こっつぁんち 2023年春の旅
 
アホなことに「こっつぁんち」に9泊10日ぢゃ。ジェニがねぇーど!!

 
2023年4月28日(金)
 
 朝、4時半に起きる。昨晩寝たのは12時前か?5時半頃に出発しようと思っていたが、結局7時17分に出発。山陰自動車道に入ってすぐに渋滞。何と、右前方が大破に近い車が停まっていた。その後は、順調だったが、間違って、一回下道に降りてしまった。
 

小黒川PAで休憩中。
 
 小淵沢ICで下りる。エネオスでガソリンを入れようとしたが、後から来たプロパンを積んだトラックが先に張り込みやがった。先に、小型車がガソリンを入れて入れないから、私は停まっていたのに、割り込みやがって・・・腹立つ。その後、すぐ近くのローソンで氷とつまみを買う。
 
 5時半頃だったが、こっつぁんちに到着。つーことは、10時間13分かかったと言うことですな。宿泊客は私一人。寂しい。夕食は、カナダディアンロッキーでキノコ入りパスタを食す。支援券があり、ここでの支払いは50円だけ。
 持ってきた機材だが、物置と化している小屋に置かせてもらった。
 

この日の宿泊者は、私一人。右の軽ットラは、こっつぁん家のもの。
 

持ってきた、TOA130S何ぞは、取りあえず「カナダディアンロッキー」の横の小屋に置かせてもらった。
 
 食後のジェラートを食べようとした頃、こっつぁんが「晴れているよ。」と言ってきたので、空を見ると、晴れ間はあるモノの、雲の方が多かったので、一端あきらめた。しかし、その後晴れ間が多くなってきた。最初はサイオニクスプロだけで我慢していたが、少しだけタイプラプス撮影を行った。
 あ、そうそう、買ったはよいが、私の足幅には狭すぎてはけなかったスニーカーを3足こっつぁんにあげた。本来は25.5cmらしいが、25cmでも十分履けるのだそうだ。
 「こっつぁん」は、1足ずつ履いてみると「お、大丈夫だよ。はけるよ。ちょっとウマちゃんに見せてこよう。」と、スニーカーを履き替える度に、奥様のウマちゃんに見せに行った。何か、可愛い。
 ちなみに、息子のTちゃんは、48歳になったそうだ。もうすぐで49歳と言われていた。どわわわ、そうなのぉー。道理でアホ衛門が年をとるわけだ。
 

しんどかったので、超適当タイムラプス撮影を行った。せめて、この倍の時間をかけたかったなぁ。
 

これは、動画にした物です。月明かりが、すんごくて、明るい画像になっています
 

これは、上記のタイムラプス撮影の1コマから少し画像処理したものです。15秒露出と言うことになります。うーむ、このサイズでは、星の描写がイマイチですね。
 

 コロナのせいもあって、こっつぁんちのレイアウトは、かなり変わっています。今回は、初めて「ベガ」と言う部屋に泊まりました。昔は、もっとぼろいソファーだった様な気がするどー。常連客のスタック氏とナベジイが来るまでは、この部屋で一人きりです。
 
 そもそも、こっつぁんは、年も年なので、昨年あたりに宿終い考えていたそうです。そこへ、息子のTちゃんが帰って「カナダディアンロッキー」を開いたのです。んな訳で、どちらかと言うと、宿より、「カナディアンロッキー」がメインになっている気がします。まあ、これも致し方ないことでしょう。


 
 
2023年4月29日(土)
 
 スマフォの目覚まし機能を使って、午前6時半に起床。夕べ、とても小さい紙コップで「いいちこ」のストレートを何杯か飲んだせいで、二日酔いになっている感じだし、足がふらふらしている。やばいどー。
 その後、こっつぁんが「コゴミ」を取りに行くと言うことで、軽トラに乗せて貰って、出かけた。初めは、とんでも無い狭い道に入るので、どこに行くんだろうと思っていたが、結局、昨年5月にも行った、人工のダムのある場所だった。
 

あれれれ?えらい狭い道に入っていくどー。「こっつぁん」に誘拐されてた!と思っていたら、八ヶ岳が綺麗に見えてきたどー。
 
 今年は、1月に大雪が降ったものの、その後は、とても暖かい日が多かったので、こっつぁんちの桜も葉桜になっているほどだ。この時期、葉桜になっているのは、初めてだ。「コゴミ」も、あっても、葉が開いているものも多く、更に、昨年ほど生えていない。諦めかけていたら「えっ?こんな陽当たりの良い所に、良い具合の状態のコゴミの群生地があったど。」てな感じ。こっつぁんの姿が見えたので、そっちに行こうとした。道が悪いので、下を確認しながら歩いたが、10数秒だったかの、ほんの少し間に「こっつぁん」の姿が消えた。仕方が無いので、更に、その辺りで「コゴミ」を探していたら、スマフォが鳴った。何と、川を渡って、向こう岸に行っていたのだ。しかし、長靴を持ってくるのを忘れたので、なかなか川を渡れる場所が見つからない。ようやく下流に行って渡ることが出来た。風景は、林道が出来たり、土砂がダムのところでかなり溜まっていたりして、去年とはかなり違っていた。実は、この場所ではもうコゴミは採れないだろうと思っていたが、これが、またも、意外にも日当たりの良い、到底生えていない場所で、結構採れた。結局、昨年ほどでは無いが、そこそこ採れて「こっつぁんち」に戻ることにした。
 

