貧相アブ衛門の嘆き744


2019年10月31日(木)


何とか写るもんだ。


 今日は、割と早く帰ることが出来ました。しかも、透明度も結構良い星空が広がっています。
 てなことで、高橋製作所のEM200 Temma 2 Z赤道儀に、同社のミューロン250CRS(コレクティッド・ドール・カーカム望遠鏡)を乗せて、ベランダ撮影を試みました。ガイド鏡はFC60(口径60mm・焦点距離500mmフローライト望遠鏡)です。親子亀方式でセットしました。
 まずは、PHD2.6.6なるソフトを使いまして、北極星の見えないベランダで、極軸を何ちゃってセッティングしました。(極軸ドリフト法を使いましたよーん。)導入と撮影の制御には、ステラショット1.5iを使いました。
 ピント出しなんですが、この期に及んで「Focus Infinity」でピント出しをしておりませんでしたので、とりあえず、ウィリアムオプティクス社のバーティノフマスクを使うことにしました。しかし、低空の星を使いましたし、シンチュレーションもあまり良くありませんでした。
 てなことで、ステラショットのライブビュー画像では、ピント位置がイマイチ分かりません。なてことで、その画像を撮影してみました。そして、勘でピント位置を補正して、また撮影してみました。まあ、これで良いやと思ったところで撮影を始めました。
 さすがに、低空のうえ、光害がありましたので、IDAS社のNB-1フィルターを使いました。
 

ウィリアムオプティクス社のバーティノフマスクを付けた画像です。少しピントが甘いですかねぇ?まあ、チョーいい加減な私には、許容範囲です。おほほ。
 
 その後「Focus Infinity」と「EOS Utility3」を連携させて、ピント出しを試してみました。と、ようやくピント出しに成功しました。ああ、えかったねぇ。
 と、どえらいことに気が付きました。「ステラショット」でカメラを接続させると、その接続を切っても「EOS Utility3」がカメラを認識しないのです。およよ。何度いろいろ試しても駄目でした。バグかぁ?
 まあ「Focus Infinity」は、ちょっと変な設定にはなるのですが「ステラショット」とも連携出来るので、次回試してみましょう。ちなみに「バーティノフマスク」でのピント出しも「Focus Infinity」でのピント出しも、同様に、ほぼ良好でした。
 それにしても、当初、ミューロン250CRSでの撮影には、オフアキシスガイダーが必須だと思っていました。しかし、焦点距離500mmの親子亀方式のガイド鏡でも、何とかなるもんですねぇ。暗い空のもとで、ちゃんと撮影したいものです。
 

水瓶座のらせん状星雲NGC7293です。ISO1600の60秒露出の10枚をステライメージVer.8とPhotoshopCS6で画像処理しました。IDAS社のNB-1フィルターを使いました。カメラは、SEO COOLED 6Dですが、冷却はしておりません。トリミングをしています。(写真を入れ換えました。)
 

  ちょこくしつ座の渦巻き銀河NGC253です。ISO8000の90秒露出10枚の画像をステライメージVer.8とPhotoshopCS6で画像処理しました。これも、IDAS社のNB-1フィルターを使っております。トリミングあり。(写真を入れ換えました。)
 

 くじら座の惑星状星雲NGC246です。恥ずかしながら初めて撮りました。

貧相アブ衛門の嘆き743


2019年10月28日(月)


燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・。


 丹下のとっつぁんよ、アホ衛門は、真っ白に燃えつきちまったぜ!(意味不明。)
 
 実は、金曜日は、有給を頂いておりました。昨今の「働き方改革」のおかげ?なのか「有給をあと何日とっちくりぃー!」と会社から言われておりましたのよ。更に、大きな学会があり、得意先の方の多くが、そこへ行かれるかと思いましたので、休みと致しました。おほほのほ。
 して、弩級のアホ衛門は、協栄産業大阪店さんに向かうことにしました。しかし、体調悪し。途中で引き返そうとすら思ったくらいです。でも、行っちゃましたよーん。だって、アホやもーん!
 協栄産業大阪店さんでは、パーツを少し購入したり、情報を収集したりしておりました。ちなみに、購入したパーツは、高橋製作所の接眼延長筒(短)〈KP00105〉と何ぞです。実は、これは通販でも頼んでおいたのですが、もう1つあった方が良いと思ったのです。
 

