貧相アブ衛門の嘆き828


2020年6月27日(土)


大失敗???


 いよいよ梅雨らしい天候になってきました。今年は、晴れ間もあるけど、アホほど雨の降るタイプの男性型?の梅雨でしょうか?(特にセクハラの意味はありません。)
 金曜日は、帰宅すると、何故かYouTubeを見まくっていました。かくして、木星と土星をCMOSカメラで撮ろうと考えていましたが、諦めました。ま、薄雲もかかっていましたしねぇ。
 

これは昨年ベランダから撮った土星。何かどんどん腕が落ちていっています。思えば、そこそこ旨く撮れていた惑星は、ベランダから撮ったものではなかったですねぇ。まあ、ベランダからだと高度が低くなってからでないと写せませんし、シンチュレーション的にも不利ですよねぇ。


貧相アブ衛門の嘆き827


2020年6月23日(火)


どうにもこうにも。


 長焦点望遠鏡を、バッチリガイドするには、主鏡から来た星像を、プリズムを使って屈折されてガイドする、オフアキシスガイダーが是非とも欲しいところですが。しかし、半ば諦めかけています。レデューサーを付けるとバックフォーカスがかなり短くなります。更に、フルサイズのデジイチだと内径の大きなオフアキシスガイダーが必要になります。カメラ側とオートガイダー側のピントを同じに出すのは意外に難しかったりします。それに、望遠鏡の接続リングに合わせたアダプタが必要になりますが、中々合う物が見つかりません。後、ひとあがきして駄目なら諦めるかなぁ?
 
 てなことを書いておりますが、一縷の望みが・・・
 

星見屋さんで扱っている「TS Optics Off-Axis-Guider TSOAGM68」が、もしかしたら使えるかもって・・・でも、何か組み合わせが大変そう。あまり期待しすぎずに、返信を待っていましょうかねぇ。
 
 てなことで、6月22日の夜から23日の午前様にかけて、SEO Cooled 6Dなる冷却フルサイズ改造デジイチを使って、ベランダ撮影をしておりました。鏡筒は高橋製作所のμ250CRSとレデューサーCR0.73×で、赤道儀は同社のEM200 Temma 2 Zです。しかし、まるで進歩なし。
 

これは、前回「ステラショット2.0d」の「スーパー・ポーラー・アライメント」で合わせたままで極軸の状態をチェックしました。どうやら、コンクリートブロックがズレるのか、極軸もズレてきています。
 

 再度合わせ直したら、まずまずの極軸セッティングとなりました。
 北極星が見えない場所では、ドリフト法で極軸セッティングが出来ることが分かっていました。しかし、昔のドリフト法は、とっても時間がかかりそうでしたし、使った事がありませんでした。
 今尚、時間がかかりますが、PHD2.6.8での極軸ドリフト法である程度、セッティングを出した後「ステラショット2.0d」の「スーパー・ポーラー・アライメント」で結構な精度で極軸セッティングが出来ます。これも、時代の流れですねぇ。ありがたやー。
 

 2020年6月22日に撮ったM104です。ベランダ撮影と言うことで、IDAS社のNB-1フィルターを使っています。ですので、全体が赤っぽくなっていることをお許し下され、お代官様。
 CMOS上に変な縞模様が・・・強い画像処理をしないと出来ませんけどねぇ・・・こう言った小さい対象物は、ZWO社の冷却CMOSカメラで撮った方が良いですねぇ。
 

2020年6月23日に撮ったM107です。
 

2020年6月23日に撮った「三裂星雲」です。
 

 2020年6月23日に撮ったオメガ星雲です。
 今回は最長でも90秒露出ですが、意外に星像は流れていませんでした。遠征の時、星像が微妙に流れていたのは、やはり、ガイドの問題と言うよりは風による強度の問題だったのでしょうか?


貧相アブ衛門の嘆き826


2020年6月21日(日)


リモートマッチ!!