おお、結構な悪路を歩きました。しかし「こっつぁん」の歩くのが速いこと速いこと。アチキより12歳も上なんすけど、普段から重労働をしているので、こんな道程度では、屁の突っ張りにもならんようです。エライ、エライ、撫で撫で。
 

ダムの上から下を覗き込んでいた「こっつぁん」。「アブちゃんもこっちに来て見なよ。」と、のたまわれましたが、私は高所恐怖症なんだよ。もう、「こっつぁん」のいけず。ペシペシ。
 

ちなみに、昨年は、まだ細い林道だったが、今は整備されて、広い道に変わりつつあります。開通はまだ先の様ですが、歩きなら大丈夫です。
 

ダムは、砂をせきどめていて、昨年と比較しても風景が随分変わっていました。確か、この上流の方で、1992年のゴールデンウィークでは、初めて会う人も含めて皆でバーベキューをしていましたよーん。古き良き時代でしたね。
 

で、採れた「こごみ」です。昨年の半分以下の収穫量でした。次の朝食だったと思いますが、お浸しで出てきました。
 

これは、1992年の写真です。多分、今回の「コゴミ」を採った、もう少し上流でバーベキューをしました。初めから知っている人も少しいましたが、殆どは初めて会う人ばかりでした。ユース形式の民宿の魅力満載の時代でした。
 

これは、上記と同じ場所で、アホ衛門が、焼きそばを作っているところです。
 

これは、1988年の盆休みの時の写真です。アホ衛門はHONDAのオフロードバイクを改造してやって来ました。この当時は、オートバイで来るお客さんが多かったですね。
 
 オマサ氏は、電話をかけたが、その時は、多分、今から2時間かからないうちに着くだろうと行っていた。結局12時過ぎ頃だったかに、彼は「こっつぁんち」に到着した。
 「カナディアンロッキー」のお客さんの車で駐車場が一杯になるから、1台は、野辺山駅前の駐車場に停めてくれと言われ、二人おのおのおの車で、野辺山駅前の駐車場に行き、その後、オマサ氏の車に乗せて貰い、「ふきのとう」に行った。お客さんは、3組程度しかいなかったが、農薬さんは、かなり疲れている様子だった。メニューは、いつもの「ジャガカレー」と「サラダ」とコーヒー付きで1.500円だった。
 

これが、清里にあるジャガイモ料理店の「ふきのとう」で食したジャガカレーだ。まさか、滞在中、毎昼飯をここでとることになるとは、この時は、知るよしもありませんでした。およよ。
 
 その後「ヤマネ記念館」に、金を払って入り、展示されているものを見た。
 ヤマネは花のオシベ辺りの花粉などを主食としているが、蛾なども食べるのだそうだ。身体が軽いせいもあるが、手の形が特殊で、とても細い木でも、実に安定して、とんでも無いスピードで移動出来ることを知って、びっくりした。また、背中に黒い線があるのだが、これは、細い枝と一体化して、敵からカムフラージュが出来る様になっているからだそうだ。これまた、びっくらだよ。
 
 オマサ氏によると、45m電波望遠鏡がある直ぐ横に、筑波大学が管理する林があり、そこには、もしかしたら、ヤマネの住処が残っているかも知れないとのことで、歩いてみた。
 

これが、人間が作ったヤマネの住処ですが、もう廃墟の様でした。
 
 夕食は、「カナディアンロッキー」で食べた。今回は、ガーリックトーストと、カマンベールピッツァ1個をシェアして食べた。まだ、支援券が残っていたので、2.000円はそれを使い、残り250円だけを払った。
 尚、本日は、当初とても良い天気だったが、夕方から、曇ってきた。そして、霧雨まで降ってきた。
 夜は、オマサ氏と、こっつぁんとで酒盛りを始めた。しかし、こっつぁんは、最近は午後10時には寝るとのことで、その通り、その時間を少し過ぎに頃、部屋に戻っていった。
 昨日は私一人、本日は、オマサ氏と2人の宿泊者だけだった。
 実は、オマサ氏も私も、漫才師の「大木こだまひびき」の大ファンで、YouTubeで、ずっとその漫才を見ていた。お互いにダミ声で「そんな奴おれへんやろー!!」の連発をすることに。
 オマサ氏は、普段の疲れと、お酒が入ったせいで、話の途中から寝てしまった。よくぞ、私の宿泊の都合に合わせて来てくれたものだと、感謝、感謝です。


