頂いたのですが、正直なところ、自宅でやっている筋トレの方が効果があると思い「ちょっと検討させて頂きます。」と返答致しました。施設の方も、この位動けるのなら、ここでやる必要がないと思われたのだと思います。(私のフレイルの判定は、フィジカル的なものも少しはありますが、メンタル的な要素が多いと思っております。)
 尚、自宅での筋トレ、ストレッチは、体調が悪かったため、長い間怠けていましたが、一昨日から再開しています。これを、徐々に長めにして継続していきたいと思います。
 
 さて、話がワープしますが、本日は、ちょこっと遠征での、天体写真撮影に行こうと用意をしていました。今回は、超久しぶりに、高橋のμ250CRSと、同社のNJP Temma 2なる赤道儀の組み合わせです。しかし、これがとても重く、かさばるのです。我が愛車のレヴォーグに、機材でパンパンになりました。
 天気予報は、殆どのものが、曇りになっていましたが、ある天気予報は晴れになっていました。実際に、空を見ると晴れ間が多かったので、午後5時過ぎに出かけました。
 と、あれよ、あれよという間に雲が押し寄せてきました。「ゲロゲロ、マジかよ。」撮影場所に着く前の、最後のコンビニで、食料と飲み物を買いました。再度、空を見てみます。「かっ!こりゃ、ダメだ。」諦めて帰ることにしました。
 もし、そのまま行って、機材をセッティングをして後、完全に曇ったままだったら、超ショックだったろうな・・・
 帰宅してから、20時半頃に、窓を開けて空を見ましたら、さそり座のアンタレスが、何とか見えていました。しかし、薄雲も結構ありました。やめて正解だと思いました。
 明日、晴れたら、再チャレンジぢゃ。早い時間帯は、三日月が出ていて写真が撮れませんけどね。
 

 これが、今回車に詰め込んだ機材です。以前に撮ったものですので、ちょっと仕様が変わっています。カメラですが「SEO Cooled 6D」なる、冷却改造EOS 6Dは、壊れてしまったので、デジイチを使うとなれば、ハヤタ・カメララボで改造してもらった非冷却の改造EOS 6D(HKIR)を使うことになります。このカメラは、画像処理がとてもしやすいのですよ。問題は、干渉フィルターをどうやって付けるかです。「ZWO ASI 183MC Pro」で使っているシステムでそのまま使えるかな?でも、48mm径のフィルターなので、多分周辺がけられる気がしますね。
 多分、基本的には「ZWO ASI 183MC Pro」を使うことが多いのかなって思っています。
 また、現在は、鏡筒はアリ型アリ溝形式のパーツで固定しています。
 電源も、BOSCHディープサイクルバッテリーと、同社のカーバッテリや、SG-3500LED電源の殆どが昇天されましたので、EcoFlow社のリチウムイオンバッテリーを2個使います。
 ちなみに、このメタル三脚は、ぶっとくて、何と15kgもあります。重いわー。
 

 これは、ベランダ撮影をしていた時の写真です。今回は、久しぶりに「ステラショット2」で撮影してみようかと思っていました。念の為に「ZWO AIR Plus 32G」も積み込んでいますけどね。
 μ250CRSですと、ZWO EAF(電動フォーカサー)が、使えません。その代わり、μ250CRSに付属している「Focus Infinity」でセミオートフォーカスすることになります。デジイチでのセミオートフォーカスは、何度も使っていて、安心ですが、冷却CMOSカメラでは、きちんと試していません。従って、ピントは、4本のスパイダーの回折像を「ステラショット2」か「Sharp Cap」を使って出すことになると思います。
 また、アホなことに「ZWO AIR Plus 32G」に付属している「AIS AIR」なるアプリの「Sky Atlas(星図機能)や、それに連携できる「Sky Safari Pro 6」の星図に、未だに慣れていないのですよ。星図としては、日本で開発された「ステラショット2」のものが、一番分かりやすいなって思っています。
 
 あ、撮影を諦めて帰宅してから、とんでもないパーツを車に積んでいないことが判明しました。フラット画像を撮影するためのパーツです。「迷人会さん」が紹介されていた、メリヤスの布を、刺繍枠で固定して作ったものです。μ250CRSとデジイチの組み合わせで天体写真を撮ると、思いっきり周辺減光が出ちゃいますからね。(レデューサを使っていることも影響しています。)結果、本日の撮影を諦めて正解だったと言うことですわ。
 

現在は、メリヤスの不要な部分は、はさみでカットして、見た目も少しはマシになっています。但し、これまで、この装置で良いフラット画像を撮ることが出来ていません。およよ。
 

2020年に、ベランダから撮ったバラ星雲の中心部の写真です。結構な周辺減光でしょう。この組み合わせでは、フラット画像が必要なんすよ。
 

本来なら、こんな感じで撮影をしていたはずなのですが・・・写真は、2021年10月10日に撮ったものです。


貧相アブ衛門の嘆き1.320


2023年8月18日(金)


いつもの、何やかんや。


 金がありませんなぁ。何のに、何かの請求が来やがったどこー。封筒を開けてみると「介護保険料」の請求書でした。「何々、いくらぢゃ?どわわわわー!!ムッチャンコたっけぇーど!」でも、払わんとダメだよな。てな事で、昨日、コンビニで全額まとめて支払っておきました。もう、ド貧民じぇけん。
 ところで、前の話になりますが、8月15日の夜に、長野県の野辺山の民宿「こっつぁんち」の常連客「スタック氏」から突然の電話がありました。まあ、所謂、お互いの生存確認です。彼は、家庭の事情があって、今年の夏は、家にこもっているとのことでした。と、いつの間にか、同じく常連客の「オマサ氏」からメールが入っていました。こちらも、台風のことや、生存確認でした。まあ、本当にありがたい話ですよね。メルシ・ボクー、サンキュー、謝謝(しぇいしぇい)、スパシボー、ダンケであります。
 
 またも、話が変わります。先般「フレイルチェック」のDMが来ておりました。イマイチ意味が分からない部分があって、記入できるところは記入したのですが、その後、ほったらかしにしていました。しかし、これではダメだと、ネットから登録をしました。
 と、とある施設から電話がありました。現在、仕事もしていないし、金もないし、登山の際に膝を痛めたり、橈骨神経麻痺になっているし、精神的にもかなり疲れていたので、「あんたは、フレイルでっせ。」との判定になっていました。まあ、現状の状態でアンケートに答えたら「フレイル」と判定されるわな。
 てなことで、明日、その施設で説明を受けたり、施設での運動の話も聞くことになりました。多分、自分ちで筋トレしたり、膝の調子を見ながら登山をした方が、効果的だとは思いますが・・・
 
