貧相アブ衛門の嘆き785


2020年3月31日(火)


ふーん、そうなんだ。


 ネット検索をしていますと、面白い内容が書かれていました。
 まず、暗くなっていたオリオン座のベテルギウスのことです。2019年9月の実視等級が約0.6等だったのに、今年2月10日頃には、何と1.6等級まで暗くなったのです。ベテルギウスは、いつ超新星爆発が観測されてもおかしくないほど、年取った星なのです。すかああああす、現在は、増光に転じているそうです。減光した理由として「ベテルギウス自身が放出した塵によって光がさえぎられたか、ベテルギウス表面の温度が例外的な活動により低下したと言う可能性が挙げられる。」と書かれていました。ほー、そうなんだ。
 
 して、次は、彗星のお話です。「最近、明るい彗星が出ねぇーなぁ。」と思っていましたところ、アトラス彗星が明るくなるげな。
 ちなみに、アトラスとは、ハワイの小惑星地球衝突最終警報システム「ATLAS」と言うものです。・・・そんなシステムがあるようには聞いていましたが・・・おい、おい、実際に作動中だったのですかぁぁぁ?そっちの方が、すごかったりして・・・
 「当初20等という暗さだったものの、太陽に近づくにつれて急速に明るくなっていき、今年3月中旬には9等にまで増光しています。一時は金星を上回るマイナス5等まで明るくなるという予報もありましたが、その後は増光のペースも落ち始めており、5月31日の太陽最接近時には0等前後の明るさに達すると予想されています。」げな。ま、太陽に最接近する時は、太陽に近すぎて見えませんよねぇ。
 でも、「太陽への最接近直前となる5月上旬から中旬にかけては、太陽が沈んだあとの西の空に1~3等(予想)で輝くアトラス彗星を肉眼で観測できる可能性があります。」げな。
 
 しかし、彗星の明るさと言うものは「みずもの」であります。私の中では、世間が騒ぐと、天の邪鬼の彗星は明るくならない様に感じています。また、期待していないと明るくなったりするのです。
 もうー、この、いけず。つねっちゃうから。つーのが、彗星の明るさです。おほほ。
 

 これは、1997年春に現れた「ヘール・ボップ彗星」。岡山県の美星町で、200mm望遠と銀塩フィルムで撮ったものです。光度は0等。随分長い間、その勇姿を見せてくれました。
 ちなみに、その前年の1996年には百武彗星が現れましたねぇ。私は、光害だらけの広島でしか見られませんでした。一方、空の暗いところでは、とても長い尾をひいていたようです。何でも尾の長さは75°にも及んだとか。明るさも0等級だったようです。くぅー、空の暗いところで写真を撮りたかったなぁ。



貧相アブ衛門の嘆き784


2020年3月29日(日)


何や、かんや。


 4月から、仕事の部署?が変わります。担当エリアも少し変わります。スタッフだったのが、また、営業に戻ります。ゲロゲロ。
 てなことで、27日の金曜日は、第一弾の引き継ぎをしておりました。島根県の最西端、益田市と、隣の浜田市に行っておりました。距離的には往復400km少々だったと思うのですが、実に遠く感じました。つっかれたのぉー。
 帰宅すると、不在票が・・・「あ、やっぱりだ。」そうなのです。頼んでおいた「ステラショット2アップグレード版+GearBox」のモノでした。しかし、時間が時間なので、この日はゲット出来ませんでした。
 して、3/28(土)に運送業者さんに電話をしました。12時〜14時の間に再配達してくれるとのこと。しかし、夕べはあまり眠れないこともあって、体調とても悪し。待っていると、とても長く感じますねぇ。
 商品は午後2時少し前に届きました。中身だけを確認して、直ぐに次の作業に。
 

ダンボールには、ステラショット2アップブレード版と説明書、そして、GearBoxが入っております。

 箱を開けると、GearBoxはこんな感じです。尚、マイクロSDは入っておりません。アダプターだけです。(これは、間違いでした。ちゃんと入っておりました。ご免臭い。あー、とっても臭い。)
 「GearBox」は、ステラショットのために開発した赤道儀・カメラ・オートガイダーの無線制御デバイスであります。
 すかあああす、高橋製作所のEM200 Temma 2 Z赤道儀は、動作未検証ですし、EOS 6Dは、4月上旬に予定されているファームウエアの更新を待たないと、作動しないようです。およよ。
 
