貧相アブ衛門の嘆き207

 

2014年9月28日 月面撮影


 まずは、昨日、仕事の最中、タチゲからチョー久しぶりにメールが届いていました。私とはクラスは違いましたが、高校時代の同級生がお亡くなりになって、偲ぶ会をやっているとのこと。亡くなられた彼とは、それほど親しくはありませんでしたが、ハンサムで優しい感じの人でした。ご冥福をお祈り致します。合掌。肉体的にも精神的にもボロボロの私がまだ生きているのは何だかなぁ。.
 
 さて、昨日も、今日も天候はとっても宜し。関東に接近している台風の影響で風が強めでしたけどねぇ。体調がそれほど悪くなくて、しかも、昨日仕事が入っていなかったら、天体写真の撮影に遠征したいところですが、とても無理でした。
 おお、そうだ、細い月が出ているはずだ。てなことで、スカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンで撮影をするべぇー。げっ、月が思った以上に低空だ。慌てて撮影の用意に入りました。まずは、眼視です。うへぇー、結構波打っているなぁ。最初は、Nikon D810での撮影です。ミラーアップして、電子先膜シャッターを使いましたので、ブレは最小限に抑えられていると思います。
 

直接焦点撮影。
アイピースでの拡大撮影。
 

 次に、CanonのEOS 6Dを出して取り直したのですが、既にシンチュレーションは最悪に。動画で撮ったものは、どえらい波の打ち方です。あーあ、これじゃあ、処理をしても駄目だなぁ。
 天体写真(月面)の項目にもアップしておきました。
 さて、その後、深夜にSWAT-200のテストをしましたが、星像がくさび形になったり、二重星?みたいになったりで、散々な結果です。どぼじで?もともと、この構造のポタ赤で300mmをノータッチガイドすること自体無理なことなのかも知れませんけどねぇ。
 

これは、SWAT-200にCanon EOS60D(SEO-SP3改)320mm換算の5分露出。(ピクセル等倍)他の写真は二重星の様な写り方になっていました。ゲロゲロ。
 
 話が、変わりますが、9月27日に御嶽山が突然7年ぶりに噴火。どうやら水蒸気爆発と、火砕流も発生したようです。4人がお亡くなりになり、27人が心肺停止だとか。私は、現在は、膝の不調及び体調全体の不調で登山は出来ていませんが、かつては登山をしていた者としては、何ともやるせない気持ちです。

貧相アブ衛門の嘆き207

 

2014年9月28日 ポタ赤テスト


 実は、このところ、ポタ赤のテスト撮影を続けているのですが、結果がまるでおかしいんです。原因が分からないんですよ。
 

これは、Canon EOS 6Dに何故か168mmの255秒露出。SWAT-200での撮影です。後で10分露出した物は、星像がくさび形にズレていました。おかしいなぁ。かなりちゃんとセッティングしたつもりだったんだけどなぁ。(それなら、何故168mmなんだよー!)後で、気がついたのですが、ポタ赤のカメラ固定用のステージに、変な遊びが出ていることが分かりました。それが、方向によっては、結構ガクガクと動くのです。勿論、ギアの遊びのために少し動くのは正しいのですが、ちょっとおかしな遊びがあります。固定位置を変えれば良さそうなので、次のテストはちゃんとやってみます。

あちゃー、ステージの固定位置を変えて、尚且つ、各部の固定を更にきっちりやったのですが、この結果です。EOS 6Dの300mmの10分露出です。(ピクセル等倍)前のテストの時よりひどい結果だどー。原因は、どこにある?

