貧相アブ衛門の嘆き818


2020年5月31日(日)


つ、梅雨入りぃぃぃー?


 本当に世の中どうなってるんでしょうねぇ?
 九州南部が昨日30日、四国が本日31日に梅雨入りしたげな。えらいこっちゃ?って思っていたら、例年と比較するとそれほど早くないらしいですわ。おほほ。しかし、もう梅雨入りですか?折角、NJP Temma 2にμ250CRSを乗せて写そうと根性を決めたばかりだったのに。とほほ。
 
 ところで、ここ1週間は、体調がチョー悪くて、本日は酒をかっくらってほぼ寝ておりました。死ぬまでしか生きられん。これを、スーパー・ストリング理論と言う。言わん、言わん。
 
 話が変わりますが、今尚休館中の「こっつぁんち」(長野県野辺山の民宿)の庭にどーんと鎮座している「小梨の木」があります。私は、この季節には行ったことがないのですが、花が満開なのだそうです。
 すああああああす、色々ありまして、近く、伐採されることになったそうです。何か寂しいなぁ。1985年に初めて「こっつぁんち」に来た時から、ずっと僕チンを迎えてくれたのですが・・・なくなるのも、これまた時の流れ。諸行無常の響きあり。
 

 こっつぁんのブログからがめさせて貰った「こっつぁんち」の小梨の木。
 実は、小梨は、上高地でも群生しておりまして、いつかは見たいと思っています。1993年に一度だけ、上高地の小梨平でテントを張ったことがありますが、それは、8月のことでした。およよ。
 

 いつもの、文章とは全く関係ない写真。イランの岩塩の顕微鏡写真です。この写真では、位相差をかけておりませんので、普通の生物顕微鏡で撮ったものと同じです。QHYCCD社のQHYⅢ174CなるCMOSカメラで撮りました。動画から「AutoStakkert!3」でスタック、そして、「Registax Ver.6」でウェーブレット処理をして、Mac版PhotoshopCS6で最終画像処理しています。
 塩をとても薄く水に溶かした後、そろり、そろりと乾燥させますと、大きくて形の綺麗な結晶になります。しかし、ミネラルがある分、純粋な塩の結晶とはチト異なり、不純物?が混ざりますね。
 

 これは、位相差を少しかけたものです。自然ってとっても不思議ですねぇ。
 ちなみに、透明に近い対象物ですと染色しないと分かりづらくなるものですが、位相差顕微鏡では、それが染色しなくても分かりやくなります。透明に近い対象物を、もっと、くっきり見る顕微鏡としては微分干渉顕微鏡なんぞがありますが、あやつは、数百万円しますからねぇ。誰が買えるかー、ちゅー感じです。それに、文系のジジイが遊びで使っているので、これでも十分すぎる性能です。
 

この写真は、レイマーの位相差顕微鏡を購入して、割と初期の頃に撮った味塩の結晶です。デジタル一眼で撮っています。なんか、これが一番綺麗に写っていますねぇ。
 

本来は、この日の項目にアップすべきではないのですが、6月1日に位相差顕微鏡で撮った味塩の結晶です。何か、おとろしかー。結晶の斜面?にモヤモヤと写っているのは、グルタミン酸なんぞでしょうか?知らんけど。
 
 最後に、体調が悪い、悪いと、ほざいてばかりでは、何も始まりません。そろそろ、本気で「1978年蝶ヶ岳讃歌」なる登山記録動画を作成しようと思っております。そして、運動もきちんとして体力をつけ、柔軟性も回復したいと思っております。おお?ネガティブ・アホ衛門はどこへいったんやー!
 

2005年8月に、蝶ヶ岳から撮りました。屏風岩にかけて虹が架かっていました。アホ衛門よ、あの虹の彼方へ走っていくのだ!!


貧相アブ衛門の嘆き817


2020年5月28日(木)


あの時を忘れない。


 夏が近づくと、あの時のことを思い出します。
 それは、1978年7月下旬から8月上旬にかけて行った「星見登山}です。ヤマト同心の「タチゲ」と初めて行った、奥上高地の徳沢、そして蝶ヶ岳です。すべてが初めての経験で、その旅を実現するまでに、一体どれほどの事が起こったでしょうか?下手な小説も真っ青な、信じられないドラマの連続でした。
 
 徳沢に着くと、ここから見える「明神岳、前穂高岳」をバックに星を撮りたいと、撮影場所を探しまくりました。そして、何とか見つけたのが、梓川の人工の堤防でした。
 当時、その土手は出来てからあまり時間が経っていなかったのでしょう。岩を束ねていた針金も殆ど錆びていませんでした。堤防の周りの草木もあまりなく、星達がよく見えていました。
 
 あれから42年の月日が流れました。記憶は鮮明さを失いつつあります。しかし、確かにそこには、ヤマト同心の「タチゲ」がいました。そして、7等星が見える、驚異の星空がありました。
 

 真ん中の「タチゲ」は、本当はサングラスをしていません。あったりまえー!右端のおねいちゃんは、そこにはいませんでした。あったりまえー!
 アホ衛門、20歳の夏の日の思い出でした。


貧相アブ衛門の嘆き816


2020年5月27日(水)


季節が変わるのすら・・・


 もう5月も終わりに近づいています。しかし、新型コロナウィルス感染のこともあり、季節が変わっていくことすら気が付いていませんでした。
 新緑の季節。好きなんですよねぇ。若くて生気に満ちあふれている、色とりどりの若葉燃える季節。・・・しかし、そんな季節も過ぎていきつつあります。
 

これは、2007年4月29日に、鳥取県の大川寺に向かう途中で撮った風景です。桜が咲いていますねぇ。「Luminar 4.2」(ルミナー)でAI補正をかけています。
 

 さみしさの徒然に♪ 2007年8月の蝶ヶ岳から風景を元に、またも頭のいかれた合成写真を作ってみました。女性のスタイルの良いこと、良いこと。アホ衛門と同じ人類とは思えませんねぇ。シクシク。
 これも「Luminar 4.2」でAI補正と合成をした後、Mac版PhotoshopCS6で最終加工しています。


貧相アブ衛門の嘆き815


2020年5月26日(火)


ついに出た「高橋製作所のTEMMA3」


 新型コロナウィルス感染拡大の影響で、遅れていたと思っていた「高橋製作所のEM-11 TEMMA 3」の発売が6月になると発表がありましたねぇ。
 ふむふむ、無線LANに対応して、スマフォからでも自動導入が出来るげな。そいつは、良かったねぇ。
 ・・・しかし、期待していた「月追尾モード」も採用されませんでしたし、装置の接続がちいとややこしいぞぉ。
 高橋製作所の赤道儀は「設計が古いながらも、質実剛健、精度、強度も言うこともなし。」と言ったイメージでしょうか?しかし、早くビクセンの様なコントロールボックスからの自動導入や、月等の追尾モードを採用して貰いたいと思っていました。しかし、それは、採用されませんでしたねぇ。ざんねーん!!どっちみち買えないけどねぇ。
 

TEMMA3は、スマフォからも自動導入出来ます。
 

まず最初に、6月に発売されるのが「小型のEM-11 TEMMA 3」です。その後、EM200とEM400にも採用されるようです。デザインは基本的にはこれまでと一緒です。出っ張りをなくして、パーツをすべて内蔵して欲しかったなぁ。
 