 次の作業、それは何かと言うと、自家用車のタイヤをスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換しに行ってきたのです。実は、タイヤ交換する度に、タイヤを固定するナットがどこに行ったのかと毎回大騒ぎなのです。「おっかしいなぁ。車に入れておいたはずなのに。」結局、車の中の割と分かりやすいところに入っていて、一安心。アホぢゃ。
 いつもお世話になっているガソリンスタンドで、作業を待っていると、店員さんが、私のノーマルタイヤを転がしてきて、こう言いました。
 「あのー、タイヤの溝はしっかり残っていますが、タイヤのサイドの部分がヒビ割れてきています。今日みたいな雨の日には、そのヒビから水が染みこんできて、タイヤの中のワイヤーが腐食してきてしまいます。」
 
 ぬわんだってー?走行距離は、まだ3万4千kmほどなのですよ。・・・しかし、よく考えてみるに、この車を購入したのが2015年の12月なので、経年劣化つーことですねぇ。とほほ。
 タイヤなんですが、当然在庫がある訳がありませんでした。今はいているノーマルタイヤは、ブリジストンです。これが結構高いのです。そこで、ヨコハマのものを頼んで貰いました。安いと言っても、結構高い。予定外の出費です。まっ、宝くじが当たるからエエのぢゃ。しかし、以前購入していた宝くじを、売り場で、当たっているか確認して貰ったのですが、これが、あーた、600円しか戻ってきませんでした。おかしい。今回は3億円程度当たっているはずだったのですが・・・タイヤ代がああああ!どわわわー!
 
 話がドンガードンガラガッターといつもの様に変わります。私がメインで使用しているi Mac Proなんですが、8個ほど外付けハードディスを付けています。その中でも、一番使っているのが6TBのモノです。
 ユーティリティソフトの「DriveGenius5」を使って、特に「デフラグ」(断片化)の解消をしておりました。しかし、このところ、このソフトが全く起動しません。挙げ句の果てに、英語版のVer.6がサブスクリプションで出ていますので、これを買ってちょ、と言ったメッセージが出てきます。でも、オイラは、サブスクは嫌いなんだよねぇ。てなことで、代わりになるソフトを探しました。でも、それらしきモノは見つかりません。ほぼ諦めていたら、Ver.5を発売していたアイギークと言う会社のHPに、macOS Mojave(モハベ)までなら、5.3.1のアップデータを入れれば動きますと言う内容が書かれておりました。そこで、
そのアップデータを入れたところ、ちゃんと動き出しました。私のi Mac Proは、2つ前のOSであるHigh Sierra(ハイシエラ)なんすよ。OSをアップデートしなくて良かったねぇ。
 

これが、DriveGenius5.3.1を使って、デフラグを解消している画面です。このハードディスクは結構断片化していました。Macは、Windowsマシーンとは異なって、初めから断片化を解消するソフトは入っておりません。尚、ネット検索しますと、Macは断片化を解消する必要性はあまり無いと言う内容が書かれていました。しかし、それは、起動ディスクだけの話で、しかもSSDなら、ちゅー話ではないでしょうか?
 
 しかし、ここでとんでもない事が発覚しました。6TBの外付けハードディスクが、何か破損している箇所があるようです。修復を試みましたが、駄目です。とりあえず動いていますが、断片化の解消も出来ません。そこで、慌てて、他のハードディスクにバックアップをとりました。これが、アホほど時間がかかるのよ。
 
 ここで、話がワープ!(いつものことですなぁ。)ようやく、本日3月29日(日)の記事になります。
 
 この日は、まず、出していたクリーニングをとりに行きました。次に、昨日完了しなかったタイヤ交換をしてきました。

 新品ノーマルタイヤに換えた愛車。この新しいタイヤを横から見ると、何かノペーンとしていますねぇ。
 しかし、本日、東京何ぞは結構な雪模様。タイヤを今日換えたのは正解だったのでしょうか?多分、しぇーかい!と思う。
 
 次に、ヤマダ電機さんに行ってきて、外付けハードディスクを購入しておきました。過去にハードディスクを吹っ飛ばした事は何回もあります。ある程度は、バックアップをとっているのですが、それでも、無くした大事なデータが沢山ありましたからねぇ。
 ところで、保存デバイスと言いますと、業務用だけのようですが「オプティカルディスク・アーカイブ」なるものが発売されています。

 SONYのHPを見ますと「オプティカルディスク・アーカイブは、デジタルデータの長期保存(アーカイブ)を目的とした、大容量光ディスクストレージシステムです。データを格納するカートリッジに複数枚の光ディスクを格納し、1つのボリュームとして光ディスクを大容量に利用することができます。」げな。
 尚、今年発売される第3世代のものは、1枚で5.5TBも保存が出来ます。(1枚と言ってもかなり分厚い多層構造ですが。)保存寿命は100年以上、読み出しは3Gbpsで、書き込みも1.5Gbpsとかなり高速だそうです。それに、温度や湿度にあまり影響を受けないようです。すごかばーい!しかし、個人では買えないほど高いんでしょうねぇ。何でも放送業界では使われているそうです。極一部の医療機関でも、患者のデータ保存のために使われているそうですよ。
 