 新型コロナウィルスのせいで、今年の開幕はないのではないかと思っていたプロ野球。それが、一昨日、無観客での開幕を迎えました。無観客ではイメージが悪いので「リモートマッチ」と呼ばれることになりました。そして、この試合をリモート観戦をする人のことを「リモーター」と呼ぶげな。ほにょにょにょ。
 
 さて、梅雨の中休みと言いましょうか、土曜日は、昼過ぎから良い天気になりました。そこで、天体写真撮影に行こうかと考えました。
 すかああああす、気力、体力がエンプティです。あっかーん!!
 かくして、ベランダに望遠鏡をセットしてテスト撮影をすることにしました。あーあ、折角の良い天気なのに、もったいないなぁ。実は、風がかなり強いことも遠征に行くのを止めた理由だったのですが・・・
 
 すかあああああああす!「ステラショット2.0d」の「スーパー・ポーラー・アライメント」機能が、まるで言うことを聞いてくれません。「なして?もしかしたら、2.0dには、バグがあるのでは?」とすら考えていました。
 それでも、何時間もかかってようやく作動しました。極軸セッティングは、これまでの中では、一番良い数値で行えました。
 

まだ、追い込めそうですが、今回はこれで良いとしました。
 
 すかあああああす!今度は、ガイドが全然おかしいのです。かくして、アホ門はぐれて、酒を飲んで寝てしましいました。アホぢゃ。
 して、今日は、運動不足と、前回のリベンジとばかりと、「烏ヶ山登山」をするつもりでした。しかし、体調が駄目です。諦めました。ふんとに、もう、どうなってんよ、アチキの身体。
 
 

 さて、話がワープします。
 2016年8月撮影の徳沢に、高橋製作所のEM-100赤道儀を合成してみました。
 この赤道儀、名古屋から東京に転勤なる直前に、今はなき名古屋のオリオン館で中古を見つけて即決して購入したものです。まさに衝動買いです。また、オリジナルのジュラルミン?アルミ?のピラー脚も買いました。中型の赤道儀を買うのは初めてで、実に優越感に浸っていたことを思い出します。(写真が既にありませんでしたので、ネットからがめた、よく似た画像を合成しています。)
 当時、鏡筒は高橋のMT-100しか持っていませんでした。せめて16cmのニュートン式反射鏡筒が欲しいところでした。
 ところで、この赤道儀は、システム90と言う赤道儀を元に、両軸にモータードライブを後付けしたものでした。この後付けちゅーのが駄目だったのか、思った程の精度を感じることが出来ませんでした。現場で、いちいちギアの遊びを考えながらモードラをつけるのが面倒くさくなりました。そして、ローン、バリバリで、高橋のEM200(初期型)とMT-160(システム式ニュートン反射)を買ってしまいました。その両方とも、うっぱらちゃったので手元にありませんけどねぇ。
 
 あ、追伸、追伸。本日の夕方、部分日食がありましたよねぇ。おっほっほっほぉー。アホ衛門は酒かっくらって寝ていましたからああああ。残念!!ジジイの夕寝斬り!意味不明。
 実は、部分日食は、殆ど興味がないのであります。その昔、アホ衛門が大学時代に、長崎県佐世保市にある牽牛崎で部分日食を見た記憶があります。その時は、辺りが少し暗くなって、鳥たちがざわめき始めました。温度も少し下がったのが分かりました。すかあああす、その後、金環日食は見ましたが、「おろっ?これが。ありゃあ?」みたいな感じでしたからねぇ。皆既日食だと多分感動するのでしょうけど、アヤツはそう簡単には見られませんからねぇ。


貧相アブ衛門の嘆き825


2020年6月17日(水)