この延長筒を2個つけると・・・
 

こんな感じで、頑丈そうにCMOSカメラが取り付けられます。
 

 更に、Meltec(メルテック)のポータブル電源5WAYシステムSG-3500LEDを1個買っておきました。遠征する時は、BOSCHのディープサイクルバッテリーと、同社の車用バッテリー何ぞを使いますが、何ちゃってテスト撮影には、このポータブル電源が使い勝手が良いのです。既に3個持っていますが、1個は、充電の際に「カチッ、カチッ。」と音がしておりまして、ご臨終が近かったのですわ。
 
 
 さて、時間がワープして、土曜日になりにけり。
 午後8時頃に、協栄産業大阪店に頼んでおいたパーツが届きました。先ほど書きました「高橋製作所の接眼延長筒(短)〈KP00105〉」とガイド鏡を固定する「K-ASTECのSDS38」です。SDS38は、これまでも使っていたのですが、痛んでいたのです。そこで、痛んでいるものは、予備用として使う事にしました。六角ネジがすぐ緩むので、ネジを締め込んだ後、瞬間接着剤で固定しておきました。
 

これが「K-ASTECのSDS38」です。新調したので、緩めた時にパーツが吹っ飛ぶ心配が少なくなりました。
 
 夜になったのですが、相変わらずの天候不順で、星が見えないので、街灯を使って望遠鏡のテストを行いました。
 ミューロン250CRSに搭載されているセミオートフォーカス機能の「Focus Infinity」なんすけど、頭の腐っているアホ衛門には、じぇんじぇん理解出来ません。説明書が2つあるんですけど、画像は色ズレしていて、細かい所が殆ど見えませんし、読んでいても「ぐぉぉぉぉー!」てな感じになっておりました。
 しかし、高橋製作所のHPに参考資料があるのが分かりました。「β-SGR」を提供しているのは「ダイイチ株式会社」さんのようなのですが、そこの春原氏(すのはら)が操作方法などをYouTubeに公開されているのです。「Focus Infinity」は高橋製作所さんが権利を持たれるのでしょうかねぇ?春原氏のYouTubeは「β-SGR」だけの様ですが、二つのソフトは同じ様なものなので参考になりました。
 それでも「あれ?ん?これは?」みたいな感じで試しておりました。ちょっと諦めかけていた時に、突然動き出しました。
 今回使っているデジタル一眼がSEO COOLED 6Dなので、連携されるソフトは「EOS Utility3」と致しました。このソフトなら、取り込み画像を小さいモノにも出来ますからねぇ。撮影対象が、遠くの街灯だったので、本当にピント出しが出来ているのか、イマイチ不安でした。ま、とりあえず作動しているのでチト安心しましたけどね。次は、実際の星を使ってテストしたいものです。また、バーティノフマスクでピント出ししたものと比較して、差があるのか?それも検証したいですねぇ。
 また、EOS Utilityだけではなく「ステラショット」からも連携できるようですが、ちょっと変な設定をしないと作動しないようです。また、天体用のCMOSカメラのキャプチャーソフト、Sharp Capでも作動致しますねぇ。
 

これがFocus Infinity」と「EOS Utility3」を起動させて時の画面です。電源を切っているので、コントローラー未接続の表示が出ていますけどね。
 
 ところで、高橋製作所のNJP Temma 2と言う大きな赤道儀を、初めて、今のマンションのベランダにセットしてみました。三脚もJメタルJ三脚という金属製のとても頑丈なものをセットしてみました。しかし、星空が見えないので、根性が切れました。
 しああああし、んなことより、とんでもない事実が発覚!NJP Temma 2にオートガイダー用のCMOSカメラ「QHYCCD社のQHY5Ⅲ174M(モノクロ)」が取り付けられないのです。端子が違うんですよ。これは、まさに「ガビーン!!」です。元々、この赤道儀にはSBIG社のST402ME NABGなる冷却CCDカメラをオートガイダーとして使っていましたからねぇ。
 

