貧相アブ衛門の嘆き1.751


2024年11月30日(土)


 日本海側は、この時期天気が悪いのぉ。


     
 テレビを見ていますと「2024年 男子ゴルフ最終戦」をやっておりました。場所は東京の稲城市です。これは、実際の時間とは少し異なるかも知れませんが、快晴ぢゃーん。ゲロゲロ。
 先日、会った旧友のグビタも「今年の天体写真撮影は、もう終わりだ。」と言っていましたね。山陰で、この時期快晴になるのは、ほぼ絶望的です。
 どうしても天体写真を撮りたい時は、岡山県の美星町にでも行ってみますか?しかし、峠越えが怖いのよ。雪が積もっていると、どこからどこまでが道路か分からなくなりますからね。当然、センターライン何ぞは、全く見えなくなりますからね。金がないので、高速道路は使いたくありませんし・・・
 
 さて、新機材を導入したので、あまり使わなくなった機材を、Yahoo!オークションに出すべく、写真撮りなどをしておりました。意外に、これが時間がかかりました。また、動作確認してから出品したいものもありますので、そうなると、春まで待たないとダメかも知れません。機材をオークションに出すのは、断捨離の意味合いもあります。
 
 話が変わりますが、昨晩は「ちょっと野菜とタンパク質が足らないなぁー。」と思って、超いい加減な自炊をしました。白菜、ブロッコリー、椎茸と鶏肉を、アルカリイオン水で炊きまして、そこに、塩胡椒、ガーリックパウダー、ポン酢を入れて食しました。炭水化物は無しです。味は・・・とても旨いとはいかず、そこそこ食べられる仕上げと相成りました。私のマンションは、密封性が良いのか、匂いがアホほどこもります。ベランダの窓と、玄関のドアを開けたら、猛烈な風が吹き抜けていきました。こりゃ、この時期、惑星や月の撮影は、絶対に無理だな。
 

こいつが、その料理?です。何とアブ衛門は、この場所で、立ったまま、これを食べているのです。だって、ちゃんとしたテーブルがないのですよ。アホかも知れない。
 
 さて、Yahoo!オークションに出す機材は、思った以上に結構沢山あります。
 その一つが、ボーグ77EDⅡです。正直、あんまり使わなかったな。もったいないことしたな。
 

太陽撮影にも使っていた「DHG ND-100000 77mmフィルター」も付けて出品しよかと思っています。でも、こいつを手放してしまいますと、太陽の撮影が出来なくなります。どうしようかなぁ・・・2012年の金環日食と、同じく金星の日面通過は、これで撮ったよな。
 

2012年に、大阪府堺市で撮った金環日食。
 

同じく2012年に堺市で撮った、金星の日面通過。どちらも、仕事があったのですが、当日は、会議の日でした。営業所まで、アホほど近いマンションに住んでいましたので、奇跡的に撮ることが出来ました。でも、特に金星の日面通過の写真はピントが甘い。あまーいー!!ハンバーグー!!


貧相アブ衛門の嘆き1.750


2024年11月28日(木)


 旧友に会いに行ってきました。


     
 朝、目が覚めると、相変わらず、腰と背中が痛いのであーる。ちなみに、アールと言っても、鈴鹿サーキットの130Rとは、ちゃいます。ありゃ、滑ったな。私の脳みそにもスタッドレスタイヤ装着せねば。
 更に、とーっても、さぶいんのねんのねん。何々、鳥取県の大山では(多分、博労座辺り。)9cmの積雪があったげな。そりゃ、さぶいわけだよ。私のギャグに匹敵するなぁ。いんやー、照れますな。
 
 さて、本日は、ガキンチョ頃からの友人の「グビタ」んちに行ってきました。
 さすがは、定期的に天体写真撮影をしている「グビタ」です。「紫金山・ATLAS彗星」も、何日にも渡ってちゃーんと撮らていました。しかも、東の空にいた時の、尾の長い彗星の姿まで。びっくりしたなぁ、もう。
 
 彼は、これまで日食撮影のために、ルーマニア、オーストラリア、アメリカなどにも何度も行かれております。来年も、出来たらエジプトに行きたいなって言われていました。(いけるかはどうかは、まだ分からないと言っていましたが・・・)
 しかし、私が「ZWO社のAM5N赤道儀」や「同社のFF80-APO」を買ったことには呆れていました。年金生活者なのに。まあ、自分でも、そう思いますからね。アホの極致。
 彼には、使わなくなった望遠鏡機材をYahoo!オークションに出すために、事前にいろいろ教えてもらいました。機材チェックして、問題がなく、また、梱包が出来る状態になったら、また、直接お邪魔して、具体的に教えてもらいたいと思っています。「えーい!面倒臭いやっちゃ、前にちゃんと教えただろう?」と、多分、思われているでしょうね。だって、だって、頭がパープリンのじじいですからああああ!残念。
 彼との話の中で「全固体電池」なるものがあることを知りました。
 「でも、まだ開発中で、出たとしても、最初は、車のリチウムイオンバッテリーの代用として使われるんでしょう。一般の人が買えるものではないでしょう?と、言うと「あれ?確か、商品を見たことがあるよ。」と言って検索をしてくれました。
 この時点では「全固形電池」とは、何か異なっている商品が発売されていると思っていました。 
「全固体電池」は、同じリチウムを使いますが、現在のリチウムイオンバッテリーは、電解質が液体のため、いろいろと問題が生じます。
 ネットで、ちゃちゃっと調べて見ますと「全固体電池」は、開発途上にありますが、これまでのリチウムイオンバッテリーのエネルギー密度の3倍になるのだそうです。また、耐久性もあり、充電時間もかなり短くなるのだそうです。電解質の液体が漏れることもありませんし。(小さな物は既に量産化されているらしいとか。)
 
 帰宅してからググってみますと、これかも知れないと思われる商品を見つけました。「グビタんち」で見た画像とは違うよな気もしますが・・・
 

 それが、ヨシノの固体電池の大きいものです。ありぃ?固体電池って書いてあるぞぉ。これって、正式な「全固体電池」なのかな?でも、世界初とか書いてあったぞぉ。
 この写真の商品で、30万円越えか・・・ほぉー、安いやないか?そんなんされたら焦るがな。腕あげたな。・・・あほんだら、あほんだら。誰が買えるか?お金持ちの方は買って下さい。もしかしたら、量産体制がもっと進めば、更に安くなってくる可能性はあるでしょうね。
 
 あ、追伸です。
 

小型のものも販売されていました。私的には、ちょっと容量が足らない気がします。ん?よく見ると、定格で600Wの出力がありますね。下記の「EcoFlow River 3 Plus」に近いのかな?パソコンを使わずに、徹夜撮影をしない人なら、これで十分かも知れません。
 
 上記の商品のAmazonに載っていた説明書きです。
 
 【SSTとは?】「SST」はSolid-State Technologyの略称であり、YOSHINOヨシノが開発した電解質を固体化する技術です。SSTによって製造されたYOSHINO固体電池は、これまでの電池よりも高性能かつ圧倒的な安全性を誇り、より幅広いシーンでの利用を可能にしています。従来の技術では到達できない安全性能と長寿命性能を備え、使用可能温度範囲もより広く、コンパクトでより軽量です。YOSHINOヨシノグループは日本発祥の技術を結集し、最適な方法で最高水準の固体電池が生産できるよう、固体電池ポータブル電源「SST」シリーズが誕生しました。
 
 ふと、ネット検索をしてみましたところ、私が使っているリチウムイオンバッテリーのEcoFlow社から、新しい型が販売されていました。しかも、ブラックフライディーで、相当安くなっています。購入を考えている人はチャンスではないでしょうか?
 

私の持っているのは「EcoFlow DELTA 2」ですが「DELTA 3 Plus」がこの価格で販売されています。素材は、寿命が長くて、フルに使っても10年間持つという、リン酸鉄を採用しています。EcoFlowのものは、充電がアホほど速くて重宝しています。
 

安い物ですと、なんとこんな低価格になっていました。ゲロゲロ。
 

私が持っている小型のリチウムイオンバッテリーは、確か「EcoFlow River 2 Plus」だったと思います。それは、三元素タイプの物でした。しかし、後継機種のものは、10年間使えると書いてありますから、三元素タイプからリン酸鉄に変わったのものですよね。しかも、どえりゃー、安くなっとるがや。何か、ショック。いずれも、12月6日までのセールス特価の様です。
 
 更に、話がワープします。本日は、我がマンションの、理事会と総会がありました。何と参加者は5名だけでした。およよ。
 しかも、案内書には、午後6時開始と書いてあったので、雨が降るクソ寒い中、行ったのですが、会場が施錠されています。しばらくまっても、管理会社の人が来る気配がありません。そこで、電話をかけました。予想通り、午後7時開始と勘違いしていたそうです。
 午後7時から、会が始まりました。最後に、一人の方が「時間を間違えたのは、そちらの方だから、まず謝罪をしてから、会を始めるべきではないか?」と憤慨されていました。割と短期ドラ待ちの(単なる短気と言う意味です。)アホ衛門ですが「まあ、まあ。」と思っていましたけどね。いとをかし。尚、参加者の発言が、あまりにも少ないので、殆ど私が一人で質問していました。うっとうしい奴と思われていたかも知れませんね。


貧相アブ衛門の嘆き1.749


2024年11月27日(水)


 まあ、大変でした。


     
 お袋が亡くなった後の処理が、大凡95%位終わりました。想像していたよりに遙かに大変でした。
 
 そんなこともあって、姉と相談して、自分たちが、くたばった時には、第三者に迷惑をかけないようにと「おひとりさま信託」に入るべく、その説明を聞きに行きって来ました。
  姉は、異常なほど心配性ですが、私は、基本的には、死ぬ時には、金を残さないようにしたいと思っております。つーても、今後、大病にかかれば金はかかるし、施設に入るとなると、その金がかかります。その辺は、多少は考えたうえで、使い切ってくたばりたいところです。
 つーても、年金暮らしなので、まるで余裕はありませんけどね。てなことで、宝くじ当たらんかなぁーって思っております。マジ当たれー!!ブチ当たれー!!当たったら、フェラーリでもこうちゃるけんね。あり、フェラーリっておいくらでしたかね?
 アホ衛門は、スパーで1週間分の食料をまとめて購入していますが、何か、毎回値段が上がっておるぞぉ。年金額を上げてくりー。でないと餓死するぞぉー。
 
 さて、いつもの様に話がワープします。
 先日、書きましたように、ZWO FF80-APO様に購入した「K-ASTEC R74SAP(TR74接続・回転・スケアリング調整プレート)」の六角ボルトが、1個紛失していた件です。ホームセンターには、M2.6のネジしかなく、ごまかして固定していました。しかし、本日、その本来の六角ボルトを送って頂きました。やはりM2.5の規格の六角ボルトでした。ありゃ???とりあえず買ったM2.6のネジは無理をしたわけではないのに、普通に固定出来ていたのは何故?それによってネジ穴がおかしくなった兆候はありませんでしたぞぉ。
 

これが「K-ASTEC R74SAP(TR74接続・回転・スケアリング調整プレート)」です。これを専用のテーパーリングに固定します。
 

これまでは、こんな風になっていました。
 

晴れて、正式なボルトで固定することが出来ました。
 
 さて、いつものワープ。
 AM5Nのオートガイドの調子が極悪と、何度も書いていますが、ちょっと参考になるかも知れないYouTubeを見つけたかも・・・
 それが「MASA Astroさん」のYouTubeです。
 

「MASA Astroさんの赤道儀も鏡筒も、私の機材とは異なりますので、これが正しいのかは分かりませんが、RA AggrとDec Aggrは75%辺りが調子よさそうでした。
 

コメントをそのままパクりました。Aggr値を小さくすることはあまり良さげではないようです。
 

次に、Max Duraion値を変化させてもあまりガイドに影響しないとのことでした。ほげぇー・・・
 
 「ほぉー、そうか、なるへそ。」と思って喜んでいました。
 
 しかし、他のYouTubeでは、AM5とRASA8を使っている方のものがアップされていました。何と、RA Aggrが70%、Dec Aggrが100%で、これまで私が使っていた値で、±0.4秒程度の正確なオートガイドをされておられました。
 
 がぉぉぉぉー!マジで分からなくなりました。と言う事は、風が強くて、薄雲が出ていたので、ガイドがおかしくなったのでしょうか?わ、分からん。


貧相アブ衛門の嘆き1.748


2024年11月26日(火)


 不要になったと思われる機材の整理の準備


     
 「ZWO社のAM5N」なる、ストレイン・ウェーブ・ギア採用の赤道儀と、同社の「FF80-APO」なる鏡筒を、血迷って購入してしまったので、あまり使わなくなる機材を整理しようと思っています。
 候補としては「ビクセンのSXP赤道儀」、「ボーグ77EDⅡ+マルチレデューサー0.7×DGT+K-ASTEC社の鏡筒バンド」、「ラセルタ社電動フォーカッサーMFOC」、「ラセルタ社M-GEN(コーワーレンズやアルカスイス固定パーツ付き」)、「SWAT-200ドイツ式赤道儀パーツ付き」、「コーワ双眼鏡BD25シリーズ」なんぞです。あと、タカハシのマッチプレートとか。
 処分するにも、事前に動作チェックをしておかないといけません。特に、「ラセルタ社電動フォーカッサーMFOC」、「ラセルタ社M-GEN」は、長い間、使用していませんので、正直なところ、使い方を忘れています。「ラセルタ社M-GEN」は、現在の「MGEN-3」ほどは使い勝手が良くないので、ちょっと慣れが必要ですからね。
 

①が「ラセルタ社 スタンドアローンオートガイダー M-GEN」です。②は「ラセルタ社の電動フォーカッサーMFOC」で、③がコーワーの双眼鏡BD25シリーズ」です。
 

これは、アルミケースに入れている「ビクセンのSXP赤道儀」です。
 

 こちらは「ビクセンのSXP赤道儀+延長筒、アルミ三脚」に「ボーグ77EDⅡ+マルチレデューサー0.7×DGT」、「M-GEN」を付けたものです。
 結局、星雲星団の撮影には、強度、精度の高い「高橋製作所のEM-200 Temma 2 Z」や、もっと大型の「高橋製作所のNJP Temma 2」を使っていました。そのため、SXPは、月の撮影か、観望に主に使っていました。
 正直なところ「TOA130S」や、長期入院中の「μ250CRS」を使うには、体力的にしんどくなってきました。どうするべぇーか?
 