貧相アブ衛門の嘆き206

 

2014年9月27日 カメラのテスト撮影


 今日はとっても良い天気。しかし、午後から仕事があるんだよねぇ。てなことで、仕事の前に、持っているノーマルデジイチでテスト撮影をば。(画像処理はしていません。)
 結論から言いますと、個人的に発色はFuji S5Proが好きですねぇ。ラチチュードも広いみたいですし。解像度や発色を考えると、やはりNikonD810が一番良いと思います。NikonD5300は玩具みたいに感じるほど軽くて小型ですが、性能はかなり高いです。Canonの6Dは、思ったよりは解像度が高いのですが、ノーマルの設定では、発色もコントラストもイマイチですねぇ。カスタムで設定し直しますかねぇ。
 

これは、Fuji S5Proにタムロンの18mm〜200mmズームレンズの18mmで撮影。このカメラ、発色が好きなんですよー。

Nikon D5300にNikonの18mm〜140mmズームレンズの18mmで撮影。結構解像度が高いですねぇ。他のカメラと比べると玩具みたいに軽くて小型です。

Canon EOS 6Dにタムロンの28mm〜300mmズームレンズ(スタビライザー付き)の28mmで撮影。快晴だったので、割と良い感じで写りましたが、発色はあまり好きではありません。何かくすんだ感じで写りますねぇ。

Nikon D810にNikon純正の28mm〜300mmズームレンズの28mmで撮影。さすがはD810ちゅーところですかねぇ。でも、発色はFuji S5Proの方が好きかなぁ。


Fuji S5Proにタムロンの18mm〜200mmズームレンズの200mmで撮影。

Nikon D5300にNikonの18mm〜140mmズームレンズの140mmで撮影。なかなか良さげ。

Canon EOS 6Dにタムロンの28mm〜300mmズームレンズ(スタビライザー付き)の300mmで撮影。ん?割と良い発色ですよ。あららら?

Nikon D810にNikon純正の28mm〜300mmズームレンズの300mmで撮影。さっすがー。発色もノーマルのままでまずまず使えそうですし、解像度が高いですよ。(この写真は後で撮り直したので、光の当たり方が少し違ってきているかも。)

Nikon D810とCanon EOS6Dを300mm望遠で撮って、ピクセル等倍で貼り付けした後に、リサイズした物です。解像度はD810に完全に軍配が上がります。(レンズの違いも影響しているとは思いますが。)

貧相アブ衛門の嘆き205

 

2014年9月23日 烏ヶ山山頂の大岩の謎


 何度も書いておりますが、鳥取県にある烏ヶ山山頂(からすがせん)の大岩の謎であります。これは、考えれば考えほど頭が痛いのであります。1986年の写真を見るとすでに傾いているようですし、実は初めからあんな角度だったのでしょうか?んにゃあ、それはいくら何でもあり得ません。しかし、2000年の鳥取県西部地震で突然傾いたのではないことだけは確かのようです。
 

1977年8月の烏ヶ山。タチゲとアブ衛門が登山中です。
 
 あんりゃー、台風16号が近づいていますなぁ。すぐに温帯低気圧に変わりそうですが、相当な雨量も想定されます。ベランダに出してあった、望遠鏡2台とポタ赤を慌てて部屋に片付けました。

貧相アブ衛門の嘆き204

 

2014年9月22日 諸々でおまっ。


 あーあ、ここ数日、体調の悪さが1パーセクを越えておりました。どんなんやねーん。
 しかし、帰宅すると、あーらま、エエ天気。しからば、年老いた身体に鞭打って、「あー、女王様、あー、もっとーしばいてー。」などとは言わず、静かにテスト撮影をするアホ衛門でありました。いとをかし。
 まずは、ビクセンのSXP赤道儀のテストを。説明書を少し読み直して「おお、そうであったか。くるしゅうない。」結構いい加減なセッティングでも自動導入してくれました。よし、よし。これでなんとか使い物になりますなぁ。(つーか、結構良い機材ですぞ。)
 次に、駐車場に降りて、SWAT-200の再テストをしてみました。三脚は、大きい方のジッツォの三脚、そこにK-ASTECのXY装置を使いまして、カメラを固定するのはスリックの大型自由雲台です。(何故かジッツォのオフセンターボール自由雲台GH2750が見当たりません。どぼじで?従って構図が結構とりにくいのです。)カメラはEOS 6Dノーマルカメラ。レンズはタムロンの28mm〜300mmズームレンズです。このレンズ星を撮ると分かるのですが、結構収差が大きいのですよ。
 