これは、NJP Temma 2赤道儀と、既に手放したSBIG社のST-402ME NABG冷却CCDカメラを繋いでいたケーブルです。このままでは「QHYCCD社のQHY5Ⅲ174M(モノクロ)カメラ」には取り付けられません。
 
 そんなことで、協栄産業大阪店さんに問い合わせをしました。返答はメールでしてくれることになりました。
 帰宅すると、メールが届いておりました。「ふむふむ、なるへそ。」「ん?写真のケーブルは、このままで取り付けられるのかな?また、電話で質問させてもろおうっと。
 

今回紹介し貰ったパーツの一つです。K-ASTECのSBIGオートガイダー用リバース接続セットちゅーげな。
 

こいつは、K−ASTEC TEMMA2とそれ以前のタカハシ赤道儀用ガイドケーブルげな。でも、何か、二つ上のケーブルと、一つ上のリバース接続セットの組み合わせでいけるような気もしたり・・・
 
 と、ふと気が付きました。以前、メインで使っていたQHYCCD社の「QHY5L-ⅡM」なるCMOSカメラががあったよな。あれ、使えないかな?てなことで、部屋の中で接続とその反応を試してみました。実際に、極軸をセットして、実際の星でテストしてみないと分かりませんが、とりあえず何とかなりそうです。
 

これは、QHYCCD社の「QHY5L-ⅡM」です。安価な上に、感度が高いので、オートガイダーによく使われていますよねぇ。
 

 てなことで、QHYCCD社の「QHY5L-ⅡM」なら持っているケーブルで接続出来そうです。

貧相アブ衛門の嘆き742


2019年10月22日(火)


復活。原因はイマイチ不明なんですけどねぇ。


 今日は「天皇陛下即位令正殿の儀」で祝日です。
 
 夕方、ベランダから外を見ると「おろ?晴れとるがな。・・・あ、でも、西から雲が迫っちょるがな。」
 まあ、望遠鏡のテストぐらいは出来るか?てなことで、再度、μ250CRSを含めたテストをしました。
 

高橋製作所のEM200 Temma 2 Z赤道儀に、同社のμ250CRS+レデューサ鏡筒と、同社のFC60と言う口径60cm、焦点距離500mmのフローライト鏡筒をガイド鏡として、親子亀型にセットしております。前回テストした時は、オートガイドが暴れて駄目でしたが、何が悪かったのでしょうかねぇ。
 
 
 まずは、「ステラショット」を介して、SEO COOLED 6Dで撮影した画像が保存出来ない点です。所有しているもう一つのフルサイズデジタル一眼レフカメラである、EOS 5D Mark Ⅱ SEO-SP4の方は、ちゃんと保存出来るので、カメラの端子に問題がある可能性があると思っております。
 とりあえず、ネットで色々調べて、カメラの設定をいじってみました。「特に設定をいじった覚えはないから、どうせだめだろうな。」と殆ど諦め気分で操作しておりました。また、ステラショットは、以前は画像をパソコンにしか保存出来なかったのですが、今はカメラ側にも保存が出来るはずです。しかし、設定がいじれないことも不思議。
 と、突然、SEO COOLED 6Dで撮った画像が保存出来るようになりました。ゲロゲロ。なして?カメラ側の設定を1箇所いじったのは事実ですが・・・ (カードなしレリーズ→する)
 更に、ステラショットで撮影した画像をカメラ側で保存出来なかった点です。何と、一端、ケーブルを外して電源を切ってから、再セットすると、「撮影」パネル→「保存設定」ダイアログで「カメラ本体のメモリカードにも保存」のチェックボタンが操作できるようになったのです。ゲロゲロ。アホぢゃ。つーか、ちゃんと説明書を読みなさいよって。
 
 
 FC60鏡筒に、QHYCCD社のQHY5Ⅲ174M(モノクロ)なる非冷却のCMOSカメラを使って、遠くの街灯を撮ってみたモノです。街灯なら何とかピントが出ているようです。
 

