貧相アブ衛門の嘆き639


2018年10月29日(月)


諸々と・・・


 日曜日のこと。遅い時間まで、夜寝?をしていましたが、折角だからと、ベランダから「何ちゃってテスト撮影」を試してみました。
 
 ふと、気がつくと、このマンションのベランダからは視界が極めて狭く、写せる対象が本当に限られてしまうことを痛感されました。
 勿論、この場所からは、北極星は見えないため、極軸望遠鏡を使った極軸のセッティングは不可能です。そこで、フリーソフトのPHD2.6.5の機能の一つである「極軸ドリフト法」を使って、極軸を合わせます。私の場合は、まあ、そこそこ合えばいいやってな感じですので、正確なセッティングは出来ていません。
 先日、USBシリアル変換ケーブルを買い換えたので「ステラショット」も「ステラナビゲーター」も動きます。今回は「ステラショット1.5g」を使いました。極軸のセッティングが正確でないため、自動導入しても、対象物は結構ズレています。しかし、それを手動で導入補正して「同期」を繰り返すと、何とか、思った感じに近い自動導入が出来る様になりました。
 
 うっとこのマンションのベランダは狭いうえ、段差があるのです。しかも視界がかなり狭い。従って、この場所から撮影出来るのは、極めて限られた対象だけです。
 鏡筒は高橋製作所のTOA130S。(特殊な設計のEDレンズを使った口径13cmの屈折望遠鏡。レンズが3枚使ってあるので、前の方がかなり重いのです。バランスが悪いので、実際の重さの倍くらいに感じます。)架台は同社のEM-200 Temma 2 Zです。三脚は同社のメタル三脚です。この段差のあるベランダでは、この三脚しか選択肢がないのかも知れません。
 
カメラは、SEO COOLED 6Dなる冷却デジイチカメラです。空が明るいと、意外にも周辺減光が目立ちます。更に黄色い矢印部分に何かの付着物があり、黒いい斑点となっています。泣けるのぉ!撮ったのは水瓶座のNGC7293です。低空での撮影です。
 
上記の対象物を拡大してみました。おほほ。やっぱ、ノイズーだわ。しょうがないよねぇ。
 
これは、土星状星雲です。(NGC7009)土星の輪っかの様に見えなくもないですかねぇ。
 
 こいつは、M75です。かなり低空での撮影ですし、光害もありますので、この程度の写り方になります。
 本当はQHY社のCMOSカメラでのテスト撮影をしたかったのですが、撮りたい対象物が視界に入ってこないので、今回は諦めました。
 まあ、それでも、ベランダからでも、何とか星雲、星団を撮ることが出来ることが分かったのが、大きな収穫だったのかも知れません。
 
 さて、話が変わりますが、お釈迦になったと思っていた「Panasonicのカーナビ」が今更ながら復活しました。しかし、地図の無料更新の期限が過ぎてしまっていたので、どこまで信頼性があるのか・・・(展示処分品であった安いカーナビを新たに買って社用車に付けています。しかし、固定が弱かったので、強力な両面テープで固定しておりますので、社用車専用のカーナビとなっています。しかし、近くミニバンタイプのレンタカーを借りて遠征をしないといけないので、古いカーナビの復活に力を注いだのですよ。チョー方向音痴の私は、カーナビがないと運転が出来ないのです。
 
 最後に、姉貴から電話があったのですが、母親の体調が思わしくありません。状況によっては、転院することになるかも知れません。とにかく、私は、この年になっても、チョー親不孝者の愚息です。

貧相アブ衛門の嘆き638


2018年10月27日(土)


頭悪すぎ。


 本日は、平日と同じく午前6時少し前に起きました。そこから、ちょろっと会社の提出物をパソコンにて提出しました。
 して、HONDAカーズ米子中央店に行ってきました。車検です。先日、予約した時には、2時間程度で終わるとか言われていましたが、結局、午後6時頃に車をとりに行きました。多分、通常の点検と勘違いした店員さんが、2時間とか言われていたのでしょう。車検がそんなに早く終わるはずはありません。
 今週は、ずっと体調がアホほど悪かったのですが、天体写真の画像処理を勉強しようと頑張りました。・・・多分頑張っていない。
 結局、今更ですが、「星マスク」をちゃんと理解出来ておらず、やっているつもりでしたが、結果は「ウーム」でした。頭が腐っていますわい。
 
なんじゃ、こりは?これまでの我流の画像処理より悪くなっていおるがなぁ。2014年に撮ったオリオン大星雲を処理し直しましたが、まるでダメ男君です。
これも、2014年に撮ったアンドロメダ大星雲です。「星マスク」がうまく作れず、結局、我流の処理になってしまいました。終わっとるがな。(TOA130Sで撮影したものを、ステライメージVer.8とPhotoshopCS6での画像処理しました。おほほ。進歩まるでなし。
 