 
2023年4月30日
 
 背中がとても痛くて、午前6時、少し前に目が覚めた。外は、ちょっとした嵐になっていた。
 その後、オマサ氏の「エクストレイル」に乗っけて貰って、まずは、長野県南佐久郡佐久穂町余地にある余地ダムに行った。無料の高速道路を使って。11:39分頃到着。小さなため池のようなダムだった。小雨が降っていたが、丁度車に戻ろうとした時に、大雨になった。危うくずぶ濡れになるところだった。実にラッキーだった。
 

オマサ氏のエクストレイルで行った「余地ダム」です。何かため池みたいに小さいですね。その後、もっと山の方に行こうと思ったのですが、ガスっていて、行くのをやめました。
 
 その後、またもや、「ふきのとう」に、行った。お客さんは、それほど多くなかった。その後、鳥の話でもりあがる。また、漫画の「ゴン」を少しだけ見る。
 

「ふきのとう」で今回食したのは、オムレツとパンだ。結構うまいのだ。
 
 それから、「ヤツレン」に行った後、「びっくり市」にも行っておつまみなど買った。帰ると、240kmほど走破していた。
 

 ここが「ヤツレン」だ。「こっつぁんち」の朝食で出てくるポッポミルクは、ここで買ったものだろうか?ちなにみ、アホ衛門は、長い間牛乳を飲んでいない時期があったので、消化酵素がなくなったようで、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするので、飲めないのだ。子供か?
 ちなみに「ヤツレン」に寄ったのは、オマサ氏がトイレに行きたかったから。そのため、買い物はせず。
 

アホなことに、タイムラプス撮影を再度チャレンジしようと、RAWではなく、JPEG設定にしていておりました。更に、それを外付けハードディスクにコピーした後、カメラのデータを初期化してしまいました。従って、日付けの情報がおかしくなってしまった。多分、この写真は、この日のものだと思います。(否、4月29日のものだったりして)オマサ氏が得意?の「おひかえなすって!」のポーズをしてます。
 
 相変わらず、晴れ間はなし。夜になると、少し星空が見えたらしいが、私が見に行った時はガスがかかっており、月がかろうじてぼやけて見える程度だった。
 オマサ氏によると、西の空に、−1等級くらいの星が見えていたが、あの星は何?と聞かれた。後で調べると、プロキオンか、アークツールスか、カペラのいずれだったかもしれない。火星は既に遠ざかっており、2等星くらいに鳴っていたから違うはずだ。
 夜、持ってきていたDVDで、ドラマを見せるが、オマサ氏もこっつぁんも、そんなテレビは見たことが無いらしく、全く興味なし。だわな。2007年のK−1のビデオは唯一、多少、興味を持ってみてくれていた。酒は、私は500mlのプレモル1本でそこそこ酔っ払ったが、部屋に戻ってから、小さな紙コップで「いいちこ」のストレートを2杯程度飲んだ。オマサ氏は、昨晩と同じく、話しかけている内に反応が無くなり、寝てしまった。こっつぁんは、76歳と言うこともありぃの、一日中労働作業をしていることもありぃの、今夜も午後10時頃に部屋に戻った。


 
 
2023年5月1日(月)
 
 午前5時に目が覚めた。外は、ガスが山々を隠している。そこで、もう一度寝ることにした。気がついた7時前頃になっていた。朝食を食べ終わって外に出ると、大方青空が広がっていた。こっつぁんにお願いして、洗濯をして貰った。
 オマサ氏は、あさってから仕事があり、本日は、その用意もあるとのことで、午前9時少し前に、帰途に向かった。本日は、オートバイのお客さんが2人来るらしいが、お仲間に入れてもらえるだろうか?
 

 オマサ氏とは、今日でお別れだ。多分、結構無理して、私の都合に合わせてくれたんだと思います。オマサ氏って、本当に良い人なんですよ。感謝、感謝。
 お礼と言っては何ですが、使っていなかった「FujiS5Pro」を、タムロンのレンズ付きで差し上げました。電池が、ほぼ皆バカになっていたので、ネットで互換品を1個付けさせて頂きました。うーむ、返って迷惑だったかも。
 
  こっつぁんに、埼玉県志木市立八ヶ岳自然の家展望台があって、景色が良いから言ってみたらと言われるが、ネットでググると、そこは、片道188kmとなっていた。こっつぁんの話からすると、多分他に同じような名前の場所があるのだと思うが、イマイチ分からなかったので、諦めた。
 して、お昼は、相も変わらず「ふきのとう」に行ってきた。ジャガカレーとサラダ、そしてコーヒーと、ふきのとう入りソーセージを食べた。2.200円も使ってしまった。
 