  これは、FC60の接眼側に「三ツ星のオフアキシスガイダーのパーツ」を付けて、更にQHYCCD社のQHY5Ⅲ174M(モノ)なるCMOSカメラを付けて街灯を撮ったものです。 
 
 その後、薄雲が覆っており、星は全く見えなかったので、追加のテストを行いました。それは、ピント出しです。星が出て異な事ばかりなので、セミオートフォーカスの制御ソフトの「Focus Infinity」は、未だ使用しておりません。完璧なアホぢゃ。
 
 てなことで、元々4本のスパイダーで副鏡を支えている構造なのに、ここに、ウィリアムオプティクスのバーティノフマスクを付けてみました。以前購入したこの商品は、μ250CRSにもギリギリ取り付けられます。
 
 それにしても、今年は、まーったく晴れませんねぇ。チョロッとだけ晴れることはあるんですけどねぇ。
 

これは、ウィリアムオプティクスのバーティノフマスクをTOA130Sに付けたモノ。これは、何とかμ250CRSにも付くんですよ。
 

 ウィリアムオプティクスのバーティノフマスクは、透明素材をそのままマスクにしており、光芒が長く見えるので、ピントの位置が分かり安いですねぇ。これだと、セミオートフォーカス機能は使わなくてもピントが出るような気がします。撮影中は温度変化によってピントを確認し続けないと行けませんからねぇ。ちなみに、星が見えなかったので遠くの街灯を使っての撮影です。
 つーか、「Focus Infinity」をちゃんと使えよってつーの。

貧相アブ衛門の嘆き741


2019年10月20日(日)


トラブル発生。


 がおおおおー!トラブル発生、トラブル発生。
 本日は、晴れになるとの天気予報でしたので、土曜日には、昼間からベランダに望遠鏡をセットしておきました。ガイド鏡に、三ツ星さんのオフアキシスガイダーに使っていたパーツを付けてみましたので、再度セッティングを出す必要性がありました。
 と、「ん?ん?ありゃあああ?」トラブル発生です。まず、赤道儀のコントローラーに電源が入らないようです。ケーブルを換えたり、電源を換えたり、色々試したのですが、どうも駄目です。ついには、コントローラーのネジを外して中身を確認してみました。うーむ、超文系ジジイのアホ衛門に、分かるはずもないか?
 

これが、高橋製作所のEM200 Temma 2 Z赤道儀のコントローラーだ。ほぼ諦めて、協栄産業大阪店さんに持っていこうかと思っていたくらいだ。
 
 更に、突然、SEO  COOLED 6Dカメラの画像が保存出来なくなりました。シャッターは切れる動作は行っているので、電源は行っている様に思います。前回はちゃんと保存出来ていたのに・・・なしてかな?
 

SEO COOLED 6Dなる改造冷却デジタル一眼レフカメラだ。埃が付着して修理に出したりしたこともある。しかし、まだ、性能を全く引き出していない状態で、故障なのか?そうではないことを祈っております。
 
 さて、本日は、お袋さんちに行く日でした。うーむ、結構神経が疲れますわい。
 そして、帰宅してから、再度望遠鏡のテストをしてみました。と、何故だかコントローラは反応しています。ちゃんと動いているのです。なして?もしかしたら、昨日は、昼間にテストしたので、LEDランプが見えなかったのでしょうか?でも、何か納得いかないなぁ。まあ、結果オーライか?
 しかし、相変わらずSEO  COOLED 6Dカメラの画像が保存出来ないのです。反応はしているんだけどなぁ。てなことで、カメラをEOS 5D Mark Ⅱ SEO-SP4に換えてみました。どわわわわー!これはちゃんと保存出来るがな。てゆーことは、SEO  COOLED 6Dの端子に問題があるのか、設定に何らかの問題があるのか?パソコンを変えても同じなので、やはり、端子か設定の問題としか考えられないのです。ともあれ、ステラショットからカメラが制御出来なくなると、実に痛い。
 

やはり、μ250CRSで撮影となると、写真のEM200 Temma 2 Z赤道儀では厳しいか?そんなことより、SEO  COOLED 6Dカメラのトラブルを何とかしないといけないですねぇ。
 