やっぱし、OAG(オフアキシスガイダー)は難しいぞぉ。


 μ250CRS用に、オフアキシスガイダーを再建検討しております。親子亀方式でのガイドは、自由度があるのですが、焦点距離が長い望遠鏡では、オフアキシスガイダーが欲しくなってきます。すかああああす、やっぱし高い壁がありそうです。
 天体写真の西の大御所Ryutao氏は「三ツ星さん」のオフアキシスガイダーをお使いのようです。私も「三ツ星さん」のオフアキシスガイダーは持っておりますが、私のものは、型が異なり、断然厚みがあるのです。これでは、ピントが出ません。シクシク。
 
 して、探してみると、オフアキシスガイダーは色々な物が販売されておりますなぁ。しかし、μ250CRSにレデューサを付けたシステムですと、マッチングするものは、殆どなさそうです。仮に、カメラ側の光路が出たとしても、オートガイダー側の長さの調整が大変そうです。諦めよっかなぁ?冷却CMOSカメラの時だけ、オフアキシスガイダーを使うとか・・・それも面倒くさいなぁ・・・
 
 下の写真が、様々なオフアキシスガイダーです。
 

ZWO社のオフアキシスガイダーです。レデューサーなしで、冷却CMOSカメラなら使えそうです。(あら?レデュサーを付けても大丈夫だったかな?また、レデューサーなしで、APS-Cデジイチなら使えそうです。)
 

これは、星見屋さんが扱っているものです。仮にピントが出ても、内径が小さいので、SEO Cooled 6Dでは、けられてしまいそうです。
 

これも星見屋さんが扱っているものです。Canon EFマウントとなっています。光路が短いので、もしかしたらうまくいくのかなぁって思ったりして・・・価格も安いし・・・でも、望遠鏡側の接続が出来るかなぁ?ピントが出るのかも妖しいですし・・・
 

これも、星見屋さんが扱っているものです。大口径オフアキシスガイダーM68と言う名前です。ケラレは出ないでしょうが、望遠鏡にどうやって固定するのか、じぇんじぇん分かりましぇーん。
 

これは、米オライアン社の薄型オフアキシスガイダーです。ぱっと見た目、何か良さげなんですが、どうなんでしょうかねぇ。
 

これは、ドイツ TSG Giant off-Axis Guiderです。有名な「よっちゃん さん」がお使いのようなので、実用性はピカイチかもしれませんが、これとて、私の望遠鏡に接続した場合、どうなるか分かりません。
 

 その昔、セレストロンC11に「三ツ星さん」のオフアキシスガイダー、オートガイダーにはSBIG社のST402ME NABG、APS-Cカメラを付けて試したことがあります。ピントは出ましたが、オフアキシスガイダー側の星像は、コマ収差がひどくて諦めていました。
 この写真は、コマ収差を減少させるため「黒ひげさん式フラットナー」を付け、カメラはSEO Cooled 6Dと言う冷却フルサイズデジイチを付けています。特の外灯でテストしてみると、非冷却のフルサイズデジイチなら、ピントが出そうでした。しかし、実際の星では、オートガイダー側に星が出てきませんでした。感度不足?違うかー?とにかく、アホアホ星人のアホ衛門には、オフアキシスガイダーは、敷居がとーっても高いです。


貧相アブ衛門の嘆き824


2020年6月13日(土)


思い出なんぞ。


 今日は、雨が結構降る中、散髪に行って来ました。髪の毛がドシドシ伸びるアホ衛門でありました。
 
 雨が降っていることあって、昔の写真を再度画像処理したりしていました。奥上高地の徳沢と北アルプスの蝶ヶ岳で撮った写真です。また、行きたいなぁ。出来たら、また「タチゲ」と登りたいなぁ。
 