この電源インターフェースが必要になるのですが、これも、赤道儀本体か、コントロールボックスに内蔵して欲しかったなぁ。邪魔なんですよねぇ。接続の仕方が少々ややこしいし。
 
 以前にも書いたのですが、私の持っている最大の赤道儀は、高橋製作所のNJP Temma 2です。これは、設計が結構古いんですよ。極軸望遠鏡も、時角を計算?したものから導入しないといけないし、方位方向の粗動回転は出来ませんし。何よりも、恒星時運転しか出来ませんので、恒星時より遅い月の動きにはズレが出てしまいます。
 TEMMA3には、こう言った点も改良してくれることを臨んでいたのですが、今回はだめだったですねぇ。
 貧弱なジジイになったアホ衛門は、NJP Temma 2を持っての移動はかなりしんどくなってきました。いっそのこと、それを売り払って、ビクセンの中型赤道儀「AXJ」を買っちゃいますか?まるで、金がないので現実的な話ではないですけどねぇ。AXJ赤道儀は(SXP2赤道儀もAXD2赤道儀も)コントロールボックスである「STAR BOOK TEN」で自動導入したら、その対象物の追尾モードになるのがすごいですねぇ。例えば、月を自動導入したら、恒星時運転ではなく、月追尾モードでガイドしてくれるのです。月を撮影する人にはありがたいですねぇ。
 

これが、ビクセンのAXJ赤道儀です。ピリオディックモーションは±4秒以内。消費税別で19万円もする「ビクセン AXJエンコーダー」を新たに購入すると、ピリオディックモーションは、驚異の0.5秒になります。でも、冷静に考えると、AXJは、高橋のEM200シリーズと、強度面などでは、それほど差がないような気が・・・かと言って、AXD2となると、NJP並みの体力や根性がいるんでしょうねぇ。
 
  話が少しズレますが、ビクセンのフラッグシップAXD2赤道儀は、同社の中でも、ちょっと別格で、ピリオディックモーションもメーカー公称値で±2.8以内となっています。(実際には±1秒程度というの大当たりの赤道儀をゲットされている方も多いようです。)クランプを締めると、望遠鏡が動くという「クランプ問題」もないようですからね。


貧相アブ衛門の嘆き814


2020年5月24日(日)


やはり駄目か・・・


 昨日は、撮影に行けなかったこともあり、また酒をかっくらって寝ておりました。
 そんなこともあって、朝3時頃に目を覚ましました。ベランダに出て空を見ました。「あっ、晴れとる。」そこには、木星と土星がギンギラギンにさりげなく輝いておりました。(若い子には、このギャグ、分かんねぇだろうなぁ?)
 ああ、そうだ・・・慌てて、スワロフスキーのEL8.5×42双眼鏡を取り出して、辺りを探しまくってみました。どうも角度が違うなって、ドアを開けて反対側から探してみました。でも、モヤもあるみたいで、見つけることが出来ませんでした。それは「スワン彗星」です。まあ、高度もかなり低いですし、5等級の後半の彗星ですから、まあ、無理もない話です。
 

これまた、文面と全く関係ない写真です。以前撮った(2014年のものか?)アンドロメダ大星雲を加工して、RGBのうちG(ブルー)だけを取り出したものです。もっと星雲をあぶり出したいところですが、まあ、ある意味自然な感じでしょうか?違うかー?
 
 後から後から、どうでもよい話の追加です。おほほ。
 その昔、高原ではペンションのブームがありました。僕は、いつも、野辺山の「こっつぁんち」ばかりに泊まっていました。そこで、1989年に甲斐大泉だったと思うのですが「ペンション ステルラ」と言うペンションに泊まりました。相棒のタチゲと二人でです。
 そのペンションには、望遠鏡のドームもありました。中には、多分、アスコの21cmニュートン式反射望遠鏡が収まっていました。
 憧れのペンションでしたが、野郎だけで泊まるのは、まるで面白くなかったですねぇ。他のお客さんとは、食事の時にチラッと会うだけで、交流もありませんでしたし。また、トイレの鍵が壊れていて、外に出ることが出来ませんでした。まだ身軽な年だったので、ドアをよじ登って外に出たことを思い出しました。
 

2014年2月16日の「アブ衛門の嘆き」にも登場した写真の、再アップです。「ペンション ステルラ」に装備されていたドームの中の写真です。
 
 今、野辺山の民宿「こっつぁんち」は、新型コロナウィルス感染拡大のため、休館中です。息子さんが帰ってきて「カナディアン・ロッキー」なる店を開く予定で、工事をしています。・・・おら、やっぱし「こっつぁんち」がええなぁ。
 

これは、多分1988年の夏に「こっつぁんち」の玄関前の道路で撮った写真です。あの頃は、いろんな人が来ていましたねぇ。楽しかった時代です。


貧相アブ衛門の嘆き813


2020年5月23日(土)


残念−!!


 「おお、新月期で晴れとるがなぁ。」しかし、何か体調がとってもまずいど。何か知らんけど、アホほどダリィーどぉ。
 しかし、考えて考えて、アホ衛門は用意をし始めました。どの組み合わせでいこうか?えーい、ヤケクソぢゃ。ドクソ重いセットでいきましょう。
 かくして、アホほど時間と労力を費やして、車に運び込みました。仕事でも使えると思って買った代車がとても役に立ちました。これがなかったら、多分5倍以上の時間がかかったでしょう?(知らんけど。)
 天気予報は、宵のうちは一端天気が悪くなるとのこと。てなことで、ちょっとだけ「おねんね」しました。ですが、体調は回復しません。特に熱があるわけでもないし、どうしたのでしょうか?・・・念のために気象衛星写真を確認しました。あ・・・ゲロゲロ、この分ぢゃしばらくは薄雲の中だ。・・・駄目だ。諦めましょう。
 

軽量の代車です。この写真ではビクセンのSXP赤道儀のアルミケースが乗っていますが、今回は高橋のNJP-T2のケースを乗っけて、車に運びました。そのうち、壊れるかも。
 

これは、19時の気象衛星写真。この分では、晴れるのは22時は過ぎるな。それとて、当てにはならんし。
 

 今回、持って行こうとしたのが、私の持っている機材の中では、最重量の組み合わせでした。高橋製作所のNJP Temma 2 Z赤道儀の出動は何時以来でしょうか?また、JメタルJ三脚の出動は、初の予定でしたが・・・悲ぴぃー!!
 また、撮影条件がとても厳しかったとは言え、「スワン彗星」の撮影は・・・終わった。
 

これは、2018年11月に撮った「アンドロメダ大星雲」を超自己流で画像処理しまくったものです。中心部は白飛びしているし、画像は荒れてるし・・・はよ、画像処理をちゃんと勉強しなくては・・・


貧相アブ衛門の嘆き812


2020年5月21日(木)


遊びの続き。


 「Luminar 4.2」なる画像処理ソフトの続きなんすけど、アホ衛門は、頭が悪すぎて往生こいています。あるいは、私が考えていたソフトとは少し違っていたのかも知れません。勿論、結構遊べるソフトであるのには間違いないのですが・・・
 

以前「蒜山SA」から撮った「大山南壁と烏ヶ山」です。この写真、構図は悪かったのですが、好きな風景ですよ。

またも、おちゃらけで、夕暮れの雲と雷を合成してみました。何ちゃって合成なので、不自然なところが結構あるのですけど・・・


貧相アブ衛門の嘆き811


2020年5月20日(水)