更に、限定色であるオレンジ色の「SWAT-200」にドイツ式赤道儀のパーツ、「M-GEN」を付けたフル装備です。実際には、この形では殆ど使っていませんでした。
 撮影した星像がブレるので、メーカーさんに点検をしてもらったのですが、精度は全く問題なく、自由雲台などが貧弱で振動を拾っているだけだと言う事が分かりました。メーカーさんには、本当に申し訳ないのですが、ポタ赤は、もっと小型のものを、登山などで使っており、使用頻度が極端に少なくなったので、処分しようかなって思っております。
 

また、これは、Nikonのフィルムスキャナーです。現在のOSでは使用出来ません。但し、サードパーティのソフトを買えば動くそうです。これって、売れるのかなぁ?以前、Yahoo!オークションに出品されていたのを見たことがありますが、落札されたのかなぁ。


貧相アブ衛門の嘆き1.747


2024年11月25日(月)


 どないやねん? & ZWO社のAM5Nの不調な原因追及の巻き


     
 今朝、空を見ると、ありま?完全無欠の快晴でおました。どないやねん?
 

これは、13時14分に、マンションの廊下から撮った、鳥取県の名峰、伯耆富士の異名をとる、大山であります。(出雲富士とも言います。)うう、まだ、山頂付近の雪は溶けちょらん。こんな時の登山は、場合によっては危険が危ないのであります。凍っている可能性もありますからね。
 
 さて、ここ最近、絶不調に陥っている「ZWO社のAM5N」なる赤道儀に関して、何かヒントになる事はないかと、ネット検索をしておりました。
 実際にはどうなのか分かりませんが、もしかしたら、このパラメーターがおかしいんではないかと思われるものがありました。
 
 薄暗くなった頃、金星がギンギラギンにさりげなく輝いておりました。しかし、西の空から薄雲が迫っています。「うそやーん。明日は天気が崩れると言っていたけど、今夜は晴れるんとちゃうーん?がるるるるぅー!」
 

CSWなる天気予報サイトで見た16時20分の雲量です。ゲロゲロ。もう、雲がかかってきていてもおかしくないぞぉ。
 

これは、19時の雲量の予報図です。終わった。何もかもみな懐かしい。宇宙戦艦やぁまっとー♪ちゃちゃちゃーん♪何か、ここ数年、天気予報が全く当てになりませんね。
 
 実は、ちょっと頑張って、プチ遠征をして天体写真撮影も考えていたのですが、行かなくて良かったわー。行って、こんな空になっていたらグレていたわー。不良ジジイになっていたわー。
 その後も、もしかしたら、上記の予報図の様に、少し晴れ間のエリアに入るのではないかと、粘ってみました。しかし、アルタイルや土星が、そこそこ厚めの雲を通して見える程度です。なので、オートフォーカスすら出来ません。勿論、極軸も合わせられません。
 
 てな事を書いていましたが、薄雲を通して何とか星が出てきましたので、強行テストを行いました。極軸も何とか出すことが出来ましたよーん。
 

 

 まず、RA(赤経)側の補正率を70%、Dec側(赤緯)側の補正率を80%としましたら、オートガイドが安定しました。良かったわー。露出は2秒です。
 

しかし、初めは調子が良かったのですが、真ん中辺りでRA側だけが、大幅に乱れています。ありゃー??前と同じぢゃーん。
 

 更に、RAの補正率を70%とし、Decは100%としました。更に、ガイド側のゲインも上げてみました。
 シンチレーションがかなり悪く、捉えているガイド星が激しく揺れて、いびつな形になっていたので、露出は1秒と短くしてみました。しかし、最後の方で、REC側が8秒を遙かに超える暴れ方をしました。うーむ
 ・・・繰り返しますが、ガイド星は、シンチレーションの悪さから、見るからに、かなりいびつな形になっていますね。
 ちなみに、ディザリングをした時は、ガイドが一時的に乱れますが、その際は「Dither」の表示が出ますので、これまでのガイドの乱れとは、関係がありません。
 
 ガイドが大幅に乱れている時を、完全に監視できたわけではありませんが、暴れる間隔はバラバラの様です。また、ガイド星が「Star Lost」となった場合は、結構、この様に暴れる様です。そりゃ、まあ、当たり前か?でも、「Star Lost」になっていない時でも、RA側だけが暴れている様な気がしています。・・・知らんけど。
 
 オートガイドの暴れる原因が、シンチレーションの悪さや、空の状態が悪くなって、ガイド星が「Star Lost」になった時に、現れるのだろうと、ある程度は想定出来ました。
 しかしながら、果たして、それだけが原因なんかは、まだ最終決定する事が出来ませんでした。まあ、今回の機材「ZWO FF80-APO」と「ZWO AM5N」は、かなり軽量なので、風の影響は受けやすいと思います。確か、私の記憶が正しければ、ビクセンのSXP赤道儀も、軽さ故、風の影響は受けやすいと言われていたと記憶しています。
 

オートガイドが、そこそこ旨くいって、星が点状に写ったのは、20枚つき1枚程度でした。これは、ゲイン100、300秒で撮った中心部のピクセル等倍の画像です。この程度に写れば、問題ないのですが・・・
 

これは、上記とは違い場所を撮ったものです。上記と同じ、ゲイン100、露出300秒で撮った周辺像のピクセル等倍です。以前は、極希にガイドミスはありましたが、殆ど、この程度には写っていましたから、ちとショックです。
 
 今回は、ベランダからの撮影でしたし、我がマンションは、風が強い時は、半端なく強く吹くので、その風の影響も考えられなくもありません。しかし、この日は、そこまで風は強くはないように感じていました。
 但し、シンチレーションは、かなり悪く、とにかくガイド星が激しく揺れていて、常に星はいびつな形になっていました。(余談ですが、風の強い時に、ベランダ側の窓と玄関のドアを開けると、猛烈な風が吹き抜けて、アルミの網戸が吹っ飛んだ事が何度かありました。)
 やっぱ、シンチレーションの悪さと、気がつかない時に、そこそこの風が吹いていたのかなぁ?本日は、完全な原因追及とまではいきませんでした。何か、モヤモヤするわー。
 次回晴れた時には、久しぶりに、高橋製作所の「TOA130S 鏡筒」と「EM-200 Temma 2 Z 赤道儀」でもテストしてみたいと思います。こっちは、そこそこ重量がありますから、風の影響は少ないと思いますので。(それでは、AM5Nのテストにはならないと思いますが、念の為に。)


貧相アブ衛門の嘆き1.746


2024年11月23日(土)


 天気悪し!


     
 本日は「よなご星の会」の撮影会?がある日でした。
 しかし、あの異常気象が嘘だったかのように、この時期の山陰らしい小雨の降る寒い天気となりました。
 明日は、観察会の手伝いの日ですが、これまた、天候は絶望的です。
 現在の天気予報では、26日に晴れ間があるようです。不調に陥った?「ZWO社のAM5N赤道儀」の再テストを是非したいものです。また、10月23日に、風で転倒した「アストロトラックTT320Xなるポタ赤」も、ちゃんと直っているのかテストしたいところです。
 

 本日、18時の天気図です。完全ではないですが、西高東低の気圧配置です。
 
 お亡くなりになった藤井旭氏が、冬になって「良い季節になりましたね。」と言うと「えっ?」と、相手の方がキョトンとしていた話を思い出します。太平洋側ですと、冬場は透明度の良い晴れの日が続くので、天文屋にとっては良い季節なのでしょう。
 しかし、私は、山陰出身なので、高校時代までは、冬場には殆ど天体写真を撮れた記憶がありません。途中で、猛吹雪になって撤退したこともありました。
 転勤族だったため、多くは太平洋側や瀬戸内側で仕事をしていましたが、そこは、人口が多いエリアなので、天体写真を撮る場所までの移動が大変でした。すべての条件が良いと言う訳にはいかないのですね。


貧相アブ衛門の嘆き1.745


2024年11月22日(金)


 やっぱり、おかしい「ZWO社のAM5N」


     
 昨晩、とりあえず、雲の合間から星が出ていたので、ベランダから、望遠鏡機材をチェックしてみました。
 今回の赤道儀は「ZWO社のAM5N」で、鏡筒は同社の「FF80-APO」+レデューサーです。しかし、CMOSカメラは「ZWO 2600MC DUO」ではなく「ZWO ASI 183MC Pro」にして「ZWO 30F4 ミニスコープ」を使いました。
 これで、固定はばっちしのはずです。
 しかし、結果は、まるでダメ男君でした。
 

これは、ガイドが暴れまくりの状態の時です。RA側(赤経)がおかしいですよね。8秒を大幅に飛び出した数値になっています。
 

一見、オートガイドが良くなっているようですが、撮影中にもかかわらず、後半で暴れまくり始めます。これも、RA側だけが暴れていますね。
 

これは、まずまずのオートガイドをしている状態ですが、この状態が続くことはありませんでした。(後半、RA側が暴れ出す兆候が出ています。)
 
  「ZWO社のAM5N」は、カウンターウェート無しでも、搭載重量は15kgを保証しています。私の場合は、転倒が怖いので、カウンターウェートは常時使用しています。
 一度、部屋の中で、スカイウォッチャー社の「SKYMAX180(旧名称 BKMAK180」なる、口径18cmのマクストーフカセグレン望遠鏡を、カウンターウェート付きで、ほんのちょっとだけ動作確認したことがあります。この鏡筒の重量は7.8kgです。従って、この行為が原因とは考えにくいです。もしかしたら、初期不良品・・・???
 

これは、ビクセンのSXP赤道儀に「SKYMAX180(旧名称 BKMAK180」を搭載した写真です。AM5Nに固定した場合も、不動点が高くなったわけではありません。なら、どうして、ガイドがあんなに暴れるのか?
 
 このところ、晴れていても、何か眠たい星空だったり、雲が頻繁に襲来することがありました。しかし、上記のガイドの状態を見ると、ガイド星が捉えられている時でも、ガイドが大暴れしている様に思えます。
 調子が悪すぎるので、ちょっとパラメーターをいじったりしましたが、変化は無しです。正直なところ、このままでは、撮影には使えない状態です。
 
 空の状態が良い時に、もう一度、しっかりテストをして、それでもおかしければ、販売店にチェック等をしてもらおうと思っています。
 使い始めた最初の頃は、オートガイドの補正量が±1秒程度に収まっていたことが多かったので、非常に困惑しています。シンチレーションが悪いとは言え、ここまで、ガイドが暴れまくるのはおかしいと思います。まだ、クレジットの引落も終わっていない状態なのに・・・
 ちなみに、各部の固定はしっかりと行い、何度もチェックを繰り返しています。FarmWareアップデートも何回もしていますし、あまり高度の高い場所ではありませんが(ベランダからなので)場所を変えて、何度もキャリブレーションをし直したり、ピント出しも何度も行っています。原因は何?単に空の状態が悪いだけなのでしょうかねぇ?
 

これは、使い始めた頃の、オートガイドの状態です。どうかすると、上記の様に±1秒程度で補正を繰り返しています。
 
 おお、そうだ。ZTF彗星を撮りに行った時、撮影する度にホームポジションに戻ってしまったことがあったな。その時は、パラメーターをいじりまくっても、解消しなかったので、一端アプリを削除して、再インストールしたら直ったな。 
 てなことで、本日、同様にアプリ「ASI AIR」を再インストールし直しておきました。これでダメなら、マジどうしよう?
 
 あ、話が少しそれますが「New Plate Solve」と言う、試験的な機能があります。何かと思って検索して、Google翻訳をしてみました。
 

ほぉー、なるほど。では、これはONにしておきましょう。暗い天体を撮影する時には良さげですね。
 


 
 その後、ネット検索をしていましたら「getaのブログ」さんに、以下の様な事が書かれていました。
 
● オートガイドの画像表示画面は、ガイドカメラのゲインと
 EXP(露光時間)を調整してちょうど良い明るさに調整しておきましょう。
  EXPの推奨値は1秒~4秒です。(マニュアルに記載)
  EXPを変えることによって上手くガイドできる場合があります。
  その時はゲインも変化させて適正な明るさになるようにします。
  EXPが短いほど細かい制御になりますが、必ずしもガイドが良くなるわけではありません。
  風などの外力が周期的にかかる場合などであれば、共振してひどくなる場合もあります。
  いろいろ変えてみて最適なEXPにするのが良いと思います。
● キャリブレーションは使用する前に必ずするようにしましょう。
● キャリブレーションは移動量の大きい天の赤道付近に向けてするのが効果的だと思います。
● 架台を変えた場合は、必ずキャリブレーションをやり直さないと上手くいきません。
● 同じ架台でも、鏡筒を変えた場合などはやり直しましょう。
● 上手くできないときは、キャリブレーションをやり直すと上手くいく場合があります。
● オートガイドを開始してからしばらくの間は、ギアのバックラッシュの関係などから振れが大きいので落ち着くまで待つ必要があります。
● オートガイドを開始した直後に、ガイドスターが表示枠からかけ離れている場合は⑥のボタンをタップしたのち、④ => ⑤のボタンをタップしてやり直すと上手くできる場合があります。
● ライブスタック画面などにしているときに上手くできないときは、オートガイド画面にしておくと多少違う場合があります。(経験上の感触)
● ③のボタンを押したときの線は、キャリブレーションの結果として計算されたRA、DEC
  のガイドスターレートなので、一般的にほぼ各線に垂直でなければなりません。
  (マニュアルに記載)
 

私の場合は、ベランダからキャリブレーションをしているので、南側の星を使っていますが、高度が低いので、こんな風な綺麗なグラフにはなっていません。しかも、位置を変えてキャリブレーションをする度、結構違ったグラフになっていました。(当たり前か?)これも問題の一つだとは思いますが、これまでは、そんな状態でも、ちゃんとオートガイドしていましたからね。
 
getaさんの説明画面です。古いバージョンの画面ですね。
 

● キャリブレーションは手動で星を選択することもできますが、その場合は最も明るい星を選択しないでください。
  通常、①のHFDの値が3~6の画像で中程度の明るさのものを選択してください。
  (マニュアルに記載)
● オートガイドの画面は、通常デフォルトの設定値を保持する必要がありますが、ガイドグラフが非常に不安定な場合は、⑦のDECAggr、RAAggrを僅かに調整してガイドグラフを平坦化することができます。(マニュアルに記載)
 【参考】・DECAggr、RAAggrの%の意味は、100%の時が架台の各軸の回転を微調整してガイドさせるのに必要な回転量ですが、80%にすると回転量を80%に減らすということらしいです。・オートガイドを始めてすぐのときは、合計エラー値が正しくないときがあるので、始めてから10~20フレーム取得したときに②のボタン[Clear]をタップすると正しい数値になります。
● オートガイドは風の影響をかなり受けるので、なるべく風のないところでするのが良いと思います。
● 赤緯軸が暴れるときは緯度の入力ミスや「Dec Mode」のAutoがうまく働いてないことも
 考えられるので、AutoをNouth(北半球)またはOffにして上手く行くか確認してみるの
  も良いと思います。
 