 2006年8月に奥上高地の徳沢で撮ったいて座付近の銀河です。FujiのFinePix S3 Proで撮ったものです。この後に発売されたS5 Proもそうでしたが、長い露出(と言っても3分程度でもですが)をかけるとかなりのノイズが出て困りました。高橋のスカイポートでガイド撮影しました。
 お恥ずかしい話なのですが、ここで、まあまあ見られるガイド撮影の星空の写真はこれが初めてでした。この写真も拡大すると、レンズの収差と、少しのガイド不良がありますが・・・その後、カメラが変わったり、ポタ赤もアストロトラックTT320XやGF50になったりして、成功率は格段に上がりました。
 

2006年8月に北アプルスの蝶ヶ岳で、固定撮影で撮った「穂高連峰、槍ヶ岳と星達」です。当初行った画像処理は、とても見るに忍びないものでしたが、今回は、割と見た目に近い感じに仕上がりました。
 

これも、2006年8月に撮ったものです。こちらはガイド撮影です。
 

これまた、2006年8月に撮ったいて座の銀河です。月明かりで、手前の風景も写し出されてています。山々に張り付いた雲がCGみたいに見えますね。遠くには、御岳山や乗鞍岳も写っています。
 

2007年8月に蝶ヶ岳から撮った「穂高連峰と槍ヶ岳」です。陽が昇ったばかりの時刻です。カメラはFujiのFinePix S5 Proです。長時間露出のノイズは大変でしたが、風景撮影の発色はピカイチでしたねぇ。レンズはシグマの10mm〜20mmズームレンズの焦点距離10mmで撮ったものです。このレンズ、ピントがおかしくなることが、ままありましたので、処分してしまいました。
 

2007年8月の撮影です。標高差約1.000m下を流れるのは、梓川です。
 

2007年8月の撮影です。キャンプサイトから蝶ヶ岳ヒュッテに向かう道です。ある年は、ここを雷鳥が平然と歩いていました。
 

これも2007年8月の撮影です。1978年に、初めてこの場所から記念撮影をしてから、何故かとても好きな場所になりました。何て言うことはない風景なんですけどねぇ。
 

2007年8月に徳沢から撮った「明神岳・前穂高岳に沈む銀河」です。ありゃ、色が変ですねぇ。
 

2016年8月に徳沢で撮った「明神岳・前穂高岳」です。カメラはNikon D810です。
 


貧相アブ衛門の嘆き823


2020年6月11日(金)


諸々・・・


 先日、ようやく「アベノマスク」が届きました。今更・・・否、そんなことを言ってはいけません。感謝、感謝。すべてに感謝であります。
 しかし、特別定額給付金は、まだ振り込みがありません。提出した書類に何か不備でも・・・マイナンバーカードからの申請では、何かと問題があるとのことで、書類で申請したのですが・・・
 
 さて、6月10日に、ここ中国地方も梅雨入りしました。しばらくは、ジメジメ、アツアツの不快指数マックスの天気が続くのでしょうねぇ。
 
 ところで、6月11日に「ステラショット2」の2.0dのアップデータが公開されました。早速インストールしておきました。梅雨空なので、実際の星で何がどう変わったかを試すことは出来ていませんけどねぇ。CMOSカメラのライブビューがもっと速く描写出来て、ピント合わせが、ちゃんと出来る様になっていると良いのですが、ちと無理かなぁ。
 
 もう一つ、ところで「オフアキシスガイダー」を、何とか実用化出来ないものかと、とあるお店に問い合わせのメールを送ってみました。うっとしい客だなって相手にしてくれないかも知れませんので、あまり期待せずに返信を待つことにします。
 
 ようやく「天文ガイド誌」を購入しました。
 「うっそー!ホンマでっか?」NEOWISE(ねおわいず)彗星が、最高で2等星ほどになるかも知れないとのことです。ま、その時は、高度が低すぎるのでまともに観測出来ないでしょうが、7月中旬から8月上旬にかけて4等級前後の明るさになっているかも知れないとのことです。
 今年は、「アトラス彗星」(C/2019 Y4)も「スワン彗星」(C/2020 F8)
も大いに期待を裏切ってくれましたので、何とか頑張ってくれー!と言う気持ちで一杯です。彗星の拡散したイメージで4等級前後の明るさでは、肉眼で見るのには、結構厳しいものがあるかも知れません。しかし、殆ど宝の持ち腐れ状態の、今持っている機材を使えば、かなりの迫力ある写真が撮れるはずです。3度目の正直をー!!
 