ありがたやー。


 「Luminar 4.2」なる画像処理ソフトなんですが、アホアホ星人のアホ衛門は、なかなか理解出来ません。こまったちゃんですなぁ。ですなー総統万歳!ふふふふ、このギャグが分かるかなぁ。
 と、ネットを探しておりましたら、結構、詳細に且つ分かり安く説明しているサイトを見つけました。これは、ありがたい。少しながら使い方が分かってきました。
 
 https://www.youtube.com/watch?v=UnpBzL9quRA
 
 話がワープしますが、もう一つ購入した画像処理ソフトの「Aurora HDR」で、以前撮った「アンドロメダ大星雲」を処理してみることにしました。しかし、「撮った画像の大きさが違いまっせ。」なるメッセージが出て前に進みません。どぼじで?ならば、Lightroom Ver.5で処理してみようと。しかし、同様のメッセージが出て駄目です。・・・ぐれよっかなぁ?
 そこで、PhotoshopCS6でHDR処理をしてみました。多分、方法は山の如くあるのでしょうが・・・ネットからがめた方法の一つで試して見ました。
 

 この小さな画像では粗が分かりにくいのですが・・・結果は「あーあ・・・」みたいな画像になっています。元の大きな画像では、もう少しマシだと思っていたのですけどねぇ。ホンマ、いい加減一から勉強し直さないと駄目ですねぇ。


貧相アブ衛門の嘆き810


2020年5月17日(日)


物欲のかったまりぃー!


 こんつわー、貧相土左衛門です。頭が腐っています。完璧に腐りきっています。そいつは、前からぢゃ。今頃気がついたんかー?
 
 このところ、天体写真とか、望遠鏡とか、画像処理の動画を、ネットから探しまくっております。それを見ていると、まあ、何と、私の知識が浅すぎることよ、って痛感します。Photoshop 一つにしても、あまりにも、機能を使っていないのですわ。完璧なアホですわ。いっぺん、極楽浄土に行った方が良いかも知れません。あるいは、酒池肉林の極刑に処して下さい。多分、後者の方が宜しいかと存じます。何とぞ後者にして下さい。
 
 して、そんなYouTubeを見ておりますと、やたら「Luminar 4.2」なるソフトのCMが入るんですねぇ。何か面白げなソフトです。酒を飲んでおりましたので、思わずポッチってしまいました。
 ついでに「Aurora HDR」までポチりました。HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に比べてより広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現できる表示技術です。つまり、異なる露光で何枚か撮った写真を合成して、陰影の幅の広い写真に仕上げる技術です。例えば、通常に撮れば、暗い場所は潰れてしまいます。また、明るい所は白飛びしますよねぇ。これを合成して明るい所から暗いところまで描写しようとするものです。勿論、Adobe社のPhotoshopでも、同社のLightroomでも出来ます。しかし「Aurora HDR」の方が評価が高いようです。(ちなみに、私、LightroomはVer.5を持っていましたが、アクティベートをしていなかったので、慌ててしておきました。でも、使い方がよう分かっておりません。アホでんなぁ。)
 
 話が戻りますが、「Luminar 4.2」はインストールしてみたのですが、ある機能が作動しません。(これは、私の勘違いであったのですが・・・)そこで、ちょっといじっていたらまともに起動しなくなりました。そこで、アンインストールして再度インストールしました。でも、何か体験版になっているみたいです。フォローしてくれるサイトは英語なので、あまり理解出来ておりません。体験版のままだとしても、シリアルナンバーは貰っていますので何とかなるでしょう。
 

これは、2007年に北アプルスの蝶ヶ岳で撮影したものです。原画です。
雷雲が押し寄せて雷が落ちた風に加工しています。

  何故か穂高連峰の上に富士山があります。更に、左下に写り込んでいたカメラと三脚の影を消しています。
 これが、ちょい、ちょいと出来るのですから、私の様にアホな人には遊べるソフトです。Photoshopを使いこなしている人なら、まあ、いらないソフトかも知れませんねぇ。(実を言うと、未だ使い方をあまり理解しておりません。おほほ。)
 
 また「Luminar 4.2」はAI技術を使って処理をしますので、ポートレート何ぞでも簡単に画像処理が出来ます。・・・出たな、変態!!否、お父様の味方。
 

これは、オリジナル画像にサングラスをかけたもの。

「Luminar 4.2」で加工したもの。顔を少し細く、明るくして、歯を白く、唇を赤くしました。全体にも少し色調を加工しています。パット見た目には変わって見えませんかねぇ。
 


貧相アブ衛門の嘆き809


2020年5月16日(土)


どわわわわー!!


 このホームページを作成しているソフトは「Bind  for Web LiFE 10」なるソフトです。一応、Windows版もあるのですが、知っている人は少ないかも。
 このホームページ、人に見てもらうと言うより、自己満足のために作ったようなものです。従って、私がメインで使っているi Mac Pro(27インチ4Kディスプレイ)で一番見やすい様なレイアウトになっています。(ホンマかー?)しかし、それでも、このHPを見てくれているコアな人もいらっしゃるようです。もしかしたら、その人達は、スマフォで見られていることも多いのでは?と思い始めたのです。
 「スマフォで見られるようにするには、どうしたらエエんや?アホ衛門は頭悪いんだよ。うり、うり。」と、試行錯誤すること幾星霜。
 「おお、これだ。」・・・でも、「これまでの形式から変換すると、レイアウトが変わる可能性がありまっせ。」と書いてあります。ならば、複製を作って、試して見るか?しかああああし、複製からだとサーバーを新たに指定しないといけません。もしかしたら、重複して料金を取られるのでは?
 かくして、覚悟を決めて?否、酒をかっくらって変換をすることに致しました。アップロードすると「およよ?スマフォでも見やすいレイアウトになっているのかと思ったら、意外にごちゃごちゃして見づらいがな!」
 そればかりではありませんでした。何故か、文字の大きさが結構でかくなってしまっていました。どよよよーん。これを元に戻すには、1つずつ直していかないと駄目です。インスカンダルに着いてしまうほどの時間を費やして直していきました。うーむ、完全オケツのアホぢゃ。でも、一部、思った通りには直っておりません。
 
 話が、変わりますが、昨日39県で緊急事態宣言の解除が宣言されましたね。ま、相手が未知のウィルスですから、まだまだ用心をしないといけませんね。アホ門も、基本的に引きこもり生活を続けています。
 

好きになったオナゴと星を見たいと、まだ思っているアホ衛門であった。終わっとるがなぁ。


貧相アブ衛門の嘆き808


2020年5月13日(水)


テストは続くよ、どこまでも ♪


 今日も、ベランダでのテスト撮影は続きます。
 まずは「ステラショット2.0c」の「スーパー・ポーラー・アライメント」で極軸を追い込みます。しかし「およよ?」みたいな結果になってしまいました。3度ほど補正をかけて、修正したのですが、その画面を間違って保存したようで、同じ画像が保存されていました。完璧にアホぢゃ。
 

これが、「スーパー・ポーラー・アライメント」で極軸を追い込んだ1回目の画面です。前回より悪くなっておるがなぁ。その後、2度補正をかけて修正したのですが、その画像が保存されておらず、最終的に、どれほどの精度で極軸セッティング出来たのか不明です。(この画像では、上に7分もズレていて、チト問題です。)
 