 ついでに、ラグビーも日本が南アフリカに負けた。これも、痛い。でも、初のベスト8だからねぇ。立派だよねぇ。

貧相アブ衛門の嘆き740


2019年10月19日(土)


これで、何とかなるわい。


 今年は、本当に天候不順ですねぇ。今日も冷たい雨の降る一日でした。
 
 さて、μ250CRSに付けたFC60ガイド鏡に、QHYCCD社のCMOSカメラを付けたのは良いが、ドロチューブを思い切り伸ばしたうえ、そのCMOSカメラも先っちょだけしか固定出来ないと言っていた件です。
 協栄産業大阪店さんに相談したところ、良いパーツが2種類あることを教えて貰いました。
 と、その前に、もう一度、持っているパーツで何とかならないか、あがいてみました。「やっぱ、だめだよな。」と思ったその瞬間「あれ、三ツ星さんのオフアキシスガイダーのパーツって、試したはずだよな。」と・・・あ、あ、とりあえず取り付けられるがな。
 

三ツ星さんのオフアキシスガイダーのパーツをFC60に取り付けることが出来ました。でも、強度はどうなんだろう。てなことで、予定通り、純正品を注文しました。
 
 でも、折角探して貰った協栄産業さんに悪いし、強度的にも純正品が良いよなって、思い直し、注文をしました。
 

これが、今回注文した高橋製作所の接眼延長筒(短)〈KP00105〉です。ちょっと短いかなって思いましたが、せいぜい2〜3cm位長くなれば良いのです。
 
 そして、ついでに?K-ASTECのSDS38も注文しました。これは、これまでも使っていたのですが、和歌山での撮影の際に、ネジを緩めたら、中に入っているバネがビヨヨヨーンと跳ねて、パーツが吹っ飛ぶと言うハプニングに見舞われたのです。パーツは何とか探して、付け直したのですが、バネが変形しているし、固定する六角ネジがすぐ緩むのです。およよ。
 

この部分の固定用の六角ネジが入っているのですが、これがすぐ緩むようになったのですよ。一端固定すると問題はないのですが・・・
 
 
 さてはて、話がドンガラガッターと変わるのですが、うちのマンションのシャワートイレの調子がおかしくなっていたのですが、先日、完全に沈黙しました。最終的には、洗浄のノズルさえ出てこなくなったのです。これは、超ー・ストレスです。
 少し前に会社の人に相談してみると、メーカーに電話してみては?とのこと。元々前の住人さんが付けたモノなので対応してくれるかなぁ?対応してくれても、結局買え変えしないと駄目じゃないのかなぁって思っていました。しかし、電話したところ、急きょ本日修理に来てくれました。
 ほぼ諦めていたのですが、ノズルを交換して頂き、見事に復活しました。あー、えかったのぉー。ストレス解消ぢゃ。
 

見事に復活したトイレ。でも、ちょっと不満も。マンション自体の問題なのですが、元々水圧が低いことです。
 
 最後に、話がワープ!先日ベランダから撮った「水瓶座のらせん星雲 NGC7293」を載せておきます。低空且つ光害があるので、IDAS社のNB-1フィルターを使っています。このフィルターを使うと画面の片方が赤カブリします。このフィルターの特徴なのか、はたまたちょっと出来の悪いモノだったのか・・・(TOA130S+レデューサでの撮影。)
 

この撮影条件(光害、低空、望遠鏡が口径13cm、改造フルサイズデジイチ)では、さすがに、スポーク構造は写りませんよねぇ。
 
 
 あっ!忘れていた。unitec社からSWAT-350 V-specなる商品が出ますねぇ。ピリオディックモーションが±5.5″と言う、ポータブル赤道儀では、驚異の精度を誇ります。
 以前より、SWAT-350や310に、それほど大きくない望遠鏡を取り付けて、すんごい写真を撮られている方が多くいました。
 しかし、私は、このくらいの大きさになると、車での移動が必要になることが多いと思っています。となると、もう少し大きな赤道儀を使った方が、撮影の成功率が高くなると思っていますので、触手は動きません。でも、ファンの皆さんに大きな朗報ですよねぇ。
 

これが、unitec社からSWAT-350 V-specだ。ポタ赤では、驚異の精度を誇ります。

貧相アブ衛門の嘆き739


2019年10月17日(木)


 どわわわわー!何や、かんや!