これは、1997年春に現れた大彗星の「ヘール・ボップ彗星」。(核がとても大きくて、最大で−1等級の明るさもあり、尚且つ随分長い間観測ができました。)岡山県の美星町にて、標準レンズを使って恒星時で撮ったものをトリミング。ここまですごい彗星なるのは無理でしょうけどねぇ。あ、でも、1976年春に現れたウェスト彗星は、全く期待されていなかったけど、核が分裂して大彗星になりましたねぇ。意外にNEOWISE彗星も化けたりして・・・
 

おまけの写真。2018年3月に和歌山で撮った「北斗七星や牛飼座」のガイド撮影画像です。普通の星座写真もたまには良いですよねぇ。
 

 

これは2019年11月に撮った「プレアデス星団」です。大きい画像では、そこそこエエぞって思っていたんですけど、このサイズにすると、色彩も含めて、じゃんじぇん駄目ですねぇ。(画像を処理しなおして、入れ換えました。)輝星の光芒が変なのは、フィルター自体のせいだと思っていましたが、多分、フィルターが結露したことが原因の様な気がします。
 

 更に、文面と関係ない写真をアップ、アップぢゃ。何度も登場しています、2006年の8月に撮った「上高地からの風景」です。
 1978年に初めて見た時は、まるで現実のものとは思えないほど感動しました。しかし、その時は、時間が早すぎて逆光でした。その後も、何度も訪れましたが、この時の写真が一番綺麗ですかねぇ。
 実は、この年は仕事で大トラブルが頻発して(私の責任じゃないですよー。)北アルプスには行けないのかと真剣に思っていました。しかし、苦難の末、2006年8月15日の午前4時37分に自宅を出発しました。(寝不足だぢょー.。)そこから一気に沢渡を経て、午前11時10分に、上高地に着きました。このくらいの時間帯が、光の当たり具合が一番良いのかも知れません。ちょころびっと出ていた雲がアクセントになっておりまして、綺麗な写真を撮ることが出来ました。人が多すぎるので、上高地はちょっと嫌だなぁって思ったこともありましたが、やはり、ここから見る光景は、とても美しい。また、見に行きたいですねぇ。


貧相アブ衛門の嘆き822


2020年6月9日(火)


梅雨入り直前のバカ天気・・・


 今日は、梅雨入り前のバカ暑い日でした。米子市で35.1℃、松江市で35℃。お仕事で行っていた出雲市では35.4℃。何かクラクラすると思っていたら、この気温かよ?そりゃ、そうなりますわ。
 あ、まじか?車のクーラーが故障したみたいです。熱風地獄です。ジジイを殺す気かー?(その後、まともに動いています。あれは一体何だったのか?)
 
 ところで、ちいとパソコンのデータを整理しておりましたら、何やら懐かしい写真が出て来ました。あら、ほぼ全部、既にアップしたもののような気が・・・ジジイは頭がパープリンだから、これで良いのだ。
 

最近は、まるで撮っていない北天の日周運動です。銀塩で撮って印画紙に焼いたものです。あら、どこで撮ったのかなぁ。岡山県の美星町?三瓶山ぢゃないよなぁ。
 

写っている人物からすると、高校3年生の時のものでしょう。地学部の部室です。受験勉強で大変だったけど、いつも誰かに恋をして、いつも、彼奴らと星を見ていた、一番幸せな時代だったのかも知れません。(左端がアホ衛門。)
 