ちなみに、先日、ホームセンターで台車を買いました。小型軽量で、耐荷重は80kgのものです。これって、今の仕事にはあると便利ですし、今のマンションはエレベーター付きなので、重い機材もこれに乗せれば、車に乗せるのが楽そうですよ。

貧相アブ衛門の嘆き637


2018年10月24日(水)


疲れ果てました。


 昨日のこと。夜、岡山で仕事をしておりますと、姉貴から電話がありました。お袋の様子がおかしい。意識が朦朧としていて、返事はするものの、ラチが空かない状態になったので、救急車を呼んで緊急入院したとのこと。
 スケジュールが立て込んでいたので、しばらく呆然としておりましたが、すべてのスケジュールをキャンセルさせて貰いました。仕事も、ホテルも・・・
 本日の仕事は何時に終わるか分からなかったので、最後まではおらず、後は他の社員に任せて帰宅させて貰いました。途中の高速道路では、かなりの雨と濃霧のため、非常に恐かったです。ここで、死んだら洒落にならないわ。
 日付変更線を何とかギリギリで越えない時間に帰宅。そこから、コンビニ弁当で食事を済ませ、会社のパソコンをあけ、ちょっと仕事をしました。
 かくして、寝たのが午前2時頃。
 
 して、本日は朝6時前に起床して、車に積んでいた、天体写真撮影機材を部屋に戻しました。これが、かなりキツい。そして、部屋の片付けも少々。
 
 姉貴と病院に寄った時は、お袋はまだ意識が朦朧としている様子で、たまに言葉を返すが、目もうつろでした。しかし、昼食は6割方食べることが出来たし、我々が食事をして戻ってきた時には、かなり体調が戻ってきていた様子でした。
 ある原因で感染症を起こしていたことで、高熱が出ていたこと。それで、悪寒があったのでしょう。お袋は、厚手の服を着て、更にコタツに寝ていたので、体温が下がらずに、脱水症状も起こしていたのだと思われます。また、今回のモノなのか、過去のモノなのか分からないのですが、小さな脳梗塞の跡もあるとのこと。まあ、これは、多分私にもあるだろう症状なんでしょうけどねぇ。
 午後になって、熱が下がったのか、抗菌剤の副作用がおさまったのか、かなりはっきりした反応が返ってくる様になりました。このため、後は姉貴に面倒を見て貰うこととして、帰宅しました。睡眠不足もあり、異常なまでに疲れていまして、午後10時近くまで、夜寝?をしておりました。
 明日は、とりあえず仕事に復帰します。また、来週は、広島や山口でも仕事があるのですが、これは、他の社員も多忙で、代役は無理の様ですし。
 
今日の私は、こんな感じだったでしょうか?(燃えよドラゴン!からブルー・スリー氏)

貧相アブ衛門の嘆き636


2018年10月21日(日)


あーあ、何とかなったよ。


 何やかんやありまして、お袋さんちには、午後1時半頃行ってきました。さあ、帰るかと思ったら、畑を耕して欲しいと・・・およよ。そこで、畑の殆どを耕しました。こ、腰が・・・ジジイの腰が、死むぅー!あいててて。
 その後、アホ衛門は、ヤマダ電機に向かいました。高橋製作所の赤道儀EM-200 Temma 2 Zに繋げている「USBシリアル変換ケーブル」が、どうもお釈迦になったようなので、新調しようと思ったのです。しかし「ないべぇー!」落胆しながら、お店の人に聞いたら、奥のコーナーにありました。アホぢゃ。で、買ったのが「ELECOM USB PC to Serial Cable」です。つーか、これしかありませんでした。しかし、このケーブルの問題でなく、赤道儀に繋いでいるシリアルケーブルがいかれていたり、はたまた、赤道儀のポートの方がお釈迦になっていれば、なーんの意味もありません。とにかくテストしてみないと分からない訳ですわ。
 
これが、今回買った「ELECOM USB PC to Serial Cable」です。
 
 それから、大山(だいせん)に向かいました。まずは、博労座に行きました。太陽の方向が悪くて、大山北壁はちょっと陰になっていました。少しだけ紅葉が始まっていました。後、1〜2週間で、紅葉は見頃になるのかなぁ?
 
博労座から大山北壁を見る。ちょっと、太陽の方向がねぇ・・・
 
 次は、桝水高原に寄りました。大山山頂付近には突然ガスがかかってきましたが、それはそれで綺麗です。紅葉も少しだけ始まっていますよねぇ。
 
ここが、桝水高原です。スキー場でもありますね。少し紅葉が始まっています。
 
 更に、大山南壁がとても綺麗に見える「鍵掛峠(かぎかけとうげ)」に寄りました。おお、結構な人だわ。丁度西陽が南壁を照らして、とても綺麗です。後で、大山南壁をバックに星を撮ってみようかなぁ?
 