 またも、話がワープします。
 4月22日に仮注文をして、5月19日だったかに、正式に注文を入れた「ZWO ASI 2600MC Duo」なる冷却CMOSカメラですが、未だゲット出来ておりません。こいつは、撮像用のCMOSの他に、ガイドチップも内蔵しておりますので、ガイド鏡なしに精密なガイド撮影が出来ると言う優れものです。(濃いフィルターを付けていた場合、ガイド星が見えるかが心配ではありますが・・・)
 

注文した「協栄産業大阪店さん」のHPを見ると、当初の「6月出荷予定」から、どんどん遅れていき、ついには「9月以降出荷予定」に変更されていました。これは、ZWO社としては、全く新しい構造のCMOSカメラなので、生産効率が非常に悪くなっていることが原因のようです。
 
 いっそのこと、ガイドチップのない「ZWO ASI 2600MC Pro」の方にしてしまおうかと、協栄産業大阪店さんに状況確認も含めて、電話をかけてしまいました。
 結果ですが、早く注文を入れた私の場合は、もしかしたら、入庫数次第では、9月初めにゲット出来るかも知れないとのことです。でも、それに外れたら、次回入荷は、全く未定とのことでした。あーあ、何か気が萎えるなぁ。でも、これは、メーカー側の問題なので、どうしようもありませんわ。


貧相アブ衛門の嘆き1.319


2023年8月15日(火)


ついに来やがった、台風7号。


 台風7号ですが、ノロノロと北上をしていたため、今日の午前、和歌山県・潮岬付近に上陸しましたとのことです。また、岡山県と鳥取県で、線状降水帯が発生したとのこと。
 午前9時時点、私の住んでいる鳥取県の米子市では、小雨が降っている程度ですが、これから、ドエライ雨風になるのでしょうか?
 

本日6時の天気図です。(気象庁のHPから)980hPaですから、私が勝手に予測していた960hPaよりは、勢力が小さくなったのですが、とんでもない災害を起こす規模です。東北北部には前線もかかっていますね。とんだお盆休みです。私は、ほぼ米子市で沈殿していますので、問題はないのですが・・・
 

午前8時30分の、可視光の衛星写真です。
 

こちらは、上記と同じ時刻の赤外線衛星写真です。
 

 これは、午前8時の台風進路予想図です。しばらくは、日本全体に影響を残しそうな進路です。
 あっ!!台風8号まで発生しておるがな。まあ、これは、日本には影響なさそうですが・・・
 
 あ、全くの余談ですが、この秋にMacの新しいOS「macOS14  Sonoma」が発表になります。7日に、本屋に寄った時に、初めて知りました。私は、未だ「Monterey」なるOSを使っています。このOSでないと作動しないソフトがあるからです。
 私がメインで使っているパソコンは2017年の12月に購入した「i MacPro」です。先ほどストレージの残量を調べたら、エラいことになっている事に気がつきました。
 

 あれぇー?先日確認したときには205GBほど残量があったんんだけどなぁ。どうしてこんなに減ったんだろう?
 新しいMacが欲しいなぁ。金ないなー。宝くじ当たらないかなぁ。アラブの石油王とお友達になれないかなぁ。


貧相アブ衛門の嘆き1.318


2023年8月13日(日)


ペルセウス座流星群撮影を再度行いました。


 台風7号が近づいているので、ペルセウス座流星群撮影は、多分ダメだろうとっていました。おまけに、見る天気予報、天気予報が異なる予報を出しているので、気も萎えてしまいます。
 しかし、結局、何か天気が良さそうなので、昨日と同じ場所に車で出かけました。でも、身体がダルいよぉー。
 
 詳細は「天体写真」の中の「2023年ペルセウス座流星群撮影(備忘録)」に移動してまとめておきました。


貧相アブ衛門の嘆き1.317


2023年8月12日(土)


台風7号、何とかしてけろ。


 ペルセウス座流星群撮影のため、なんちゃって遠征をしてきました。
 
詳細は「天体写真」の中の2023年ペルセウス座流星群撮影(備忘録)」に移動してまとめておきました。


貧相アブ衛門の嘆き1.316


2023年8月11日(金)


台風7号、やばし。


 昨心配している台風7号ですが、思っていた通り、成長?して「非常に強い」台風になっております。午前9時時点で、940hPaの気圧になっております。最大瞬間風速も65m/sと言う状況です。まだ、海水温度が高いエリアにおりますので、これから更に発達する可能性がありますよね。
 もう、これは、ペルセウス座流星群の極大日の天候は絶望的です。
 ならば、本日の夜、まず第一陣として撮影に行こうと思っておりますが、外は、完全無欠の曇天です。100km東の鳥取市では、晴れていて、アホ程暑くなるそうです。うーむ・・・どうしたものか?
 

午前9時の天気図です。どわわわー、ちゅー感じですな。
 

これは、正午の台風進路予想図です。ゲロゲロな進路に変わっています。当初の予報より西側にズレて、一端北西よりに向かって進んでいます。
 

お昼12時30分の気象衛星写真です。台風7号はヤバい姿をしています。台風6号から変わった熱帯低気圧と、台風7号の狭間になっているためか、山陰エリアから四国にかけて、南北に細い雲の帯が覆っています。夜は、晴れてくるとの予報ですが、本当でしょうか?今夜は諦めて、明日にかけた方が良いかも知れません。
 
 私は、この盆休み期間は、長野県野辺山の民宿「こっつぁんち」に行くのも、はなから諦めていますから良いんですけど・・・海外旅行している人や、国内でも帰省している人が、かなりおられますよね。ちゃんと帰ってこられるのでしょうか。人事ながら心配になっています。
 
 さて、話がしつこく続きます。
 午後2時前に、久しぶりに外食をとりに、外に出ることと致しました。近くのラーメン屋さんで、昼食セットだと700円で食べることが出来るのです。
 しかし、マンションを出てビックリ。道路が濡れています。小雨も降っています。
 食事を終えた後、アホ程ダルい身体を押して、撮影機材を車に積み込みました。しかし、天気は芳しくありません。
 17時過ぎだったでしょうか?窓を開けてみると、土砂降りです。一時的なものかも知れませんが、今夜の撮影を諦めることにしました。
 と、午後8時前に、また窓を開けてみました。がちょーんんんんぅん!!晴れとるがな!!もう、いやーん。このいけず。しかし、今日の体調では、ここから車を走らせる気力はもうありません。月も午前1時過ぎには昇ってきますし。しかし、何か、ぐやじいぃぃ!!
 