これは、28mmの300秒露出。(ピクセル等倍)さすがにこの焦点距離ならガイドはバッチリです。収差が結構出ていますけどねぇ。

これは、300mmの180秒露出。(ピクセル等倍)ちょっとギアが跳ねた感じがありますねぇ。

これは300mmの10分露出で撮影したものをこの大きさにリサイズにしました。このサイズだとガイドは問題ないように思えるのですが・・・・

これは、上記のものをピクセル等倍にしたものです。ギアが跳ねまくっていますねぇ??でも、考えてみるとこの手のポタ赤で300mmの10分露出をすることがあるのかなぁ。ギアのかみ合いが良くなればもっと良い精度でガイドしてくれるのかなぁ。

今回の撮影スタイルは、こんな感じでした。とりあえず、持っている機材では一番頑丈なシステムなんですけどねぇ。やっぱり、SWAT-200のギアのあたりがまだ出ていないのかなぁ。

翌朝、月でも撮ろうかと思っておりましたら、あーら、こんなに細い月だったのですねぇ。

貧相アブ衛門の嘆き203

 

2014年9月21日 あーあ、買っちゃいました。


 うーむ、いつもの病気が・・・・・(腕時計編)
 私が、これまで使っている腕時計は、カシオのプロトレックPPW-1500YTJと言う機種です。タフソーラシステムを採用していますので、基本的には電池の交換は要りません。また、電波時計ですので、受信さえ出来れば、時間合わせも不要です。(電池の交換が不要というのはとっても便利。以前使っていたプロトレックのうち2個は、電池交換が必要で往生こきました。メーカーに出さなければ防水性能も保証されませんしねぇ。)しかし、このところ、日付けを表示している箇所の液晶がかなりかすれてきました。これは、問題だぢょー。ちなみに、以前使っていたPRW-1000TJ なる機種は、何とか健在なのですが、ちょっと設計がなぁ・・・時間の表示が大きくて使いやすいのは使いやすいんだけどなぁ。
 そこで、同じプロトレックで何か良い機種がないかと検討し始めていました。プロトレックの最新機種には、トリプルセンサーに関してはVer.3が採用されてます。しかし、その最新のものには、月齢表示があるものがありません。月齢表示は私たち天文屋には非常に便利な機能なのですよ。あ、釣りをするひとにも便利なのでしょうかねぇ。
 んなことで、結局、PRW-2500YT-1なる機種をヨドバシカメラ梅田で買っちゃいました。おほほ、私ってバカよねぇ。
 

 これが、今回買ったPRW-2500YT-1です。私は、チタンバンドが好きです。樹脂は変に腕を圧迫しますし、布製は汚れが問題ですからねぇ。しかし、うーむ、それにしても前のPPW-1500YTJとあまりデザインも変わりませんねぇ。ちなみに、メーカーのHPにはこの機種は載っていません??既に型落ち?ま、発売日は2012年ですからねぇ。
 ちなみに、私の持論としては、時計は、正確で手間がかからない物が一番と思っています。そういう意味で、このカシオのプロトレックは最適なのです。でも、前の機種からすると、小さな文字がギザギザになっていたり、不満点もあります。
 あ!前のPPW-1500YTJのカレンダー部分の液晶表示が見えるようになってきました。ゲロゲロ。タタリか?貞子のタタリかー?もうええわ。
 さて、ついでに久しぶりに、天文ショップの協栄産業大阪店さんに寄ってきました。
 実は、以前購入したビクセンのSXPなる赤道儀をほとんど使っていません。使わなくなった理由の一つに、一緒に購入したSXG-HAL130三脚が、構造的に、伸ばして使うとあまりにも強度が不足しているためです。現在ニュートン反射は持っていないので、基本、三脚は伸ばして使いたいですけどねぇ。そこで、ハーフピラーを買ってしまいました。これなら、マクストーフカセグレンでもかなり使いやすくなったのでは?
 