  ここが「鍵掛峠」です。大山南壁が綺麗です。ここも、少し紅葉が始まっています。思えば、このナイフリッジの縦走路を2回程歩いたことがありましたが、1979年の時は、マジで死を覚悟しましたよ。
 ここで、南壁をバックに、久しぶりに星空を撮ってみたいと思っていましたが、全く根性がありませんでした。あー、もったいなや。
 
 して、いつもの鏡ヶ成(かがみがなる)に行ってきました。ここは、心の故郷でもあります。しかし、ここで皆と恐怖の星空を見たのは、高校生の時と、大学1年生の時であります。残念ながら、まるで臨場感のない記憶になりつつあります。あーあ、時は流れたのだ。寂しいー!
 
烏ヶ山をバックに鏡ヶ成。「休暇村 奥大山」は、夜になると、何故かカーテンも閉めずに電灯が付いているので、アホほど明るい光害となっています。安全面の為なのかも知れませんが、折角の星空が・・・
 
 鏡ヶ成から見た「擬宝珠山(ぎぼしやま)」。ああ、その昔、皆で、この山から昇るオリオン座を見ていましたねぇ。あれも、綺麗だったねぇ。
 また、高校1年生の時学校の行事で、鏡ヶ成でキャンプをしましたが、雨が降ってきて、当初予定していた烏ヶ山登山はやめて、この擬宝珠山に登りましたねぇ。好きだった娘さんのことも思い出しました。ここは、思い出の欠片が今でも一杯落ちています。
 
これは、象山。まあ、確かに、象を横から見たようにも見えます。高校生の時と大学生の時は、皆でこの山に登ると、その後、星空が見られるというジンクスがありました。ホンマかいな?
 
 いっそ、鏡ヶ成で望遠鏡のテスト撮影をしようか、それとも、少し下った所にある「烏ヶ山展望駐車場」に行こうか?否、「鍵掛峠」に行こうかと、しばし、悩んでおりました。しかし、鏡ヶ成の「休暇村 奥大山」に泊まるお客さんが意外におられるようなので、鏡ヶ成はやめました。
 結局「烏ヶ山展望駐車場」に車を停めて、撮影の用意を始めました。と、何台か車が入ってきました。最後に来た人は、確か、倉敷から来られたと言われていたご夫妻さんでした。旦那さんは、お腹もちょっと出ていましたが、腕がとてもぶっとい方でした。(もしかしたら、熊さんの化身?)星に興味がある方で、機材を見せて下さいと・・・結構寒いのに、旦那さんは半袖でした。さぞかし名のあるお方とお見受け致します。なんまいだー。
 月が煌々と照らしていましたが、とにかく、今回の目的は、テストなのです。「USBシリアル変換ケーブル」はどうなのか?「ステラショット」はちゃんとキャリブレーションが出来るのか?
 
 まずは、これまでの「USBシリアル変換ケーブル」を使って、何度も試してみました。しかし、どうやっても赤道儀を認識しません。そこで、大慌てで、ヤマダ電機で買った「ELECOM USB PC to Serial Cable」に交換してみました。しああああああし、これまた認識しません。どわわわわー!こりゃ、完璧に即身入仏だわ。
 と、何度かポートを変えてみたりしておりましたら、突然に繋がりました。「げっ!やっぱ、ケーブルの問題か?でも、良かったわ。これが繋がらないと、天体を自動導入出来んもんねぇ。」
 で、望遠鏡を天頂に向けて、初期設定を行います。次に、とりあえず、こと座のα星「ベガ」を導入させてみます。あららら、まるで、視野に入っておりませんがな。既に、梅雨でべっちょり濡れたファインダーをのぞき込んで(ファインダーには、ヒーターを巻いていなかったのです。)手動で、視野中心に入れます。
 次に、鏡筒にはバーティノフ・マスクを装着して「ステラショット」のライブビュー画面でピントを合わせます。既に販売終了している、国際光器で購入した安価な電動フォーカッサーがあるので、ピント合わせは、慣れるとすごく簡単ですよ。
 
これが、ジムケンドリック社のバーティノフ・マスクです。これを、鏡筒の先っちょに装着して画像を見ると、ピント出しが簡単に出来ます。
 
バーティノフ・マスクを付けて、ピントが合うと、こんな感じで、光芒が均等に分かれます。
 
 「ステラショット」は、前のバージョンになってから、ちゃんとしたパラメーターを入力しないと、うまくキャリブレーションが出来なくなっておりました。困っていると、アストロアーツさんのHPに「こんな数値を入れて下さい。」と案内が掲載されていました。そこで、その通りのパラメーターを入力しました。結果は・・・「おお、見事にキャリブレーションもオートガイドもしておるがなぁ!」かくして、我が機材は復活を遂げました。えかった、えかった。
 
キャリブレーション中の「ステラショット1.5g」。iPhone 7 Plusで撮りました。ちゃんと、キャリブレーションもオートガイドもしてくれて、本当に良かったわ。(ほぼ問題はありませんでしたが、まだちょっとしたバグもあるようです。)
 
この写真は、以前、和歌山の秘密の場所で撮ったものですが、今回もほぼこれと同じシステムでテストしてみました。あ?カメラが違うか?
 