 これが、ネットに載っていたSONYの「オプティカルディスク・アーカイブ」のカタログの表紙です。
 

 あおーん!先ほど、壊れた6TBの外付けハードディスクのバックアップが終わりました。そこで、元々入っている「ディスクユーティリティ」なる機能で、念のために初期化してみました。そこに少しだけデータを入れて「DriveGenius5.3.1」を使ってテストしてみました。「おろっ?」何とちゃんと正常に動いておるがなぁ。ゲロゲロ。ハードディスクを買ったのに・・・と思ったのですが、やはり、昇天されていたようです。なんまいだー。ややこしい、話をすなっ!!!
 
 さて、話がダラダラと続きます。「GearBox」ですが、何とか接続出来ました。頭の腐ったアホ衛門は、エロウ時間を掛けてしまいました。メーカーの案内通り、EOS 6Dは認知しませんでした。とほほ。
 
これは、NECのWindows10のノートパソコン画面。何とか、GearBoxでの接続が出来るようになりました。右側の方の望遠鏡、カメラ、オートガイドのアイコンが接続を示しております。えがったねぇ。ちなみに、EOS 6Dは接続が出来ませんでしたが、EOS 60Dでの接続を確認致しました。また、ZWO社の冷却CMOSカメラも接続が出来ました。


貧相アブ衛門の嘆き783


2020年3月26日(木)


とりあえず撮ってみた。(3月25日の話ですよーん。)


 昨日のこと、帰宅すると星空が広がっていました。そこで、またもベランダ撮影を試みました。今回の制御ソフトは「ステラショット2体験版」です。
 しかし、極軸のセッティングには、またしてもPHD2.6.7のドリフトアライメント機能を使いました。おほほ。意味ないじゃーん!笑ってごまかそう。だって「ステラショット2体験版」には「スーパー・ポーラー・アライメント」なる機能がありますから、それを早くテストしなくっちゃ。
 割と透明度が良さげだったのですが、狭いベランダからの視界からですと、撮影対象は、ものすごく限られます。てなことで、撮りましたのが、たった2つです。1個は「カニ星雲」で、もう1個が「バラ星雲」です。望遠鏡は、いつもの高橋製作所のμ250CRS+レデューサCR0.73×鏡筒と、EM200 Temma 2 Z赤道儀です。光害ありの低空での撮影ですので、対光害フィルターのIDAS社NB-1を使用しています。
 

「EOS Utility3」と「Focus Infinity1.4.2」でピント出しをした後、実際に星を撮ってピントを確認したものです。(かなり感度を上げて写しましたので、ノイズィーになっています。)今回は、前回のようなトラブルはありませんでした。スムースに動きますし、パソコン上のソフトの画面が小さくなることもありませんでした。ならば、前回のトラブルの原因は何?おせーて、おせーてけろ。
 

これは、バラ星雲です。トリミングもしていますが、この焦点距離では中心部だけになってしまいますねぇ。それにしても、画像処理が相変わらず下手くそ過ぎます。しかも、何故かJPEG形式で保存されていました。ゲロゲロ。
 

 こちはら、牡牛座にある「M1 カニ星雲」です。かなりトリミングしています。前に撮った時よりは、若干マシになっていますかねぇ?早いところ、空の暗い所で撮ってみないと・・・
 ちなみに、オリオン座のベテルギウスが、このところ急激に暗くなってきていますが、やがては大爆発をするかも知れないとのことです。すると、こんな風な姿になるのでしょうか?


貧相アブ衛門の嘆き782


2020年3月22日(日)


天気がぁぁぁぁ!喉ちんこ丸見え。


 3連休でおました。この休み、お袋さんは、施設にお世話になることになりました。そんなことで・・・久しぶりに協栄産業大阪店さんに顔を出してみましょうかねぇ。何て思っていたら、新型コロナウィルスのせいで、連休期間中の兵庫県・大阪府間の往来自粛要請の発表が・・・およよ。
 かくして、金曜日の休み、アホ衛門は、酒をかっくらってほぼミイラ化しておりました。あっかーん!!
 そんなことで、20日は天気がまずまず良かったのですが、体調がイマイチで、ベランダからの天体写真撮影とあいなりました。でも、何か、空がもやっているなぁ。黄砂かな?
 