・・・げな。・・・ほぼすべてのパラメーターをいじってみましたが、私の場合は、RA側だけが暴れるので、やはり、これは違うのかも知れません。
 
 つーことで、まだ原因の解明までには至りませんでした。やっぱ、空の状態が悪いだけなのかなぁ?でも、ここ最近ずっと調子が極悪なんですけどね。
 
 getaさんの内容は参考になりましたが、私も、結構パラメーターを変えてテストしたのですが、何かダメみたいです。何故でしょうかねぇ?がるるるるぅー!怒るで、しかし。
 


 
 
 
 と、いつもの様に話がワープ。
 
 左の腰と背中が痛くて、細切れ睡眠で困っています。そんな時、ゴミ屋敷と化した部屋の中で、腰椎コルセットみたいなものを発掘しました。
 

 それが、この「バンテリン コーワ 加圧サポーター 腰用固定タイプ」です。
 実は、購入したのは、大変お世話になっている得意先の方が、かなりの腰痛持ちだったので、プレゼントしたのですが、ついでに、私用にも購入した物です。
 

昨日から、腰に巻いています。寝ると聞きも巻いておりましたら、細切れ睡眠が若干改善したようです。まあ、たまたまかも知れませんが・・・
 
 さて、天気も悪かったので、今日は1日中、部屋から出ませんでした。そこで、ふと思ったのが、カチコチになった身体を少しでも解そうと・・・
 私は、昔は運動神経が良い方だと思っていました。マット運動をしていると、人から「アホ衛門の体操は、すごく綺麗だね。でも、すんごく身体が硬そう。」と言われていました。猫背のせいもあって、身体を後ろに反らすことがあまり出来ません。小学校の身体測定で「上体反らし」という項目がありました。先生が「はい、反って!」と言われて、反ります。「おい、早く反らんか?」「いや、これが目一杯なんです。」と。そのため、バク転は全く出来る気がしませんでした。
 大学時代に少林寺拳法をやっていましたが、上段回し蹴りは出来ませんでした。届いても、相手の顎下まででした。
 年を取ってきて、更に身体は硬くなりました。今年の北アルプス登山を、登山口まで来て諦めないといけなかったのも、身体の硬さの影響が大きいと思います。足首もカチコチで可動域がまるでなくなっていますからね。
 てなことで、本日から、長めの時間をかけてストレッチを始めました。経験上分かっているのは、私の身体は形状記憶合金のようなもので、1日でもストレッチをサボると、あったいう間に、元の鉄筋コンクリートみたいな身体に戻ってしまいます。必ず、毎日続けないと意味がありません。
 

世界一華麗な足技を持つと言われる、韓国のテコンドー(跆拳道)は、真上に足刀ができる人が殆どのようです。そこまでになるのは、絶対に無理でしょうが、せめて上段回し蹴りが出来ると良いなって思っています。


貧相アブ衛門の嘆き1.744


2024年11月20日(水)


 スタッドレスタイヤ交換 & 冠雪した大山の撮影に & ベランダ撮影。


     
 私は、昭和のジジイのなぉ。ふん、ふん。超アナログ人間なの。キャッシュレスより、いつもニコニコ現金払いなの。
 てなことを言っていますが、時代の流れには勝てません。私の趣味が、天体写真撮影なので、特殊なものが多いのですよ。そんな時は、やはり、通販でクレジット払いです。先般、デビットカードも作りました。たまには、Dポイントで買い物もします。文明開化ぢゃ。
 んなこともあり、スタッドレスタイヤも、オートバックスさんに、Web予約しておきました。
 無事、交換が終わりました。すかあああああす、えれぇー高かったぞぉ。前の記録を見てみると、確か、7.000円しなかったと思いますが、窒素ガスを充填してバランスも調整してもらったせいもありますが、13.398円もかかってしまいました。(わずかばかりのポイントを使用。)なにぃー?やっちまったな。男は黙ってグレまくり。
 

偶然にも、去年と同じ日に、タイヤ交換となりました。価格が高かったのは、私の勘違いだったかもしませんし、昨日、北日本、北陸、北関東で雪が積もったので、ウィンター価格になったのでしょうか?
 
 実は、これまでノーマルタイヤで乗っていた時、やたらゴロゴロとロードノイズを拾うのですよ。あれぇー?前は、もっと静かだったと思うのにな。
 よくよく考えてみると、以前ガソリンスタンドで、空気圧を調整してもらった時、「高速道路を走るので・・・」と言って、高めの空気圧にしてもらった可能性があるのです。ジジイは記憶が曖昧。
 てなことで、本来ロードノイズが増えるはずなのですが、ノーマルタイヤより静かになりました。まあ、足回りは少しぐにゃっとした感じになりますので、急カーブでは、ノーマルタイヤとは違うことを意識して、ちょっと注意をしないといけません。
 

これは、オートバックスに行く前の12時ちょっと過ぎに、マンションの廊下から撮った、鳥取県の名峰、大山です。おお、快晴。山頂付近には雲が覆っていますが、冠雪していますね。
 
 尚、タイヤ交換は、意外に時間がかかり、大凡1時間かかりました。折角の快晴なので、大山にドライブに行こうと思いました。事前に、奥大山エバーランドのライブカメラを見ると、道路は乾いているようです。濡れていると、折角洗車して間もないので、嫌だなーって思っていました。
 
 まずは、溝口近くの駐車スペースに車を停めました。
 

うーむ、山頂付近の雲が邪魔だなぁ。
 

今年も、ずっとクソ暑い時期が長かったので、何と、まだ月見草が咲いていました。もしもし、もう初冬ですよ。
 

次に、桝水高原に行ってきました。平日なのに、最後の紅葉に期待している人が多いのか、そこそこ多くの車が停まっていました。
 
 さて、次に、奇跡的に車が停められましたので、久々に「二ノ沢」にも寄ってみました。
 

二ノ沢から見た、大山の南壁です。大山は、成層火山でして、活火山としては扱われていない状態です。しかし、元?火山と言う事もあり、とてももろいのです。そこで、常時、砂防堰堤の工事が行われています。
 

三ノ沢の駐車場が、これまた奇跡的に空いていたので、ここに車を停めました。紅葉は、こんな感じで、とてもショボい状態です。
 

  三ノ沢から見た、大山南壁です。これで、紅葉がすごかったなら・・・
  ちなみに、この道は、工事専用の道だそうで、通ったらダメよって書いてありました。あらら、どーも、すみません。
 

三ノ沢駐車場の直ぐ上には「文殊堂」なるものがあります。1979年夏に、アホ衛門達は、30kg越えのキスリングを背負って大山を縦走しました。途中死を覚悟したほどの怖い縦走路でした。しかし、その後、振子沢に向かう悪路で、ヤマト同心の「タチゲ」が岩場に顔面着地。左頬を切って、血だらけになりました。当然、その後の予定は中止。何とか、この文殊小屋まで、出て来て彼だけを帰らせることにしました。何と言う、無情な人かと思われるかも知れませんが、駒鳥小屋に、彼の荷物も含めて、クソ重たい荷を置いてきていたので、それを回収しに行かないといけなかったのです。何か、とても懐かしい。多分、当時は、ここにもバスが走っていたんでしょう。
 
 折角冠雪した快晴なので、大山南壁がとても綺麗に見える「鍵掛峠」に寄ってみようと思いました。しかし、駐車場は、満車です。ゲロゲロ。一端スルーして、次に行こうと思いましたが、このチャンスを逃したら後はないと思い、だいぶ進んだ所に車を停めることの出来る大きなスペースがありましたので、そこに車を停めました。そこから、そこそこ歩いて「鍵掛峠」に行ってきました。
 すると、あろうことか、駐車スペースが空いていました。ゲロゲロ。でも、運動不足だったこともあったので、これで良いやって思いました。
 

鍵掛峠から見た、大山南壁です。冠雪した姿がとても美しいですね。これで、紅葉が綺麗に見えていたらバッチグーだったのですが、このところ、ずっと酷暑が続いていて、秋がない状態なので仕方がありません。この風景を撮れただけも、マンモス・ラッピーでした。
 
 次に、奥大山エバーランドに寄りました。意外にも、ここの駐車場はガラガラでした。
 

この駐車場に停まっているのは、私の車1台でした。道の反対側の「木谷沢渓流」の駐車場には、そこそこの車が停まっていましたけどね。
 

いつもの場所で、大山南壁を撮しました。冠雪した大山南壁が美しいです。
 

これは「希望の鐘」です。元々、奥大山エバーランドは、スキー場でしたが、経営難のため、現在は、営業中止になっています。そもそも、昨今は雪があまり積もりませんからね。それでも、整備されているので、いつかは、営業を再開するのでしょうかね?
 
 それから、鏡ヶ成に行こうと思ったのですが、時間が遅かったので、その前に、御机の「茅葺小屋」に行きました。撮影スポットになっているだけに、平日だというのに、何台も車が停まっていました。
 

私は、茅葺小屋前の狭い駐車スペースに停めずに、まずは、この「早春賦」が見える場所に車を停めます。昔は、この道しかなかったので、ここを通っていました。しかし、現在はバイパスが出来たので、しばらく「あれ?あの石碑はなくなったんだ。」と勘違いしていました。完全なるアホぢゃ。
 

これが、隠れた撮影スポット?の「茅葺小屋と大山南壁」です。ネットに掲載されていた写真を参考に、これまでとは、少し異なった角度で撮しました。おお、エエんでないのぉ?
 

紅葉は、これだけですね。これだけですが、赤い紅葉が綺麗ですね。
 

右側のコブのある山が、いくらか紅葉していました。以前は、ここも、凄く綺麗な紅葉が見られたのですが・・・
 

最後に、鏡ヶ成に行ってきました。この時間、逆光になりますので、ちょっと鮮やかな光景ではありませんが、心の故郷である、この地に、飽きもせずに来ちゃうんですよね。
 

 他がダメでも、そこそこ紅葉していることが多い、象山ですが、ご覧の通りです。鏡ヶ成の標高が930m、象山の標高が1.085mほどありますので、ショボい紅葉も既に終わっていました。
 そう言えば、高校時代の話を思い出しました。高校時代に、ここへ行くのは、休みの長さや、金銭的な面から、夏休みだけでした。そんな時、地学部の先輩が、晩秋にここに行ったら「茶色くなっていたわー。」と。何故か、それが妙に記憶に残っています。鏡ヶ成は、綺麗な星を求めて登山をする、大きなきっかけになった場所です。そして、今でも、あの頃の青春の欠片が落ちているような気がします。


 

帰宅すると、何かモヤってはいますが、とりあえず晴れていたので、またも、ベランダからの天体写真撮影を行うことにしました。
 機材は、ZWO社のAM5Nなる、ストレイン・ウェーブ・ギアの赤道儀。鏡筒は、同社のFF80-APOを使いました。撮像カメラは、これまた同社の「ZWO ASI  2600MC DUO」です。
 

しかし、オートガイドが暴れまくります。スカイウォッチャー社の18cmのマクストーフカセグレン望遠鏡を乗せて、ちょっとだけ動かしたことがありますが、この鏡筒は7.8kgです。ZWO社のAM5Nは、カウンターウェートで15kgの搭載を保証しています。私の場合、カウンターウェートを付けた状態で、テスト的に、ほんの少し動かしただけなので、これで脱調するはずはないと思うのですが・・・
 

そこで、FarmWareアップデートを再度行ってみました。何故か、円?グラフは98%を表示していますが、これで、完了したとのメッセージが出ます。およよ。なしてぢゃ?
 
 キャリブレーションも、空の各場所で何かもし直しました。
 

すると、わりかしまともなオートガイドをする時が出て来ました。しかし、撮影中に、急に8秒越えの大暴れをしてしまうことを繰り返します。オーマイガーッ!!壊れたのか?嘘やーん。買って間もないんだぞぉー!!
 

何とか使えそうな18コマから「紫金山・ATLAS彗星」を撮って、画像処理をしてみました。ありゃ?恒星の一部がミミズが這っているような状態になっているがな。いろいろ、インチキ?画像処理をしています。トリミングもしています。ゲイン100、露出60秒、18コマ、メトカーフ処理。トリミングあり。かなりショボくはなっていますが、まだ彗星らしい姿をしています。更に、尾は二つに分かれているようです。
 
 その後の話ですが、今月24日に「天王星を見よう。」なる観望会の手伝いに行く予定なので、他のCMOSに交換してテストしてみようと
 
 レデューサーごと2600MC DUOを外しました。と、あれ、ガタガタ音が鳴っているぞぉ。まさか、レデューサーを抑えている金具がズレてガタついているのかと、一瞬疑いましたが、単にレデューサーが、完全に固定されていなかったことが分かりました。「そうか、オートガイドが暴れるのは、このせいだったのかも知れない。」と、思って、テストをしようと思いましたところ、完全無欠に曇ってしまいました。グレるわー。山陰の冬の天気は、まあ、こんなもんですけどね。
 
 次、晴れたら、レデューサーをきっちり固定して、テストをしてみましょう。他の箇所は、がっちり固定し直していたのに、まさかレデューサーの固定が緩んでいたとは・・・(まあ、これが、ガイドが暴れる原因だったのかは、まだ確定は出来ないのですが、多分そうでしょう。)
 
 11月21日に、撮像カメラを183MC Proに換えて、ガイド鏡を付けた状態でテストしてみましたが、やはりガイドが暴れまくりです。どうも、レデューサーの固定不足が原因ではないような気がしてきています。


貧相アブ衛門の嘆き1.743


2024年11月19日(火)


 寒くなりました。


     
 急に寒くなりましたね。そうですね。えー、いったんここでコマーシャルです・・・誰がタモリさんや?
 今朝、寒くなったので、少しの間エアコンで暖房を入れました。うーむ、昔は、寒いのも暑いのも割と平気だったんですけどね。やっぱ、ジジイだわ。
 「おお、そうだ。スタッドレスタイヤに交換してもらおう。」てなことで、オートバックスさんに電話を・・・おーい、休みなんかーい!しゃーない、明日電話で予約をとってみましょう。記録を見ると、昨年も早々と11月20日にタイヤ交換してました。これは、偶然か、奇跡か?んな、たいそうなものではにゃーい。
 
 暇なので、YouTubeでいろんなものを見ています。しかし、明らかなガラクタ商品が、ドイツからの技術で作ったとか、日本の大手会社が作ったものだと、インチキ商品の広告が多すぎますね。そんなエエ物が、そんな廉価で買える訳なかろうが!!SSDの広告もひどいですよね。30TBが何千円!!とか書いてあるものもあります。中身は小容量のマイクロSDカードを入れて、偽装しています。(殆どが○○製。馬鹿ですよね、自分で自分の国の評価を下げているわけですから。)
 商品には、見合った価格があります。メーカーも利益を上げなければ、次の商品開発が出来ないどころか、倒産してしまいます。適正価格があると思います。
 