 月明かりが半端ないのですが、テスト撮影もしてみました。カメラは、SEO COOLED 6Dなる、天体写真撮影用に改造された冷却デジイチです。フィルターは、色の破綻が少ない、IDAS社の「HEUIB-Ⅱ・QRO玄天52mmフィルター」を使いました。
 「ステラショット」なるソフトは、実に素晴らしいソフトですね。これ1本で、自動導入、自動導入補正、カメラの制御、ディザリング撮影等々、至れり尽くせりです。ま、オートガイド性能は、フリーソフトであるPHD2.6.5や、ラセルタ社のスタンドアローンタイプのM-GENオートガイダーの方が優れているという噂もありますが・・・まあ、今回の機材では、全く問題なさそうです。
 
これは、こと座のM57です。かなりトリミングしています。このような小さな対象は、QHY社のCMOSカメラで撮りたかったのですが、今回は、その根性はありませんでした。2枚のディザリング撮影。実は、黒い点が1個写り込みます。金属の破片か、塗装の破片なのでしょうか?それも、フィルターの表面ではなく、内部の方に付着しているようです。ちと悲しい。
 
これは、はくちょう座の網状星雲です。4枚のディザリング撮影です。(位置を少しずらしながら撮影する方法です。そうすることで、固有ノイズが軽減できます。)ステライメージVer.8で処理をした後、PhotoshopCS6で最終的に処理をしています。月が明るい状態で、ここまで写れば、まあまあでしょうか?(実は、よく見ると、ほんの少しガイドエラーがありました。多分、オートガイダーの問題ではなく、どこかの締め付けが完全でなかったのが原因かと?)それにしても、結露が半端なかったですねぇ。とても寒かったし。帰り少し下ったところで、8℃の標識が出ていました。体感的にははるかに寒かったですねぇ。氷点下までではないにしろ、2〜3℃程度に感じましたよ。

貧相アブ衛門の嘆き635


2018年10月20日(土)


ようやく晴れたのですが・・・


 夏場の酷暑続き。その後は、台風さんのオンパレードなど、ホンマに天候に恵まれませんでしたわい。
 今日は、米子市の新しいかかりつけ医に診療に行った後、散髪をしてきました。ま、どうでもいい話ですわねぇ。その後、疲れが溜まっていたので、昼寝をかましました。もう、ホンマにジジイだわ。ふん、ふん。
 
 ところで、今日は珍しく晴れましたねぇ。しかし、月が明るい。どわーわわ。ならば、引っ越し以来、確認していなかった撮影機材をチェーック!!「あら?これが、こんな所にあったわ。あら?これはどこにしまったのか?」てなことの連続です。はよ、整理しなさいよって感じですよ。もう引っ越ししてから3ヶ月も経つのに、部屋の中は最初より散らかるばかり。
 中でも、IDAS社の「HEUIB-Ⅱ・QRO玄天52mmフィルター」が消息不明です。ゲロゲロ。このフィルターは、空が暗いところで写すと、とても良いフィルターなのです。色もあまり赤くならないし、露出倍数も増えないので、長い露出が不要になるのです。(空が明るい場所では、逆にカブリがひどくなりますけどねぇ。)
 そこで、あちこち探しまくりました。で、もうダメかもと思っていたら、変な所から発掘されました。おお、ツタンカーメンの奇跡!(意味分からん。しかも、ツタンカーメンは本来はツタンカーテンと言う名前が正解。どうでもいいですよー。)
 
これが、発掘された「HEUIB-Ⅱ・QRO玄天52mmフィルター」であらせられるぞ。えーい、頭が高いわー。控えおろう!以前、撮影に行っていた、和歌山の秘密の場所で、このフィルターを使うとカブリがひどかったですけどねぇ。でも、今、住んでいるのは田舎なので、このフィルターを「SEO COOLED 6D」に装着して、天体写真を撮りまくるぞぉー・・・て、かけ声だけは・・・
 