最近は「EOS Utility3」と「Focus Infinity1.4.2」の連携で、μ250CRSのピント出しがちゃんと出来る様になりましたどー!
 

 あれぇ?やっぱし画像が眠いどー。オリオン大星雲ですよーん。中心部の飽和解消の処理もしとらんし。
 高橋製作所μ250CRS+CR0.73レデューサー SEO Cooled 6D クリアタイプ 冷却あり IDAS NB-1フィルター ステライメージVer.8とPhotoshopCS6で画像処理。
 

上の写真をモノクロ化したものです。モノクロだとちいとごまかせるか?
 
 
 
 さて、21日の土曜日は、天気予報もギリギリ良さげでありました。そこで、チョー久しぶりに遠征に行こうかと考えました。
 

3月21日の午前11時過ぎの大山ですよ。大分少なくなったとは言え、まだ冠雪しております。でも、チイとモヤっぽいなぁ。黄砂なのか?
 

 今回は、初めて高橋のμ250CRSを持って行こうと思いまして、買ってから全く使用していなかったケースに収納してみました。当初、このケースは、元々のダンボールの発泡スチロールのスペーサーが使えると思っていましたが、まるで駄目でした。そこで「エアキャップ」でグルグル巻きにしております。これでええのんかな?知らん。
 
 それにしても、このケース、幅がかなり長いので、取っ手が付いていても、猛烈に持ちにくいのであります。
 

 すかああああす、これが19時40分の気象衛星写真なんすけど、既に薄雲がかかっており、更に、濃い雲も接近中です。ぐおおおお、止めぢゃ、止め。
 かくして、必死こいて車に積み込んだ機材を、また、必死こいて部屋まで上げました。
 今回は「ステラショット2体験版」の突っ込んだテストもしたかったですし、μ250CRSの結露対策のために【迷人会工房 乾燥空気送風装置「朝まで完走君」】のテストもしたかったんですけどねぇ。ちなみに、以前、天体写真界の西の大御所であるRyutao氏のHPの記事を参考に乾燥空気送風装置を自作しました。しかし、その後、TOA130Sばかりで撮影するようになり、ヒーターで結露対策をするようになりました。てなことで、もう必要ないなと捨ててしまったのです。あー、もったいなや。
 

 この装置に、長いビニールホースを連結させまして、鏡筒の先から乾燥空気を送り込もうと思ったんですけどねぇ。シクシク。
 
 そんなこんなで、天体写真撮影は諦めかけていたのですが、もやっていながらも、いくらか星が出ていたので、ベランダに望遠鏡をセットしました。
 と、「タカハシ バランス延長シャフト」が見つかりません。探しまくりまして、もう駄目だと思っていたところ、何と、六角レンチなどを入れている工具袋?にあるのを発見しました。ここに入れた記憶が全くなし。完全に頭がいかれているわ。こいつがないと、バランスが取れないんですよねぇ。
 次に、更なるトラブルが。「Focus Infinity1.4.2」の動きがとにかくおかしいです。画像ロード中とメッセージが出てくるのですが、その後、まるでフリーズしたかのようになります。しかも、表示が突然小さくなります。どぼじで?昨日までは、普通に動いていたんだけどなぁ。ま、じっくり待つと、何とか動きがしたのですが・・・うーむ。
 さて、極軸セッティングは、相変わらずPHD2.6.7のドリフトアライメント機能で、何ちゃってセッティングです。
 

 

 これは、バラ星雲です。この対象を撮るには焦点距離が長すぎますねぇ。しかも、結構な周辺減光がでております。はよ、フラット補正ぐらいせんかーい!!と言う声が聞こえておりますが・・・ちなみに、露出不足でうまく写っておりませんが、ステライメージVer.8のノイズ軽減フィルターの効果は大きいですよ。
 ちなみに、上の部分に多く見える、黒くモニョモニョしたものは「グロビュール」と呼ばれているもので、お星様の卵になるんですよ。
 

いつもお馴染みのM104(ソンブレロ星雲)ですねぇ。空の状態も悪かったのですが、もう少しマシに写ると思ったんですけどねぇ。(トリミングあり)この対象は
 

これは、初めて撮った「スピンドル銀河」です。これは、小さいのでかなりのトリミングをしています。
 
 その後、「ステラショット2体験版」の「スーパー・ポーラー・アライメント」機能を試してみることにしました。何と、位置を変えて10回撮影して、極軸のズレを検出しているようです。初めは、望遠鏡を向ける位置が悪くて、途中で止まってしまいました。望遠鏡を向ける位置を変えて再チャレンジです。
 