 さて、話が変わりますが、相変わらず、背中と腰の痛みが治まりません。一端少し収まったのですが、またぶり返しています。もう、いやーん。エッチー!!何でや?
 こんな状態の時は、よからぬ事ばかり考えてしまいます。
 私の「i MacPro」ですが、前から言っておりますが、ストレージは1TBのSSDです。普通の方なら、多分問題ないのですが、私は、インストールしているソフトがてんこ盛りで、残りストレージ量がヤバいことになっています。それでは、スピードも遅くなりますよね。
 更に、先日「Motion 5」をインストールし直しましたし、本日、そのアップデータ?をインストールしましたのでますますヤバいことになっています。
 

ガチョーン!!ストレージが3割も残量がありましぇーん。やばいよ、やばいよ。ちなみに、データーはすべて外付けHDDに記録させていますので、OSとソフトだけでこれだけ使っているのです。アホかしらん。
 
 てなことで、最新の「mac OS Sequoia」を何度もインストールしようと考えましたが、本日は、とどまりました。危ない、危ない。
 

これが「mac OS Sequoia」の画面です。メリットは大きいと思うのですが、動かなくなるソフトが出たりしますよね。それに、私の「i MacPro」は、Appleシリコンではなく、IntelのXeon Wと言うCPUですので、「mac OS Sequoia」のメリットの恩恵が100%感じられないかも知れません。
 
 人生最後の高い買い物として、新しい「Mac Studio M4 Ultra?」を考えていましたが、「Mac mini M4 PRO」にしておこうかなぁって思ったりしています。これでも、現在の「i MacPro」よりは断然性能が良いのですけどね。
 ちなみに「Mac mini」も「Mac Studio」も、本体と電源ケーブルだけです。従って、ディスプレイ、キーボード、マウスなどを追加で購入しないと、使い物になりません。


貧相アブ衛門の嘆き1.742


2024年11月18日(月)


 いつもの何やかんや。


     
 ここ最近、天気が悪いのよ。雨の降る夜は・・・天気が悪いぃー。ではなく、雨の降る夜は、心も濡れるぅー♪by 美川憲一さんの柳ヶ瀬ブルースでおまっ。若い人にはわらんねぇだろうなぁー。
 てなことで、天体写真撮影も中断中です。と言っても、晴れていても月が明るいので、月か惑星の撮影しか出来ませんが、山陰のこの時期の天気は宜しくないですし、仮に晴れてもシンチレーションが悪いので、ろくな写真は撮れません。
 
 ところで、ファイル変換等にいろいろ活用している「Wondershare UniConverter 15」を開くと「16のアップデートがありまっしぇ。こうておくなんしょ。」と、やたら出て来ます。初めは、そんなもん、いらんわい、と思っていたのですが、頻繁に使うソフトなので、アップデートを購入することにしました。しかし、支払いのサイトになかなかたどり着けません。何とかアップデートして、領収書をダウンロードすると、エラーメッセージが出て来て開くことが出来ません。どう言うこっちゃ。まあ、個人で使っているので領収書はいらないちゃあ、いらないんですけどね。
 アップデート自体は成功しておりました。保存しているSD動画をフルハイビジョンに変換してみました。なにやらGPUアクセラレーターなるものが作動していて、15バージョンより変換が速くなったような気もします。さらに、圧縮をかけてみましたが、圧縮前と比較して、画像の劣化はほとんど感じませんでした。なかなかやるやないかい?おもろいやないかい。焦るがな。
 

これが「Wondershare UniConverter 16」の画面です。15のときと比較するとインターフェイスがちと変わっていました。
 
 ちなみに、ハイビジョンに変換した動画の容量は381MBあまりでしたが、AI圧縮してみると66.5MBになっていました。おもろいやないかい。焦るがなぁ。往生しまっせ。
 
 さて、話が変わります。Macのお話です。そろそろ、次のMacを購入しないと、ヤバい時期にさしかかってきました。「Mac mini M4 PRO」は、価格も他のMacと比較すると安いですし、触手が動かされます。しかし、個人的には「新型のMac Studio」が気になるところです。しかし、どうやら、来年の中頃以降にしか発表されない可能性が高いようです。
 
 ある専門家の方のコメントが載っていましたのでそのまま掲載したいと思います。(ガジェットやテック業界における長年の経験を持つエキスパート、経験豊富なメンバーで構成される編集部。最先端のニュース情報、知識と経験に裏打ちされたレビュー、新プロダクトの分析、などを迅速かつ精緻にお届けする方、と説明されていました。)
 
 Applは先月末、M4チップを搭載したMacBook ProやiMacを発表し、次世代Macへの移行を加速しているが、Mac StudioやMac Proなど、残るラインアップの更新が注目されている。特にMac Studioは、最新M4 MaxまたはM4 Ultraチップと次世代接続規格であるThunderbolt 5の搭載が期待される。
 このThunderbolt 5は従来の3倍、最大120Gb/sの速度を実現し、外部デバイスや高速データ転送において大幅な性能向上が見込まれる。
 また、Mac StudioにWi-Fi 7の導入可能性も浮上している。Wi-Fi 7は最大46Gbpsの速度と6GHz帯域対応により、信号干渉を軽減し、スムーズな通信環境を提供する。さらに、BloombergのMark Gurman氏によれば、新モデルの登場は2025年中頃とされ、WWDCでの発表が有力とされている。
 M4 Ultraチップの登場はMac Studioにとって大きなアップデートとなる見込みである。AppleはすでにM4 Maxチップを最新のMacBook Proに搭載し、性能向上をアピールしているが、M4 Ultraはその上を行く存在となるだろう。
具体的には、M4 Maxの16コアCPUおよび40コアGPUを超え、32コアCPUと80コアGPUを備えることが予測されており、これはAppleの独自技術であるUltraFusionによって実現可能なアーキテクチャである。
 AppleはUltraFusion技術を活用し、複数のチップ間の通信を効率的に行うことで、驚異的なパフォーマンスとエネルギー効率を両立してきた。これにより、M4 Ultraチップはクリエイターやプロフェッショナルユーザーが求める重い作業を難なくこなすポテンシャルを持つと期待される。特に映像制作や3Dレンダリング、複雑な音楽プロジェクトなど、大容量のデータを高速で処理する用途には最適だ。
 AppleはこれまでのMac Studioにも高性能チップを搭載してきたが、次世代のM4 Ultraはさらなる進化を遂げ、業界トップクラスの速度と効率をユーザーに提供するだろう。Mark Gurman氏の報告によると、新しいMac Studioは2025年中頃に発表されるとされており、プロフェッショナル向けMacデスクトップの新たなスタンダードとして位置づけられることが予想される。
 Thunderbolt 5の導入による拡張性と利便性の向上
新たなMac Studioには、AppleがすでにM4 Pro搭載MacBook Proで導入したThunderbolt 5のポートが備わる可能性が高い。このThunderbolt 5は、前世代のThunderbolt 4の3倍にあたる最大120Gb/sの転送速度を誇り、プロユーザーにとって利便性が大きく向上する要素である。
 例えば、音楽プロデューサーが膨大な音源ファイルを外部ストレージに保存しつつ、スタジオ全体の機材を接続した状態でシームレスに動作させることが可能になる。加えて、映像クリエイターにとっても高解像度の映像データや複雑な編集プロジェクトを外部SSDから素早く読み込むことができるため、制作効率が格段に向上するだろう。
 Appleは「拡張性の向上」をテーマにThunderbolt 5を開発し、プロフェッショナルな環境で活用される高性能なハブやドッキングステーションのサポートを強化している。さらに、Thunderbolt 5の導入は、Mac Studioの利用範囲を広げるだけでなく、ユーザーが求める柔軟性と高いパフォーマンスを実現する大きな要素となるだろう。
 Wi-Fi 7は最新の無線通信規格であり、Mac Studioにもその対応が期待されるが、Appleが次世代モデルに導入するかどうかは不透明である。Wi-Fi 7は理論上46Gbpsの通信速度に達し、Wi-Fi 6Eの9Gbpsを大幅に上回る性能を提供する。また、6GHz帯をサポートすることで、干渉が減少し、複数のデバイスが集中する環境でも安定した接続を確保できる。
 特に、Mac Studioのようなクリエイティブな作業環境では、安定した高速インターネットが欠かせない要素である。大容量のファイル転送やクラウド上での作業、リモートコラボレーションなどにおいて、Wi-Fi 7の導入はユーザーの生産性向上に寄与するだろう。
 しかし、Appleはすでに発表したM4搭載MacではWi-Fi 7を導入しておらず、Mac Studioがその第一歩を踏み出す可能性もあるが、確実な情報が得られるまで期待は膨らむばかりである。
 
 Appleは、2025年秋から2026年春にかけて新たなミックスリアリティ(MR)ヘッドセット「Vision Pro 2」を発表する可能性が高まっている。現行モデルの高価格がネックとなり、廉価版の発売が期待されていたが、Appleはあえて現行の$3,499という価格帯を維持し、内部のプロセッサを強化する方針をとる見込みである。
 新型ではM5チップが搭載されるとの情報があり、このチップは最新の2nmプロセス技術を採用し、性能および電力効率が向上するとされている。
 
 まあ、宝くじが当たって、ジェニに余裕があれば、新型Mac Studio 4M Ultraでも買えるでしょうが、多分、「Mac mini PRO」が買えたら良いところでしょうね。そうしたら、Appleの動画編集ソフト「Final Cut Pro」もバージョン11にして、バリバリ編集するぞぉー。って、ほんまにやるんかーい?


貧相アブ衛門の嘆き1.741


2024年11月16日(土)


 ついに・・・「ZWO Seestar s30」予約開始。


     
 このところ、細切れ睡眠がひどくて、1時間ごとに目が覚めることも頻繁でした。寝られないのは、主に、左半身の痛み、特に背中と腰が痛いのが原因です。横向きに寝れば良いと思われるかも知れませんが、左腰と左の背中がガッチコッチに固まっていて、仰向けより痛いのですよ。
 しかし「八味地黄丸」を服用したのが良かったのか、少しマシになってきました。
 この漢方薬の「効能または効果」は「疲労、倦怠感著しく、利尿減少または頻数、口渇し、手に交互的に冷感と熱感のあるものの次の諸症:腎炎、糖尿病、座骨神経痛、腰痛、脚気、膀胱カタル、前立腺肥大、高血圧」です。
 私は、元よりトイレが近い方でしたが、年を取ってきたので、恐らく前立腺肥大にもなっているのでしょう。これにも効果があると思われますが、こちらの方は、まだ効果を感じていません。しかし、背中と腰の痛みは、少し良くなってきたように感じます。
 名前の通り、8種類の生薬が使われています。中国の人は、すんごいですね。どうやってこの配合を考えたのでしょうかねぇ?
 
 しかし、まだ現在も、朝、目が覚めた時の体調がクソ悪いのですよ。「身体だりぃー、頭がボーッとしている。動けん。」みたいな。処方を止めてもらった、痛み止めの残薬があったので、そいつも念の為に服用しました。正直、この薬剤の効果は全く感じないのですが、気休めに飲んでいました。ですが、この薬、副作用として、便秘になるんですよね。なので、酸化マグネシウム剤も飲んでいるのですが、これが全く効果がありません。そこで、センナエキス錠のジェネリックも服用しました。
 その結果、何とか、爆弾が投下されました。終戦ぢゃ。
 「朕深く世界の大勢と帝国の現状に鑑み非常の措置を以て時局を収拾せんと欲し、なんじ忠良なる臣民に告ぐ・・・」・・・これは、昭和天皇が戦争に負けたことを告げるラジオ放送された玉音放送ですね。亡くなった母も、これを聞いたとのことでしたが、雑音がひどく、何を言っているのかが分からなかったそうです。しかし、そばで聞いていた男性が泣き崩れたので、ああ、日本が戦争に負けたのだと思ったそうです。・・・話が、どえれぇーズレました。すんまそん。
 
 ところで、ふと、協栄産業大阪店のHPを見ていたら、よくやく「ZWO社」のスマート望遠鏡である「Seestar s50」の弟分である「Seestar s30」の予約発売の案内がアップされていました。
 
 発売は11月1日だったと思うのですが、日本に入ってくる数が少ないのと、恐らくは、日本語マニュアル作成や、日本語音声でのガイドを導入するために、実際の発売日は、少し先になっているのでしょう。
 

 協栄産業大阪店さんのHPからがめた画像です。口径は、名前の通り30mmですが、デュアルレンズを採用していますので、広範囲を撮したり、倍率を上げて写すことが出来ます。
 このような、経緯台なのに、対象の天体を自動導入して、オートフォーカスして、更にスタックして、だんだん星雲星団などが綺麗に写し出される、スマート望遠鏡は、他社からも発売されていますが「ZWO社」のものは、価格的にも扱いやすさも含めてかなり秀逸ですね。観望会などでは、人気の的になるでしょうね。頑張れ、国産メーカーさん。私は、買わないと思いますが。だって、地元の観望会では「Seestar s50」を持っている方が2名はおられますので、それでお客さんには楽しんでもらえれば良いと思っています。但し、ベランダからでも、太陽の写真を撮ることが出来るのは、魅力とは思っていますが・・・太陽の撮影って、殆どしていませんからね。
 
 さて、話がワープしますが、最近ちょっと困ったことが起こっています。
 キッチンのシンクを、更に綺麗にしようと思って、クリーニング液を使いましたところ、えらいことになってしまいました。
 

 初めに使ったものが、右の2つでして、これはアルカリ溶剤です。水道水によるウロコ的な汚れは「水道水に含まれているカルシウムやケイ素、マグネシウム等のミネラル成分」ですよね。更に、私はアルカリイオン水を使っていますので、グリセロリン酸カルシウムも溶けてこんでいます。
 従って、アルカリ系のものは使うべきではなかったと思います。シンクが真っ白けに汚れてしまいました。
 
 そこで、今度は、左から2番目の酢酸+クエン酸製剤を使って、メラニンスポンジで、ゴシゴシしてみましたが、まるで改善しません。
 

 ついには、車用に買っていた「ミクロンコンパウンド」を付けて、擦りまくってみましたが、改善しません。それどころか、細かい傷が入ってしまいました。
 半ば諦め気味で、最初の画像の左端の「ウルトラハードクリーナー」を買ってゴシゴシ擦りましたが、まだまだ白い結晶が残っている状態です。
 そんなに汚れていなかったシンクでしたから、やめておけば良かったなって言う話でした。まあ、少しずつは良くなっていますので、何度か繰り返し、クリニーングをしてみます。
 