 仕方がなく、とりあえず自宅ベランダから撮った月。鏡筒は高橋のTOA130S、架台は同社EM-200 Temma 2 Z。撮影デバイスは、QHY社のQHY5Ⅲ178Cです。700コマの動画から良さげな200コマを選択して、ウェーブレット処理したものです。(Registax Ver.6とPhotoshopCS6で画像処理。低空で気流の状態も芳しくなかったのですが、まあ、何とか見られる画像になりました。(と、思う。)
 しかし、何より問題なのは、USBシリアル変換ケーブルが、EM-200 Temma 2 Zをパソコンが認識しないのですわ。おっかしいな、これまで、ちゃんと認識していたのにねぇ。従って「ステラショット」も「ステラナビゲーター」も使用できず。ノートパソコンをHPのモノに変えてみたが、結果は全く同じ。およよ。USBシリアル変換ケーブルがお釈迦になったのか?それとも、赤道儀側のポートがおかしくなったのか?原因が全く分からず。こりは、とってもまずいのチャンチャコリン。

貧相アブ衛門の嘆き634


2018年10月14日(日)


天気がぁぁぁ!


 この土日は、月齢も良いので、撮影のために遠征しようかと考えていました。しかし、天候が怪しすぎました。南に行けば、少し良さそうな予報でしたので、岡山県の美星町に久々に行こうかとも思っていました。でも、やはり、天気が心配でやめてしまいました。
 
 実は、先週の木、金と連続で会議がありました。しかし、金曜日の会議の最後の方では、体調が絶不調になってしまいました。何か、本当にやばかったわ。そんなこともあり、帰宅後、酒を多めに飲んで寝込んでおりました。この体調不良も遠征を諦めた理由でした。(言い訳、言い訳。)
 
 これは、2014年11月22日に、岡山県美星町で撮った馬頭星雲です。ステライメージVer.7で処理した後、PhotoshopCS6で画像処理したものです。機材は、鏡筒が高橋製作所のTOA130S、架台が同社のNJP Temma 2です。カメラはCanon EOS 5D Mark Ⅱ(SEO SP4改)でアストロノミック社のCLSフィルター使用しています。ISO800 15分露出×2。
 美星町の空は、決して抜群の空ではないのですが、その後、もっと空が明るいところでしか撮影出来ていませんので、この写真以上のものが撮れていません。とほほ。
 今後は、カメラも、ボックスケラレがなく、ダークノイズの少ない、SEO COOLED 6Dを使い、フィルターも何種類か試してみたいと思います。更に、コマ数も多くして、ちゃんとした画像処理もしたいですねぇ。
 
 
 これが、冷却デジイチ「SEO COOLED 6D」でおまっ。三基光学館さんを介して、瀬尾さんに改造して貰った物です。冷却することで、ダークノイズは圧倒的に減少します。また、ミラーが取り除かれていますので、「ボックスケラレ」と言われる、視野の隅っこが暗くなる現象も、圧倒的に少なくなります。私の物は、三基光学館の宮崎店長のアドバイスを聞いて、クリアフィルタータイプです。

 何でも「ゴースト発生を防ぐのであればSEO-COOLED6D+UIBAR-IIIフィルター(M52)という組み合わせ」が一番エエげな。購入当時、既に発売が終了していた「UIBAR-IIIフィルター」は、奇跡的に協栄産業大阪店さんでゲットできました。でも、空の状態によっては、フィルターは使い分けた方が良いのかも知れません。

 
さてはて、時間がワープします。今日は、途中から快晴になりました。およよ。これなら、ちょこっと天体写真撮影に行こうかなぁ?でも、天気予報は微妙だったぞ。
 ま、その前にお袋さんちに行ってきました。庭の草取りなどしたり、食料を少し持って行ったり。と、雲が少し出てきました。やっぱり、ダメか?
 「ステラショット」は1.5fバージョンあたりから、キャリブレーションがうまく行かなくなりました。最適なパラメーターが分からないのです。現在のバージョンは1.5fなのですが、発売元のアストロアーツのHPには、この数値を入れてみたら良いのでは?と言った内容が載っています。せめて、この数値でうまく作動するか、確認はしておきたいのですが。
 「ステラショット」は、私の様に、気が向いたら、たまに撮影に行く程度の軟弱者には、とても便利なソフトです。このソフト一つで、自動導入、カメラの制御、オートガイドが出来ます。何よりも「自動導入補正」機能がありがたいですね。例えば、同社の「ステラナビゲーター」で自動導入しても、狭い視野の中に、対象物が思った通りに入っていることは希です。そこで、この「自動導入補正」のボタンをポチッとクリックしてやります。すると、あーら、不思議、ちゃんと思った通りに構図に入ってくれます。
アストロアーツさんのHPからがめた画像。左の様に、思った位置に自動導入出来なくてもワンクリックで、右側の様な構図に、位置補正してくれるのです。助かるわー。写真では、位置補正した彗星が真ん中に位置していますが、思った通りの構図に補正してくれますよ。
 