 これが、ビクセンのSX赤道儀にハーフピラーをつけた状態です。高さが207mm高くなります。尚、ボーグ77EDⅡを乗せると、バランスウエートが無い状態でバランスが合っちゃいます。あはは。どないやねーん?
 
 話が変わりますが、これまで何度か書いています鳥取県烏ヶ山(からすがせん)の山頂にある大岩のことです・・・・1986年の写真が出てきました。およよ、この年から既に傾いているように思いますねぇ。ゲロゲロ。最初は2000年の鳥取県西部地震によって傾いてきたのだと思っていたのですが、意外にそうではなかったかも知れません。
 

 この写真、1986年の表示がしてある写真です。撮ったのも1986年なのかなぁ。1986年はハレー彗星が近づいた年で、その年は、私は名古屋にいました。
 もしかしたら鹿児島時代の写真かとも思っていましたが、つけているサングラスは名古屋で買った物であることを思い出しました。ともあれ、烏ヶ山山頂の大岩は既に結構傾いています。もしかしたら、撮った時のアングルせいもあるのでしょうか?はてー????ちなみに、人差し指を一本立てていますが、ある年の鈴鹿8耐オートバイレースで、ケニー・ロバーツ達がピットインをする際にこの合図をしていました。それを何となく真似したものです。わっかるかなぁ?

貧相アブ衛門の嘆き202

 

2014年9月15日 帰省してきました。


 おお、いつものことながら体調とっても悪し。しかし、この3連休は帰省せねば。
 てなことで、金曜日の夜、一人営業所に残って仕事を片付けました。よっしゃー、これで、土曜日は、はよ出発ぢゃー!・・・と思いきや、チンタラチンタラとしておりました。うーむ、いつものアホ衛門ぢゃ。可愛い奴ぢゃ。撫で撫で。
 大渋滞を予想していたのですが、意外に渋滞はほんの一部だけでした。およよ。天気予報ではよさげなことを言っておりましたが、9月13日(土)の夜は、突然の結構な雨が。天体写真撮影は諦めて、酒をかっくらって寝ようとしたした時です。ふと、気になって窓を開けると星空が・・・ゲロゲロ。もう根性がありましぇーん。ぐれちゃるどー。
 9月14日(日)は、お袋の買い物に付き合いました。お袋は、かなりの高齢。足が随分弱ってきました。また、年相応なんでしょうが、話がかみ合いません。私の体調や精神状態も、かなり悪いこともあってイライラしてしまいます。お袋、ご免やでぇー。
 その夜、意外にも星空が出ていましたので、いつもの場所に行ってみました。しかし、正月頃から、小さな工場?のような建物から明るい光が煌々と漏れています。あちゃー、駄目だ。諦めようかなぁ、と思っていると、すぐ近くに良い場所を見つけました。畑の肥やしにするのか、臭い水が大きなポリバケツに入っているのが玉に瑕ですが、まあ、良しとしましょう。機材は、アストロトラックTT320Xと、SWAT200と、GF50本体を車に積んでいたのですが、今回はGF本体を使いました。この機材は、広角レンズならまず心配が無い精度があるのですが、本体と雲台をつける箇所に心配点があります。少しでも、ネジが緩む位置に固定してしまうと、ジ・エンドです。結構用心したつもりだったのですが、やはりネジが緩んでしまいました。あーあ、です。今後に向けての反省点ですねぇ。
 

 これは、Canon EOS 5D MarkⅡ(SEO改)にEF17〜40mm(F4)の39mmで撮りました。ISO400の300秒露出。本来はステライメージでダークを引いて加工すべきところをフォトショップCS6だけの超いい加減加工です。(後日ちゃんと処理をする予定です。)下の方に雲らしいものが写っていますが、撮影後あっという間に雲に覆われてしまいました。およよ。しかも、GF50に固定しているはずの雲台が緩んでしまって、ピクセル等倍では星像が流れていました。とほほ。
 

 こいつは、Nikon D810にニコン純正の28〜300mmズームレンズの28mm(F4.5)150秒 ISO400で撮ったカシオペア座。。ダークはカメラ側で引いているはずでが・・・
 