ジャガイモ料理の「ふきのとう」の駐車場脇には「昭和堂」なる、昔懐かしき駄菓子などが販売されている。何でも、経年劣化で屋根が傷んでおり、その修復が大変だったとか。
 
 その後、行く当てもないので平沢峠に行ってきた。丁度、下山してきたおじさんがいたので声をかけた。飯盛山に登ろうかと思っているが、道の状態はどうですかと尋ねてみた。登山口を少し歩いたところは、少しぬかるんでいるけど、大丈夫ですよとのことでした。
 その後は、電波望遠鏡を見に行った。受付は、iPhoneで二次元コードを読み込んで、名前やどこから来たかを入力するだけで大丈夫だった。また、受付は、人が居なく、スマフォを持っていない人は、備え付けのタブレットで登録することも出来た。電波望遠鏡の横にある、建物は、今までは入れて見学が出来ていたが、今回は立ち入り禁止になっていた。(後で他の人に聞くと入れたよとのこと。この日だけダメだったのかも。)
 

デーンと、とん挫するのは、45m電波望遠鏡です。かっちょエエ。何でも、ミリ波電波望遠鏡の性能としては、世界トップクラスだそうです。知らんけど。(ちゃんと説明書きがありました。本当です。)
 

こっちは、10mmのミリ波干渉電波望遠鏡の軍団です。数が多いので、迫力がありますね。
 

この場所には、忘れ得ぬ思い出があるのだ。そうなのだ。初めて「こっつぁんち」に来た1985年8月に、タチゲを写した場所なのだ。
 

何度もアップしている写真ですが・・・1985年8月の盆休みに、初めて野辺山にやって来ました。タチゲも、私も、オートバイに乗ってやってきたのです。後ろのレールは「もしかしたら、小海線もレール?否、そんなはずはない。」てな風に思っていました。結局、10mmミリ波干渉電波望遠鏡を移動させる為の、レールだそうです。およよ。そうなのぉー?
 
 その後、こっつぁんちに戻ると、倉庫に入れさえて貰っていた望遠鏡を、一度組み立てたいと思った。しかし、場所が無いなと思っていると、何とか、喫煙所に入れさせて貰うことが出来た。
 

喫煙室なので、少々タバコ臭くなるのは仕方が無い。これにカバーをかけて置かせてもらいました。こんな望遠鏡を持ってくるから、荷物まみれになるのだ。
 
 で、本日の宿泊者は、九州からトライアンフでやっていたKさんと、どこからの宿で知り合ったと言う、川口から来られたSさんが加わった。Sさんのオートバイは、一瞬カワサキのZ2と思ったら、ゼファーとのこと。こっつぁんちに来るのは、初めてで、カナディアンロッキーも宿自体にも、大変満足されていた。
 

これは、翌朝、撮った彼らのオートバイです。左のゼファーは、走行距離が10万kmを超えているとか。右側の「トライアンフ」は、昔の「トライアンフ」とは随分デザインがモダンになっていますね。マフラーで足が熱くないですか?と聞くと、それはないけど、ニーグリップがしづらいと言われていました。音も、昔のバーチカルツインのすんごい音ではなく、軽やかなものになっていました。オールドファンとしては、昔の「トライアンフ」が良かったなぁって・・・環境問題何ぞで仕方が無い進化なのでしょう。
 
 カナディアンロッキーでは、彼らはそこそこ贅沢に食事をされていた。ビールも飲んだ後、赤ワインも1瓶頼まれて、ご相伴にあずかった。あまり渋みもなく、うまいワインだった。
 Kさんは、高校時代地学部だったと言うこともあり、天体には未だいくらかは興味があるようだった。
 こっつぁんちに戻ってからも、少し酒盛りをした。Kさんが持ってきた、クソ堅い「堅パン」も頂いたし、ショウガのお菓子も頂いた。これが、結構うまかった。
 尚、Sさんは学生時代から、現在にかけて少林寺拳法を修行されているとのこと。私は、大学時代に2年間だけ少林寺拳法部に入っていたので、その話でも盛り上がる。
 Sさんの話によると、中国のアクションスターである「ジェット・リー」(本名:李連杰=リー・リンチェイ)は「少林寺」と言う映画のも主演して、名をはせた。しかし、彼の武術は少林寺拳法ではなく、映画撮影に当たっては、香川県に総本山がある日本正統少林寺拳法で修行して映画にあたったそうである。へー、そうなのぉー?
 