 追伸でおます。
 
 夜、野球を見ながらネット検索をしておりますと、結構ビックリする情報をゲットしました。
 Appleの動画編集ソフト「Final Cut Pro」が、13年ぶりに大幅なアップデートをしたとのことです。バージョンは11になりました。
 私の使っている環境では、使えませんが、かなり便利な機能が使えるようになります。(私は、Mac OS  12.7.6 Montereyを使っていますので、アップデートは出来ません。)
 まず一つは「マグネティックマスク」なる機能です。使ってみないと分かりませんが、グリーンバックを使わずに、例えば人だけをくり抜いてくれるものです。既にYouTubeにアップしている奇特な方が、使っておられまして、なかなかの精度のようです。
 私は、通常の動画で、人物だけを切り抜くには「HitPaw VikPea」なる、Video Enhancerソフトの「AIポートレート背景削除」の項目の「背景塗りつぶし」でバックをグリーンにしてから、「Final Cut Pro」で、クロマキー合成的な処理をしています。これが、新しい「Final Cut Pro 11」では、簡単に出来そうですね。
 

以前にもアップしましたが、1997年に、長野県のみずがき湖で、3CCDのアナログビデオカメラで撮ったものを静止画に切り出しました。
 

それに「「HitPaw VikPea」(当時は、HitPaw VideoEnhance AIと言う名前)で背景をグリーンにして切り出しました。
 

その動画を、2001年の蝶ヶ岳登山で撮った動画に合成しています。結構大変な作業です。もしかしたら、この作業が「Final Cut Pro 11」では簡単にできるかも知れません。
 
 次に、まだ日本語には対応していないのですが「自動文字起こし」機能が付きました。この機能は「Adobe社のPremiere Pro」や「DaVinci Resolve」(殆どの機能が無料で使える。)には、あった様ですが、ようやく対応と言う感じですね。来年頃に、Apple Intelligenceが日本語に対応したら、こちらも日本語に対応するのではないでしょうかね。
 
 ともあれ、新しいMacを買えちゅー事ですわ。宝くじ当たらんかなぁ?今、使っている「i MacPro」では、ストレージがもう残り少ないですし、メモリが32GBですし、GPUの性能も悪いので、正直、重たい作業はきついです。
 

何と「Final Cut Pro 11」は、11月13日には、既に発表されていました。何故気がつかんかったぢゃ。私って馬鹿ね。おほほ。
 

「Final Cut Pro 11」の作動環境は、上記のようなものです。私の「i MacPro」でもmac OS Sequoia」にすれば使えるのでしょうか?一応、私のi MacProは、Sequoiaに出来る機種ですが・・・
 
 尚、余談です「Final Cut Pro」は、バージョン7からX(テン)になってから、使い方がかなり変わりました。また、当初はバクだらけで、すごく評判が悪かったのですが、現在は、かなり改善されています。「Final Cut Pro 11」もサブスクになると言う噂もあったようですが、無料でアップデート出来る様です。この辺りは、かなり良心的ですね。
 
 一方、Apple社には、『Motion5』と言う格安なソフトがあります。Macユーザー向けのアニメーションやVFX(ブイエフエックス)の制作ソフトです。Adobe社のAfterEffect的なソフトですが、買取なうえ、相当に安いです。しかし、アホな私には、殆ど理解出来ず、YouTubeを見ながら、少し使っただけです。解説しているYouTubeの数も少ないので、何とか、もっと分かりやすいソフトになることを期待しています。
 

これが『Motion5』の画面です。久々に開こうと思ったら、アプリがどこを探しても見つかりません。「Apple Store」から再インストールしました。ただでさえ残り少ないSSDの残量が更に少なくなりました。アイコンが見慣れた物とは異なりましたので、勝手に旧バーバージョンのものは削除されたのでしょうか?


貧相アブ衛門の嘆き1.740


2024年11月15日(金)


 何かと忙しい。


     
 今日も、亡くなった母の事後処理に、ある場所に行ってきました。正直なところ、今回は、姉だけの用事なので、私は関係ないちゃ、関係ないのですが、アッシー君として行ってきました。うー、マジで終わらん。
 ところで、昨日「ZWO ASI 2600MC DUO」なる冷却CMOSカメラを「TOA130S」と言う口径13cmの望遠鏡に再度取り付けようと、作業をし始めました。「ありゃ?初めはどういう風に付いていたんだっけ?」と、首をかしげることばかりです。ジジイの頭はパープリン状態です。
 そんな時、ふと見ると「FF80-APO」と言う鏡筒に付けていたパーツの、六角ボルトが1個ないのに気がつきました。こんなもん、自然に外れるはずはないと思うのですが・・・また、例え1個ないとしても、固定力には関係ないように思っています。しかし、何か不安です。(これって、スケアリング調整用のネジですよね。)
 

この1箇所だけ、六角ボルトがありません。帰宅してから、協栄産業大阪店さんに、規格を教えて頂くように、メールした後、電話でも確認しておきました。返事は、確認後となります。六角ボルトは「モノタロウ」でも買えそうです。
 
 そこで、用事を済ました後、ホームセンターに行ってきました。「TOA130S」で使っていたパーツには、M2.5の六角ボルトの説明が書かれていた物がありました。でも、それは、どうやらOAG(オフアキシスガイダー)の取付ネジのようでした。およよ。
 ホームセンターにあったのは、十字ドライバーで固定出来るタイプの「なべ子ネジ M2.6×8mm」でした。M2.5と言う規格のネジはありませんでした。M2.6の六角ボルトもありませんでした。恐る恐る取り付けてみましたら、ちゃんと固定出来ました。とりあえず良かったわー。
 

これが、ホームセンターで購入した「なべ子ネジ M2.6×8mm」で固定した状態です。まさか、最近オートガイドが暴れていたのは、このせいとは考えにくいのですが・・・
 

「モノタロウ」でも、多分合うであろう六角ボルトを売っております。
 
 さてはて、小雨の降る中、散髪に行ってきました。背は伸びないのに、髪の毛は伸びるのが早いのよ。ですから、経済的にも、短めにカットしてもらいました。しばらくは、天気の悪い日が続くようですねぇ。何か、変な天気。今日は結構暖かでしたが、来週は、一気に冬モードになるそうです。鳥取県の大山登山も、個人的には、そろそろ終わりかな。あーあ、スタッドレスタイヤには、いつ交換しに行こうかなぁ。ギリギリだと、交換する人が、沢山いて下手をすると出来ないかも知れないですからね。


貧相アブ衛門の嘆き1.739


2024年11月14日(木)


 AM5Nの調子が・・・Part2


     
 昨晩の事、空を見ると、かなり眠たい空でしたが、とりあえず晴れていたので、またも、ベランダから「紫金山・ATLAS彗星」を撮ってみました。
 しかし、相変わらず、オートガイドの調子が、とーってもおかしいのです。そこそこ、ガイドしていると思ったら、突然ガチョーンとグラフの折れ線グラフ?が跳ね上がります。その値は8秒を遙かに超えます。しかし、その後、また、まあ、そこそこの状態になります。これって、空の状態が悪いからですかね?確かに、後半は、かなり雲がかかってきたので、オートガイドが止まってしまっていました。
 

この星像の乱れは何なんだ?まあ、薄雲がかかっていましたからでしょう。後で見ると、オートガイドが止まっていましたからね。
 

上記の写真をピクセル等倍で切り取ってみました。これは、明らかに、雲でオートガイドが止まっている状態だったことが分かりました。
 

星像は少しガイド不良ですが、何とか使えそうなコマ6コマからメトカーフ処理したものです。トリミングもしています。赤道儀は「ZWO AM5N」で、カウンターウェートを使っています。鏡筒は「ZWO FF80-APOにレデューサー」、撮像カメラは、LPS-P2を付けた「ZWO ASI 2600MC DUO」です。ゲイン100、露出60秒、温度-10℃です。まだ、何とか彗星らしい姿をしています。
 

画像処理が下手クソ過ぎますが、デジタル現像も加えてみました。ああ、色カブリが、ひでぇーなぁ。しかも、かなりノイジーになってしまいました。
 
 とにかく、このところ「ZWOのAM5N」のオートガイドの調子が悪すぎます。まあ、薄雲がかかることが多いので、それが主な原因だとは思っていますが・・・でなかったら、どうしましょう。オートガイドのパラメーターを変えてテストしても、同じでしたからね・・・
 

ガイド星はちゃんと見えていますが、ガイドが大暴れしている時のものです。うーむ・・・ガイド星がこれだけはっきり見えているのに、なしてだろうか?少し、モヤっている状態だったとは思いますが・・・・
 

こちらは、まあ、マシなオートガイドをしている時のものです。
 
 最初の頃、テストした時は、オートガイドの修正量が±1秒程度の事もありましたから、何だかなぁ、てな感じです。
 
 さて、話が変わりますが、早々と来年の目標を作っておきました。
 

記憶は、画像など他の情報と一緒にすると、脳裏に焼き付きます。なので、変態アホ衛門は、エッチなおねいちゃんの画像を貼り付けておきました。アホぢゃ。
 
 あ、明日も、亡くなった母の事後処理があります。マジで、いつ終わるんだろうか?
 
 さてはて、またも話がワープ。
 ネットを見ておりましたら、噂のストロングハイブリッドを採用した、スバルの「クロストレック」と「フォレスター」の発表がありました。
 スバルは、走行性能は素晴らしいのですが、燃費が悪いのがネックです。ディーラーさんで聞いてみても、社外秘だったようで、お茶を濁しておられましたがね。ようやく燃費の良いスバル車の登場です。プロトレックは燃料タンクが63Lと、かなり大きくなり、燃費も、それまでの、マイルドハイブリッド車からは、20〜30%良くなるとか。あれっ?もっと良くなるのかと思っていたんですけどね。・・・あ、2.5Lの車でした。排気量、でかっ!!それでは、私が想像していたほどの良い値にはなりませんよね。
 

ストロングハイブリッドを採用した「クロストレック」です。
 

 こちらは、同じくストロングハイブリッドを採用した「フォレスター」です。
 あ、ちと情報が間違っていました。北米でNAだけの新型フォレスターが発売されて、ちと遅れて日本でも、ストロングハイブリッド車が発売される予定のようです。
 
 私のレヴォーグ何ぞは、まだストロングハイブリッドを採用した、新型の発表はありません。今や、SUVばっかり売れていますから、当面、出さないのかも・・・知らんけど。
 
 更にワープ2発目。飛びます、飛びます。
 
 協栄産業大阪店さんにお願いしていた「スカイウォッチャー Tマウント M48カメラアダプター」をコンビニ留めにしていたので、とりに行ってきました。
 

こいつですよーん。
 

このパーツを使うことで「ZWO ASI 183MC Pro」なる1インチの冷却CMOSカメラをフィルタードロワーを介しても固定することが出来ました。また、このままで、Canonのデジイチもとり付けられます。


貧相アブ衛門の嘆き1.739


2024年11月12日(火)


 AM5Nの調子が・・・


     
 本日も、亡くなった母の事後処理で、ちょっとだけしに行って来ました。長いのぉー。
 さて、夜になって、意外に晴れていたので、またも新機材で「紫金山・ATLAS彗星」の撮影にチャレンジです。
 と、いつの間にか薄雲が出て来ました。そのせいもあってか、オートガイドの調子は悪いままです。ま、昨日よりは少しマシだったかも。原因は、何かなぁ?
 

3コマだけからの画像処理した「紫金山・ATLAS彗星」です。薄雲がかかっていますが、まだちゃんと彗星らしい姿を見せてくれています。(ゲイン100、露出60秒、ZWO ASI 2600MC DUOにLPS-P2フィルターを使用。)
 
 ところで、昨日、見つからなかったパーツが見つかりました。「えっ?こんなところに入れていたんだ?」てな場所から出て来ました。まあ、探してもなかなか出てこないものは、そんなところから出てくるのが常です。2日間探しまくっちゃいましたよ。
 

出て来たのは、このパーツです。これがあれば、アイピースを付けて眼視で見ることも出来ますし「ZWO ASI 183MC Pro」も何とか固定出来ます。
 

黄色い矢印のパーツですよーん。
 
 いろいろと情報を聞きたかったので、協栄産業大阪店さんに電話してみました。オートガイドの不調は、正直分からないと事です。何らかの負荷がかかっている可能性があるが、私の話からすると、それはなさそうなので、正直分からないと。まあ、そうでしょうね。
 ついでに「ZWO ASI 183MC Pro」をフィルタードロワーを付けた状態で使える方法も教えて頂きました。
 

それが、これです。「スカイウォッチャー Tマウント M48カメラアダプター」です。これまで使っていた「高橋製作所製のカメラアダプター」は、サイズが違うので使えないことが分かりました。もう・・・規格を統一してほしいものですね。


貧相アブ衛門の嘆き1.738


2024年11月11日(月)


 まだまだ続くよ。どこまでも、パソコン & 紫金山・ATLAS彗星の話もね。


     
 母が今年3月に急逝したのですが、その後の処理が本日もありました。いんやー、長いのねんのねん。明日も、ちょっとしたことですが、行かないといけません。もう、ちょんわ、ちょんわ、であります。
 さて、姉が「WiWi繋がらなくなって、業者の人に何回も来てもらったのに直らん。」と、以前からぼやいておりました。てなことで「ちょっと見せてもらっていい?」と、ルーター周りとパソコンを見ておきました。「ん?繋がっているけど。パソコンもルーターを認識しているし、ちゃんとWiFi経由でネットも見えるよ。」
 正直、私は、何でもかんでも広くやっていますが、その浅さと言ったら、とんでもないのですよ。特に、Windowsや、今はもう使っていないAndroid系のスマフォは、本当に極浅い知識しかありません。そんな私でも、何となりました。
 姉は、超昭和の人間で、何でも手書きが良いと言って、パソコンは、たまにラジコを聞いたり、ネット検索、YouTube見たりするだけです。
 「ああ、ちゃんとOfficeも入っているね。」と、ワードを開こうとしたら、パスコード(だったか?)を入れてくださいとアラートが出て来ます。「これって、買った時に、何かの紙にコードが書いてあったでしょう?」と聞くと「買ったところで、セッティングをすべてやってもらったので、動くはずだ。」と。
 てな事で、姉は、恐ろしいまでにパソコン音痴であることが分かりました。
 