 土曜日は、広島でお仕事でした。
 して、休み明けは、岡山まで移動して研修を受けた後、これまた広島で勉強会でした。てなことで、帰宅すると走行距離はまたも500km越え。あー、ちかれたびー。
 
 そんなこともあって、昨日の水曜日は、振替休日を貰いました。珍しく天気が良かったので、昼飯を食った後、大山に向かうことにしました。前にも書いたように、今年は陽気が良い時期に大山に行っていなかったのです。
 と、何と、大山の桝水(ますみず)から鏡ヶ成(かがみがなる)に向かう道路の一部が通行止めになっているげな。何でも、先の台風19号のせいか、土砂崩れがあったようです。
 ま、気を取り直して、表大山の博労座に行きました。
 

これは、博労座の駐車場から写したもの。平日ですからねぇ、人も少ないですよ。懐かしい光景です。ここに初めて行ったのは、母親に連れて行って貰ったスキーの時だったでしょうか?
 
 その後、大川寺橋に行ってみることにしました。それには、少し勾配のきつい坂道を歩きます。チョー運動不足のアホ衛門は、足がつりそうになります。更に呼吸が激しくなります。お、終わっとるがな。はよ、リハビリをせんと。
 大川寺橋に着いて、ちと驚きました。普段は、流れているのか、そうでないか分からないほど水量が少ない佐陀川なのですが、その両側が結構削れていました。多分、台風の影響なのでしょうねぇ。
 

11月初旬くらいでしょうか?ここから見る山々が、紅葉で燃えるような赤色に染まります。
 
 その後、超遠回りをして、心の故郷とでも言うべき「鏡ヶ成」に向かいました。
 おっと、その前に、烏ヶ山展望駐車場に寄りました。ここでは、昨年、天体写真を撮りましたねぇ。光害が多くなった鏡ヶ成より、この場所の方が星が綺麗に見えるのです。
 

 烏ヶ山展望駐車場でパチリ。平日だし、時間が少し遅かったので、だーれもおらず。また、ここで天体写真を撮りたいなぁ。ここから見る烏ヶ山(からすがせん)は、思い出深い山容とは少々異なり、何とも言えない気持ちになります。
 
 さてはて、ようやく鏡ヶ成に着きました。しかし、時間にあまり余裕がなかったので、写真を少し撮っただけで、次に向かいました。
 それにしても、鏡ヶ成は、本当に懐かしい場所ですよ。高校生の時に、この場所で見た星空がきっかけで、その後、星見登山を始めました。また、ここでキャンプした思い出は一生忘れるとはないでしょう。更に、何故だか、この場所に来ると、昔惚れていた女性を思い出すのです。今尚、青春の思い出の欠片があちこちに落ちているような気がする場所です。
 

ここは、鏡ヶ成の駐車場の一つから写したもの。大学1年生の7月下旬に(1977年7月)、この鏡ヶ成から見た星空は、今でも決して忘れることが出来ません。烏ヶ山のシルエットをバックに、星達が猛烈な光を放っていたのです。そして「ヌエ」の不気味な鳴き声が、遠くから近くから聞こえていました。そして、いつも仲間の笑い声が溢れていました。
 
 その後は、大山南壁がとても綺麗見える「鍵掛峠」に行きたかったのですが、通行止めの場所がイマイチ分からなかったので、奥大山スキー場に行ってみました。このスキー場、何でも指定管理者が決まらず、閉鎖になるそうです。これも、時代の流れなのでしょうか?
 この場所からも、大山の南壁が大変綺麗に見えます。鍵掛峠には行けなかったけど、まあ、いいっか、てな気分になりました。
 

 

 

 以前は、この場所は通り過ぎてばかりでした。こんな綺麗な景色が見えるなんてもったいないことをしていました。
 また、1979年7月、この痩せ尾根を縦走中、死を覚悟したことを思い出しました。
 