 
 それでも、気を取り直して、撮影を行いました。今回も「ステラショット2.0c」は、有線で使用しました。
 

TOA130Sにレデューサを付けて、SEO Cooled 6Dと言うフルサイズデジイチで木星状星雲(NGC3242)を撮ったものです。元画像には、とーっても小さいので、相当にトリミングして、リサイズ処理をしたものです。この画像は、IDAS社のNB-1フィルターを使用しました。

 

これは、TOA130S+レデューサに、ZWO社の「ASI 183MC Pro」なる冷却CMOSカメラで撮った「M104 ソンブレロ星雲」です。解像度を落として、対象が大きくなる設定で写しました。ゲインは300程度、露出は3分程のものを10枚未満でコンポジットしています。もっとバカスカ撮ってコンポジットすべきですねぇ。以前撮った時とあまり変わっていないかもです。撮影は「SharpCap3.2」を使用しました。
 

これは、前回もアップした「ケンタウルス座の電波源A」です。望遠鏡が殆ど水平になるくらいの低空で撮ったものです。星が流れているのは、大気の浮き上がり?否、機材のバランスが崩れたことの影響がでかいですかねぇ。これも「SharpCap3.2」での撮影です。
 

おまけです。メインで使用している外付けハードディスクが、結構断片化しておりましたので、処理しました。何と10時間近くかかりました。死ぬどー。
 

 更に、おまけです。2018年8月にベランダから撮った火星です。「ADC 1.25″大気分散補正プリズム」を使用しませんでしたので、大気差による色ズレがひどかったのですよ。そこで、PhotoshopCS6を使って、R、G、Bの画像を切り取って、うまく合わせて画像処理を終えていました。
 と、「ステライメージVer.8」を操作しておりましたところ、すんごく便利な機能を見つけました。それが、「惑星色ずれ補正」です。これは、ちょいちょいと操作しただけで、色ズレをある程度補正してくれるんですよ。何で、今頃気がついたんやー?つーても、やはり、「ADC 1.25″大気分散補正プリズム」をうまく使用していれば、もっと綺麗に撮れたんでしょうねぇ。



貧相アブ衛門の嘆き807


2020年5月12日(火)


ダミぢゃ、こりゃあああ!


 相変わらずの超アホ衛門であった。いとかなし。
 ステラショット2.0cの「スーパー・ポーラー・アライメント」を更に追い込んで、完璧な極軸を合わせようと思っておりました。すかああああす、結局、前と変わらんぢゃん。どよよよーん。今度は、ファインダーで合わせるのではなく、TOA130Sのライブビュー画面できっちり合わせたつもりでしたが、ほぼ前と変わらなかったのです。こりは、柳生一族の陰謀か?
 

今回は「スーパー・ポーラー・アライメント」を使って、基準星?をライブビュー画面の真ん中に導入したのですが・・・(ちと暗い星のため、見にくいですねぇ。)
 

おろ?前の時より、わずかですけど、方位側の精度が悪くなっております。どよよよん。
 
 ぐれたアホ衛門は、今回は、ZWO社の「ASI 183MC Pro」で撮ることにしました。相変わらず、このカメラをステラショット2.0cに接続すると、場合によっては、フリーズしてしまいます。私の理解力がないんでしょうねぇ。ピント出しも困難です。うーむ、柳生一族の陰謀、恐るべし。てなことで、またもや、「SharpCap3.2」でピント出し、そして撮影です。やっぱ、元に戻っちゃいましたねぇ。
 

TOA130Sで撮ったとは言え、出来が悪いですねぇ。いつもの、木星状星雲です。10枚コンポジットしています。



貧相アブ衛門の嘆き806


2020年5月11日(月)


往生しまっせ。


 我が輩はアホである。うむ、うむ、それは周知のことぢゃ。おほほ。
 
 ところで、市役所から「固定資産税をおさめてちょ。」なるDMが届きました。「分かっとりまんがな。どれどれ、いかほどぢゃ?」「ひょえええええ!」前年の額を覚えていなかったので「こんなに高かったのかよ?」てな感じで驚きました。いとをかし。早速、まとめてお支払いしましたが・・・シクシク。
 思えば、ここ最近、何かすごい出費だったどー。分かっちゃいるけど、ショック。自動車税、自動車の任意保険、「ステラショット2とGearBox」の引き落とし。なのに、新型コロナの影響で在宅勤務になることが多く、外勤手当は付きません。また、私の給料体系は、休み中は給料が支払われないのです。GWの長い休みを考えると、次の給料が恐いです。生活保護を受けようかなって・・・
 
 さて、気を取り直しましょう。夜になってから、ベランダに望遠鏡をセットしました。今回は「GearBox」での無線接続でのテストがメインです。
 しかああああし、これが往生しまっせ。どうやらWiFiが安定しないようで、試行錯誤のうえ、ようやく接続して「よっしゃー!これでOKぢゃ!」と思ったら、トラブルの連続です。時間だけが過ぎていきました。結局「ステラショット2.0c」は、有線で接続することとなりました。アホぢゃ、アホぢゃ!「はい、ここ大事なところですから二度言いましたよ。」
 

うちのベランダは狭く、TOA130Sをセッティングすると、実に窮屈になります。TOA130Sのフードは、途中までしか伸ばしていません。
 
 まずは「スーパー・ポーラー・アライメント」のテストです。向けた場所が悪かったらしく、これまた中々セッティングが出来ません。それでも、ようやく作動致しました。
 まずは、いつもの様に、PHD2.6.8のドリフトアライメント機能で、ある程度極軸設定をしておきました。その後、「スーパー・ポーラー・アライメント」で計測したのです。結果は、思ったより良かった感じです。
 

これが、PHD2.6.8のドリフトアライメント機能で、何ちゃって極軸セッティングした後に、計測したものです。思ったよりは良かったりして・・・でもないか?
 
 計測後、最初に導入した星を再導入して、ファインダーを見ながら、赤道儀の微動装置を使って、星が視野の真ん中に来るように、東西南北を合わせました。そして、再度計測。「おお、これは、許せるぞ。」ちゅーくらい極軸のセッティングが出来ました。
 

「スーパー・ポーラー・アライメント」で計測後、修正をした後、再度計測したもの。方位、高度とも2分程度のズレに収まりました。これなら、惑星などの強拡大撮影でも、対象物は視野から逃げていかないと思います。
 
 実は、今回、久しぶりに高橋製作所のTOA130S鏡筒を使いました。しかし、久しぶりにセッティングは、結構大変でした。TOA130Sは、3枚玉のEDアポクロマートなので、非常にバランスが悪いのです。レンズ側がアホほど重く、口径25cmのμ250CRSの方が、かなり軽く感じるほどです。何回か落とすのではないかと不安になる場面がありました。マッチプレートの固定位置も二度ほど見直しましたし。
 更に、TOA130Sの伸縮式ファインダーを伸ばすと、狭いベランダが更に狭くなります。更に、ケーブル地獄に陥りました。足にケーブルを引っかけて、危うく断線させることが何度かありました。
 

M104(ソンブレロ星雲)を撮ってみました。ISO1600、30秒の21枚コンポジットです。しかし、何か縦縞のムラが出ていますねぇ。透明度が悪い上、低空での撮影が悪かったのか、それとも、違う原因があったのか?
 