こんな画面までは行ったのですが、(これは、アストロアーツさんのHPからがめた画像)その後の操作がちいと面倒くさそうだったので、やめてしまいました。これも、慣れなんでしょうけどねぇ。ちなみに、PHD2.6.7で合わせた極軸は、やはりそこそこズレていたようです。とほほ。


貧相アブ衛門の嘆き781


2020年3月15日(日)


「ステラショット2体験版」をインストールしてみました。


 貧相ドアホ衛門は、3月13日(金)に帰宅後、天気予報とはチイと異なって、晴れておりましたので、いつものベランダ撮影をば・・・
 ん?あれっ?「ステラショット1.5i」と「EOS Utility3」の切り替えが出来まへんでぇ。何故?このところちゃんと切り替えが出来ていたのに。てなことで、「EOS Utility3」と「Focus Infinity1.2」を連携させてのピント出しが出来ません。ならばと、「ステラショット1.5i」との連携を試みますが、やはり駄目です。「えーい、それならステラショットのライブビュー画面を見ながら手動でピント出しをするしかないべぇ。」
 と、前に合わせて位置で結構ピントが出ていることが分かりましたので、そのまま撮影に写すことにしました。
 
 そもそも、私のベランダ撮影の基準は、
 
 ①段差のあるベランダにコンクリートブロックを2個置き、1個は高くなっているベランダにフラットナーを、後の2個のフラットナーは、コンクリートブロックに設置します。これは、予め試行錯誤して合わせてマジックで印をつけてあります。
 
 ②このフラットナーの上に、高橋のメタル三脚の石突を合わせて乗せます。
 
 ③次に、高橋のEM200 Temma 2 Z赤道儀を乗せます。
 
 ④次に、μ250CRS鏡筒にガイド鏡やカメラを付けて設置します。
 
 ⑤望遠鏡を南西のなるべく高い位置に向けます。
 
 ⑥とりあえず、フリーソフトのPHD2.6.7でオートガイドしてみます。
 
 ⑦エラーが出なければ、PHD2.6.7のドリフトアライメント機能で、極軸をセットしていきます。高度計で高さは合わせていて、これでほぼOKです。従って、方位の修正をすることが殆どです。
 
⑧ステラショットを起動させます。高橋の赤道儀の場合、鏡筒を真上に向けてセットします。(東、西の設定を選んでおかないと、後でエライことになります。)
 
⑨ステラショットで明るい星をまず導入してみます。大概は、結構ずれています。そこで、ファインダーの視野中央に、コントローラーで導入します。
 
⑩ステラショットのライブビュー画面で、正確に視野の中央に追い込みます。追い込んだら「同期」ボタンを押しておきます。
 
⑪次に、他の星を導入します。これも、大概は微妙にズレています。(極軸がそこまで精密に合わせていないことも理由です。)この星でも、同様にステラショットのライブビューの視野の真ん中に導入して、また同期のボタンを押します。
 
これで「何ちゃって撮影」には何とかなる設定が出来ます。
 

これが、セッティングした望遠鏡の大体の感じです。あ、ガイド鏡がGT-40になっていますが、現在はFC60を付けています。つーか、これは、どちらか言うと、惑星や月を撮影する際のセッティングですね。おほほ。
 

こっちの方が、実際の星雲、星団の撮影風景です。
 
 で、金曜日に撮りましたのが、こんなんです。あー、まるで駄目男君です。とほほ。
 

多段階露出したオリオン大星雲です。しかし、ガイドが少し流れているし、何か眠たい画像になっております。画像処理がまるで進歩していません。(トリミングあり。)
 

これは、M1ですねぇ。昔、恒星が大爆発した跡ですねぇ。低空での撮影でしたので、ま、こんな写り方です。コンポジットも4枚しかやっていませんしねぇ。上の写真も、この写真もIDAS社の対光害フィルターNB-1を使用しています。
 
 さて、話がワープしますが、アストロアーツさんから「ステラショット2体験版」がダウンロード出来るようになっていましたので、とりあえずインストールしてみました。晴れたら直ぐに試してみたいと思います。
 

こいつが、今回インストールしてみた「ステラショット2体験版」だ。「体験版」で「スーパー・ポーラー・アライメント」は使えるのだろうか?ともあれ、デジイチだけでなく、ZWO社やQHYCCD社のCMOSカメラが制御出来るのは大変良さげであります。
 