 
今回は、こんな感じのGF50で撮影しました。本体と雲台の取り付け位置さえ間違わなければ、ちゃんとした写真が撮れるはずなんですけどねぇ。
 9月15日(月)は、午前中にお袋の家を後にしました。チョー親不孝者のアホ衛門は、どうしても、鏡ヶ成に行きたかったからです。天候は曇りがちでしたが、3連休だったこともあり、まずまずの観光客がおられました。
 

 
 あの頃とは、随分変わってしまったけど、鏡ヶ成はいまだ心の故郷です。ふと、高校時代の、タチゲ、ラリ、グビタ、バク、マサイ氏がいるような、そんな錯覚に襲われました。あいつ等の顔はまだあどけなくて、そして、いつも笑顔でした。山は、烏ヶ山(からすがせん)です。

 ふと気がつくと、烏ヶ山を下山している人を見つけました。この風景は、スワロビジョンEL42×8.5でもはっきり見えました。また、この双眼鏡は、三脚で固定すると、更に抜群に解像度が上がります。ま、当たり前か。

 これは、少し下ったところにある、大山展望台です。南壁が美しいですねぇ。ちなみに、Nikon E810の解像度、恐るべしです。それだけに、ちょっとしたブレは致命傷?になることも。

 この花は、「マツムシソウ」でしょうか、小さなチョウチョウがとまっていました。しかし、このNikon D810と純正の28〜300mmレンズは、クソ重たいです。

貧相アブ衛門の嘆き201

 

2014年9月10日 大失敗


 大失敗ぢゃー。アップル社より「iPhone 6」と「iPhone 6 PLUS」が発表されました。ゲロゲロであります。でかくなって、とても使いやすそうだどー。
 私の現在の携帯電話は、iPhone5Sであります。しかも、DoCoMoの。
 その前は、SAMSUNGのギャラクシーの古いタイプの物を使っていました。しかし、Android携帯のスケジュール管理は、携帯から打ち直す必要性がありました。私のメインパソコンがMacであることを考えると、iPhone5Sにすればパソコンからのデータをすぐに移行出来る訳です。更に、たまたまだったのかも知れませんが、ギャラクシーはナビの精度が使い物にならないくらい悪かったのです。こりゃ、買い換えるしかないなぁって・・・
 DoCoMoショップで「これです。」と出されたiPhone5Sを見てビッツラ。「なんぢゃ、こらあああ。こんな小さいのか?ジジイにはすんごく見づらいし、打ちづらすぎるがなぁ。」しかし、もう買うと決めてしまっていたので、結局、「これなら、他の機種にします。」とは言えず買ってしまったのです。何ちゅーチキンハート!「こんなに小さいと、私ですら打ちづらいのに、アメリカ人などでは、とても使えないのでは?」と聞きました。「いやー、アップル社はこの大きさが最適だと思っているらしいですよ。」ホンマかー?
 アップルさんよー、ちょっと暴れても良いですか?ぐれても良いですか?
 

相変わらず文面と関係ない写真。2010年7月に帰省した際に撮ったさそり座の写真。高温でノイズが出まくっています。

貧相アブ衛門の嘆き200

 

2014年9月8日 中秋の名月


 何と、今日は中秋の名月。しかし、こんな時期に、しかも月齢からしても満月ではにゃーい。では何故中秋の名月。・・・一回パス。
 

こいつは、ひどい。ボーグの77EDⅡの直焦で撮ったもの。カメラはNikon D810。ピンぼけ。ガオー。
 

これは、スカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンの直焦でとりました。上の写真よりはだいぶましかのぉー。この望遠鏡、35mmフルサイズのNikon D810でも画面におさまりきりません。おほほ。

貧相アブ衛門の嘆き199

 

2014年9月7日 


 金曜日には、ボクシングの世界タイトルマッチがありました。
 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦では、井上尚弥選手が(大橋)がサマートレック・ゴーキャットジム選手に(タイ)TKO勝ち。相変わらず、井上選手は化け物的に強いです。スキル面もさることながら、精神面のすごさが光る試合でした。
 