私の顔なこんな風になっています。「燃えよドラゴンより ブルース・リー氏)
 
 実は、その後、折角だからと、ベランダに、高橋製作所のμ250CRSとNJP Temma 2 の組み合わせをセットしました。右手の橈骨神経麻痺が、なかなか治らず、力が入りません。危うく250CRSなる望遠鏡を落下させてしまうところでした。危ない、危ない。
 しかあああし、何故か「ZWO AIR Plus」の調子がアホ程おかしいのです。全く自動導入が出来ません。アンタレスを導入しようとしても、全然違う方向を向いて行きます。しかも「Plate Solve」が全く出来ません。何度やっても、一端電源を切ってから、電源ONにしても結果は同じです。ならばと、他の星を使ってみました。しかし、全く自動導入が出来ません。
 もう、いい加減嫌になっていました。しかし、久しぶりに、パソコンに繋いで「ステラショット2」で制御することにしました。「ステラショット2を使うのは、本当に久しぶりなよね。」などと思いながら、セッティングをしておりました。
 と、「えっ?うっそー。」いつの間にか、空から殆どの星が消えていました。どうやら薄雲が全天にかかっているようです。
 
 今日は、何かグレる事ばっかりだね。ガックシ。
 

これは、以前に撮影したものですが、今回も全く同じスタイルで、撮影に臨みました。しかし、全く動作がおかしかったです。なしてかな?


貧相アブ衛門の嘆き1.315


2023年8月10日(木)


いつもの、何やかんや。


 昨日の大山登山は、結構しんどかったですね。両膝の痛みは残っていますが、激痛と言う程でありません。しかし、登山の間隔があいており、その間は、まともな運動をしておりませんでしたので、変なところが筋肉痛になっています。 
 右手の橈骨神経麻痺は、わずかに良くなったものの、まだ麻痺が残っており、パソコンのキーボード入力も、結構大変です。
 朝、軽めの朝食をとってから体重を計ってみますと、59.7kgになっていました。7月8日の、登山直後の測定では、58.8kgと言う記録がありますが、水分も食料もある程度ちゃんととった直後の体重としては、ここ何十年では最軽量です。
 前にも書きましたが、昨年4月4日の体重が、一番重く、何と70.7kgもありました。まあ、この時は、腹もボーンと出て、かなりの豚でしたからね。
 しかし、一見すると、急激な体重低下は「フレイル」の兆候となる場合もあります。「フレイル」が進むと「サルコペニア」となり、寝たきりになる可能性があります。ある程度の運動を毎日継続して行うことが大切ですね。
 
 ところで、気になるのは天候です。今年こそは、動画を含めて、ペルセウス座流星群の写真をちゃんと撮りたいと思っています。しかし、台風7号の影響がとても不安です。
 

 気象庁HPからがめた、本日6時の天気図です。台風7月は、現在は時速15km/hと、思ったよりは速いスピードで西に向かっています。しかし、台風6号と同じように、今後太平洋高気圧が壁となり、ゆっくりと北上することでしょう。
 あくまでも私の、単なる感触ですが、台風7号は、甚大な被害をもたらしている台風6号より、ヤバい台風に発達しそうな気がしています。もう、やめてーちゅう感じですよね。
 

本日9時時点の台風進路予想図です。まだ不確定要素が多く、予報円が大きいですね。ですが、このままだと、ペルセウス座流星群の極大日の天気は絶望的です。
 

これが、米子市の週間天気予報です。昨今の天気予報は、気象状況が複雑に変化しすぎて、全く当てにならない事が多いです。
 私は、明日夜から、ペルセウス座流星群の撮影に、ちょっとした遠征に行こうかと思っています。それには、まず、ポタ赤であるGF50の電源交換、TT320Xの極軸望遠鏡の暗視野照明装置の修理か、交換、電池の交換もしておかないといけません。更に結露防止のヒーターの作動確認も。
 
 ちなみに、私が、現在持っているポタ赤は3台です。以下、以前に撮った写真をアップしておきます。
 

現在、一番使っているのが、K-ASTEC社のGF50です。極軸望遠鏡が、外付けながら、しっかり固定されているし、トルクのあるモーターに交換されているので、安心感が高いです。(もう販売していない機材です。)
 

これは、2008年に購入した英国のアストロトラック社のTT320Xです。タンジェントスクリュー方式ですが、トルクもあり、ガイド精度がかなり高いです。先回の撮影では、極軸望遠鏡の暗視野装置の照明が付かず、使用していませんでした。確認か、ちょっとした修理が必要かも知れません。単3電池が8本もいるのが、デメリットではありますが、信頼性が高いです。
 

 これは、Unitec社のSWAT200のフル装備したものです。ドイツ式赤緯赤緯ユニット、スタンドアローンのオートガイダーM-GEN(初期型)まで装着した写真です。
 しかし、何回かのテストでは、原因は未だ不明ですが、まるでうまくガイド出来なかったので、今回はお留守番になるかも知れません。
 

 一番期待しているのが、この「フルカラーナイトビジョン SIONYX  AURORA PROビデオカメラ」です。
 フルハイビジョンではありませんし、近赤外線領域まで拾いますので、全体的にに緑ぽい色に写ります。(木々は、白っぽい紫色に写ります。)また、真っ暗な星空では、結構なノイズが乗ります。更にフルサイズカメラに換算すると50mm程度の標準レンズの画角であると言う欠点?があります。
 しかし、ISO感度は、驚異の819.200で、フレームレイトは、確か最大で30FPSですので、まさにリアルタイムで星空の動画が撮れます。これまでの経験では、恐らくは4等星位の流星が写っていたように思います。3等星の流星なら確実に写ります。
 
 また、Nikon D850を使えば、Holy Grail タイムラプス撮影が出来ますので、古いフィルム時代のF値のレンズを使って写すことも考えています。(このタイムラプス法は、明るい内から、星空になっても自動的に、ある程度適切な明るさで写してくれるのです。(絞り込み優先での撮影になります。)
 