これが「堅パン」です。帰ってから食べましたが、ビックリするほどは固くありませんでした。
 
 私の作った天体写真のDVDや、松田優作氏と中村雅俊氏の「俺たちの勲章」のDVDも見て貰った。「ああ、昭和だわ。」と言っておられた。今は亡き坂口良子さんが、若くてとても可愛かった。
 天候は、夜になるとガスが結構かかってきてしまったので、折角喫煙室に仮セットした望遠鏡も実際には出すことが出来なかった。


 
 
2023年5月2日
 
 朝、7時頃にスマフォの目覚ましで起きた。快晴だった。そこで、朝食まで時間があると思ったので、八ヶ岳をバックに撮影しようと出かけた。しかし、鹿除けのネットがずっと巡らされていて、あの、いつも行く、畑と電波望遠鏡が見える、少し横道まで入って撮影をした。朝食の時間は7時半だったが、それより少し早く朝食が始まっていた。こっつぁんが、私のスマフォに電話したが、部屋で鳴っていたと言っていた。
 

今年は、八ヶ岳の残雪がとーっても少ないなぁ。
 
 さて、彼らは、電波望遠鏡も見学したいと行っていたが、見学が出来る時間開始がイマイチわからなかったので、昨日こっつぁんが行っていた見晴らしの良いという「志木市八ヶ岳自然の家」に行って、その後飯盛山にでも行って来ようかと思っている。」と言われていた。しかし、風も強く、こっつぁんの情報によると、今朝の最低気温は-3℃だったと。オートバイのSさんも、Kさんも、寒くて嫌だなーと言われていた。
 ちなみに、Kさんは、星に興味があるので、喫煙室に置かせてもらった、私の望遠鏡を見たいとのことで、カバーを外して見て貰った。「うわー、すごい。」更に「ZWO ASI AIR Plus」の説明をすると、へぇー、今はそんな方法で撮影しているんですか?」などと感心されていた。
で、私はと言うと、チンタラしており、ようやく「志木市八ヶ岳自然の家」に向けて出発だ。砂利道に入るが、良く整備されており、スピードを落とせば、何と言うことは無かった。景色は、「こっつぁん」の話で、ハードルが上がりすぎていたので、「ありゃ、これか?」程度の感想だった。
 

これが、その「志木市八ヶ岳自然の家」からの景色です。当初、こっつぁんが、埼玉県のどうだこうだと言っていたし、県境がどうだこうだと言っていたので、埼玉県との県境にあるのかと勘違いしていたのですぞ。
 

来た道を振り返ると「青空星台」の標識の向こうに富士山がどーんと収まっておりました。
 

こんな展望台?があったのだが、視界が狭いし、こんなん、いらんやろ、ちゅー感じでした。
 
 その後、獅子岩の駐車場に車を停めて、飯盛山登山を開始だ。12時3分にスタートだ。飯盛山は、ハイキングに毛が生えた程度の山と思っているが、最近の体力の低下が著しいので、ちょっと心配になった。このところ、人とあまり話さない日々が多かったので、登山する人、下山する人、すべてに声をかけた。その中に、ハーフなのかと思ったお子さんがいた。挨拶をすると、しばし黙っていたので、親から、知らない人としゃべるなと言われているのか思ったが「山頂は、風が強いですよ。帽子が飛んでしまいますよ。」と教えてくれた。親御さんを見るとどうやらハーフではないようだった。と、後ろから足音がする。何と、若い青年のあっという間に追い抜かれてしまった。「クッソー、昔の俺だったら、ちゃんとついて行くことが出来たのにな。否。もっと早く登っていたかもしれない。」と、変な自尊心わいてきた。それでも、今の体調から考えたら、そこそのスピードで歩けていた。
 

登山途中には、桜がとても綺麗に咲いている場所があった。
 

飯盛山と富士山だ。飯盛山は、まさに飯を盛った様な形をしている。
 

飯盛山山頂の標高を示す標識だ。1.643mげな。
 

山頂から、見た八ヶ岳です。今年は随分残雪が少ないですね。
 
 して、登頂タイムは、42分37秒だった。あの少女や、他の下山者も言っていたとおり、山頂は結構な風だったので、帽子は山頂の手前から手に持って歩いていた。
 山頂では、小学生とおぼしきお子さんと、そのお母さんがいた。また、男性の外人さんがおられたので、ご主人ですかと聞いてみた。すると、パートナーとのこと。その方はフランス人とのことだった。つまり、籍はいれないが、事実上の結婚と言うことだろう。女性の方は、私が話すと、そのパートナーに英語で通訳していた。しかし、そのお子さんはどう見ても、日本人だ。憶測だが、離婚して、そのフランス人と一緒に暮らし始めたと勝手に思っている。最後に、私の帽子が地面に落ちたので、そのフランス人が教えてくれた。「メルシィーボクー」とお礼をした。
 
 さて、下山だが、33分55秒かかってしまった。
 その後、ワンパターンで獅子岩に行ってみた。先におられた方に「何度も来ているんですが、正直どれが獅子岩か分かりません。」と話しかけると「ほら、あその岩です。」と教えてくれた。しかし、どうみても獅子には見えない。
 