 更に、ムラだらけの写真になってしまった「ケンタウルス座の電波源A」です。超低空で、モヤもあったので、こんな写真になってしまいました。
 この天体、中学生の頃に「パロマー山天文台」で撮られた写真を見て、一番好きになった天体です。もっと、条件が良いところで写したいなぁ。
 ちなみに、今回は「ジムケンドリックのバーティノフマスク」を使ってピントを出しましたが、3枚玉アポクロマートは温度順応が悪いので、途中で、ピントの位置を修正する羽目になりました。結構、ズレるもんですぞ。



貧相アブ衛門の嘆き805


2020年5月10日(日)


ほぉー、こんなお店?があったんだ。


 昨日の続きなのですが、ネットでいろいろな天体用のYouTubeをみておりました。
 と、画像処理をアップされている、ある方の、機材に、ふと目がとまりました。「何じゃ、このポタ赤?」
 
 その方が使っていたポタ赤と言うのが「SS-one」と言う、埼玉県の会社が作られていた「SS-one ポータブル赤道儀」というモノでした。どうやら、現在は販売終了されているようですが、なかなかすごいポタ赤のようです。
 現在は「SS-one トラベラー」なる、移動用の赤道儀を発売予定のようです。中型赤道儀でありながら質量約3.8kgです。商品化されるのは、ハーモニックドライブを採用されたタイプで、価格は330.000円のようです。「電子極軸望遠鏡」「オートガイダー 」「自動導入 スマフォからも動作可能」も出来る様です。
 よく分かっていませんが、K-ASTECさんのように、ある程度作成されたら販売終了になる可能が高いようです。
 

ネットから勝手にがめさせて貰った「SS-one トラベラー」です。金もありませんので購入する予定はありませんが・・・
 
 それより、ちょっと興味があるのが、三重県津市にある「アイベル」さんの「同焦点対象確認フリップミラー」です。これがあると、μ250CRSでもうまく使えるのかぁって考えてしたりしています。
 

これが、アイベルさんが販売されている「同焦点対象確認フリップミラー」です。実は、デジイチではなく、冷却CMOSカメラを付けたいのですよねぇ。90°直角側には眼視で確認できるようになっていますが、ここにヘリコイド装置が付いているのが「ミソ」なんすよねぇ。
 
 話が変わりますが、4月28日から29日に行った、μ250CRSでの撮影。やはり、架台はNJP-Temma 2 Zが良いなって思いました。だって、風の影響を受けますからねぇ。勿論、他の強度とか精度の面でも・・・
 

TOA130S鏡筒は、EM200 Temma 2 Zでもそこそこ写真がとれますので、この写真のシステムでも、まあ、問題ないのかと。
 

 一方、μ250CRは焦点距離もあるうえ、風の影響を受けますので、はやり、架台は大型のNJP Temma 2 Zの方が宜しいかと思っています。先ほど、鏡筒を乗せ替えて写真を撮ってみました。しかし、それには、私の体力をパワーアップする必要性がありますねぇ。ちなみに、TOA130S鏡筒とμ250CR鏡筒の重さなのですが、TOA130Sの方がバランスが悪いので、体感的には遙かに重く感じます。
 それにしても、μ250CRは、フルサイズデジイチで撮ると、周辺減光が結構目立ちますので、はやいとこ、フラットの撮影等、何からの対策を早急にしないといけません。



貧相アブ衛門の嘆き804


2020年5月9日(土)


疲れました。


 昨日は、お仕事で、ちいと疲れました。朝から体調がすこぶる悪い中、走行距離は500km越え。腰、背中がアホほど痛くなりました。ジジイぢゃのぅ。照れまんな。照れるな、照れるな。
 
 さて、本日は、いつものクリニックを受診。その後、クリーニング屋さんに行った後、散髪にも行ってきました。身長は伸びないけど、髪の毛は伸びるのぢゃ。これが、特殊相対性理論の原理ぢゃ。どこがぢゃ?
 
 話が変わりますが、これまで買った「ポタ赤」を、部屋の中で、ちょっと組み立てて見ました。現在持っているのは、Unitec社のSWAT-200、K-ASTEC社のGF50、アストロトラック社のTT320Xです。
 2008年に買った初代TT320Xは、タンジェントスクリュー方式のものですが、精度が高い上、メーカーの話では500mmをガイド出来ると言うものです。現在はT320X-AGとなり、1軸ながらオートガイダーも取り付けられる設計になっています。私は、初代のものを、よく登山に持って行きました。ガイドに失敗することは、ほぼないほど良い性能を有していました。(以前は、国際光器で扱っていましたが、今は・・・個人輸入?)
 K-ASTECのGF50は、高橋製作所のポタ赤である「スカイポート」をベースに、K-ASTECの川野代表が改造したポタ赤です。(あったいう間に、販売終了。K-ASTECでは、1ロットで販売終了することも多いようです。)これは、予想外に?性能が良く、もしかしたら、現在、ポタ赤では一番使っているかも知れません。
 
 一方、SWAT-200は、最初、ちょっとテストしただけで、その後、殆ど使っておりません。そもそも、ポタ赤の出番が少なくなったことも大きいですが・・・恐らく、最初のセッティング?が悪かったためだと思いますが、思った結果が出なかったことで、使わなくなったのです。しかし、これは、メーカーさんにも大変申し訳ない事ですね。
 
 西の天体写真の大御所である「Ryutao氏」は、この機材をきちんとテストされていて、ピリオディックモーションは、±10〜14秒と書かれています。これは、この大きさのポタ赤としては、かなり優秀な値ですねぇ。(GF50は、川野氏が実際の値の平均をとって±15秒とのこと。)とにかく、ちゃんとテストして、ちゃんと使ってあげないと可愛そうです。
 

これは、Unitec社のSWAT-200のフル装備です。オプションを購入して、ドイツ式赤道儀式にしています。この方が、バランスが良いので、精度の良いガイドをしてくれるはずです。また、実際に使うことは、殆どないと思いますが、ラセルタ社のM-GENと言う「スタンドアローン」のオートガイダーも付けてみました。(実際には、バランスウェートは、写真よりもっと下にしないとバランスは合いません。)スワン彗星の撮影にも使ってみたいところです。



貧相アブ衛門の嘆き803


2020年5月5日(火)


何とか・・・


 昨日から試しています、ZWO社の「ADC 1.25″大気分散補正プリズム」をフリップミラーに取り付けた場合のピント出しのお話です。
 何とかピントが出ました。えかったわー。と言っても、天候が悪いので、遠くのビル何ぞで行いました
 

 

 初め、上のシステムで試して見ました。しかし、黄色い矢印の部分を開けないと、CMOSカメラ側とアイピース側のピントが合いません。それでも、アイピース側のピントはそこそこズレています。うーむ。
 結局、下の写真の様に、ビクセンのフリップミラー「純正の筒」を付けました。すると、まあ、何とかなる程度のピント出しが出来ました。これまで、この筒は長すぎると、使っていなかったのですが・・・何だかなぁって気分ですわ。


 


貧相アブ衛門の嘆き802


2020年5月4日(月)


やはり、緊急事態宣言延長。


 本日、緊急事態宣言の延長が発表がありました。当たり前と言っては当たり前の措置なのでしょうが・・・やむなく休業を強いられたお店の方々、学校に行けなくなった生徒さん達。その他にも、殆どの方が大変な状態を強いられています。そこに更に自粛が延長です。今後は「新しい生活様式」と言うことで、若干規制が緩められた感はありますが・・・しかたないと言ったら、そうなのですが・・・
 