ネットから拝借した、Nikon D850ボディの写真です。今時、ミラーレスではないんですよね。ボディだけで993gあります。そこそこ重いカメラです。
 

 通常の風景や人物の撮影では「AF-S NIKKOR 28-300mm」なる純正のズームレンズを使っています。交換レンズは高いので、私が持っているレンズの中では一番良い性能だと思います。しかし、如何せん、一番明るいF値でも3.5ですから、流星撮影には向かないですね。中古で買った安い明るいF値のレンズを使いましょうか?
 以前、フィルム時代のシグマの15mm対角魚眼(F2.8)で撮った事がありますが、絶対に画角に、ある程度明るい流星が、何個か流れたと思っていましたが、1個も写っていないことがありました。
 友人の「グビタ」が言うように、ISO感度をかなり上げて、F値も解放にして、画質はあまり気にしないで、バカスカ撮るのが良いでしょうね。
 

あ、これはやばいぞ。本日13時30分の気象衛星写真です。(可視光写真)台風7号は、海面温度の高いエリアにおりますので、これから、とんでもない台風になる可能性があります。ある情報では、960hPaの勢力で日本に上陸する可能性があるとか?これは、実にまずいぞ。
 
 いつもの様に、話がワープします。飛びます、飛びます。
 夜になってから、ペルセウス座流星群撮影用のポタ赤のチェックを行いました。
 

 まずは、Unitec社のSWAT200のフル装備です。言ってみれば、小型のドイツ式赤道儀の様なモノですので、カメラの構図が自由にとることが出来ます。
 しかし、電源が見つからず大慌てでした。結局、出てきましたけどね。
 上記の極軸望遠鏡は、ビクセンのポラリエ用のものです。そこに、笠井トレーディングの明視野照明装置を付けています。その照明装置の電池も交換しておきました。
 

元々は、TOAST Proなるポタ赤用の極軸望遠鏡を使っていましたた。しかし、これに付けていた笠井トレーディングの暗視野照明装置を、チェックしたところ、断線しているのか、全くLEDがつきません。困り果てていましたら、高橋製作所のTOA130Sのファインダーに同じ物を付けていたことを思い出しました。TOA130Sは、現在は「ZWO ASI AIR Plus」で制御しているため、ファインダーは、ほぼ使うことがありません。そこで、これを移植しました。ちゃんとLEDが点灯して、使用可能な状態になりました。
 

K-ASTEC社のGF50なるポタ赤です。これは、高度方位調整装置 XY50、ジンバル装置、レボルビング装置 RR-110のフル装備の状態です。ジンバルは、3箇所で固定するため、ちょっとした慣れが必要です。しかし、天頂に向けるのは、自由雲台より簡単の様な気がします。現地でジンバルを使うのかは、まだ検討中です。
 

これは、アストロトラック社のTT320Xです。タンジェントスクリュー方式ですので、2時間ごとに、まき直す?必要があります。しかし、精度は抜群です。前々回の遠征の時に、使おうと思ったら、極軸望遠鏡の暗視野照明が点灯しませんでした。よく調べたら、上記のTOAST Pro用の極軸望遠鏡を使おうとしていました。元々付いていた極軸望遠鏡が出てきましたので、使用可能となりました。LEDライトの点灯も確認しておきました。
 
 しかし、ここで根本的な問題が発生。
 私は、三脚を3本しか持っていないのです。(ジッツォ2本、マンフロット1本)「サイオニクス オーロラ プロ」は、是非とも使いたいので、残りは2本です。カメラ2台とも、ガイド撮影をするか?それとも、固定撮影で、タイムラプス撮影をするか、悩むところです。えーい、それなら、いっそのこと、ビクセンのSXPとか、高橋製作所のEM-200 Temma 2 Zなるちゃんとした、中型の赤道儀を持って行こうかな?
 あ、それより、天気の方が心配です。さーて、どうなることやら。
 

本日、22時30分の気象衛星写真です。(夜なので赤外線写真)台風7号の目がはっきり写っています。これは、やばい台風になりそうだぞぉ。天気予報は、毎日コロコロ変わるので、撮影出来る時に写真を撮るしか、方法がないですね。


貧相アブ衛門の嘆き1.314


2023年8月9日(水)


天国と地獄を味わいました。


 本日は、78年前に長崎に原爆が投下された日でした。多くの人が亡くなり、多くの人が後遺症に悩まされ続けています。もう、このような事が二度と起こらない事を祈るしかありません。
 さて、相変わらず、体調は悪いし、膝の違和感も解消していません。しかし、最悪の状況ではありません。更に、台風6号よりも台風7号のことも考えると、今日を逃したら大山登山は、しばらく出来ないと思えました。
 
 てなことで、大山登山を敢行しました。
 
 詳細は「登山記録とHB彗星観測の思い出」の項目にアップしております。
 

ああ、大山山頂はガスの中。強風も吹いていましたぞ。


貧相アブ衛門の嘆き1.313


2023年8月8日(月)


やっぱし、出てきやがったな、台風7号。


 いんやー、体調が悪いっす。背中が痛くて熟睡出来ないし、膝の調子も悪いし、右手の橈骨神経麻痺は、一進一退の状態だし、とにかく身体がダルいんですよね。従って、やる気がまるで起こりませんのよ。
 さて、気象庁のHPを見ると、やっぱり台風7号が発生しやがったどー。台風6号の方は、沖縄、奄美、九州等では、甚大な被害を出したり、これからも被害が拡大しそうなのに、もう台風7号かよ、ちゅー感じです。
 

午前9時の天気図。(気象庁HPより)あ、台風だけではなくて、前線が、北海道にかかっていますね。
 

午前11時の、台風6号、7号の進路予報図です。特に、台風7号の影響で、盆休みや、ペルセウス座流星群の極大日の天気がかなりヤバいかもです。何せ、動きが遅すぎますわ。太平洋高気圧が、台風の動きを止めているし、偏西風は北の方を流れているし・・・ちょっと絶望的かも。
 

気象衛星写真は、気象庁のHPのものは、細切れになっていたので、他から拝借しました。台風7号は、現状においては、勢力は小さいですが、これからがとってもヤバそうな気がしますぞ。
 
 暇?だったので、我が米子市の最高気温の変位を調べて見ました。
 

 あれぇー、猛暑日もあるには、あるのですが、思った程ではなかった・・・そうか、鳥取市がめっちゃ暑かったので、そのイメージが強かったのかなぁ。まあ、それでも、クソ暑い夏には違いないですね。
 高校時代までは、島根県の松江市に住んでいたのですが「うっそー、今日33℃だって。むちゃあちいがな。」てな風に思っていましたので、昨今の猛暑日から考えてみると、明らかに地球が温暖化していますね。
 

 台風の動きがよく分からないので、ペルセウス座流星群の撮影は、極大日にこだわらず、晴れていれば遠征に行った方が良いですね。
 その際には、ポタ赤2台と静止画を、サイオニクスプロで動画を撮ってみたいものです。(写真は、和歌山で撮影をした時の写真から合成したものです。(いやーん、ド変態!!)
 