これが、獅子岩だ。うーむ、でも、これが獅子って言われてもなぁ。
ちなみに、この岩の周りに鉄の柵が巡らされていたが、どうやら、鹿の被害を防ぐためのようだった。
 
 その後は、これまた、ワンパターンで、清里の「ふきのとう」に行った。今回は、ジャガイモ1個を半分ずつにして、そこにバターを乗せ、ソーセージとサラダが一緒になったものを食べた。後、アイスコーヒーも。
 その際に、安曇野の「大王わさび農場」や、「小笠原わさび店」の情報を貰った。多分、前者だろうが、わさびソフトクリームの話があった。ソフトクリーム自体にワサビが入っているのだが、更に、そこにすりおろしたワサビを直接乗せるのだそうだ。「ツーンと来ないですか?」と聞くと「ツーンと来ますけど、おいしいですよと。」のこと。
 写真の整理などパソコンをいじっていたら、17時半頃、お客さんがやって来た。私と同じ年齢のTさんと言う方だ。ウィッシュに乗ってこられていた。前日は、白樺湖辺りで止まられていたとのこと。
 晩飯は、カナディアンロッキーで、カレーエビピラフを食した。若くて背の高い連中が5人と、家族連れの4名が他にいた。こっつぁんは、何かあるのか、カナディアンロッキーにはいなかった。
 その後、こっつぁんとTさんと酒盛りが始まった。Tさんは、自分で持ってきたウィスキーを、こっつぁんと私は「いいちこ」を飲んだ。あ、こっつぁんは、Tさんのウィスキーもそこそこ飲んでいたよね。
 で、私は、部屋に戻ってからも、パソコンをいじりながら、「いいちこ」を更に飲んでいた。
 この日は、異常に寒く感じていた。Tさんは、初めは「全然寒くないですよ。」と言われていたが、そのうち寒くなって、こっつぁんが二つのストーブをたいてくれた。
 私の部屋が異常に寒いので、おかしいなと思っていたら、何と、サッシが開けっぱなしの、網戸になっており、外の空気がそのまま入ってきたのだ。こりゃあ、完全なアホだ。
 
 折角の星空だったか、寒さが我慢できず、また、月も煌々と照っていて、更にギャラリーもいないので、喫煙室から出すことはなかった。


 
 
2023年5月3日(水)
 
 少々深酒をしたせいか、7時半前に、珍しくこっつぁんに起こされた。つまり、珍しく熟睡。Tさんは、朝食は食べない主義なので、私一人で頂いた。
 今日も快晴。何でも、今日は10名ほどの宿泊者がいるげな。いい加減望遠鏡を出してやらないとまずいな。
 Tさんは、滝見の湯に行き、風呂に入り、そこで、そばを食べ、野辺山駅の近辺の喫茶店に行くげな。実は、Tさんは、私と全く同じ年齢でで、生まれたのも同じ7月。私より若干早く生まれている。子供が2人いて、上は30歳を超えているらしい。こっつぁんちには、30年ぶりで来られたとか。何か、最近、何十年ぶりに「こっつぁんち」を訪れる人がそこそこいるらしい。
 実は、朝になっても、行き先を決めていなかった。ようやく、重い腰をあげたのが、恐らく10時半過ぎのこと。11時からカナディアンロッキーの営業が始まるので、それまでには、車を出しておかないと営業妨害?になるからだ。
 まずは、11時過ぎに清里にあるジャガイモ料理の「ふきのとう」に、しつこく行った。まさに、皆勤賞である。何にするか少し悩んでいると農薬さんが(本名は若Wさん。今回初めて本名を知った。)「もう、全部のメニューを食べたしまった?」みたいなことを言っていた。いやいや、今度はグラタンにするのだ。あはは。グラタンを食べ終わった頃、農薬さんが、レトルトのカレーも、ふきのとう入りのソーセージも、通販でかなり出ているんだよと話してきた。その話に挑発されたのか、ふきのとう入りソーセージも頼んでしまった。確か、2本入りで700円だった。長男のDちゃんは、これまでの休みは山菜採りに出かけていたが、今日は、連休に入ったと言うことで、二階で待機していた。早速、外のパラソルの調子がおかしかったので、直していた。何ちゅー親孝行の息子さんだろう。
 その後、以前より、久しぶりに行っておこうと思った「双葉町のシャトレーゼ」に行くことにした。
しかし、双葉町のシャトレーゼと検索しても出てこない。あれれれ?何度か調べ直すと、
「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」と言うのが正式名称で、双葉町が合併したことで、住所は、山梨県甲斐市下今井1954となっていた。およよ。
 連休にはいったので、車やオートバイの数は結構増えていたが、それほどの渋滞に巻き込まれることなく、着くことが出来た。と、車の数がかなり少ない。何故?駐車場の前には、工場があり、そこの社員が忙しそうに働いている。あれ?販売店がないぞ。もしかしたら、通販だけになったのかな?そこで、案内図を見たところ、上の方に販売店があることが分かった。しばらく行っていなかったので、記憶が完全に飛んでいた。第二駐車場に停めた。第一駐車場は、お店の前にあるが、満車だったら面倒臭いので、そうしたのだ。
 しかし、かつての賑やかさは、全く感じられなかった。以前は、若いお嬢さんがレジをやっていたが、今回は、大変愛想の良いおばちゃんが対応してくれた。お客さんも少なかった。とりあえず、安くて大きな赤ワインや、酒のつまみになるものを買った。また、こっつぁんちのお土産として、否、ワイロとして、レアチーズを買った。
 