 さて、話が変わります。
 
 本日、部屋の中から「ステラショット2」「GearBox」「PHD2.6.7」「ZWO ADC1.25″大気分散補正プリズム」何ぞの簡単なテストをしておりました。(遠くの建物を使ってです。)
 
 まず、念のため「ステラショット2」と「GearBox」の組み合わせの再テストです。今回は、望遠鏡、CMOSカメラ、オートガイダーとも「GearBox」で接続出来ました。とりあえず動いているようです。
 しかし、問題だったのは「GearBox」で接続したZWO社の「ASI 183MC Pro」です。これは、駄目でした。接続が確認できただけです。撮影ボタンを押すと、途端にソフトが落ちます。一方「ASI 290MC」の方は、ちゃんと撮影出来ました。そこで、有線で「ステラショット2」を繋ぎ直してから「ASI 183MC Pro」で撮影をしました。と、今度は成功しました。無線では、この大きなデータを制御するのは無理なのでしょうか?
 また、先日も痛感したのですが、CMOSカメラを「ステラショット2」で接続すると、ライブビューの転送速度が遅すぎて、ピントを出すことは、とても出来そうにありません。露出時間を切り詰めたりしているのですが、駄目です。出力ファイル形式に問題があった可能性もあります。ちゃんと使っている人もいるはずですから、私のセッティングがおかしいのでしょうねぇ。とりあえず、「SharpCap3.2」等の他のソフトでピント出しを行いました。
 さて、先日のテストで、Windows10のNECノートパソコンでは「PHD2.6.7」の画面が半分白っぽくなって星が映し出されなかった点です。一端、PHDをアンインストールしました。それから、新たにインストールです。ここで、初めて気が付いたのですが、いつの間にか「PHD2」は最新バージョンの「PHD2.6.8」が公開されていました。当然最新バージョンをインストールします。更に、念のために、ZWOの最新のドライバーなどを新たにインストールしておきました。
 

「ステラショット2」と「GearBox」と接続が出来、(黄色い〇の部分)部屋の中ではあるが、望遠鏡、CMOSカメラ、オートガイダーがとりあえず作動しました。しかし、ZWO社の「ASI 183MC Pro」CMOSカメラは、有線でないとちゃんと作動しませんでした。
 

これは、素子が小さめのZWO社の「ASI 290MC」カメラは、無線でも撮影が出来ました。
 
 

有線で「ステラショット2」に「ASI 183MC Pro」を繋ぐと、撮影は出来ました。しかし、ライブビューの転送速度が遅すぎて、これからピントを出すことは不可能です。黄色い〇で囲んだ「ファイルの形式」の変更をすれば、何とか出来るのでしょうか?確か、以前も試して駄目だったような気が・・・
 
 次ぎに、惑星撮影用にと、以前購入したZWO社の「ADC 1.25″大気分散補正プリズム」を試してみました。と言っても、ピントの位置の確認だけです。
 惑星を撮影する時は、拡大率も相当なものになりますので「ビクセンのフリップミラー」を使います。中にミラーが入っており、ダイヤルを回すと90°違う方向に付けたアイピースで、直接惑星を見ながら、視野の真ん中に合わせます。その後、ダイヤルを回して光路をCMOSカメラに切り替えるのです。(光路を短くするために、元々のパーツを取り外し、笠井トレーディングさんの「CNC 42mmT231.7mmアダプター」を2個取り付けています。)
 
 
 しかあああし、この「ADC 1.25″大気分散補正プリズム」を付けると、光路長が更に必要になります。今回、試したところ、結構ヤバいです。ベランダからの低空撮影が多いアホ衛門にとっては、このプリズムは是非使いたいところ。使わないと、色が分離して像が悪化してしまいますからねぇ。さーて、どうしたものか?このプリズムを使わなければ、簡単にピントは出るので、時間をかければ撮影自体は出来るのですが・・・
 
 

これは、μ250CRにADCプリズムとCMOSカメラを付けたもの。ご覧の通り、光路が後ろにかなり長くなるので、フリップミラーまで付けると、多分ピントが出ないでしょう。あー、頭痛い。
 

 あ、ADCのプリズムとパワーメイトの位置を変えてみました。これはら、少し光路が短くなるのでしょうか?変わらないか?
 
 

これは、TOA130Sに、ビクセンのフリップミラーとパワーメイトを介して「ASI 290MC」を取り付けたものです。これなら、撮影は可能です。実際に撮影しておりました。
 

これは2018年8月にベランダから撮った火星です。低空のこともあり、大気分散により、色が分離してボケてしまっています。言ってみれば、安い色収差バリバリの屈折望遠鏡で撮ったのと同じ事になるのでしょうか?この大気分散を補正するためにADCプリズムは是非使いたいところです。



貧相アブ衛門の嘆き801


2020年5月3日(日)


今更ながら・・・


 今更ながらですが「ステライメージVer.8」で、彗星をメトカーフコンポジット処理をしてみました。
 しかし、処理をしようすると、何やら「データを更にインストールしないといけないでっせ。」みたいなエラーメッセージが出てきます。それで、いつも挫折しておりました。説明書きを見ても、アホ衛門の腐った頭では理解出来ません。ネットで検索してみると「ステラナビゲーターVer.11」や「ステラショット2」に「GSC-ACT」なるファイルをインストールしないと駄目のようです。ん?ん?何じゃ、それ?しばし、考えて「ああ、そうか、カスタムインストールでそのファイルもインストールしないと駄目なんだ。」と分かりました。念のために「ステラナビゲーターVer.11」をアンインストールしてから、再度カスタムインストールで全ファイルをインストールしました。
 と、あーら不思議。「ステライメージVer.8」で彗星のメトカーフコンポジットが出来ました。これは、恒星時で、彗星が流れない露出で撮った彗星の複数枚を、彗星の核に合わせてコンポジットしてくれるものです。従って、恒星は流れたように写りますが、彗星の位置はズレませんので、彗星が滑らかに、且つ詳細な描写出来ます。
 うーむ、今更ながらですが、この機能を使っておりませんでした。宝の持ち腐れでおます。更に、周辺減光を軽減する処理もやってみました。これは、何度もやっていましたが、未だ思った通りの結果を得ておりません。正式なフラット補正や、セルフフラット補正、フラッドエイドなどを使っての処理をする必要性がありますが、集中力のないアホ衛門は、いつも途中で挫折しております。いっぺん死刑にしたろか?おほほ。
 

メトカーフ処理した「パンスターズ彗星 C/2017T2)です。まだ、月明かりの残る状態の下、恒星時で撮影した6コマから処理しています。ステライメージVer.8で周辺減光を軽減の処理をしていますが、リング状のムラが出てしまっています。
 

こちらは、上記の写真のピクセル等倍画像です。彗星は流れていません。恒星は少し流れています。と言っても60秒露出の、たった6コマからの処理です。
以前「ルーリン彗星」を撮った時は、彗星の核でガイド出来ましたが、暗い彗星では、そうもいきません。ステライメージの「メトカーフコンポジット処理」は大変助かる機能です。
 

これは、アトラス彗星(2019Y1)の全体画像です。はやり、周辺減光の軽減処理がうまくいっていません。
 

ちょっとバックを暗くしてみました。
 

上記の写真のピクセル等倍画像です。わずか4コマからのメトカーフコンポジット処理したものですが、小さいながら彗星らしい姿をしています。
 

参考までに、2009年2月21日に、TOA130S鏡筒(特殊な設計の口径13cmED屈折望遠鏡)を使って、核をガイドして撮影した「ルーリン彗」です。露出が不足しているような気もしますが、シャープに写りました。(オートガイダーは、手放したSBIG社のST402ME NABGです。)
 