 ちなみに、今年のペルセウス座流星群の極大時刻ですが、アストロアーツさんによりますと、【極大時刻は、8月13日17時ごろと予想されています。これは日の入り前の時間帯なので、実際に見やすいのはその日の夜、つまり13日の宵から14日の明け方ということになります。】げな。
 高校時代から大学時代にかけて、鳥取県の鏡ヶ成で観測した時は、HR60近い流星が飛んでいたと思うのですが・・・現在はHR20〜30位ですかね?(1時間に何個飛ぶかがHRです。)
 
 追伸 このところ体調が悪くて、まるで運動をしておりませんでした。てなことで、取り合えず足踏み運動をするステッパーを200回だけやっておきました。ダミじゃん、それでは?


貧相アブ衛門の嘆き1.312


2023年8月7日(日)


台風6号はいずこへ向かうのぢゃ?


 昨日は、78年前に広島に原爆が投下された日でした。
 私が、子供の頃に、下隣のお兄ちゃんが「ピカドンがな・・・」と話しているのを聞いた記憶があります。しかし、その当時「ピカドン」が原爆だという事を知りませんでした。
 その後、お袋さんに広島に旅行に連れて行ったもらったことがあります。「広島平和資料記念館」にも行きました。その夜、旅館で寝ることになりますが、とても不安な気持ちになったことをおぼろげに覚えています。「朝、目が覚めたら、焼け野原になっていたらどうしよう。」と。
 いかなる場合でも、一度失った命は戻ってきません。しかし、特に戦争はいけませんね。ましてや、核兵器は絶対ダメです。一度にあり得ない程の人を、町を、一瞬で破壊します。また、生き延びた人も放射能の後遺症で延々と苦しめることになります。
 
  原爆の父と言われている「ロバート・オッペンハイマー氏」ですが、私は、何かを勘違いしていて、生涯、原爆を肯定していた人だと思っていました。しかし、原爆を投下したことをとても反省して、水爆の開発にも反対していた人だと言うことを知りました。
 相対性理論で有名な「アルベルト・アイシュタイン氏」もアメリカが早く原爆を作ることを提言したという記憶があります。それは、ナチスが原爆を開発しており、それならば、ナチスより早く作る必要性があると言っただけだったようです。そのため「マンハッタン計画」にも、一切関与していないのだそうです。しかし、アインシュタイン氏は、自分の言った言葉をとても後悔していたと記憶しています。
 テレビ番組で見たのですが、日本も原爆を開発していたとか。結局は、成功しないまま終戦を迎えることになります。
 戦争は、人間が人間でなくなることなのです。如何にして、相手を殺すか?やがて、人を殺すことの抵抗も、罪悪感もなくなってしまうことです。
 8月9日は、長崎にも原爆が投下されました。当初の投下目標は、小倉市でした。しかし、天候が悪く、雲の少なかった長崎に投下されたと言う経緯があるようです。長崎に投下された原爆は、プルトニウム型原爆であり、ウラニウム型原爆とは異なるため、事前に投下実験をされたと言う記憶があります。
 
 さて、話がドンガードンガラガッターと音を立てて変わります。
 台風6号は、沖縄、奄美地方に甚大な被害を及ぼしながら、チンタラと動き始めています。何でも、再度太平洋高気圧が迫り出してきたので、行き場を失って、ゆっくりと北上する見込みです。ここ米子市でも風が強く、窓を2箇所開けたら、机に置いてあった書類が吹っ飛ばされそうになりました。
 
 そんな状況ですから、さすがに、ベランダに置いてある「μ250CRS」なる望遠鏡は、撤収することにしました。しかし、右手の橈骨神経麻痺がぶり返してきているので、ある意味命がけの作業になります。
 
 その前に「しばたさん」で作成してもらった「オフアキシスガイダー」のピント位置を再確認してみました。やはり、主鏡でピント合わせると「オフアキシスガイダー」側のピントが、一番縮めても合いません。それは、デジイチでも冷却CMOSカメラでも同じです。「SEO Cooled 6D」の時には、「撮像側」でも「オフアキシスガイダー」でもピントが出ていたのに、おっかしいなぁー!!
 

 右側が「しばたさん」に作ってもらった「オフアキシスガイドシステム」です。それに「ZWO 1.25″ヘリカルフォーカッサー」を取り付けています。前は、これでピントが出ていたはずなのですが・・・左側は、ZWOの「オフアキシスガイダー」用のアタッチメントです。これなら、光路がが短くなりそうだと思いましたが、やはり「オフアキシスガイダー側」のピントが出ません。何故でしょう?
 あ、ピント出しに成功した時にガイド鏡に使っていたのは、QHYCCD社のQHY174ⅢMなるCMOSカメラでした。でも、この間、このCMOSカメラでもテストして、ダメだった様な気がするんだけどな。やっぱし、何かがおかしい。
 

気象庁からがめた、本日午前9時の、台風6号の進路予想図です。思ったより、西側にズレて北上するみたいです。今の天気予報が当たるのなら、ぎりぎり、極大日のペルセウス座流星群を見ることが出来るかも知れません。
 
 あっ!!台風の卵が発生。明日には台風7号になるでしょうとのこと。げっ、これでは、ペルセウス座流星群撮影が危うい。やめてくり。
 

本日14時の台風進路予想図です。台風6号の右側に台風7号の卵が出来ておるがな。


貧相アブ衛門の嘆き1.311


2023年8月5日(土)


登山は無理ぢゃ。ならば・・・


このところ、体調が悪いし、足の状態も芳しくありません。そんなことで、酒をかっくらって寝ていることが多くなりました。
 しかし、これでは、いくら何でもヤバいなって、今更ながら思いました。ならば、せめて歩こうと、またも大山に行ってきました。
 まずは、博労座の駐車場に車を停めました。そこから、一気に「大神山神社 奥宮」まで歩きました。膝の違和感は結構ありますし、とにかくしんどいです。まあ、それでも、思ったよりは早く歩くことが出来ました。
 