 かく言う私も、その昔は、パソコンは見るのも触るのも嫌な人間でした。
 
 しかし、最初に入った会社で、ある日「これからは、営業の一人に1台ずつパソコンが支給されて、何でもかんでもパソコンで仕事をしないといけなくなるらしいよ。」との噂が広まりました。嘘やーん。やめてくりぃー。と思いました。しかし、それならば自分でパソコンを買って使わない限り、絶対覚えんぞ。」と思いましたね。
 それから、少し経って、得意先の先生に、そんな話をしていると「おお、そうか?良い所を知っているわ。」と、その場で電話をかけられました。あわわあわわ。そんな急な話ではないんだけどな。と思いつつも、得意先のご厚意を断るわけもいきません。結局、デモで使っていた、中古のパソコンを、何種類ものソフト付きで購入しました。しかし、そのソフトの使い方もまるで分かっていませんでした。「Lotus 1-2-3」なるIBM社が作った計算ソフトもインストールされていました。会社の上司はこれを使いこなしていて「こんな便利なソフトはない。」と言っておりました。しかし、私は、使い方に間違いがあったようで、結局は電卓で計算して方が速くて正確だと思っておりました。ワープロソフトも「一太郎」全盛時代でしたが、ワープロを打つ前に、紙に下書きをしてから打ち込む始末です。そんなの意味ないぢゃーんてな話です。
 
 その後、ある程度パソコンになれた頃に、天体写真を画像処理したくなってきました。しかし、MS-DOSパソコンでは、そんなことは出来ません。
 そんなある日、上記とは違う得意先の方に聞いてみました。「それなら、DOS/Vか、マッキントッシュだね。」と言われました。「えっ?DOS/Vって何?マッキントッシュは聞いたことはあるけど、アホほど高いんでしょう?」
 しかし、1993年の事、あれだけ高かったマキントッシュ(今のMac)が、かなり価格下げてきたのです。そこで、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、バリバリのローン・レンジャーで、沢山のソフト付きで(Photoshopや、3Dソフトなども。)Centris 660 AVと言う、機種を購入しました。
 
 その後は、会社ではWindows、個人的にはMacを中心に使ってきました。しかし、天体用のソフトは、Macには殆どなく、個人でもWindowsパソコンを購入して使ってきています。
 
 てな話は、前にも書きましたねぇ。ジジイは、忘れるのが仕事ぢゃ。おほほのほ。
 
 
 話が変わりますぞ。唐突ぢゃのぉ。
 
 晴れていたので、夜に、新機材をベランダに出して「紫金山・ATLAS彗星」などを撮ろうと思いました。
 しあああああし、何故だか全く理由が分かりませんが、オートガイドが暴れまくります。
 

こんなひどいのは、初めてかも。結果、星像は丸くなりません。
 

 これは、まだマシな方のブレ方の星像です。(ピクセル等倍)
 各部分を締め直しました。極軸も合わせ直しました。キャリブレーションもやり直しました。何やかんや、やれると思うことはすべてやりましたが、オートガイドの乱れは収まりません。なしてぢゃ?
 

それでも、何とかあまり流れていなかった3コマから画像処理してみました。だいぶ、ショボくなりましたが、まだ彗星らしい姿をしていました。エエど、エエど。
 

その後、よく調べたら、何とか使えそうな写真がありましたので、不等間隔で撮影した26コマからメトカーフ処理をしてみました。鏡筒は、ZWO社のFF80-APOにレデューサーを付けたモノです。撮像カメラは、LPS-P2フィルターを付けた「ZWO社ASI 2600 MC DUO」です。ゲイン100、露出60秒です。
 

光害の色かぶりが結構あったので、トリミングしました。何か、尾が二つに広がったみたいですよね。
 
 超駄作ですが、彗星の撮影がとりあえず出来ましたので、撮像カメラを1インチの「ZWO ASI 183MC Pro」を使って、他の天体を撮ろうと思いました。
 が、しかあああああし、その撮像カメラを固定するパーツがないようなのです。アイピースを取り付ける所に付けようかと思ったのですが、それも、何故か、そのパーツが見つかりません。
 

矢印の所のパーツがあれば、とりあえず「ZWO ASI 183MC Pro」を取り付けられるはずなのですが、このパーツが見つかりませんでした。なしてぢゃ?


貧相アブ衛門の嘆き1.737


2024年11月9日(土)


 久しぶりに、鳥取県の烏ヶ山(からすがせん)に登ってきました。


     
 このところ、ずっと体調が悪いし、そのために、気力体力もなくなっておりました。それに、痛めていた左膝の痛みが増したうえに、左足の中指を、工具箱にぶつけてしまい、痛みがなかなか引きませんでしたからね。
 しかし、折角の紅葉シーズンの晴れた日なので、意を決して、烏ヶ山に登ってきました。大山は、この時期の、土日だと、アホほど登山渋滞が発生しているので、大山は、初めからアウト オブ 眼中でした。登山は、9月23日の大山登山以来かも。
 詳細は、いつもの様に「登山・HB彗星観測記録」の項目にアップしております。まあ、私の備忘録ですので、しょうもない内容になっています。
 

この写真をクリックしても、その項目に飛びます。
 
 と、スマフォにメールが届いているのに気がつきました。ヨドバシカメラさんに頼んでおいた「48-52ステップアップリング」を配達に来たですが、不在でしたので持ち帰りました、との内容でした。ありゃま・・・
 クロネコヤマトさんに電話を入れた後、営業所まで取りに行ってきました。
 
 届いた物は、中にプチプチ(商品名エアキャップ)が貼ってある、ユーパックみたいな状態でした。中を開けると、箱はつぶてていました。まあ、この点に関しては、全く問題なしです。中には、金属製のステップアップリングしか入っていませんからね。
 

箱は、こんな感じで潰れていましたが、全く問題なしです。
 

早速、そのステップアップリングを装着してみました。しかし・・・厚みがあって、フィルタードロワーには入りませんでした。他にどこかに装着出来ないか、チャレンジしてみましたが、現在のところ、固定は不能であります。シクシク。
 

 夜になって、いくらか晴れ間があったので、ベランダ撮影に挑戦です。しかし「紫金山・ATLAS彗星」は、完全に薄雲の中で、最初のPreview画面には出て来ましたが、撮影に入ると、全く写りませんでした。
 その後、雲の切れ間が多いエリアで、撮影をしようとしたのですが、オートガイドが大暴れぼう将軍です。あー、マツケンサンバ、マツケンサンバ♪一瞬、赤道儀が壊れたのかと焦りました。原因は、やはり、雲のせいだと思われます。


貧相アブ衛門の嘆き1.736


2024年11月8日(金)


 ちょっくら、紅葉の確認に。 & ZWO ASI AIRの使い方について。


     
 いつものように、チンタラとしておりましたが、鳥取県の名峰、大山の紅葉が、どんなもんかなって思いまして、ちょっくら行ってきました。
 今日は、平日だしな、時間も時間だから、そんなには混んでいないだろうなって思っていました。
 
 出発した時間を考慮して、まずは、溝口方面に行きました。
 

伯耆富士と言われる大山です。大山は見る角度によってまるで違った姿になります。この場所からだと、確かに富士山に似ていますね。
 
 次に、桝水高原に向かいました。「げっ、駐車場が空いてねーど。」下の方の駐車場に行けば、空いているスペースがあったかも知れませんが、ここからUターンするのはしんどいので、そのまま車を走らせました。
 
 大山南壁が綺麗に見える「鍵掛峠」に寄ろうと思っておりました。しかし「何じゃ、こりゃああああああ!!」車が一杯で、スペースが空くのを待っている車までいて、とても入れません。観光バスまでいたんですよねぇ。一瞬、今日って祝日だったけ?と思ったほどです。平日なのに・・・
 
 次に、奥大山エバーランドに行ってきました。こちらは、何とか駐車出来ました。
 

これは「希望の鐘」と言われるモニュメントです。後方には、大山の南壁が綺麗です。
 

今は、営業をやめているスキー場を歩きますと、より大山南壁が綺麗に見えます。一度、ここで「HolyGrayタイプラプス撮影」をしたのですが、空の状態が悪くて、あまり長いコマ数を撮ることが出来ませんでした。いつかはリベンジしたいです。
 

辺りがあまり紅葉していない時でも、この小山だけは紅葉していましたが、今年は、何かダメですね。
 

次に、鏡ヶ成に行ってきました。逆光で、鮮やかな光景は見ることが出来ませんでしたが、やはり、紅葉はダメの様です。
 

「鏡ヶ成」から見た象山です。この山も、他があまり紅葉していない時でも、そこそこ紅葉しているんですが、やはりダメです。
 

次は「早春賦」の碑がある場所で撮影です。大山南壁が迫力満点です。
 

この近くに、撮影スポットの茅葺小屋」があります。なるほど、エエ感じです。
 

その小屋をアップしますと、何と11月なのに、コスモスが綺麗に咲いていました。エエんでないのぉー!
 

最後に「南大山観峰展望駐車場」から、橋と大山南壁を撮って終わりです。
 
 帰宅すると、何とか晴れていましたので、ベランダ撮影を行いました。空はあまり状態が良くありません。
 

 まず、アホなことに、今更ですが、分かりました。先日、Fさんと一緒に天体写真撮影をしていた時の話です。「All-SKY Polar Alignで、極軸を出しても花火が上がったことがないんですよね。早く極軸を追い込めた時に花火が上がるんですよね?」と言いますと「Finishの箇所をタップされていますか?」と言われました。えっ??
 そこで、今回は極軸を合わせた後、「ZWO ASI AIR」アプリ「ZWO ASI AIR」の「Finish」をタップしました。おお、花火が上がっているがな。
 

 また、Fさんが「南北をちゃんと合わせていますか?これをやらないと、Tさんに怒られるんですよ。」と。えっ?合わせる機能があったんですか?
 それが、あるんですよね。対象を視野に入れて「Flame」の箇所をタップして、カメラを回転すると、南北が合うんですよ。これは、まだズレている時のものです。
 

こちらは、ほぼ南北が合った状態です。あーあ、こんなことすら知らないで使っておったわ。マジ恥ずかしい。
 

  その後「紫金山・ATLAS彗星」を撮ってみました。フィルターは、昨日、Fさんから格安で購入させてもらった、48mm径のHEUIB-II」を使いました。
 空の状態が悪かったのか、あるいは、近くのお店のネオンの光が入ったのか、かなりノイジーの写真になってしまいました。
 これから、いろいろ試したい点が、沢山出て来ました。・・・それは、良いことですね。
 


 
 さて、話が完全無欠にワープします。
 本日は、新しい「Mac Book Pro」、「i Mac」、「Mac mini」の発売日でした。
 今使っている「i MacPro」も、限界に近づいているのですが、金もないので「Mac mini」の「M4 PRO」搭載の物でも良いかなって思っています。
 しかし、ノートパソコンである「Mac Book Pro」の上位機種には「M4 MAX」チップが搭載されています。がるるるるぅー!これは、ちと問題ですね。
 勿論、M4 PRO搭載の「Mac mini」でも、現在使っている「i MacPro」よりクソ速いのは、間違いないのですが・・・
 やっぱし、来年中頃に出るであろう「新型Mac Studio」の発売を待ってから、どうするか決めた方が良いかも知れません。
 

「Mac mini」の上位機種でも、搭載されているのは「M4 PRO」です。
 

一方「Mac Book Pro」の上位機種には、更に性能の良い「M4 MAX」チップが搭載されています。何でだろう、何でだろう、な、な、な、何でだろう♪


貧相アブ衛門の嘆き1.735


2024年11月7日(木)


 格安で48mm径のHEUIB-IIフィルターをゲット。マンモス・ラッピー!!


     
 新機材を導入してから、これまで多く持っていた52mm径のフィルターが使えなくなりました。割と気に入っていた「HEUIB-II」もそうです。
 年金生活となった今、新品を購入するのは、ちとしんどいのです。そんな時、大山の麓で一緒に天体写真撮影をして頂いた「よなご星の会」のFさんが「そのフィルターなら2枚持っていて、使っていないがありますから、どうですか?価格は相談に乗りますよ。」とおっしゃって頂きました。
 てなことで、アホ衛門は、シッポを振り振り、Fさんの仕事場まで行ってきました。やったぜぇー。この48mm径のフィルターを格安でゲット致しました。
 ちょっと、話がそれますが、Fさんは、とりあえず「新型Mac mini」のM4チップのものを、カートに入れている状態にしていると言われていました。気分が乗ったら、そのまま購入されるのでしょうか?
 この「Mac mini」は、すんごく小型なので、熱放出に問題ないのかが、ちょっと心配になっています。誰かが、YouTubeなどで評価してくれているのを待った方が良いのかと思ったりします。
 

こやつを、ゲットしました。あると、とても便利なフィルターです。
 

しかし、困ったちゃんの問題が出て来ました。まあ、分かってはいましたが「TOA130S」に取り付けていたテーパーリングを固定するリングと「FF80-APO」に付けているテーパーリングを固定するの大きさが違うのです。「TOA130S」に付けていたテーパーリングには52mm径のフィルターが取り付けられましたが、「FF80-APO」には取り付けられません。かなぴー。
 
 てな事を書いていますが、もしかしたら解決するかも知れない方法を見つけました。
 

 それが、48-52のステップアップリングを使用することです。光路的に問題はないのか、ハレーションが起こらないかなどの、不明要素はありますが・・・ヨドバシカメラの通販価格は740円と、かなり安いです。頼んでみようかなぁ?もし使えるとなれば、今回、購入させてもらったフィルターは、やや無駄になるかも。まあ、52mm径のものは、少しくたびれ始めていたので、特に問題ないですね。
 あ、今、ポチっちゃいました。少しだけですが、ポイントが残っていましたので、アホほど安く買えました。
 

一方「TOA130S」の方が、問題が大ありです。「TOA130S」に付けているテーパーリングは、黒く塗装されていない「K-ASTEC社」のものです。一方「FF80-APO」煮付けているテーパーリングは、黒く塗装されていて、大きさも少し小さいのです。
 

上記のテーパーリングに「FF80-APO」用のフィルタードロワーやCMOSカメラを取り付けることは、まあ、何とか出来ます。しかし、大きさが合わないので、少し隙間が空いていしまいます。これって、脱落や、迷光が入ってくる恐れが無い訳ではありません。うーむ・・・な状態です。ちと、心配な構成ですね。(かなり見にくいのですが、赤い縁取りで黄色い円の部分全周に隙間が空いています。)
TOA130Sに、がっちり固定する為には、テーパーリングを固定しているアダプターを、その都度小さい六角ボルトで外して、専用のアダプターを固定し直せば良いのです。しかし、それは、かなり面倒臭いですし、六角ボルトを紛失してしまう可能性があります。
 
 協栄産業さんのHPに載っているシステムチャートを見ると「K-ASTEC社」のパーツを介さないで「TOA130S」と「ZWO ASI 2600MC DUO」を固定する方法もあります。
 