 ところで、スワン彗星ですが、アストロアーツのHPに投稿された写真にすごいのが載っていました。ニュージーランドで撮られたものですが、すごく長い尾を引いています。日本では、これから観測できるようになりますが、日暮れから明けの空に移動して、かなり低空に位置します。何とか撮りたいものです。
 
 更に追加です。捜し物をしていたら、こんな写真が出てきました。
 

 1993年を最後に、タチゲとは登山をすることはなくなりました。その代わり、夏休みに、何度か彼の車で旅に出かけました。
 ある年は、彼の愛車「プレリュード」に乗って九州に旅をしました。当てもなく出かけた旅でした。テントで泊まることだけを決めて。大きなキャンプ場はどこも一杯で、阿蘇方面の小さなキャンプ場に駆け込みました。
 その夜、テントの外に出ると、形の良い木をバックに、素晴らしい星空が広がっていました。また、直ぐ目の前が牧場だったので、じっと止まったままの馬達が、とても神秘的なシルエットになっていたことを思い出しました。
 
 1995年にも、彼と九州に旅に出かけました。彼の愛車は三菱のRVRになっています。いい加減に泊まるところを決めないと思って、これまた、急きょ飛び込んだキャンプ場。まさか、それが、前と同じ場所だったとは!!
 高橋製作所のEM200 Temma Jr.には、セレストロンのC8が乗っています。結露を防ぐために、桐灰カイロをガムテープで貼り付けてありますが、この年は、多分星は見えなかったと思います。



貧相アブ衛門の嘆き800


2020年5月2日(土)


ちょっと試してみました。


 今日も、結構暖かい?日でした。米子でも26°越えでした。殆ど部屋の中に居ましたので、Tシャツ1枚でも大丈夫なくらいでしたよ。
 
 ところで、時間に余裕があったので、色々試してみました。
 
 まず、昨日撮った月なんですが「ZWO ASI 183MC Pro CMOSカメラ」の最大解像度で撮った動画ですと「Registax Ver.6」ではフリーズしてしまいます。そこで、「Autostakkert!3」なるソフトでスタックしてみました。このソフトは、スタックだけをするソフトです。動画で撮ったファイルのコマを一枚ずつ合わせて、画像の荒れを少なくしてくれるものです。何百コマとか何千コマを位置を合わせながら重ねてくれるのです。また、出来の悪いコマを省いてくれる優れものです。
 「Autostakkert!3」を使うと、大きな動画でも、結構速く処理してくれます。その後は「Registax Ver.6」でウェーブレット処理します。超文系ジジイのアホ衛門には、正確には説明出来ませんが、波長ごとにシャープにする処理をしてくれるものです。(多分)Photoshopなどにあるアンシャープ処理も、画像をシャープに見せてくれますが、あれは、見た目にシャープになる処理をしているだけです。「Autostakkert!3」も「Registax Ver.6」もフリーソフトです。こんなありがたいソフトを無料で提供してくるとは、何と心の広い人がいるのでしょうか。なんまいだー。拝むな、拝むな!
 

これは、先回アップしたものと同じファイルを処理し直したものです。あれぇー?前より画質が落ちているような・・・パラメーターを変えて試して見ないとだめですねぇ。
 

これも昨日撮ったものを処理したものです。
 

 これは「ZWO ASI 183MC Pro CMOSカメラ」の最大解像度で撮影したものです。「Registax Ver.6」でスタックしようとするとフリーズしてしまいますが、「Autostakkert!3」ではちゃんとスタックしてくれます。
 しかああああし、何じゃこの眠い画像は!!やはり、元動画が悪いと、どうしようもないと言うことですね。でも、ベランダからの低空撮影ではいかんともしようがないです。とほほ。
 思えば、大学時代に、広島大学に通っていた友人のグビタが撮った月の写真が衝撃的でした。当時の広島大学は、確か町の真ん中にありました。結構老朽化して、手でアシストしないと動かないドームの中に、25cmのニュートン反射望遠鏡が設置されていました。彼は、その望遠鏡を使って、銀塩でビックリするほど迫力のある月を撮っていました。
 現在、アホ衛門は、28cmのシュミットカセグレン望遠鏡のセレストロンC11や、高橋製作所のコレクティッド・ドールカーカム方式のμ250CRSも所有しています。それに、撮影デバイスも、優秀なCMOSカメラを何個か持っています。しかし、私の写真は、当時の彼の写真には到底かないません。とほほです。
 
 
 話が変わりますが、月や惑星用にと、以前購入したCCDカメラがあります。それは、セレストロン社とドイツ・イメージングソー ス社により共同開発されたプラネタリー・イメージングカメラ「Skyris」(スカイリス)シリーズです。確かうちには、2種類ほど残っているはずです。(昨年の9月30日で販売終了しているようです・・・)「SharpCap3.2」でも制御できることが分かりましたので、時間がある時に、試してみたいと思います。
 

これが、大きな素子を採用したSkyris 274C プラネタリー・イメージングカメラです。ボーグ77ED望遠鏡と組み合わせると、月全体が撮影出来ました。しかし、フレームレイトが遅かったせいか、すぐに姿を消してしまいました。
 
 最近は、中国のZWO社とか、同じQHYCCD社のCMOSカメラが圧倒的に優勢です。ま、中国製と言っても、本体のCMOS素子はSONY製なんですけどねぇ。
 
 あ、突然の追加です。
 前にもアップしましたが、1984年8月の鏡ヶ成での話です。当時、アホ衛門は、最初の赴任地の鹿児島市におりました。その夏休み、遊びに行くところが突然なくなってしまいました。と、バイク仲間の友人が、屋久島にツーリングに行こうと言ってくれたのです。とても、嬉しかったです。しかし、直前になって、ある理由から行けないと言い出されました。勿論、彼には正当な理由だったのでしょう。・・・心の狭いアホ衛門は、何か裏切られた気持ちになり、とても落ち込んでしました。
 そんな時、電話を引いていなかったアホ衛門に「タチゲ」から電報が届きました。「ダイセン イコウ ヨウイシテマツ」(大山行こう。用意して待つ。)僕は、その電報を握りしめて、ポタポタと涙をこぼしていました。
 つらいことも多かったけど、楽しいことも多かった時代です。
 

 1984年当時、まだ鏡ヶ成は、ご覧の通りの光景でした。杉(だと思う)が奥の方には沢山生えていました。また、地面には、自然のカヤのような草が生えていました。(それをカットしてあります。)
 高校1年生の時に、この地を初めて訪れてから、幾度となく来ています。この地には、青春の欠片が沢山落ちています。また、勝手に惚れた女性の、甘酸っぱい思い出も落ちています。



貧相アブ衛門の嘆き799


2020年5月1日(金)


5月でんがな!(色々試してみましたよーん)