(ちなみに、タイの選手のリングネームは、本当に本名とはまるで違うことが多いようです。例えば、絶対王者と言われたウィラポン・ナコンルアンプロモーション選手の本名はティーラポン・サーラーングラーンです。「ウィラポン」は、「すごい奴」みたいな意味で、「ナコンルアンプロモーション」は彼を支援してくれていた映画会社の名前だと聞いています。また、世界スーパーフライ級王座を19度防衛したタイの国民的英雄のカオサイ・ギャラクシー選手の本名は、スラ・セーンカムなんですよ。
 
 ミドル級10回戦では、村田諒太(帝拳)選手が、メキシコ・ミドル級王者 アドリアン・ルナ(メキシコ)選手に判定勝ち。正直言うと、まだ上下の打ち分けなどが足らなく、攻撃が単調に感じました。多分、これからどんどん強くなっていくことでしょう。
 そして、WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦では、王者、八重樫東選手が、ローマン・ゴンサレス選手と壮絶な打ち合いの末、TKOで負けてしまいました。しかし、あまりにも強すぎて、これまで試合を避けていた選手が多い中、よくぞこのゴンザレス選手の挑戦を受けてくれたものです。そして、よくぞ、あそこまで打ち合ってくれた。八重樫選手は、結果は負けてしまったのだが、本当に感動させてくれました。ありがとう、八重樫選手。
 
 また、全米オープンテニスでは、錦織 圭選手が世界ランキング1位のジョコビッチ選手を破って、アジアから初の決勝進出となりました。これは、本当にゲロゲロ、ゲロー、でした。しかも、足の手術の後で、とても試合に出られるとは思えない状態だったのにです。この好成績は、マイケル・チャン コーチの影響も大きいのかなぁ。(結局、準優勝でした。おめでとう。)
 以前、松岡修造氏がインタビューに答えていた内容を思い出しました。「いやー、自分と同じように思わないで下さい。圭は、世界を狙える選手ですから。」その時は、「良い選手だと思うけど、いくら何でも世界で戦える選手というのはオーバーだよ。」と思っていました。しかし、何という集中力、何という精神力。試合を見ていると、ラッキーでたまたま勝ったというものではないことが分かります。
 ちなみに、錦織 圭選手は、私と同じ島根県の松江市出身。友人のタチゲは、圭選手のお父さんとテニスをしたことがあると言っていました。何か、妙に嬉しい。
 
 ところで、今日ようやく車を洗車しました。野辺山にいた時は天気が悪くて、高原野菜を収穫するトラクターがつけていく土のせいもあって、車がひどく汚れていたのです。そんな状態でしたので、車の中も、泥だったり、砂だったりで結構汚れていたんですよ。さすがに、これはやばいなって思いまして、昨日、まず車の中の機材を全部部屋に持って上がりました。そして、今日ようやくの洗車でした。遅っせー。ああ、それからブタンガスヒーターで花火の火をつけていたのですが、これが、ヒーターの五徳あたりがえらいことになっていました。錆びたり、変な結晶がこびりついたり。うーむ、新品に変えないと駄目かも。恐るべし、花火。
 さて、何か天気が良かったので、夜、提出書類を片付けた後、あわてて月に望遠鏡を向けました。架台は高橋のEM200 Temma Jr.で、望遠鏡はスカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンです。しかし、カメラアダプターの一部のリングが見つからず、何時間も探しまくるはめに。およよ。
 そして、ようやく撮影体制に入った途端、今度は突然雲が覆い始めました。ゲロゲロ。泣けるのぉー。
 

 何たる写真。ミラーアップしたにもかかわらずぶれているし、ピントも甘い。ガイドも駄目です。雲が覆ってきましたし・・・あーあ。ちなみに、カメラはNikon D810です。
 