これは、今まで使っていたシステムです。K-ASTEC社のパーツを使って固定していました。
 

こちらは、K-ASTEC社のパーツを使わないで固定する方法です。(先ほど、間違った図を掲載しておりました。訂正してお詫び申し上げます。)多分、持っているパーツで固定出来そうですが、結局、K-ASTEC社のテーパーリングとその固定リングを外さないといけないので、どうしようかと悩んでいます。
 
 さて、、もう一つ問題が発生しております。「TOA130S」に「ZWO ASI 183MC Pro」を久しぶりに取り付けようとすると、これが、あーた、カメラアタッチメントに固定出来なくなっていました。前から、動きが悪くなっていましたが、どうやら完全に死んだようです。しかし、アホ衛門、このようなパーツは、複数持っているのですよ。
 

 矢印のアタッチメントは、これまで、真っ黒の強化アタッチメントを使っていましたが、それが、壊れた様です。純正の物を使ったら、全く問題なく固定出来ました。
 「ZWO ASI 183MC Pro」は、設計が古い1インチの冷却CMOSカメラで、アンプグローもバリバリ出るのですが、拡大して天体が撮れるので、手放せません。
 
 更に、私が大アホであるかも知れないと判明する出来事がありました。以前、購入した「QHYCCD社のミニ・ガイドスコープ」です。これは、ガイドCMOSカメラがねじ込み式になっていたので、QHYCCD社のガイドCMOSカメラしか取り付けられないと判断して、協栄産業さんに中古として買い取ってもらいました。
 すかあああああす「よなご星の会」のMさんの機材の写真を見せてもらったところ、ニャンと、ZWO社のガイドCMOSカメラが付いているのです。むむむむ・・・
 

ほーれ「QHYCCD社のミニ・ガイドスコープ」に「ZWO社のガイドCMOSカメラ」が固定されているでしょう。私としては、色々試したつもりで、取り付かなかったと思うんですけどね。単なる勘違いかな?多分、そうかも。
 
 さて、話がワープしますが、本日、ようやく「天文ガイド誌」と「星ナビ誌」を購入しました。山陰では、二日遅れの発売なんですよ。「星ナビ誌」は、スマート望遠鏡の特集をやっていましたね。前にも書いた様に、この手の望遠鏡が欲しくないわけではありません。観望会には超便利、ベランダからの太陽撮影も割と簡単に出来ますからね。てなことで、誰か2.000万円下さーい。
 

今回は、割と初めから最後までとりあえず全部目を通しておきました。(普通、そうするのが当たり前ですね。)
 
 あ、またも、訳の分からないメールが来ました。先日書いた、VideoEnhanceソフトである「HitPaw VikPea」ですが・・・
 
 「HitPaw Video Enhancer for Mac - 1年/1 Mac」のサブスクリプションを解約したことをお知らせいたします。 解約により、以降のお支払いは発生しません。」とな。むむむ・・・これって、支払い方法が変わったと言う事と、名前が 「HitPaw Video Enhancer for Mac」から「HitPaw VikPea」に変わったので、前の名前のソフトは、解約しましたと言うことなんでしょうか?とりあえず、ソフトは動いています。ログインすると、有効期限は来年の秋まであることになっています。何かややこしいなぁ。
 以前使っていた、ポストスクリプト系のドローソフト「フリーハンド」も、発売している会社が、何度か買収されて、いろいろと変わりましたから、今回もそれと同じ事なんでしょうかねぇ。(最終的にはAdobe社に買収された後、消えてなくなりました。結構重宝していたソフトだったんですけどね。)


貧相アブ衛門の嘆き1.734


2024年11月6日(水)


 何かさぶいどー。アホ衛門のギャグみたいに・・・


     
 ニュースを見ていると、1998年と2000年に登った、北アルプスの燕岳(つばくろだけ)が、初冠雪したと言っておりました。でも、これでも、1ヶ月位遅いんだそうです。へぇー、そうなんだ。地球の温暖化マジやばいぞぉー。
 

ほーれ、この通り。提供は、山小屋である「燕山荘」です。何故か「えんざんそう」と読みます。「つばくろやまそう」ではあーりません。
 

 初めて燕岳に登ったのが、1998年の盆休みの事でした。憧れの高山植物「コマクサ」と、風化花崗岩の特殊な光景を見たかったのです。しかし、登山中も雨、テントを張ってもしばらくは雨でした。
 その後、奇跡的に晴れました。うむ、うむ、我が輩の日頃の行いが良いからぢゃ。
 
 しばらく雨ばかりでしたので、隣に、疲れ切ったオジさんがテントを張っているのは分かりましたが、その他は全く分かりません。
 雨が上がると、偶然に知り合った、S仙人さんと(その隣のテントの人)、女子大学生のペンギンさんと一緒にコマクサを見に行きました。
 

 この写真は、私ではなく、S仙人とペンギンさんの写真です。私って、勝手にニックネームを付けるのが得意なのよ。おほほ。
 仙人さんは、紆余曲折がありまして、初めはモンスター、次に鉄人、最終的に仙人と呼ぶようになりました。
 また、ペンギンさんは私が勝手に付けたニックネームです。歩き方がペンギンに似ていたからです。「ブロッケンの妖怪」が見えていたので、「ペンギンさぁーん、ペンギンさぁーん。」と呼ぶとテントから出て来られました。彼女は「恥ずかしい」と言いながらも、その呼び方に反応してしまう自分が悲しいとも言っていましたね。
 

この登山では、彼女のテントの中で、軽食とワインを一緒に飲みました。登山をしていて、こんな事は初めての経験でした。後ろは槍ヶ岳なんだけど、雲がかかっていますね。
 
 ペンギンさんは、その後、大学を卒業した後、割と早い時期に結婚されたようです。また、S仙人さんは、生死を彷徨うような大病をいくつもされましたが、復活して、沢登りをされているとのことでした。(少なくとも、2023年には沢登りされている写真がありました。)
 えー、ありゃ・・・考えてみると、1998年の事か・・・げっ?もう26年以上前の話だぞお。ゲロゲロ。そりゃ、アブ衛門もジジイになるわけだよ。
 
 さて、いつもの様に幕が開き♪(by ちあきなおみ さん)話がワープ。
 
 私は、サブスクのパソコンソフトは嫌いですが、仕方なく「Photoshop2025」、IM(インプッドメソッド)のATOK、このHP作成の「Bind up」、そして、ついつい契約を更新してしまった、ビデオエンハンスソフトは、サブスクで使っています。(数えてみたら、思っていたより多いどー。)
 しかし、そのビデオエンハンスソフトである「HitPaw Video Enhancer」がいつの間にか「HitPaw VikPea」と言う名前に変わっていました。そこで「支払い方法が変更になりましたので、再登録してください。」とメールが来ていました。これは、フィッシングメールじゃないのかと、しばらくほったらかしにしていました。だいたい更新料は既に支払ったはずだぞ。しかし、ソフトが稼働しません。いろいろ検索して、詐欺メールではなさそうなので、再登録しましたところ、ソフトが動き出しました。何か紛らわしい。
 多分、次回は更新しないと思います。気に入らないからではなく、Enhanceしたい動画がほぼ無くなったからです。
 

 何か、不審な気がしていたこの名前の変更と、再登録の依頼。でも、多分、大丈夫でしょう。
 このソフト、主に、昔撮ったアナログビデオのEnhance処理に使っていました。思いっきり高画質になるわけではありませんが、まあ、原動画よりは、マシになっています。
 

これは、SD画質のデジタルビデオで撮った、2003年の徳沢のトイレを1/3にしたものです。
 

こっちは、このVideoEnhanceソフトで、動画を大きく、尚且つ高解像度してものから1/3にしたモノです。Photoshopのアンシャープマスクで少し極端にシャープにした感じとでも言っておきましょうか?
 
 更に話が再ワープ。
 来年中頃に発売されると噂されている、新型Mac Studioですが、もしかしたらとんでもない価格になるかも知れません。
 11月3日に、大山の麓で、一緒に天体写真撮影をしてもらったFさんは、M1 Max?のMac Studioを使われていますが、11月8日に発売される「新型Mac mini」に鞍替えしようかと言われていました。Fさんは、有名な天体画像処理ソフトである「PixInsight(ピックスインサイト)も、そのMac Studioのエミュレーションモードで使用されていて、サクサク動くと言われていました。
 
 うー、ならば、アチキも「Mac mini」にしておこうかなって思い出しています。
 

Fさんは、純正のディスプレイではなく、Dellの、多分4Kの32インチのものを2台で使用されているそうです。そっちの方が、かなり安いですからね。Macの純正ディスプレイは、5KのRetinaディスプレイですので、性能が良いのは分かりますが、いかんせん高すぎます。


貧相アブ衛門の嘆き1.733


2024年11月4日(月)


 久々のプチ遠征での天体写真撮影 & 大川寺辺りの散策


     
 11月3日のこと、台風から変わった温帯低気圧の影響もウソの様に収まり、久々にプチ遠征による天体写真撮影に行こうかと思っておりました。
 と、「よなご星の会」のFさんが、鳥取県の大山の麓に行く予定との連絡が入りました。当初、鏡ヶ成の近くに行こうと思っていましたが、それならば、アホ衛門もそこへ行こうと予定変更です。
 しかし、2時間程度寝ると目が覚める、細切れ睡眠のため、アホほど眠たいのです。この調子で行くのは、ヤバいんではないかと思っておりました。とりあえず、布団に入って横になっていました。しかし、なかなか眠れません。
 ふと気がつくと、多分15分程度軽い睡眠をしていたのだと思います。これで、何とかなりました。よっしゃー、レッツラゴーぢゃ。と、台車で機材を車に運ぶ際に、ひっくり返してしまいました。リチウムイオンバッテリーもアスファルトの道路にひっくり返してしまいました。おー、爆発するんじゃないかと心配になりました。しかし、どうやらセーフだったようです。危ない、危ない。
 
 出発したのは、午後5時過ぎだったでしょうか?11月に入り、日が暮れるのが早くなっています。この場所は、一度近くまで行ったのですが、どうやら間違っていました。そこで、ここで良いのかなって恐る恐る車を停めました。どうやら、ここで合っているようです。既に薄暗くなっていました。
 大慌てで、機材をセッティングします。プロトレックの方位表示で調べていたのですが、方角がまるで間違っていました。東の空に極軸を向けていました。北極星が出て来て、更に大慌てです。外付けの極軸望遠鏡を付けていたので、大まかな極軸は出せました。後は「ZWO ASI AIR Plus-256G」のポーラーアライメント機能で追い込みます。
 さて、何を撮ろうかなぁ?事前に、ステラナビゲーター12で調べていたのですが、機材を設置した場所が悪くて、西側は、木々で低空が見えません。
 とりあえず「紫金山・ATLAS彗星」を撮ることにしました。げっ、もう既に木々にかかり始めておるがな。てなことで、2枚だけ撮影です。
 新機材になってから、フィルターは48mm径の物しか使えなくなりました。殆どのフィルターが52mm径のもので揃えたので、困ったちゃんです。とりあえず、古い対光害フィルターのLPS-P2を使うことにしました。
 空は、まあ快晴ですが、透明度はあまり良くなく、いつも見え方の指標にしている、こぐま座の5等星が、初めは、かなり見づらかったです。その後、少し回復してきましたが・・・
 
 何枚か撮っていると、アラブの大富豪Fさんが高級車に乗って到着です。Fさんは、新機材投入のため、ファーストランです。その機材というのが「William Optics MINICAT51 WIFD」と言う機材です。何でも、限定200本だけの製品で、口径51mm、焦点距離178mm、F3.5と言う、明るい光学系です。
 

これが、Fさんの新兵器です。Fさんは、殆どのパーツを予め取り付けてままにして持参されているため、用意がアホほど早いのです。しかし、焦点距離が短いせいなのか、ポーラーアライメントの作業は、意外に時間がかかっておられました。「普段は、F-1レーサー並みの早さだと言われているんですがねぇ。」と言われていました。
 
 Fさんに、何を撮られるんですかと聞きますと「いやあ、まだ決めていません。」と。ありゃ、私と一緒じゃないですか?
 
 さて、私の新機材ですが、レデューサーを付けると、焦点距離456mmとなります。そこに、APS-Cサイズの冷却CMOSカメラを取り付けているので、これが、何か中途半端な焦点距離なんですよね。
 

「ZWO ASI AIR」は、この写真とは異なり、三脚に固定して使用しました。1インチの「ZWO ASI 183MC Pro」も使うことを前提に、ガイド鏡も固定していましたが、とても、それを使う余裕がありませんでした。
 
 んで、撮れたのが以下のものです。
 

まずは、木々に隠れる寸前の「紫金山・ATLAS彗星」です。ゲイン100、60秒露出の一発撮りです。おお、だいぶショボくなったけど、まだ尾を引いているぞぉ。
 

これは、LPS-P2フィルターを付けて撮影した、オリオン大星雲です。ゲイン100、300秒露出の10枚だけからの画像処理です。
 

これは、同じオリオン大星雲を、デュアルバンドのNBZフィルターを付けて撮ったものです。結構分子雲が写っていますね。
 

北アメリカ星雲とペリカン星雲を一緒に撮ったものですが、画角に収まり切りませんね。北アメリカ星雲だけを、画角を90度曲げて縦位置で撮った方が良かったかも知れません。NBZフィルター使用。
 

これは、白鳥座の網状星雲です。自分としては、まあまあの結果ですが、焦点距離がもう少し短いと、良い構図になったと思います。
 

一角獣座のバラ星雲です。これは、割と収まりが良かったですね。
 

こちらは、アンドロメダのM31です。アンドロメダ大星雲とも呼ばれ、我が天の川銀河に一番近い銀河ですが、大きさは、アンドロメダ意星雲の方が、はるかに大きいです。肉眼でも、ボヤッとした姿が見えます。意外に写り方が悪かったので、悪あがき且つ自己流の画像処理をしているため、ノイジーな写真になってしまいました。いろいろな天体を撮っておきたかったので、10枚だけの撮影です。最低30枚は撮ってコンポジットしておかないと(スタックとも言いますね)強い画像処理には耐えられません。
 

これは、オリオン座の馬頭星雲です。NBZフィルターを付けたため、全体が赤っぽくなっています。馬頭星雲の右側にも、赤い散光星雲がこんなにもあるのを知りませんでした。
 

一番、残念だったのは、M45、プレアデス星団です。もっとマシになると思っていたのですが、全く写りが悪すぎます。しかも、緑色になっており、画像処理で少しごまかしてます。この星雲にも、NBZフィルターでも効果があると思っていたのですが、あまり相性が良くないのかも知れません。あるいは、単に私の技量がなさ過ぎるのかも。
 

最後に、ウルトラマンの故郷、M78を1枚だけ撮って終了です。
 
 帰宅したのは、朝4時頃でした。それから、布団に潜り込んだのですが、直ぐ目が覚めてしまいます。ですが、時計を見ると、あまりにも感覚とズレています。後で気がついたのですが、目覚まし時計の電池が、アウトになっており止まっていたのです。
 
 ちなみに、Fさんは、仕事柄、理系に強く、いろいろ教えて頂きました。また、小さなモノクロCMOSカメラに、自作の冷却装置?をつけて、バラ星雲を撮られていました。Hαの画像だけ見せて頂きましたが、Hα、すんげぇー。
 また、Fさんが、私が使っている「Luminar Neo」と「Aurora HDR」を使っていると聞いてビッツラしました。このマイナーな?ソフトを使っている人が他にもいるんだ・・・また、Fさんは、Photoshopのサブスクを解約して「Affinity Photo」に切り替える予定だと言われていました。確かに、Adobe税は、高いのよー。
 
 あ、忘れておりました。この日、初めて見ると言っても過言ではない、流星を見ました。明るさは、恐らく-1.5等です。最後の最後で、赤に近いオレンジ色になりました。通常は、緑色に見える物が多いんですけどね。ちなみに、Fさんは見逃してしまいました。うっほっほっほ。お前は子供か?
 