博労座の駐車場から大山北壁を望みます。
 

参道を歩いていると「足湯」があります。そこからは大山北壁も見ることが出来ます。
 

大川寺の下を、左折すると直ぐに「大神山神社 奥宮」の鳥居が現れます。
 

その直ぐ近くには「お地蔵様?」が鎮座されておられます。ここでは、世界平和、皆の平和、そして、私の右手が早く治ることを祈りました。
 

「大神山神社 奥宮」の本殿?は、長い時間をかけて補修工事をしています。ちなみに、ここが「下山神社の本殿」と思っていましたが、名称が違うようでした。
 

隣接する本当の「下山神社」のお仮殿は、工事をされておりません。
 
 ストップウォッチで計ると、到着時間は、18分22秒。6月27日のタイムは、17分と7秒でしたから、やはり少し遅いですね。でも、今日の体調で、このタイムならまずまずでしょう。車を停めた博労座駐車場の少し上の場所には「大神山神社 奥宮まで25分」の標識がありましたから、一般的な人のタイムよりはマシと言うことでしょうね。
 
 下りの階段では、結構両膝に負担がかかっていることが実感されました。やばいよー。
 

金門にも寄りました。大山の上部はガスがかかっていましたが、結構綺麗ですねぇ。
 
 一瞬、そのまま帰宅しようとも思いましたが、運動不足を解消する意味もあって「のろし台」に行くことにしました。
 

ここが、豪円山の入り口です。この先に「のろし台」があります。
 

「のろし台」から見た「大山北壁」と「中の原、上の原スキー場」です。
 

「のろし台」にいると、何やら遠くで声がします。「多分、ドッグランに来ている人だろう。」と思っていましたが、ワンちゃんの姿は見えません。300mm望遠で見ると、豪円山スキー場の下の方に、何やらグランドがありました。知らんかったわー。
 

当初「ダイセンクワガタ」と思っていた「ギボウシ」の花は枯れ始め、完全に実だけになっているものもありました。季節は、いつしか変わりつつあるのです。
 

 来た道をそのまま帰ろうとしたところ「源盛坂遊歩道」なる看板を見つけました。ちょっと、膝に来そうな急坂でしたが、そこを下ることにしました。
 途中で、登ってきたオジさんにご挨拶をします。「へぇー、ここを登ってくる人がいるんだ。」
 
 帰宅すると、やはり膝にかなりの違和感がありました。明日、大山登山を考えていたのですが、やめておいた方が良いなぁ。
 
 その後、月がまだかなり明るいのですが、ベランダに、μ250CRSをセットしておきました。未だ、右手はどうかすると、神経麻痺になる前の、半分位しか力が入りませんので、本当に恐る恐る運びました。
 しかし、何故か分からないのですが、セッティングがなかなか出ずに、2時間ほど時間がかかってしまいました。
 「あ、ラグビーの日本代表が、フィジーにボロ負けしとるがな。ワールドカップ本戦は大丈夫なのかな。」とにかく頑張ってちょ。応援しとりまっせ。
 

この夜撮った、さそり座のM4です。撮ったダークが合わなく、使えなかったため、アンプグローがバリバリに写っています。(右端の光)
 

 これは、いて座のM20です。ライト240秒の4枚、ダーク2枚だけからの処理です。1枚1枚はそんなにはノイズィーではなかったのですが、画像処理したら、何故か無茶苦茶ノイズが乗っています。なしてかな?
 結果、大失敗のベランダ撮影でした。いとをかし。
 

撮影のため、エアコンを切って、窓を2箇所明けたのですが、午後10時22分時点で、気温31.2℃になっています。エアコンを使わないと死ぬな、これは!!


貧相アブ衛門の嘆き1.310


2023年8月4日(金)


どわわわー、何ちゅー台風6号。


 台風情報を見ていたら、エライことになっとるがな。
 

 午前6時の台風予想進路図。ゲロゲロ。今後、九州、四国、中国地方を直撃の可能性が高いがや。何さらしてくれとんねん。いっぺん、グレたろかぁ!!
 しかし、この台風、迷走台風のため、いつどう進路変更や、スピードが変わるか分からんとです。(方言がメチャクチャやでぇ。)
 ワシのペルセウス座流星群撮影計画は如何に???
 

 やっぱ、鏡ヶ成辺りで、ペルセウス座流星群を撮るべぇーか?(写真は2018年6月に、鏡ヶ成で、ノーマルNikon D810を使って撮った銀河に、AIで作成したビキニのおねぇちゃんを合成したモノです。いやーん、変態!!)
 

あ、これは、2001年の獅子座流星嵐の時の写真と合成したものです。あん時は、すごかったなぁ。そして、あの時は、ヤマト同心の「タチゲ」がいてくれたからねぇ。楽しかったなぁ。(あっ、タチゲは死んだ訳ではありませんよ。)
 

おまけです。こいつは、1981年3月に「タチゲ」と一緒に、大川寺辺りから腰まで埋まって汗だくでラッセルして、大山の「金門」で見た「大山北壁に昇るさそり座」です。ちょっと画像処理し直しました。
 
 今朝、右手の調子がかなり回復して、パソコンもブラインドタッチが出来る様になりました。しかし、調子こいてパソコンをいじっていたら、また調子が悪くなりました。とほほ。
 
 さて、またも話が変わりますが、いつかは、大昔通っていた大学付近に行ってみたいと思っています。
 私の通っていた大学は、長崎県の佐世保市にありました。正直なところ、私にとっては滑り止めに受けた大学でした。
 しかあああああああし、現在は、大学名も変わっております。また、当時は、経済学部だけのカレッジだったのですが、現在は4学科のユニバーシティに変わっています。更には、場所も移動しているようです。
 
 当時の私は、大学近くの下宿屋さんに住んでおりました。何故か「○○寮」という名前でした。(大学の寮ではありませんよ。)何十人もの学生が下宿しておりました。部屋は狭く、隣の部屋のベッドの部分が上にあり、私はその下のベッドで寝る感じです。実質は3畳少々くらいの部屋でした。
 下宿近くからは、愛宕山と言う、一見、富士山のような小高い山が見えていました。若きの日のアホ衛門は、いつもその山を見ていました。春の頃は、若い薄緑の色をしていましたが、それがドンドン緑色を濃くしていきます。そして、夏になると、黒っぽい緑色に変わりました。そして、いよいよ夏休みです。
 