大学時代の下宿で撮ったものです。高橋の40mm屈赤H型ポタ赤のフル装備です。モードラは、クソ暑い夏に土方のアルバイトをして購入したものです。このH型は構造的に少々問題がありまして、200mm望遠で撮ろうとすると、固定が弱くて星が流れてしまうことが多かったです。
 

 相方?の「タチゲ」と松江市の山の中で撮ったものです。部分月食を撮影するためにやって来ました。二人とも大学2年の時に買った登山靴を履いていますし、タチゲの自転車があるので、大学時代に撮ったものでしょう。多分。
 気温がぐんぐん下がって、スーパーで買ってきた焼き鳥が半分凍っていました。クソ寒い中テントの中で寝たような、そうでないような・・・(テントを張った記憶はありますよ。それにしても、このポーズに何の意味があるのでしょうか?)
 
 ★1979年3月14日に部分月食があった記録を見つけました。私が松江に帰っている事を考えると、多分その日でしょう。(最初は11月だったのかと思っていましたが、11月ではなかなか焼き鳥が凍りませんし、私が松江にいるのはおかしいですよね。って、この日は晴れなかったような気が・・・)


貧相アブ衛門の嘆き821


2020年6月7日(日)


運動不足がひどくて・・・


 このところ、まるで運動をしておりませんでした。これでは、体重は増えるわ、体力、筋力はなくなるわで、えらいこっちゃです。
 てなことで、本日は、午前11時過ぎになってから、大山の鏡ヶ成に向けて出発しました。とんでもなく良い天気のうえ、結構涼しかったので、とっても気持ちが良かったです。
 新型コロナが少し心配な状況ですが、この天気ですから、途中、車やオートバイの多いこと、多いこと。まあ、濃厚接触に気を付けているとは言え、私も出かけちゃいましたけどねぇ。
 

鏡ヶ成に向かう途中の、展望台で撮った大山南壁。雲が良いアクセントになっています。
 

鏡ヶ成の駐車場から烏ヶ山(からすがせん)を臨む。うーむ、天気が良すぎっ!元々、ハイコンな画像でしたが、「Luminar4」で画像処理したので、更にハイコンに仕上がっています。
 

烏ヶ山の全貌を臨む。この山をシルエットに強烈な光を放つ星達に魅せられて、登山を始めたのかも知れません。ちなみに、撮影した時間帯のせいか、山の中腹で、木々がまばらになっている箇所があります。土砂崩れ?それとも、太陽の位置でたまたまそう見えているだけ?
 

 鏡ヶ成は、だいぶ前に、土を入れ換えて芝生が植えられています。そんな中を、小さな女の子が歩いていました。君の見る未来はどんなんだろう?「君は覚えていないと思うけど、新型コロナの時は大変だったんだよ。」って親御さんが笑って話せるようになっていると良いのですが。
 他にも、地球温暖化、紛争等々。そのままでは、人類は滅亡へと進んで行ってしまいます。そうなると、生物は、個体数を激減させるでしょう。しかし、その反対に、地球は自己治癒力で回復していくのです。そんなことにならないように、人々は、意識の転換をする時期に迫られているのかも知れません。
 「お前がゆーな!!」ちゅー話ですが・・・
 

象を横から見たイメージに似ているので名付けられた「象山」。建物は「奥大山 休暇村」なのですが、夜、カーテンしめずに灯りが煌々と照っているのです。夜遅くになると、灯りはかなり軽減するのですが、何とかならないものでしょうかねぇ。ま、それは、私たち天体屋?の言い分ですけどねぇ。
 

後ろの山が「擬宝珠山」(ぎぼしやま)です。高校一年のキャンプでは、初日雨が降ったせいで、烏ヶ山登山が取りやめになり、この山に登りました。懐かしい思い出です。
 

高校一年のキャンプの際、皆がフォークダンスを踊っていた広場です。なにもかも、みな懐かしい。
 

毎度お馴染みの高校一年のキャンプの時の写真。(微妙に修正画像処理しています。)事前に生物の先生が、色々お話をしてくれて、期待感はマックスでした。土も入れ換えられ、生えている植物も、変わってしまっています。
 