 もういっちょ。話がワープしますが、Macは、「AVCHD」なる規格のビデオを読み込めなくなっておりました。そこで、先回の編集では、わざわざWindowsのビデオソフトで取り込み、そして、書き出して、それを、Macに持ってきて加工していたのです。Mac版のサードパーティのソフトでも、うまく変換が出来なかったのです。
 しかし、今回、ソニーの4Kビデオのデータは、アップデートした後のMacX Video Converter Pro」なるソフトで読み込んで、Macで使える規格に変換できたのです。あー、良かった。

 でも、Apple社のFinal Cut Pro Xから、ビデオのデータは読み込めるのですが、何故か、編集した後、書き出しが出来なかったのです。何ぢゃ?Apple社!舐めとんのか?本当に、最近のApple社のパソコンは、おかしな方向に向かっているとしか思えません。
 

 これが、Final Cut Pro Xの操作画面。ま、どこのビデオ編集ソフトも、大体こんな感じですよねぇ。
 最初に「X」(テンと読む)バージョンになった時は、とにかくひどかった。それまで使っていたFinal Cut Pro 7とは、全く別物のソフトになったのかと思うほど、操作方法が変わっていました。更に、バグだらけ。その後も、マイナーアップデートする度に、何か使い方が微妙に変更されていたような・・・現在のバージョンは10.4.3です。バグはだいぶ少なくなりましたが、私は、Final Cut Pro 7の方が好きでした。それに、当時は、Final Cut Pro Studioなる統合ソフトだったので、DVDにも思った通り(そうでもないか?)にタイトル入りで焼けていたのです。

貧相アブ衛門の嘆き633


2018年10月9日(火)


生きているうちに。


 10/6に買ったMac版Office2016をインストールしたのは良いが、Yahoo!メールをOutlookに移植出来ないモノかと考えていました。2011年版では、何をやっても移植出来なかったのですよ。(私がアホだからかも知れませんけどねぇ。)しかし、2016年版では、いとも簡単に当たり前げに、移植出来ました。およよ。これで、わざわざSafariを開いてから、メールを見る必要性がなくなりました。

 んなことで、前の2011版のOfficeが邪魔になりました。そこで、アプリのフォルダからOffice2011をゴミ箱に入れました。これで、すっきりぢゃ。・・・あ、しまった。Outlook2011には、前のメアドから来たメールが山ほど入っていたことを忘れておりましたがな。後で必要になるメールが沢山ある。どうしよう。死ぬか?自分の屁を嗅いで、ガス中毒死するか?(アホか?)あ!「Time Machine機能」があるじゃないか?初めはOutlookだけ復活させましたが、これではだめでした。Office2011全部を復活させ、Outlook2011からデータをエクスポートさせおいてから、Outlook2016に読み込みました。よっしゃ、成功だ。ん?どこに、前のメールがあるんだ?しばし、悩んだが、一番下の蘭に入っておりました。えかったわー。
 
 ところで、先日6TBのハードディスクがマウント出来なくなった件です。USBハブが壊れたと思って新しいものを買いました。しああああし、何と、これまでのハブを再度接続し直すと、壊れていなかったのですどー。どひょひょーん!無駄な買い物をしてしまいました。前にも書いたが、4TBのハードディスクを2個も買ってしまったのにねぇ。おほほ。ふぃひゃ、ふぃひゃ。・・・アホ衛門崩壊。
 ま、いいのだ。それより、随分昔から言っている「1978年の蝶ヶ岳讃歌」の登山ビデオ記録を、何とか完成されなければ。
 

 

 ビデオ編集ソフトは「何ちゃって?ソフト」も含めて数種類持っています。それは、Mac版もWindows版もあるのです。(Adobe社のPremiere Elementや、おまけのi movieや、Windows専用のソフトも2個だったか、3個だったか。)そんなことより、生きている間に、1978年の蝶ヶ岳星見登山記録のDVDを完成しなければ・・・前半版は2002年に一応DVD化したのだが、納得いくものではありませんでした。後編も作っていませんしねぇ。とりあえず、編集ソフトは、いくらかでも慣れている「Final Cut Pro X」を使う事にしています。ま、Motin5何ぞも使ってみますけどねぇ。
 ちなみに、パソコンでビデオ編集を最初にやったのは、Adobe社のPremiere(プレミア)でした。その後、一時、Mac版のPremiereは市場から姿をけしました。現在では、Mac版のPremiere Proもありますが、「CC」となり、1年ごとに26.160円を支払わないと継続して使えません。オイラは、このシステムは、だっきらいだー。
 
 さて、私のi Mac Proには、様々なアプリのアップデータも入れたので、ほぼ、理想的な状態に戻りました。しかし、今秋の公開が見込まれるMac OSの次バージョンから32bitアプリが動作しなくなるようです。確かに、今でも、あるアプリを開くと、「このアプリは最適化されていません。」みたいな表示が出てきていますからね。
 てなことで、次期OSである「mac OS Mojave」には、そう簡単に移行出来ませんねぇ。アップルちゃん、毎度、殺生やで、ホンマ。
 
 最後に、真剣にスポーツジムに行くことを考えています。身体的な不調の大きな原因の一つは、運動不足だと思っているからです。自分一人で、家の中で運動するのは、続きませんからねぇ。緊張感がないからです。えーい、軟弱者がぁぁぁ!