 
 さて、話が再度ワープ致します。
 夜になって、雪が降ってきましたぞぃ。およよ。でも、アホ衛門は、部屋の中から街灯を使ってテストを致しました。そうです。「ステラショット2体験版」のテストです。しかし、相変わらず「ステラショット2体験版」と「Focus Infinity」の連携が出来ません。撮影を行うところまでは行くのですが、その後はエラーが出てフリーズします。「Focus Infinity」は1.4.2にしてみました。でも、やはり「ステラショット」との連携は出来ません。前回大不調だった「EOS Utility3」と「Focus Infinity1.4.2」の連携は何とか出来るように回復しました。「ステラショット」のライブビューを解除して「EOS Utility3」の連携も出来るようになりました。前回の不調は何だったのでしょうかねぇ。
 スーパー・ポーラー・アライメント」機能なんですが、実際の星を撮った訳ではないので(あるいは体験版だから?」試すことが出来ませんでした。
 次に、ZWO社のASI 183 MC Pro(冷却CMOSカメラ)のテストです。これが、フレームレートが遅いのか、ピント位置が限界だったのか、とにかく思った通りにいきませんでした。とほほ。まあ、これも慣れなんでしょうけどねぇ。



貧相アブ衛門の嘆き780


2020年3月10日(火)


やっちまったぜぃ。わしゃ、スーパーアホ衛門になったべぇ。


 昨日のこと「ステラショット2」のアップグレード版の案内が来ないと、あーでもない、こーでもないと考えておりました。と「おお、わしゃ、引っ越ししとるがな。そりゃ、案内来んわなぁ。」
 てなことで、アストロアーツさんのHPから、登録のし直しをしようと、エッチラホッチラ頑張ったのです。すかあああああす、一番新しい「ステラナビゲーターVer.11」は、Webでの登録は出来ました。しかし、「ステライメージ」も「ステラショット」も「そりは、もう登録しちょりますぜ、ダンナ。」みたいなメッセージが出て先に進みません。どないしよう?
 てなことで、本日、ちょっと空いた時間に、アストロアーツさんに電話をしてしまいました。と、親切にも、すべての内容を統合して登録してもらいました。聞くと、何でも、以前住んでいた、堺市や神戸市で登録していた内容がそのままになっていたげな。アストロアーツ様、どうも、すんまそん。
 して、夜中の11時半前に帰宅しますと、メールが来ておりました。これは、昨日ネット上で質問したことのお返事のようでした。また、そこには「ステラショット2」の優待アップグレード版の注文の仕方も書かれていました。アホ衛門は、既に酒を少し飲んでおりました。「えーい、いったれ!」アホぢゃ。
 かくして、スーパーアホ衛門は「ステラショット2+GearBox」を注文してしまいました。なんまいだー。支払いは・・・宝くじが当たるから、これで良いのだ。by天才バカボンのパパ
 

これが「GearBox」です。WiFiによる無線での制御が可能になります。これまでは、ケーブルがごちゃごちゃになって撮影していましたから、ちゃんと動いてくれれば、精神衛生上とても宜しいことになります。
 
  ところで「新型コロナウィルス」は、えらいことになっています。我が鳥取県と、隣の島根県は、患者さんが出ていないことになっています。それでも、訪問禁止の施設がボチボチ増えてきました。更に、この業界での二大学会の一つが、急きょWeb対応になるとのアナウンスがありました。ゲロゲロ。
 
 

 話が変わります。これは1988年だったと思いますが、長野県野辺山の民宿「こっつぁんち」で撮った私のオフロードバイク。今「こっつぁんち」は、新型コロナウィルスのせいで、臨時休館をしていますが、また、是非行ってみたいです。
 そもそも、「こっつぁんち」に初めて行ったのが1985年の盆休みのこと。それから何度通ったことでしょうか?特に、名古屋や東京に住んでいた頃は、割と近かったこともあって、長い休みでなくとも、よく行っていましたねぇ。



貧相アブ衛門の嘆き779


2020年3月8日(日)


「ステラショット2」について。


 本日は、クリーニングをとりに行った後、散髪もしてきました。アホ衛門は、髪の毛が多すぎるので、チイとでも伸びるとうっとうしいのです。
 
 話が変わるのですが、昨日、天文雑誌の「天文ガイド」と「星ナビ」を購入しました。「星ナビ」には3月26日発売予定の「ステラショット2」の概略が紹介されていました。例えば、実際にベータ版をテストした訳ではないので、イメージが湧かないところもありますが、これまでモヤモヤしていた部分がある程度理解出来ました。これは、絶対に「買い」の商品だと思います。
 この商品の「スーパー・ポーラー・アライメント」機能は、どうやら私のベランダでも何とか使えそうです。更に、極軸望遠鏡で極軸を合わせた後でも、これを使えば、1分以下の精度で合わせることが出来るげな。うっひょー!
 精密な極軸セッティングと言えば「Pole Master」なる商品があります。多くの天文マニアが使っておられることでも、その性能の素晴らしさが分かります。その精度ですが、ラフ設定で約5分角、理論値の精密設定で約30秒角と書かれています。私は、そこまでの精度はいらないと思って、遠征の時は、高橋の極軸望遠鏡だけで極軸を合わせていました。でも「ステラショット2」なら、わざわざ?「Pole Master」を買わなくても精密な極軸セッティングが出来るので、是非使ってみたいと思います。
 