これが、今回撮影した「発狂トンネル」の元画像。コントラストが高すぎまして、ハイライト部もシャドウ部も潰れています。
 

「発狂トンネル」です。ブラケット撮影をしたのですが、あまり変わり映えしなかったので「AuroraHDR」と言うソフトで、1枚から潰れていたシャドー部が分かるように処理しました。
 

 少なくとも、大学2年の時までは、貧相で、とってもきちゃいない炊事場だったのですが、今ではこんなんになっています。(既にコケが生えていますけどねぇ。)しかし、人がいない炊事場って、とっても寂しい。
 大学1年の夏に、古い炊事場で、夜食のおにぎりを作っていたことを思い出しました。「アタリ」のおにぎりも作りました。とても食える様な代物ではないものが、全体の中に1個か、2個入れていたのかなぁ?
 

前にもアップした、多分1978年の炊事場です。大学2年の夏で、同期のメンバーは都合が悪くて行けませんでした。どうしても、鏡ヶ成でペルセウス流星群を見たくて、高校の後輩達にOBとしてついて行っちゃいました。でも、やはり、疎外感があり居心地は良くなかったですね。
 
 さて、今回の一番の目的である「烏ヶ山」登山にチャレンジです。
 しかし、あまりにも身体がなまっていたので、いつも目安にしている場所に着いたのが、通常の6分程度遅い時間に。とってもしんどいのですわ。
 「ああああ?デイパックの横に入れていたペットボトルがねぇ、ねぇ。ねぇー!」ここで、一気に根性がなくなってしまいました。「えーい、やめだ、やめ。」久しぶりに登山をすると、足だけでなく、腹筋が痛くなるのですよ。不思議ですねぇ。途中、何人か登山客と会いましたが、ちょこっと挨拶するでけでした。濃厚接触はあきませんからねぇ。
 かくして、往復1時間ほど歩いて、駐車場に戻ってきました。
 帰宅すると、たったあれだけの運動だったのに、チョー身体が疲れています。ビールをかっくらって、しばしおねんねです。えーい、それがいかんのぢゃ。運動と節制をしないと、ホンマものの老人になってしまいまんがなぁ。
 ちなみに、落としてしまったと思っていたペットボトルは、デイパックのポケットの下の方に沈んでおりました。何故気が付かなかったか?それは、下山する口実を探していたからなのかも知れません。ダミだ、こりゃ。
 

これが「烏ヶ山の登山口」だ。注意していないと通り過ぎるかも。
 

 例年、5月の頃には、葉緑素のない植物「ギンリョウソウ」が一杯咲いていました。しかし、既に6月なので、半ば諦めていました。でも、探したところ、しっかり咲いておりました。良かったねぇ。
 
 ちなみに、ウィキペディアによりますと
「森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生する菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的には菌類に寄生し、間接的には菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。古くは周囲の腐葉土から栄養を得ていると思われていて、そのように書いてある著作も多いが、腐葉土から有機物を得る能力はない。」げな。ふーん、そうなんだ。僕チン、地下に何かの死体があり、そこから栄養をとっているかと思っていましたよーん。例えば、冬虫夏草みたいな・・・
 ちなみに、漢字で書くと「銀竜草」となります。
 

これは、1999年5月30日に撮った烏ヶ山。本当は、こんな写真も撮るはずだったんですけどねぇ。シクシク。
 

下山してから、300mm望遠で烏ヶ山を撮ってみました。烏ヶ山は、文字通り烏のクチバシの様な形をしていまして、この真後ろにもう1個のピークがあり、そっちの方が山頂になります。写真は手前のピークですが、2000年の鳥取県西部大地震で崩落していますねぇ。双眼鏡で見ていましたが、途中で会った若者の姿は見つかりませんでした。PhotoshopCS6で画像し直しました。