 更に、木谷沢渓流(きたにさわけいりゅう)にも寄りました。ここは、宇多田ヒカルさんが出ていた「サントリー天然水 奥大山篇」のCMの撮影場所になった場所です。
 

木陰であったせいもあって、既に薄暗くなっていました。そのおかげ?もあって、水が流れるイメージがうまく?撮れました。
 
 帰宅すると、まだ快晴だったので、疲れた身体に鞭打って、天体のテスト撮影をすることにしました。今回は、高橋のμ250CRSとFC60ガイド鏡のコンビでのテストがメインでした。
 
 すあああああああす、なんじゃこりゃああああ!
 
 最初のトラブルが、オートガイド用のCMOSカメラからの映像がパソコンに出て来ないのです。なして?更に、FC60ガイド鏡は予想と異なり、ドロチューブを思いっきり伸ばした上に、CMOSカメラは先っちょだけを付ける位置で固定しないとピントがでないのです。笑えるのぉー。おっほほほほ。笑っとるばやいか?
 して「ステラショット」で初期姿勢に合わせた時に、CMOSカメラが落下。CMOSカメラの先っちょを固定していたので、強く固定していたつもりでも、緩んで落下したのでしょう。(そのCMOSカメラは、QHYCCD社QHY5Ⅲ174M。)ゲロゲロ。その後、このカメラが光に反応していないように見えたので、お釈迦になったと思ったのです。ま、結局は、そうではなかったですけどねぇ。
 
 ようやく、FC60ガイド鏡につけたQHYCCD社QHY5Ⅲ174Mカメラが星をとらえましたので、テスト撮影に入りました。
 すかああああす、ベランダからの撮影なので、極軸はフリーソフトのPHD2.6.6の極軸ドリフト機能を使っての、何ちゃってセッティングです。そんな状態で、レデューサをつけても1.825mmの焦点距離をガイドするので、そりゃあ、オートガイダーも脱調しますよ。じぇんじぇんまともにガイドしていない様子です。(ステラショットのオートガイド機能を使っても、PHD2.6.6を使っても星がどんどん流れていきます。)って、前の時は、そこそこガイドしていたんだけどなぁ。
 更に、不幸は続くものです。ステラショットからSEO COOLED 6Dを制御しようとしているのですが、ケーブルの接触が悪いのか、うまく反応しません。その後、何とかシャッターは切れるようになったのですが、画像が保存できないのです。そんなこと、今まで一度もなかったのに。がるるるぅー。
 かくして、アホ衛門はぐれて焼け酒を飲んで寝ました。いとをかし。
 

帰宅してから望遠鏡をセットしました。これで、テスト撮影をしようと思ったのですけどねぇ。ちなみに、高橋のNJP-T2マウントは重すぎて、まだ軽量のEM200 Temma 2 Zマウントにμ250CRSを乗せました。これで撮影するのは、重さ的に無理があるのは百も承知なのです。おほほ。

貧相アブ衛門の嘆き738


2019年10月14日(月)


 台風19号は、何と言う被害をもたらしたのでしょうか?


土曜日は、前日から広島入りで、朝から夕方まで、立ちっぱなしのお仕事でした。そこから、機材を車に積み込んで、鳥取県の米子市の自宅に車を走らせました。台風は思っていたより東寄りのコースを通ったので、風は結構キツかったですけど、無事に帰宅出来ました。
 
 しかし、台風19号は、日本全国にとんでもない被害をもたらしました。被害に遭われて方には心よりお見舞い申し上げます。
 
 さて、話が変わりますが、日曜日に行われた「ラクビーワールドカップ2019」での、日本対スコットランドの試合を見られましたでしょうか?4年前にコテンパーにやられたスコットランドです。
 前半直ぐにスコットランドにトライ&コンバージョンキックを決められた時は、さすがに、これはやばいと思いました。また、スコットランドのデフェンスはとにかく強力で、これは完敗かもと思いました。
 しかし、その後、日本がトライを次々に決めて「おお、結果は楽勝か?」と思ったのもつかの間、スコットランドの怒濤の攻撃で、あと一歩間まで追い詰められました。結果は日本が宿敵スコットランドを下し、ベスト8に残りました。
 しかし、ラグビーがそんなに強くなかった日本がここまで上り詰めたのには、想像を絶する努力があったのでしょう。ただ、ただ、尊敬するのみです。
 