かつての勢いがないように思える「展望ハウス」。以前は雪印だったのだが、その頃から「こっつぁんち」に行くと、皆でいつも寄っていた場所だ。
 

ここでは、安かったこともあり、アイスクリームを食した。でも、一人は、やっぱ、寂しいわ。
 
 「雪印だった頃から来ているのですが、ブルーボトルと言う、おいしい白ワインがあったのですが、さすがにもう売っていないんですね。」と聞くと「あれは、おいしくて人気があったんですが、原酒が入ってこないので、販売していないんです。」とのこと。確か、正式名称はリースキンだったかな。
 ふと、昔のことが思い出された。ここへ来る時は、いつも、あの連中達がいた。スタック、オサマ氏、ナベジイ・・・ある年は、タチゲもいた。それが、今は一人なのだ。とてもさみしい気持ちになった。あの頃は、当たり前のことだと思っていたのに、それが、今は違う。みんな色々と事情があって、同時には集まれないのだ。
 そう言えば、スタック氏は、野辺山や、清里など、この辺りの地理に詳しく、ここへ来る時も、裏道を走った。新緑の若い緑の木々を両サイドに見ながら、車を走らせた。そんな新緑がとても好きだった。しかし、地理がよく分からない、私は、普通に国道を走っていたので、そんな光景も見ることがなかった。
 野辺山のセブンイレブンで、ロックアイスと、プレモルを2本買っておいた。
 (ちなみに、セブンイレブンの後ろの家には、柴犬の老犬がいたが、先日見た時には、ワンちゃんはいなく、犬小屋には何やら資材?が突っ込まれていた。多分、亡くなったのだろう。これまた、悲しい。)
 

2019年8月に行った時は、老犬ではあったが、何とか元気だったワンちゃん。毎回、挨拶に行くのだが、ものの10秒未満しか喜んでくれないワンちゃんだった。
 
 それから、ようやく午後3時過ぎにこっつぁんちに着いたが、驚いてしまった。駐車場が満車状態なのだ。おいおい、いくら何でもすごすぎやしないかい?仕方が無く、平沢峠に行って、またも八ヶ岳や獅子岩何ぞを撮って時間を過ごした。
 午後4時くらいに戻ると、何とか駐車スペースが空いたので、停めることが出来た。
 
 本日は、5月の連休がスタートしたと言うことで、お客さんは10名程になると、ホラ吹きこっつぁんが言っていた。
 夕方になると、確かに、次々に宿泊客がやって来た。関東エリアが多いが、大阪から来た家族もいた。彼らは午後11時に出て、美ヶ原で2時間ほど仮眠をとって来たのだそうだ。しかし、殆ど関西弁が出ないのだ。
 夜になって、天気予報も良いし、実際に晴れているので望遠鏡をセッティグした。と、極軸合わせの調整をして、あと一息で追い込めるところで、雲が出てきて、殆どダウン状態になった。また、ファインダーを持ってこなかったので、月を入れるのすら、悪戦苦闘だ。地面に寝転がって、入れようとしたが、これが意外にまるで入らない。しかも、丁度電信柱が邪魔をしている。こんなことで、アホほど時間を費やしてしまった。更に、テレビューのダイアゴナルプリズムにパーツを入れて、締めたところ、これが、全く外すことすら出来なくなってしまった。まあ、フィリップミラーを持ってきていたので、そこは、うまい具合、代用になったのだが・・・何とか、宿泊者の、夫婦と、女性のお子さんには、薄雲にかかった月を見ていただくことが出来た。初めて実際のクレーターを見たと感動してもらえた。くぅー、それにしても何という失態。このところ、ミスが増えているアホ衛門だが、ここまで酷いのは初めてだ。
 仕方なく、部屋に戻った後、大阪の家族に私が撮った天体写真の動画見て貰うことにしたのだが、テレビは高橋さんが見ていたので、Macから見て貰うことにした。と、途中で動画止まってしまった。何度やってもダメだった。ならば、DVDに普通に焼いたものを見て貰おうとしたが、これが、どこに行ったか分からない。結局Windowsノートを出してきたところ、うまく動き出した。Mac自体か、Blu-rayプレイヤーソフトか、はたまた、外付けのBlu-rayレコーダーの不具合なのだろうか?多分後者だろう。
 望遠鏡なんぞを片付けて部屋に戻ってきたので、遅くなり、10時前から飲み始めた。大阪の茨木から来た家族は、昨日の午後11時から車を走らせ、途中、事故のため高速道路を降りることになり、美ヶ原だったかで、2時間ほど仮眠をしてやって来たのだそうだ。そのため、食事をした後は、爆睡。旦那さんだけが午後10時頃に起きてきて、一緒に酒を飲んだ。ここにも、Tさんに同席してもらった。