 昼前に目を覚ましてから、折角だからと、大山に紅葉を見に行ってきました。しかし、大山だけにガスがかかっており、モノトーンの世界でした。紅葉は、まだこれからの様ですが、多分、茶色いに枯れた状態で散っていく可能性が高いです。
 3連休の、雨上がりだったので、観光客も下山者も沢山おられました。
 下山してきたカップルの男性の方が、膝を痛めたのか、変な歩き方をされていましたので、声をかけました。「大丈夫ですか?」「いや、ダメです。」やはり、大山の紅葉は、まだ余り色づておらず、そして、結構な渋滞だったそうです。
 

私は、大神山神社奥宮まで歩いてみました。左膝の状態は、いくらか回復してきており、途中、下山者と少しだべっていたのに、20分56秒で到着しました。改修工事は、かなり進んだみたいで、パッと見た目には、工事が終了しているのかと思ったほどです。こう言う建物の修復工事には、宮大工さんが活躍されているのではないでしょうか?随分長い間、ご苦労様です。
 

その隣にある「下山神社」です。丁度良いアングルで撮れました。確か、1.804年に再建されたものです。木造でもちゃんと整備すれば、こんな長い時間を経ても何とか残るものなんですね。私の子供の頃、大山は、かなりの積雪が当たり前でしたから、よく耐えたものです。
 

金門にも寄ってみました。紅葉は、まだこれからの様ですね。
 

これが、金門そのものだと思います。下山してきた団体さんや、観光客に、おっせいにも解説しました。右側の岩場は、かつて、行ってQ!で「イモトアヤコさん」が登ったところですよとか、岩場と岩場の間には、昔は大きな堰があったんですよとか。
 

大川寺橋から見た紅葉です。さすがに、この標高では、紅葉は、これからの様です。でも、本当に紅葉になるのでしょうか?
 
 帰宅後、空の状態はあまり芳しくなかったのですが、まあ、とりあえず晴れていたので「紫金山・ATLAS彗星」をベランダから撮ってみました。
 

新機材を使い、ゲイン100、露出60秒の28枚からメトカーフ処理して、彗星がズレない様にしています。その代わり、恒星は流れています。ほぉー、ベランダからでも、まだ彗星らしい姿をしていますね。その後、どんどん曇ってきました。とりあえず撮れて良かったわー。(変な色むらが出ており、少し残念です。)


貧相アブ衛門の嘆き1.732


2024年11月2日(土)


 大雨の中、クリニック受診だっちゃ。 & 「ATLAS彗星 C/2024 S1」消滅しとるがな。


     
 天気予報通り、本日は大雨でした。つーか、嵐だね。
 目覚まし時計にセットした時間より、早く目が覚めましたが、二度寝が出来ないことはこれまでの経験から分かっています。仕方なく、起きることにしました。背中、痛てぇー。身体だりぃー。まあ、このところ、毎日の事ですから仕方がありません。
 それより、こんな日ですから、クリニックが休診になっていないか心配です。
 エレベーターに乗っていると、途中から、女子が乗ってきました。
 「こんな大雨の日に、外出ですか?」
 「アルバイトなんですよ。」
 小柄だったので、勘違いしていたのですが、高校生くらいだったのかも知れません。一瞬、車で送ってあげようかと思いましたが、このご時世です。単に、危険な怪しいジジイと思われると思って、声を押し殺しました。
 

CSWなる天気予報から、がめた午前8時の雲量の頭です。赤い○で囲んでいるところが、私が住んでいるエリアだと思います。結構、雨が降っていますね。
 

気象衛星写真になると、もう、訳が分からないほど雲が覆っていますぞ。
 
 クリニックに着くと、クリニック前の駐車場は、満車です。ゲロゲロ。仕方なく、離れた第二駐車場に車を停めました。傘が、風で持って行かれそうになります。
 私は、仕事がら(既に退職していますが)薬剤に関しては、一般の人よりは、少々知識があります。自社の製品の知識だけでは、仕事になりません。関係する他社の製品の知識も当然必要です。また、会話の中では、全く関係しない薬剤等の話も出て来ますので、自分である程度知識を得ました。
 これが、あーた、ドクターにとっては、うっとうしい患者となる訳ですよ。
 「すみません。現在処方してもらっている薬剤は、効果が全く感じられません。申し訳ないのですが、○○と言う薬剤に変えてもらうことは可能ですか?」
 と、具体的な薬剤の名前まで言って、切り替えてもらうこともしばしば。今回も、変えてもらいました。
 薬剤は、当然効果もありますが、副作用もあります。オーバードーズとか、ポリファーマシーと言われる、薬剤の多種の多量摂取は宜しくありません。相互作用と言って、組み合わせによっては、薬剤の効果が低減したり、異常に効果が高くなったりすることもありますからね。勿論、ドクターや薬局でも、相互作用に関してはチェックしてもらっていますので、まあ安心ではあるのですが・・・
 てなことで、今回は、2つの薬剤は、処方を停めてもらい、また、3種類の薬剤もやめてもらいました。その代わり、過去に、一度処方してもらった漢方を処方してもらいました。
 漢方は、副作用が無いというのは、間違いです。割と少な目なものが多いと言うのが妥当な表現かも知れません。薬剤には、必ずと言って副作用はあります。
 含まれる成分も、少ないと全く効果が出なかったり、多すぎると、毒になったりします。丁度良い濃度というものがあります。ですから、用法用量は必ず守りましょうね。
 
 左膝の痛みや違和感がひどかったので、注射をしてもらおうと思っていましたが、かなり混んでいたので、やめておきました。私より、重症の患者さんは沢山おられますからね。
 
 ところで、前からおかしくなっていた、6TBのHDDのデータを、テレビの録画用に使っていた4TBのHDDを初期化して、不要かも知れないデータを除いてコピーしておきました。これが、アホほど時間がかかります。一度にコピーをしていたので、一端フリーズしてしまいました。初めからやり直しです。それでも、2日間では終わりませんでしたよ。私がアラブの大富豪だったら、すべてSSDに換えたいところですが、逆さに振っても、ジェニは、もう出て来ません。HDDで我慢しましょう。
 おかしくなった6TBのHDDは、その後初期化しました。しかし「Drive Genius 6.2.3」の物理チェックをしましたら「かなり数の損傷部分があります。」との表示が出て来ます。はやり、廃棄するしかないようです。
 

こいつ、完全に死んだなぁ。長いことお世話になり申した、6TBのHDD。Drive Genius 6.2.3」の機能で「確実に消去」を実施しています。
 
 「Drive Genius」は、mac OS13(Vebtura)までしか対応していません。2022年の11月で、その後のアップデートはありません。もう終わりのソフトなのかも知れません。てなことで、私の「i MacPro」のOSは「macOS 12.7.6 Monterey」のままで使用しています。でも、いつかは、最新のOSにしないといけませんね。
 
 いつもの様に話がワープ。
 一時は、大彗星になるのではないかと期待された「ATLAS彗星 C/2024 S1」ですが、有名な吉田誠一さんのHPを見ると、
 【明るい太陽をかすめるクロイツ群の新彗星。10月28日に太陽に0.008天文単位まで接近する。2等から、最大マイナス4.5等まで明るくなると期待されていた。10月半ばまでほとんど増光していなかったが、10月18日にバーストを起こして、8.2等まで明るくなった(10月20日、Martin Masek)。だが、その後は急激に衰退している。SOHO探査機の映像では、現在は12~13等(10月24日、Vladimir Bezugly)。現在は観測できない。11月に姿を現す。】と書かれています。
 
 現在、既に11月ですが、天候も悪く、しかも、朝方、東の空低空に現れるので、観測はほぼ絶望的です。「サングレーザー」と言われる、太陽に極めて近づく彗星ですので、近づいた後は、あっという間に、遠くに行ってしまいます。
 
 などと書いていましたが、10月31日のYahoo!ニュースをみますと、以下の様に書かれていました。
 
 【太陽に最接近する様子を撮影した太陽観測機「SOHO」は、ATLAS彗星が完全に蒸発・消滅する様子を撮影しました。この出来事は、彗星の明るさ予測がいかに難しいかを示す一例として記録されるかもしれません。】
 

 2024年10月28日の4時に、SOHOが捉えた「ATLAS彗星 C/2024 S1」です。しかし、その後、9時は消えてしまったとのことです。ありゃりゃ。まあ、変な期待を持たないで良かったのかも知れません。
 本音を言うと、天候が回復するかもしれない11月4日に、ダメ元で撮影に行こうかと思っていましたからね。まあ、本当にアホだわ。


貧相アブ衛門の嘆き1.731


2024年11月1日(金)


 11月だっちゃ。ほがんこつ、速かー。


     
 あーあ、時の流れに身をまかせ♪あー、こりゃ、こりゃ。
 さて、協栄産業さんなどの日本の天文ショップでの、発表はまだの様ですが、ZWO本社のHPには「SeeStar S30」の詳細が載っていました。
 

ほぉー、349ドルでっか?1ドル152円で計算すると、5万3千円ちょっとかな?(また、円安になってきましたね。)
 

 ほぉー、1.65kgでっかいな?軽いやないかい?腕上げたなぁ。焦るがな。まあ、口径30mmと、SeeStar S50の50mmより20mmも小さいですからね。
 しかし、デュアルレンズを搭載していますからね。大きな物から小さな物まで撮れるようですね。
 

スペックの一覧表です。クリスマス商戦に間に合うのかなぁ?また、どれだけの性能があるのかなぁ?日本に入ってくる数は、かなり少ないと聞いたことがありますけどね。
 

尚、一般の撮影でも使える様です。特に動いている物を追跡して撮影ができます。
 
 
 この商品と対抗となるのは、クラウドファンディングで発売している「DWARF 3(ドワアフ スリーと発音するのでしょうか?)」になるのでしょうか?こっちも、デュアルレンズを搭載して、なかなかの優れもののようです。現在、かなりの品薄状態とか?
 

 形状のせいなのか、軽量が故なのか、風にちょっと弱いとの話を聞きましたが・・・赤道儀モードもありますよ。
 しかし、天体業界もえれぇーもんがどんどん発売されますね。これなら、天体望遠鏡の知識や経験のない方でも、簡単に天体を楽しめますねぇ。
 
 ジェニがないので、買う予定はありませんが、こう言ったスマート望遠鏡は、観望会では、かなり活躍します。
 また、私がちょっとだけ欲しいなって思った点は、太陽の撮影が出来ると言うことです。それも、基本、経緯台なのに、付属の太陽フィルターを使って、ベランダからでも太陽を撮れるということです。太陽観測は、高校時代にはよくやっていましたが、その後は、ボーグ77EDⅡの対物側に、NDフィルターを付けて、金環日食とか、金星の日面通過の撮影をしただけです。
 
 さて、いつものワープ。
 新機材のひとつである「ZWO社のAM5N」赤道儀ですが、各パーツの取付の組み合わせに四苦八苦しておりました。
 そこで、前にも書いた「海外のYouTuber」の方の動画を参考に、変更することにしました。
 そこで、雨の中、ホームセンターに行ってきました。
 まず、ここで、痛めている左膝が結構重症であることを思い知らされます。歩く度、関節が抜ける様な感じがあり、更に痛みもあり、速くあることが出来ません。これは、大谷翔平選手よりやばいかもしれんぞ。(んなことはない。タモリさん風に発音してちょ。)
 他の物もついでに購入したのですが、メインはM4の六角ボルトです。付属していた六角ボルトでは、鏡筒バンドの上の部分に取り付ける事が出来ないのです。長さが足りないのです。私の足の様に・・・えーい、だまらっしゃい。
 てなことで、2種類の長さの六角ボルトと、それに合うナットと、もしかしたら使えるかもしれない、蝶ナットを買いました。
 
 帰宅してみてから、セッティングすると、これが、あーた、バッチグーなのよ。(昭和やなー。)
 

 こんな感じです。鏡筒バンドの取っ手の部分に、本日買った六角ボルトと蝶ナットで、ファインダーシューを固定することが出来ました。海外のYouTuberの方は、ナットで固定されていましたが、蝶ナットの方が使い勝手が良さげです。
 鏡筒に初めから付いていたファインダーシューには、ガイド鏡を乗せています。ここには、最初は、極軸望遠鏡を乗せて使った後、ガイド鏡に乗せ替える方法もあります。
 あるいは「ZWO ASI AIR Plus-256G」は、当初の様に、三脚に固定する選択肢もあります。そうすれば、合わせて3つあるファインダーシューに、極軸望遠鏡も、ガイド鏡も、「ZWO ASI AIR Plus-256G」も全部乗せることが出来ます。まあ、極軸望遠鏡は、最初に使うだけですので、すぐに外すと思いますけどね。
 

アップすると、こんな感じで固定しています。
 

少し問題なのは、ここにファインダーシューを固定すると、ファインダーシューの方のネジに指が入りにくく、ネジが固定しにくいことです。あと「ZWO ASI AIR Plus-256G」の取付金具の長さが少し短いので、固定位置に注意しないとしっかり固定出来ないことがあることです。
 
 ちなみに、これまでの鏡筒ですと、しっかりアルミケースに入れて運んでいました。しかし、この新機材ですと、CMOSカメラを付けたまま(ピントがほぼ合っている状態で)バスタオル2枚で包んで、プラスチックコンテナに入れて運ぶ事が出来ます。これは、現地での撮影のセッティングが早くて助かります。