 更に話が変わります。台風一過の晴天を期待したのですが、意外に雲が多く、μ250CRSのテスト撮影が出来ませんでした。シクシク。
 そんなこともあって、ネットサーフィンをしておりましたら、すごい天体写真を撮っている方のブログを見つけました。「げっ?二児の母親?」京都の方なのですが、すんごい写真を撮っておられました。
 実は、私の天体写真は、何ちゃって写真が多いのです。画像処理も、チョー我流で全く進歩がありません。てゆーか、後退しております。
 そこで、アストロアーツさんのHPから、ステライメージの解説動画をダウンロードしておきました。最低限、この動画を理解して実行せねば。
 撮影している時は、コマ数をガバガバかせいで、それをコンポジットして、滑らかな画像を得て、そこから画像処理するつもりではいたのです。しかし、実際には、有名な対象をチョロッと撮るだけで終わっていました。
 
 どうでもいい話ですが、先ほど突然短時間ですが停電になりました。停電なんて、ガキの頃に結構あったのですが・・・と、ネットが繋がらなくなりました。色々試したのですが、駄目です。諦めた頃に、これまた突然回復しました。あー、良かったべぇー。(原因は台風19号による塩害で、電柱に設置してあるパーツがショートしたようです。)
 

はやく、μ250CRSでまともな写真を撮りたいな。また、大学時代友人のグビタが、当時の広島大学の25cmニュートン式反射望遠鏡で撮った「月」の素晴らしさ。あの写真に匹敵する月の写真も撮りたいな。ま、春から夏の気流が安定する時期は過ぎてしまいましたけどねぇ。

貧相アブ衛門の嘆き737


2019年10月6日(日)


 10月かよ・・・


あっと言う間に10月です。はやっ!
 さて、土曜日は、ラグビーワールドカップ2019日本大会で、日本はサモアに勝ち3連勝となりました。順位では、サモアは格下なのですが、試合を見ていたら正直やばいと思いました。まあ、終わってみたら4トライをとりボーナスポイントもゲットしました。あー、えがったのぉ。日本、強くなったねぇ。
 話が変わりますが、本当に天候不順です。たまに晴れても、出張だったり、帰りが遅かったりで天体のテスト撮影すら出来ていません。
 ミューロン250CRSにはセミオートフォーカス機能が付いていますが、これすら、まだ全く使用していません。完璧な宝の持ち腐れです。
 
 夜になってから晴れましたが、既に根性がエンプティ。ちょっとベランダに望遠鏡をセットしかけましたが、途中でやめました。だって、仮に本日晴れたとしても明日は途中から天気が悪くなる予報が・・・折角、クソ重い機材をセットをしても、少なくても明日の朝には部屋の中に撤収しないといけません。酒も飲んじゃているしねぇ。
 
 また、話が飛びますが、この夏からこれまで大山に行っておりません。何だかなぁって・・・
 
 更に、話がワープします。本日は、母親のところに行っていました。ストレスが溜まりまくるぅー。今後、施設に入ることになると、結構なお金もかかります。そうなると、再雇用になって給料がどうかすると1/3になっている自分にはかなりキツい。それよりも、仕事をやめて介護している姉貴は、私の100万倍大変だと思います。
 

これは、2006年11月4日に、大山橋あたりから撮った大山の紅葉です。着くのが遅れてしまし、陽が完全に傾いています。およよ。
 

烏ヶ山(からすがせん)にもしばらく登っていませんねぇ。2000年の鳥取県西部地震で一部が大崩落してからは、基本登山禁止になっております。それ故、相当な藪こぎの登山になっています。(写真は1999年5月30日に、烏ヶ山の第一ピークから写したモノです。お隣のピーク、烏ヶ山の山頂に人がいるのが分かりますでしょうか?)