貧相アブ衛門の嘆き632


2018年10月8日(月)


アホ衛門のHP、ほぼ復活。


 アホ衛門のHP「貧相アブ衛門の嘆き」が、ほぼ復活しました。しかし、どんだけの時間を費やしたことか。こんな無駄な時間があったら、あんなことや、そんなことも出来ていましたがなぁ。
 ところで、昨日は、お袋さんちに行ってきました。先の台風25号で、裏山から、大きな竹何ぞが折れて、それが排水溝を詰まらせていました。それをノコギリで細切れにしました。アリが巣を作っておりましたので、後でエライ目に遭います。タタリぢゃー!
 
 この3連休、天気予報が外れて、結構良い天候でした。特に、日曜日は、天体写真撮影に行けば良かったなぁって思っております。しかし、気力、体力がエンプティでした。やばいねぇ。
 
 
これは、2014年に岡山県の美星町で撮った、プレアデス星雲。それ以降、空が明るい場所でしか撮影出来ていないので、まともなプレアデス星雲が撮れていません。アホかいな?機材も良くなっているのにねぇ。
 
 追伸
 新たに購入したMac版のOfficeだが、やはり快適だ。前の2011年版のものは、前にも書いたが、フォントを買える時に、ものすごく時間がかかる。また、メモリの配分の問題なのか、かなりでかいファイルを作ると、フリーズしてしまっていた。だが、今度のは、そんなことも無く、実に快適だ。
 話がかなり飛んでしまうが、新型Mac Proの発売は2019年になるとのこと。今も発売しているMac Proは2013年に発売したものを少しモディファイドしたもの。拡張性もありませんでした。新しく発売予定のMac Proは、昔ながらの、拡張性のあるものになるとのこと。もう金が全くないので買えませんけどねぇ。更にApple社は、これまで、IntelのCPUを採用していたが(その昔は、モトローラーやIBMのチップを使っていた頃がありましたねぇ。)何と2020年を目処に、自社開発のCPUを採用するげな。およよ。このニュースによって、Intelの株価が一時9%も下落したげな。
 
 更に追伸の雨嵐。
 

 昨日7日、横浜アリーナで行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準々決勝、WBA世界同級タイトルマッチで、王者の井上尚弥(大橋)は元WBAスーパー王者の挑戦者、フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)にわずか初回1分10秒でKO勝ちをしておりました。同王座の初防衛に成功するとともに、WBSS準決勝に駒を進めました。
 しかし、私は何を勘違いしてか、試合は今日あるのだと思っていたですわ。録画しておいてよかったわー。
 それにしても、井上選手、まさにモンスターだわ。強すぎるわ。相手の様子を見ていて、殆どパンチを出さなかったのに、突然繰り出したワンツーパンチが的確に相手を捉え、パヤノ選手は、両足を伸ばしたまま倒れ、後頭部も打っていた。完璧なKO勝ちだった。解説によると、実は、2番目のストレートパンチは、わずかにタイミングをずらして打っていたのだそうだ。ヒョエーですわ。
 もしかすると、私が知る限り、日本人最強のプロボクサーかも知れません。
 

世界戦初挑戦の時から、既にモンスターと言われていた井上選手。相手のチャンピョンをまるで子供扱いにして、圧倒的な勝利を収めた。その後も、その強さは、ますます磨きがかかっている。まさに、モンスターだ。

貧相アブ衛門の嘆き631


2018年10月6日(土)


天気が、訳分からん。


 台風25号さんは、昨日、日本海を西に向かっていきました。雨はまるでたいした事無かったのですが、(晴れ間さえありました。)風が強かったですねぇ。
 部屋の換気をしようと、部屋の窓を2箇所開けたところ、部屋の中を突風が吹く抜けていきまして、網戸のサッシが吹っ飛びました。大慌てで抑えに行ったので事なきを得ましたが、地上の方まで飛んでいったら、大きな事故を引き起こしていたかも知れません。こわや、こわや。
 