これは、協栄産業さんのHPからがめさせて頂いた「Pole Master」の写真。QHYCCD社のCMOSカメラを活用した商品ですねぇ。
 
 それから「GearBox」何ですが、やはり、あるとかなり便利そうです。「星ナビ」にはUSBケーブルが3本繋がっている写真が載っていますが、USBポートは3箇所なんでしょうかねぇ。高橋のμ205CRSのピント出しには「Focus Infinity」が必要なんですが、さすがにこれは「GearBox」にはとても対応していないと思いますので、USBケーブルと繋げないといけませんよねぇ。ま、この望遠鏡を遠征で使うには、今の体調を改善しないととても無理ですので、いいのですけどねぇ。ともあれ、超怠慢になったアホ衛門には、このソフトはチョーありがたいです。
 
 話が変わりますが、Windows10が走るNECのノートパソコンの最終?セッティングをしておきました。天体写真で使うのには、途中で電源が切れる設定では困るので、電源が常にONになる様に設定を変えました。また、Microsoft EdgeとGoogle ChromeにMacで使っていた「お気に入り」をインポートしておきました。更に、入れ忘れていた「比較明合成フリーソフト SiriusComp」もインストールしておきました。
 よーし、これで、Windows8.1マシーンが壊れても、新しいマシーンで使えるぞぉ。(LAVIE Direct NS PC-F-N186JDAF メモリ20GB 1TB HDD+Optaneメモリ CPU: インテルCore i7-8550U 1.80GHz)
 

ステラショット2があれば、可能性が広がりますなぁ。



貧相アブ衛門の嘆き778


2020年3月7日(土)


すべて調子悪し。


 調子悪し。体調が悪し。ま、理由はある程度分かっているんですけどねぇ。して、2日間にわたって会社のパソコンが動かなくなって仕事にも影響が。サイバーテロか?理由は分からないのですが、何とか回復しました。
 金曜日は、帰宅後、折角晴れているので、望遠鏡をベランダにセッティングしました。しかし、この日は、フリーソフトであるPHD2.6.7のドリフトアライメント機能の調子がとても悪い。
 さて、私のベランダでの超いい加減な極軸セッティングは、まずアイベルさんの「簡易極軸セット」の「高度計」だけを使って高度だけを合わせます。
 

この「簡易極軸セット」の高度計だけを使います。意外にこれだけで高度はそこそこ合います。
 
 iPhoneの高度計や方位アプリを使うと、GPSによって北緯、東経の値が表示します。この北緯の値をそのまま高度計を使って合わせます。方位の方は、家の中に何か磁力があるのか、全く当てになりませんので、試行錯誤してだいたい合わせた位置に向くように、三脚の石突の位置をマジックでマーキングしています。後は、PHD2.6.7のドリフトアライメント機能を使って修正していきます。意外にも高度の方はほぼ合っていますので、方位だけの補正を行っています。
 
 てなことで、撮影する時間が予定より相当遅れてしまいました。我が家のベランダは、南西方向の狭い範囲しか空が見えませんので、写せる対象が限られてしまいます。
 そんな訳で、撮ったのが、しつこくオリオン大星雲と、初めて撮る一角獣座のNGC2261(ハッブルの変光星雲)です。導入とオートガイドと撮影すべて「ステラショット1.5i」で行いました。
 ちなみに、高橋製作所のμ250のピント合わせですが、このところ「EOS Utility3」と「Focus Infinity1.2」でほぼ問題なく出来ています。ちなみに、ステラショットのカメラのセッティを解除すると「EOS Utility3」をちゃんと認識しています。初期の頃、何故かこれが出来なかったのです。なしてかな?
 