 5月ですなー。早いですなぁ。しかも、今日は、南風が強く、結構温度が上がりました。米子市の最高気温が28℃だったようです。春でんなぁ。
 
 しかし、新型コロナウィルス感染による非常事態宣言の延長が発表されそうですね。本当に超やばいウィルスです。
 
  ところで、昨日から酒を飲んだくれていましたが、それでも、パソコンの整理何ぞをしておりました。まず、メインで使用している「i Mac Pro」の「Safari」の「ブックマーク」を整理しました。適当に「お気に入り」に登録していたので、サイトを探し出すのが大変でした。しかし、この整理がアホほど時間がかかりますのよ。特にYahoo!のブログが閉鎖されたので、繋がらないサイトが沢山ありましたし、同じものを何度も重複して登録していたりで・・・
 
  ふと、気がつきましたら、昨日「ステラショット2」の2.0cのアップデートが公開されていました。およよ。機能改善や追加、そして、不具合の修正がなされていました。
 同時に「無線制御デバイスGearBox」のファームウエア(1.2.121.3)が公開されていました。慌てて2台のWindowsノートパソコンにインストールしました。めでたし、めでたし。
 
  ついでに、ビクセンの望遠鏡のコントローラーである「STAR BOOK  TEN」のファームウエアのアップデートもしておこうっと。随分前にアップデートしたきりだからねぇ。・・・おお?ありゃ?最新のファームウエアになっとるがな。ゲロゲロ。記憶が飛んでおりましたが、ちゃんとアップデートしていたんですね。アホぢゃ。
 と、ここで、とんでもないことが起こっていることに気がつきました。Windows10が走るNECノートパソコンに入っている「Photoshop Element 14」と「Premiere Element 14」が起動しないのです。何でもインストールする数が上限に達していますとか。おりょぉぉぉ?んなことしたっけ?慌ててアンインストール後に、古いバージョンの「Photoshop Element 11」と「Premiere Element 11」をインストールしようとしました。すかああああす!シリアル番号の書いてる紙やファイルがないのです。どよよよーん。ビデオ変種ソフトの「Premiere Element」の方は、ほぼ使う予定がないのですが「Photoshop Element」は、ちょっとした画像処理をする時に必要なのです。
 落胆していると、東芝のDynaBookに付属していた「Photoshop Element 12」ディスクを見つけることができました。そして、無事インストール。めでたし、めでたし。
 
  しかし、ここで、更なる悲劇が!!  「i Mac Pro」にも、Mac版の「Photoshop Element 14」と「Premiere  Element 14」を入れていたのですが、突然、まともに動かなくなりました。そう言えば、NECのノートパソコンに「Photoshop Element 14」と「Premiere Element 14」にインストールした時、IDだったか、何かを入力しなさいとメッセージが出て、何やら入力した気がします。あれか?あれがすべての元凶か?ぐれてやる、泣いてやる。不良になってやる。シクシク。
 てなことを書いていますが、Mac版の画像処理ソフトは「PhotoshopCS6」が入っていますし、ビデオソフトは「Final Cut Pro」が入っているので、じぇんじぇん問題なし。おほほ。また、Windows用のビデオソフトも何個か持っているし、一向にこたえませんでした。ふん、ふん。ざまーみろ、やーい、やーい。お前の母さん出べそ!!(古い。)
 
  さて、無秩序に話が変わりますが、協栄産業東京店さんのブログを見ていますと、とてもありがたい情報が載っていました。それは、ZWO社が作成したZWO社製ASIシリーズCMOSカメラ専用の撮影コントロールソフト「ASIStudio」の公開です。無料ソフトですよーん。
 これまで、天体用CMOSカメラの制御ソフトは「SharpCap」を主に使っていました。極まれに同社の「ASICAP」も使っていました。
 しかし「ASIStudio」は結構良さげであります。「惑星撮影」「星雲星団撮影」「ライブスタック撮影」の3つの入り口が、初めから設定されているので、私のようなアホアホ星人にも理解しやすいのですよ。
 

これが「ASIStudio」の入り口の画面です。写したい対象によって、どれかを選べば、直ぐセッティングが終了します。ZWO社さん、えらい、えらい。
 
 さてはて、夜になって実際の撮影テストを行いました。
 まずは、PHD2.6.7のドリフトアライメント機能を使って、おおよその極軸を出します。しかし、問題が発生。Windows10のNECノートパソコンでは、PHD2.6.7の画面が変な表示になります。半分白い画面で、星が表示されません。うーむ、なしてぢゃ?従って、Windows8.1が走るDynaBookに接続します。これは、ちゃんと動きます。なして?なして?原因が分かりません。
 次に、有線での「ステラショット2」を起動させます。これまで最後までちゃんと試していなかった「スーパー・ポーラー・アライメント」を作動させます。今回は、結果が出ていないことの原因が、ある程度推測出来ておりましたので、それを試しました。と「おお、ちゃんと極軸が出ておるがな。」本当の理由か分かりませんが「極軸補正」の計測をした後、最初に望遠鏡を向けた星に合うように、左下にある「導入」ボタンを押します。その後、星が視野の真ん中に来るように、望遠鏡側の微動装置で合わしたのです。(操作方法が間違っていたらご免チャイ。でも結果良ければすべて良しです。)
  

パソコンを探していたら、この画像が出て来ました。かなり良い精度で極軸セッティングが出来ています。(北極星の見えないベランダからしてはと言う意味ですが。)間違った画像を添付していましたので、訂正します。
 
 次に「ステラショット2」で「ZWO ASI 183MC Pro CMOSカメラ」を接続させます。良し、良し、ちゃんと認識しておるがな。そこで、撮影をすることに。しかし、ハングアップします。確かに、これまでも、この設定で撮影が出来ておりません。しかも、ライブビュー画面は、反応が遅すぎてピントを確かめるのがかなり困難でした。これって、バグですかねぇ?
 
  そこで「ASIStudio」を立ち上げてテスト撮影に入りました。すかああああす!頭の悪すぎるアホ衛門は、イマイチ操作方法が理解できません。あれーぇ?撮影は、どのボタンを押すのだ?ほんまにアホぢゃ。(後で、分かりましたけど。)
 仕方なく?ある程度慣れている「SharpCap3.2」を起動させます。画質を落として、ゲインを最大にして、露出を短くすると、ライブビュー画面でピントが分かります。良かったねぇ。
 ついでに撮影も「SharpCap3.2」で行いました。対象は「NGC3242 木星状星雲」です。
 解像度を落として、ゲイン200、露出は3分で撮影してみました。
 

色補正がイマイチですが、そこそこ写りました。(1枚撮りの画像)
 
 次に、月の撮影です。解像度を最大にすると、フレームレイトが大変遅くなりますし「RegistaxVer.6」を使う時、完全にフリーズしますので、画質を落として撮影をします。
 

 これが、何とか撮影出来た月の拡大画像です。(望遠鏡は高橋製作所のμ250CRS。)昼間の強風が嘘のように収まっていましたので、気流が良いのかと思っていました。しかし、それほどの状態ではなかったようです。もっとすごい解像度で写ることを期待していたんですけどねぇ。とほほほです。CMOSカメラは、非冷却タイプの「ZWO ASI 290MC」を使った方が良かったのかも知れません。そのカメラは、フレームレイトがとっても速いですからねぇ。
 それにしても「RegistaxVer.6」の処理には、ビックリするほど時間がかかりました。
 
  あ、先回アップするのを忘れていました。しし座の三つ子銀河です。
 

左の銀河がNGC3628、右上がM65、右下がM66です。わずか4枚のコンポジットから画像処理したものです。よく見ると、ガイドが少し流れています。はやり、赤道儀は、精度と強度に勝る高橋製作所のNJP Temma 2にした方が良かったですねぇ。