 これまた、文面とは全く関係ない写真。鳥取県の大山の一部に烏ヶ山(からすがせん)と言う山があります。標高は1.488m。岡山県境寄りに位置しています。7月の「嘆き」にも載せましたが、山頂にある大きな岩がかなり傾いていると感じておりました。こうして、1977年と2014年の写真を並べてみると一目瞭然ですねぇ。更に下の方の縦長の大きな岩もかなり傾いています。

貧相アブ衛門の嘆き198

 

2014年9月1日 


 またも、どうでもいい話ですよー。うっとおしいですよぉー。
 
 その昔、私はパソコンにはまるで興味がありませんでした。と言うよりも、触るのも見るのも嫌というのが本音でした。友人のタチゲが昔からパソコンをやっていましたが、話している内容がチンプンカンプン。得意先の先生にもパソコンが好きな方がいましたが、「それのどこが楽しいのですか?」と心でいつも思っていました。
 しかし、そんなある日、よからぬ噂が。「おーい、何でも近いうちに営業マンにノートパソコンを持たせて、それで営業させるらしいぞぉ。」なんて。「えっ?うそぉー、そりゃ、まずいよ。パソコンなんてまるで使えないよ。」
 そのなある日、得意先の先生に半分冗談で相談しました。すると、「おお、そうか、それなら、知り合いに言ってやるよ。」とその場で電話を・・・「え、え、え?あ、あのー、そんなつもりでは・・・」かくして、下の写真のノートパソコンを購入することに。(20年以上も前の話になるかなぁ?)
 

NECのノートパソコン。OSはMS-DOS。内蔵ハードディスクも確か20MB。メモリーも1MB以下。携帯性の良い、熱転写プリンターも購入。しかし、字は大きくすると、ジャギーでギザギザの文字に。勿論ディスプレーは、カラーではありませんでした。
 
 しかし、すぐに限界が。これは、デモ用に使われていたパソコンで、初めからある程度のソフトが入っていたのですよ。しかし、そんな面倒臭いことをわざわざパソコンのキーボードを打たないといけないのか分かりませんでした。例えばロータス1.2.3と言う表計算ソフト。「電卓で打った方が100倍速いわ。」と思っていました。また、ワープロソフトは一太郎を使っていたのですが、何と、紙に下書きをしてからパソコンに打っていたのです。意味ないぢゃーん!
 やがて、天文雑誌のパソコンによる画像処理の記事が載ることがありました。「ああ、これならやってみたいなぁ。」と思うようになりました。しかし、MS-DOSのパソコンでは叶わぬことでした。そこで、詳しい先生に相談しました。「それなら、DOS-Vのパソコンか、アップル社のマッキントッシュにしてみらたどうかな?」との答えが。「先生、マッキントッシュは、聞いたことがありますが、アホほど高くてとても手が出ませよ。」
 しかし、あれほど高かったマッキントッシュが、急激に値を下げました。それまでの約半分の価格に。と言ってもかなり高価な物でした。でも、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ってしまいました。Cetris 660AVという機種で、フォトショップなどのソフトもつけましたので70万円を越えていました。バリバリのローンを組んで買いました。1993年後半の話でした。また、この頃は、アプリもすべてが高額でした。
 その後は、新機種が発売される度に、使っていたマシーンを下取りに出して、新機種をゲットすることの繰り返しでした。
 現在は、Mac Pro(現在の一つ前の機種)をメインで使っています。時折、古いMac Book Proなるノートも使っております。何せ、高価なソフトを沢山買ってしまったので、Macがメインパソコンとなっております。ま、現在のMacのOSは、UNIXベースとなり安定性がとても良いのが助かりますけどねぇ。(昔のMacは、すぐにフリーズしまくっていましたよねぇ。)
 しかし、天体用のソフトは、ウィンドウズにしかないものが多いため、ウィンドウズのノートパソコンも使っています。だいたい、会社のパソコンがウィンドウズのノートパソコンですからねぇ。
 

現在メインで使っているMac Pro。最新のMac Proは、アプリが最適化されていないため、思った程早くないとか?もう改善したのかなぁ?