 さて、話が変わりますが、私の主砲?i Mac Proがえらいことになっております。9月の中旬頃だったか「暴露ウィルスを感染させました。解除して欲しければ、仮想通貨で良いから払って下さい。」みたいな脅迫メールが届きました。ネットで探すと、このメールはあちこちに送られているみたいですが、完全無視で良いと書いてありました。しかし、気分が良いものではありません。
 と、最近になってから、パソコンの調子がおかしいのです。電源を入れても、パスワードが入らないのです。一端、再起動をさせると、2度目からはパスワードが打てます。その他にも、何となくおかしいことが起こっています。うーむ、前述の暴露ウィルスではないにしろ、何らかのウィルスに感染したのかな?一応、対策ソフトは入れてあるのですが、すり抜けたのかも知れません。
 てなことで、悩みに悩んだのですが、結局「Time Machine機能」を使って前の状態に戻すことにしました。このHPを作成しているアプリのバックアップはとってあるので、まあ、大丈夫だろうと・・・
 Command+Rキーを押したまま再起動をすると、修復する画面が出てきました。以前は、何度同じことをやっても、出てこなかった画面です。この辺りも不思議です。
 と、何故か、使用できるバックアップの最新データが今年の3月になっております。何故ぢゃ。ずっと、バックアップさせていたつもりだぞ。しかし、もうこうなったら、ヤケクソです。このバックアップデータで、修復をすることにしました。
 
 しばらくすると・・・「おお、ちゃんと元に戻っておるがな。良かったねぇ。・・・んんんぅー?このHPまでもが、今年の3月のままで止まっておるがなぁ。」ちゃんと、バックアップしておいたデータを元に戻して起動させたのに。なーぜぢゃ?
 
 午後3時過ぎに、外科を受診してきまして、その後、HPなんぞの修復を図っております。Yahoo!メールの設定も消えているし。あーあ、本当に時間の無駄ぢゃ。
 「あ、ああああ、あー!」重要なデータを入れている6TBのハードディスクがマウントしなくなりました。ちなみに、ハードディスクはアホほど使っておりまして、トータルすると30TB近くあったりして・・・この辺りもアホぢゃ。しかし、この6TBのハードディスクがお釈迦になったとすれば、実に痛い。何度も、ケーブルを差し替えたり、電源を入れ直したりしたのですが、一端、起動するのですが、しばらくすると止まってしまうのです。
 てなことで、発狂しまくった、スーパーアホ衛門は、ヤマダ電気に行って、4TBのハードディスクを2個も新調しておきました。更に、最新のOfficeまで買ってしまいました。何となれば、現在使っている、Mac版のOfficeは、2011年版です。このマックに最適化されていないようで、フォントを換えようとすると、アホほど時間がかかっていたのです。なーぜぢゃ?
 
 と、念のために、Mac Book Proにこの6TBのハードディスクを繋ぐと、ちゃんと認識して、作動するのです。もしかしたら、USB3のハブの方がお釈迦になっただけかも知れません。とにかく、泣けるのぉー!!!
 
 ★結局、薬局、放送局・・・6TBのハードディスクは、生きていました。やはりUSB3のハブの問題だったようです。
 
 その昔、私が初めて買ったパソコンは、NECのノートパソコン。確か、内蔵ハードディスクは20MBだった記憶が。
 1993年に初めて買ったMacは、Centris 660AVで、ハードディスクは230MBだったと記憶しています。今や、6TBとか、8TBのハードディスクが普通に買える時代になりましたねぇ。でも、そのバックアップが問題なのよねぇ。吹っ飛ばすと、後のショックが・・・「アホ衛門、半端ないって、もぉー!」

貧相アブ衛門の嘆き630


2018年10月3日(水)


諸々。


 10月だよ、旦那。すかああああす、終末は、またも、台風25号さんがいらっしゃるのねぇ。呼んでもないのにぃぃぃー!

 話が変わりますが、三基光学館の宮崎店長がもうすぐ復活されるようです。長患いでしたので、かなり心配しておりましたが、近く新店舗を開店されるようです。あー、良かったべぇ。
 ついでに?もういっちょ。先日メールを送ったのに、返事が返ってこなかった「スタック氏」から返事が来ました。何と、入院中げな。まあ、今週末頃に、退院予定らしいのですが。まあ、私どもも、年をとったちゅーことですわい。
 ちなみに、アホ衛門は、左半身がまるで駄目男君です。特に、背中当たりがむっちゃんこ痛いのであります。昨晩も、痛みであまり寝ることが出来ませんでした。先々週、診察を受けて、薬を出してもらったのですが、加速度的に痛みがましております。これは、死ぬな。

 ああ、それにしても、体調不良や、天候不順や、諸々の理由で、本当に、天体写真撮影に行ってませんねぇ。「ステラショット」のパラメーターも試してみたいし、QHY社のCMOSカメラで、小さな天体をズームアップして写してみたいし。なんや、かんや、やりたいことは一杯あるのにねぇ。
 
どんだけ台風が来るのか?もう、いらんどー。