ネットから拝借した「愛宕山」です。何度もこの山に登りましたね。
 
 夏休みには、大山の鏡ヶ成でキャンプしたり、北アルプスの蝶ヶ岳や、大山に登ったりしました。1年が、そのためだけにあるような気がしていました。いつも一緒にいてくれた友人の「タチゲ」からは、いつしか「ヤマト同心」と呼んでくれるようになりました。
 

 1978年のこと、突如、ヤマト同心の「タチゲ」と連絡が取れなくなりました。「奴は蝶ヶ岳登山どころか、星すら捨ててしまったのかも知れない。」落胆のあまり、私は浪費を重ね、登山資金は底を尽き、私自身が星への興味を失いかけました。
 否、彼を信じよう。そして、二人で星を見に行くために蝶ヶ岳へ登ろう。厚紙にその思いを書いて下宿の壁に貼っていました。
 その頃彼は、大学での実験や、クラブ活動で多忙を極めていた中で、新聞配達のアルバイトをしてまで、登山資金を稼いでいたのです。
 
 しかし、悲惨な出来事もありました。北アルプス登山の為に、アドバイスをもらっていた、ワンゲル部のM君が、練習中に、落石を受け、突然亡くなりました。わずか19年の人生でした。母子家庭でした。その場所は、海から立ち上がった岩場でした。私も、何度も何度も徹夜で星を撮っていた場所です。
 

彼が亡くなった牽牛崎です。
 
 行ってみたいと思いますが、もう、当時の思い出は残っていないかも知れません・・・


貧相アブ衛門の嘆き1.309


2023年8月3日(木)


ダメぢゃ、こんな生活をしていては!!


 このところ、ホンマに体調が悪うござんす。てな事で、酒をかっくらって寝ることを繰り返しています。マジ、やばいわ。
 午後3時過ぎだったか、外を見ると、怪しげな空模様。空全体を黒っぽい雲が覆っています。更に「ゴロゴロ」と雷さんの音がしています。
 この猛暑の中、望遠鏡をベランダに出しっ放しにしておくのは、そろそろヤバいと思っていました。いくら熱を反射する銀色のシートを被せているとは言え、望遠鏡は、相当熱を持っていることでしょう。てなことで、良いタイミングだと思い、部屋の中に撤収しました。しかし、右手の麻痺がまだ結構残っているので、かなり慎重に撤収です。TOA130Sなる口径13cmのEDアポクロマート望遠鏡は、3枚玉なのです。従って、前部が重く、とてもバランスが悪いのです。実際の重さより、遙かに重く感じます。
 
 今日の米子市の最高気温は、36.4℃。全く外に出ていなかったので、問題なかったのですが、出ていたら死んでいたな。
 また、台風6号は、沖縄等に大きな被害をもたらしています。しかし、今後の進路図がエグい。これから、突如、東へ急カーブ。大洋ホエールズにおられた、平松政次投手のカミソリシュートより、すんごいどー。
 余談ですが、平松投手は、新人の頃、首脳陣から「他に変化球は投げられんのか?」と聞かれ、投げたこともないのに「はい、自分はシュートが投げられるであります。」とはったりを。で、実際に投げてみると、自分でもビッツラのカミソリシュートを投げることが出来たのです。(猛毒ジジイの、否、モウロクジジイのアホ衛門の記憶が確かならば。)
 

気象庁HPからがめさせてもらった18時の台風進路予想図です。
 
 「オラ、こんな生活嫌だー!こんな生活嫌だー!野辺山に行って、ベコ飼うだぁー!」と、一瞬思ったのですが、今からじゃ、予約は無理だろうし、何せ盆休み辺りの野辺山の天気予報は絶望的ですからね。
 こちらに残って、ペルセウス座流星群の撮影が出来る事を祈りましょう。


貧相アブ衛門の嘆き1.308


2023年8月2日(水)


燃え尽きたぜ・・・真っ白にな・・・by 矢吹ジョー
アホ衛門、一巻の終わりの巻!!


 何か、このところ、体調がクソ悪いんですよね。少し寝ては、すぐ目が覚めるんですよね。背中が痛いんですよね。それで、目が覚めちゃうですよね。だから、身体が、とってもダリィーんですよね。膝の調子も回復していないし・・・
 すかああああし、これではイカンと、鳥取県の大山登山のリベンジに行ってきました。
 南河原駐車場に車を停めて、9時56分に登山開始です。
 

げっ、手が完璧にジジイやんかいさー!(みっともないので、画像を小さくしていますが・・・)
 
 「ん?何じゃ、この体調の悪さは!!意識は朦朧としているし、足も動かんどー!やばいど、やばいど。」
 (この日の、ふもとである米子市の最高気温は38.2℃。そりゃ、体調も悪くなる訳だよね。)
 それでも「途中で止める選択肢も考えておこう。」と思いながら、登りました。1合目には、10分で通過しました。これは、前と同じペースです。前を歩くパーティとは、ほぼ同じ間隔で歩けていました。
 しかし、2合目には21分少々かかりました。少し、ペースダウンです。この辺りから、かなりしんどくなりました。「これは、ちょっと異常だぞ。登頂は無理かもしれないぞ。ならば、せめて6合目までは登ろう。」
 しかし、3合目に着かないまま、26分52秒で「撤退」を決めました。これまで、数え切れない程登山をしているのですが、こんなことは初めてかも知れません。
 下りは、膝が結構痛かったのですが、まあまあのスピードで歩けました。
 しかし、南河原駐車場に着くと、まあ、身体がアホ程ダルいし、膝が痛いのですよ。下山は正解だと思いましたね。仮に登頂していたとしたら、しばらくは、歩けなくなっていたかも知れません。
 その後、トイレで服を着替えようと思ったのですが、トイレがとんでもなくヤバい事になっていました。仕方なく、車の後ろで、上のアンダウエアと、ポロシャツだけを着替えました。「もう、どこかのアホが、トイレットペーパーをあり得ない程使うから詰まるんだよ。プンプン。」
 しかし、クライミングパンツもスパッツも汗で濡れたままだったので、乾かそうとあちこち歩き回っていました。
 

これは、大川寺橋から撮った「大山北壁」です。ああ、あそこに、登れなかったんだ。ショック!!
 