貧相アブ衛門の嘆き820


2020年6月6日(土)


蒸し暑いのねんのねん。ちょんわ、ちょんわ。


 とーっても蒸し暑くなってきました。夏ですなぁ。ても、本日は結構涼しめでしたけどねぇ。
 実は、昨日、ちょっとした怪我を負ってしまいました。ベランダに置いてある望遠鏡を片付けようとした時のことです。
 最近のアホ衛門は、長距離運転の後、めまいと言うのか、ふらつきというのか、フラフラしてやばいのです。そんな中片付けを始めたのがいかんかったのです。鏡筒バンドを緩めて、鏡筒を外そうとしたその時、クラクラとしたのです。「こりは、とってもやばいのねんのねん。」しかし、クソ高いμ250CRSを落とすわけにはいきません。そこで、多少指を負傷する覚悟で、鏡筒バンドをポーンと跳ね上げました。と、右手の人差し指が、鏡筒バンドと赤道儀本体に挟まれてしましいました。「痛ぇー!」
 それでも、たいしたことはないと思っていました。すかああああす、指を見るとえらいことになっていました。黒紫色になって腫れ上がっています。「ん?何か、指がまっすぐではない様な気がするぞ。」慌てて、保冷剤で冷やして、後で、非ステロイドの抗炎症剤を塗っておきました。どうやら、指は折れていませんでしたが、ドキッとする出来事でした。
 

分かりづらい説明写真ですが、鏡筒バンドを向こうからこちら側に跳ね上げたので、黄色い部分で、鏡筒バンドと赤道儀で右手の人差し指が挟まれたのです。おー、いちち。
 
 さて、話がドンガードンガラガッターと変わります。何度も書いております、奥上高地の徳沢の人工の堤防のお話です。単に植物が育ってきたのか、それとも、やはり地球温暖化の影響なのか、どんどん草木が生い茂ってきています。と言っても、2016年までしか写真を撮っていませんが。
 

1978年7月下旬の夜の写真です。この写真では、右側が梓川になります。
 

2001年8月の写真です。まだ、梓川側の草木はそれほど成長していません。でも、岩を束ねている針金は既にだいぶ錆びてきています。
 

2005年8月の写真です。まだ、この程度なら、この堤防の上から星の写真は撮れますね。
 

2006年8月の写真です。写っているところはまだ良いのですが、奥の方は草木が生い茂ってきて、歩きづらくなってきています。
 

2007年8月の写真です。
 

2008年8月の写真です。梓川側の草木が視界を邪魔し始めています。
 

2009年8月の写真です。
 

2013年8月の写真です。梓川側も反対側もかなり草木が茂ってきました。
 

2016年8月の写真です。ああ、ここでは、もう写真は撮れませんねぇ。また、奥に行くことは不可能なくらいに草木が茂っています。
 

てなことで、いつからだったでしょうか、堤防の上ではなく、梓川を渡って、河原で撮影をしています。写真は2016年の8月のものです。


貧相アブ衛門の嘆き819


2020年6月3日(水)


あれれ、もう6月かよ。


 気が付けば、6月。振り向けば5月。特に意味なし。
 しかし、プロ野球界にも新型コロナウィルス感染が・・・うーむ、何としたことか・・・
 
 ところで、先日のこと、振替休日を取ろうと思っておりましたら、急に予定が入り、次の日に延期に。と思ったら、やり残した急ぎの仕事がああああ・・・仕方なく、自家用車でサービス出勤です。体調悪ぃーのにねぇ。
 平らな下道を走っておりましたら、燃費メーターがえらいことになっていました。
 

 29.4km/Lって、実際にはそんなには走らないと思うのですが・・・
 ところで、昨日、車に積み込んでいた望遠鏡などをぜーんぶ、部屋に持って上がりました。死ぬかと思ったわ。