これが、当日使っていた「EOS Utility3」と「Focus Infinity1.2」での、ピント出しの画面。「Focus Infinity1.2」のフォカース評価(推定位置)は、グラフ上の2次関数グラフで行いますが、このところ、このグラフもそこそこまともな形になっています。めでたし、めでたし。
 

オリオン大星雲。高橋製作所EM200 Temma 2 Z赤道儀に、同社のμ250CRSにレデューサCR0.73×使用。ガイド鏡は高橋製作所のFC60を親子亀形式で固定して使用。ISO3200の120秒4コマコンポジット。SEO Cooled 6D(冷却あり)にIDAS社NB-1フィルター使用。ステライメージVer.8とPhotoshopCS6で画像処理。下手くそだなぁ。
 

ハッブル変光星雲。ISO3200の60秒7枚コンポジット。他のデータは同上。それにしても、対象が小さいので初めて撮りました。大きくトリミングしています。
 
 
 あ、話が前後しますが、本日は、クリーニングを出した後、いつものクリニックを受診しました。その後、天気予報が妖しかったので、雨が降る前にと、お袋さんちに行ってきました。枯れ葉の処分の続きを少ししました。母親の介護をしてくれている姉貴は、とても体調が悪そうでチト心配になりました。



貧相アブ衛門の嘆き777


2020年3月1日(日)


気になる商品が・・・


 何か訳が分かりませが、チョーイライラしています。
 てなことで、金曜日帰宅してからガバガバ酒を飲み、土曜日もずっと酒をかっくらっては寝て、起きては酒をかっくらって、そして、また寝ると言う、ゾンビ的な生活を送っておりました。あっかーん!!
 ま、そんなことをやっておりましたので、本日は朝の2時頃に眼を覚まして、その後、全く眠れませんでしたので、テレビを見まっくっていました。C海テレビに入りましたので、録画は出来ませんが、かなりのチャンネルを見ることができました。NHKのオーストラリアの動物の特番を見たり、昭和61年のプロレス中継を見たりしておりました。あっかーん!!
 
 ところで、話がワープするのですが、気になる商品が3月26日に発売になるそうですわ。ゲロゲロですわ。その名は「ステラショット2」であります。
 アストロアーツさんのHPを見ますと
 
北極星を使わない新しい極軸補正機能を搭載、キヤノンやニコンのミラーレス一眼、CMOSカメラの撮影に対応するなど、より使いやすくなりました。セット品の「GearBox」を使用すると赤道儀、カメラ、オートガイダーのワイヤレス制御も可能になります。・・・げな。
 
 ZWOやQHYのCMOSカメラの撮影も制御できるそうなので、結構面白げであります。私の場合、SEO Cooled 6D(Canon EOS 6Dを瀬尾さんが冷却カメラに改造したもの)を使っての撮影がメインだったのですが、ZWO社のASI 183 MC Pro(冷却CMOSカメラ)での撮影も楽しみになります。
 
 また「スーパー・ポーラー・アライメント」の使い勝手はどうなんでしょうねぇ?私んちのベランダからの撮影だと、北極星が見えませんので、PHD2.6.7のドリフトアライメント法で、まあ、許せるかなって程度に極軸を合わせています。惑星の撮影だと、かなりの拡大率になりますので、視野からジワジワとズレていくことがあります。・・・あ、望遠鏡を天頂付近に合わせることが必要なようでした。うちからは使えないかも。ゲロゲロ。(天頂に合わせなくても、精度は落ちるけど使えるような・・・)
 
 次に「GearBox」は、どうなんでしょうねぇ。先日、モバイルWiFiを解約してしまったので・・・iPhoneのテザリングで何とかなるのかなぁ?容量はどれほど食うんでしょうか?コードレスで使えるのなら、それに超したことはないのですが・・・
 
 最後に「ドイツ式赤道儀で鏡筒を東西反転せずに子午線を跨いで天体を導入できます。」げな。これも良い機能ですねぇ。
 
 昨年11月の遠征の時は(ちゅーても、大山の鏡ヶ成の近くですけどね。)何故か「ステラショット1.5i」が、ご機嫌斜めで往生こきましたが、このソフトはとーても便利なソフトです。自動導入、自動位置補正、カメラの制御、オートガイド等々をこれ1本で出来ます。アホアホ星人のアホ衛門にとっては、「自動位置補正」機能だけでも、とーってもありがたい機能です。そんなソフトが更に進化するとは。ありがたやー。
 

このソフト、私の様に頭がパープリンで、たまにしか遠征もしない者にとっては神の様なソフトです。
 

これは、昨年5月に、ベランダから、高橋製作所のTOA130SにZWO社のASI 183 MC Proを使って撮ったのかなぁ?M104なんですけどねぇ。記憶が・・・何か、拡大率がでかい気がしますねぇ。解像度を下げて拡大率を上げたのかな?ともあれ、このCMOSカメラが制御出来るとウレピー。てゆーか、この様な小さな対象はμ250CRSで撮るべきでしょうねぇ。でも、極軸セッティングがいい加減なので、ちゃんと視野に入るかな。