「博労座の駐車場」から撮った大山北壁です。ここからの景色も、結構好きなんですよね。
 
 ようやく、駐車場に戻ってくると、外国の方3人のパーティが来られました、先頭の「スティーブン・セガール氏」のような、ヒゲをはやしたガタイの良い男性が、日本語で聞いてきました。
 「大山に登りたいんですが、道を教えて下さい。」みたいな。私は、少し足の状態が回復してきておりましたし、英語は流暢に話せません。てなことで「私が案内しますから、一緒に行きましょう。」的な、片言の英語で答えました。何でも、彼はアメリカのオレゴン州から来たのだそうです。オレゴンから風景が、米子市や大山に似ているのだそうです。彼の後には、これまたガタイの良い男性と、どう見ても軽く100kgは越えているとおぼしき女性がついて来ておられました。この2人は、恐らく日本語は話せない様子でした。
 登山道の分岐点までご案内しました。「多分、登頂には2時間はかかると思いますよ。」的な、片言の英語でご案内しました。と、先頭の彼は、日本語で「頑張ります。でも、途中で止めて降りるかも知れません。」と。うーむ、全部日本語で言えば良かったかも。それと、後尾を歩いていた女性は、既に息も絶え絶えでしたので「登頂は難しいかも知れません。大川寺とか、のろし台と言う場所がありますから、そちらに行かれたらどうですか?案内しますよ。」とでも言っておけば良かったのでしょうか?まあ、それも余計なお節介か?
 ともあれ、大山も、国際的な山になっており、ここで出会った外国の方が沢山おられました。「中国」、「韓国」、「アメリカ」、「ドイツ」、「ポーランド」等々。何かちょっと嬉しい。
 
 その後、体調を考えると、そのまま帰っても良かったのですが、もったいないので、超ワンパターンのドライブを続けました。
 まずは、先日パスした「鍵掛峠」に寄りました。
 

かつては「風光明媚な所は人が多いので苦手だ。」と、妙に避けていた所です。でも、今となっては、大山南壁がとても綺麗に見える好きな場所になっています。
 
 更に、超ワンパターンで「エバーランド奥大山」の脇にある「木谷沢渓流」に寄ってきました。
 

宇多田ヒカルさんが、CMを撮られたのは、この辺りだったのでしょうか。
 
 次に、あり得ない程のワンパターンで「鏡ヶ成」に行きました。膝は結構痛いですよ。
 鏡ヶ成の草原や、キャンプ場などを歩き回りました。
 

はぁーい!!いつもの、鏡ヶ成からの烏ヶ山です。
 

 高校1年の時、皆がフォークダンスをしていた鏡ヶ成キャンプ場の草原も健在です。
 
 一瞬、象山に登ろうかと思いましたが、体調も悪いし、また汗だくになったら、もう着替えがないので諦めました。
 その代わり、鏡ヶ成湿原の木道を歩いてみました。
 大阪から来たと言う、家族が休まれていましたので、声をかけました。また、お節介にも、いろいろと説明をしてしまいました。
 何でも、デーンと見えている烏ヶ山のことを丁度話していたのだそうです。
 「烏ヶ山は、大昔の溶岩ドームで、烏のクチバシの様なピークが2個ありますが、山頂である後ろのピークは、ここからだと少ししか見えていません。宇多田ヒカルさんがCMで撮ったのは、手前のピークの少し下の方です。ルートは2つありますが、宇多田さんが登ったのは、新小屋峠からです。あの場所までは、ちょっとした岩場をザイル頼りで登る事が出来ます。しかし、山頂に登るには、南峰と北峰の、岩場を登らないと行けません。まあ、用心していけば行けるとは思いますけどね。」・・・
 
 と、その家族の中の男性が「前ここに来たことがあるんですが、何か荒れていませんか?」と言われました。「うーむ、そうですかねぇ?多分、今年は、この異常とも思える高温のせいではないでしょうか。」
 
 ところで、大山固有種の「ダイセンクワガタ」ですが、この湿原にも、キャンプ場に向かう道にもアホ程咲いていました。
 

 湿原に咲いていた「ダイセンクワガタ」です。(間違いであることが判明しました。)もう枯れ始めていますね。
 あれ?もしかしたら「ダイセンクワガタ」でもない可能性も。「ダイセンクワガタ」は、花びらが開いている写真しか、見たことがないのです。否、花びらの形が違う気がしてきました。
 

ネットから拝借した「ダイセンクワガタ」の写真です。花びらの形も、葉っぱの形も違いますね。やっぱし、違っていたか?
 一つ上の花は「ギボオウシ」であり「ダイセンクワガタ」ではないことが、ほぼ確定です。は、恥ずかしい。
 

木道に向かう直前で咲いていた赤い植物。一瞬「ナナカマドの実」かと思いましたが、季節的にも違いますよね。Googleレンズで調べて見ますと「カマズミ」の様でした。
 

湿原で見つけた、白い花の群生。何の花でしょうか?Googleレンズで調べますと「クワガタソウの1種」の様です。
 

あ、オオシオカラトンボがとまっていました。ああ、真夏でんな。
 

帰宅後に撮った、自家製?の麦茶が入ったペットボトルです。気圧の関係で、凹んでいます。最近は、ペットボトルの厚みが薄いので、直ぐに気圧の影響を受けるのです。「あ、自宅近くのコンビニで買った いいちこ が写っとるがな。アル中やがな。」
 
 追伸です。
 iPad Air電源ケーブルの調子が、とーっても悪いと書いていましたが、ほぼ解消です。ちょっと不安定ではありますけどね。不調の原因は、未だ不明です。


貧相アブ衛門の嘆き1.307


2023年8月1日(火)


もう、8月でんがな。


 8月ですよ、8月。もう信じられんへんわ。早すぎるよねぇ、チョッチネェー! by 具志堅 用高さん(今では、天然のおもしろいオジさんのイメージ強いが、元WBA世界ライトフライ級(当時国内ではジュニアフライ級)王者。現役時代は最優秀選手賞に5度選ばれ、日本人男子の世界王座防衛記録を保持している、すんごいボクサーです。)
 
 このところ、体調が悪すぎて、なーんもやる気がありません。橈骨神経麻痺は、ちょっと改善したかと思うと、すぐに元に戻ってしまう感じです。
 夜、満月近かったのに、ベランダ撮影をしていたら、すぐ曇ってしまいました。グレるわー。
 おお、更に、iPad Airの電源が入らない状態になっておりました。他の電源ケーブルに換えてもダメでした。ガォー!壊れたか?
 念の為に、iPad Airの電源を一端オフにしてから、2番目の電源ケーブルを使いましたところ、充電出来る様になりました。でも、元々付いていた電源ケーブルでは、充電しないままです。更にグレるわー。