 
 
2023年5月4日(木)
 
 午前7時にセットしていた、スマフォのアラームで、起床。あの狭い部屋で、みんな朝食をとった。セレナで来ていた家族は、奥様によると、以前、こっつぁんちで会って、その後「ふきのとう」でも偶然会っていたそうだ。申し訳ないが、全く記憶なし。男のお子さんは、この後、パラグライダーをしに行くそうだ。
 昨日、月を見て貰った家族は、お帰りだ。また、Tさんもどうするかなぁと言いつつ、帰ることにされた。本日の宿泊者は6名ほどだそうだ。となると、あと一人、誰かが来ると言うことかな。また、若い連中は、朝食前に、岳ちゃんのハイエースに乗っけて貰って「みずがき山」登山に出かけてしまった。・・・この辺りの記憶は曖昧。
 さて、天気はと言うと、雲一つない快晴になっていた。ちっくしょー!まあ、こんなもんだ。ちなみに、テレビューのダイアゴナルプリズムだが、今朝、部屋に持って入って、タオルを絡ませて、力一杯ねじってやると、何とか外すことが出来た。
 11時から、カナディアンロッキーの営業開始となるので、その前に、出発だ。
性懲りもなく「ふきのとう」に行く。今回はベーコン入りオムレツと、パンと、アイスコーヒーだ。農薬さんが「吐竜の滝に行った?」と聞かれたが、久しぶりに行ってみようと思っていた、旧双葉町のシャトレーゼ何ぞに言ったと答える。吐竜の滝と川俣川渓谷は「ふきのとう」の前のオフロードを通って行くらしい。そこへ、車高をが低く、マフラーをいじってやたらうるさい車が入っていった。やっかましなー。と思っていると、しばらくしたら、Uターンしてきた。相変わらず、無意味にエンジンを吹かせるので、やかましいったらありゃしない。ちなみに、その滝なんぞは、もう渋滞が始まっていて、交通整理の方によって通行止めになる可能性が高いそうだ。
 てなことで、南相木のロックヒルダムに向かった。ナビに登録していなかったので、とりあえず、南相木村役場をめがけていった。ダムは、そこからまだ結構距離があった。さすがに、この場所は人が少ない。スタックやオマサ氏、あるいは2014年に一緒に雨の中行ったウランちゃんを思い出し、余計に孤独感にさいなまれた。あの時は楽しかったな。
 

ここが南相木ロックヒル式ダムから見下ろした風景です。
 

ダム建設の工事で使われていた車のタイヤが展示されています。重さ1.3tもあるそうです。このサイズのタイヤはブリジストンだけが作れるそうで、世界市場を独占していると、ある番組で言っていました。
 
 で、つぎはどこに行こうか?一瞬考える。混んでいるところは嫌だしな・・・
 で、ワンパターンの塩川ダムに行くことにした。増富の住所で登録していたので、それを頼りに車を走らせる。昨年5月にも、オマサ氏と行った場所だ。と、何か、通行止めの看板が出ていた。「あれぇー?確か連休が終わってから通行止めだったはずだぞ。」しかし、ナビの道は、赤く通行止めの表示になっている。とりあえず、進んだところ、やはり、通行止めは5月の下旬頃からだったことが分かる。
 「あ?ここは・・・」見覚えがあった。ある年のこと、タラの芽をとりに、スタック氏、オマサ氏、タチゲと来た場所だった。実際採れたのは「ハリキリ」が少々だった。タチゲは、おどけて変な格好して写真に収まっていた。あれは、動画だったかな。探せば出てくるかな。
 ようやく、塩川ダムの場所に着いた。車を停めたが、記憶のある場所だったが、昨年、オマサ氏と一緒に来た場所がない。どうしたんだろう?諦めて帰ろうとすると、清里とは、反対側に少し左折した場所、あの場所があった。新緑が実に綺麗だった。

 

おお、ここは昨年5月に、オマサ氏と一緒に行った場所だ。新緑が実に美しい。
 
午後4時前位に、こっつぁんちに戻った。
 しばし、パソコンの、この日記を記入したり、動画をiPhoneにAirDropさせようとしたが、動画が大きすぎて、うまくいかなかった。うーむ、iPhoneに入れている音楽データも一部見当たらないので、もしかしたら、同期の作業をしている時におかしくなったのかもしれない。あるいは、単に私の見落としかもしれない。
 
 ちなみに、昨日は−4℃以下まで冷えたらしいが、今朝はちと氷点下になったくらいらしい。昼間は結構暖かった。
 さて、今晩は、ギャラリーが居なくても、天体望遠鏡を稼働させるど。AIR Plusがダメなら、パソコンを出して「ステラショット2」を稼働させるか?
 ところで、カナディアンロッキーは大繁盛?だが、こっつぁんちは、連泊する家族と、私と、若い男性だけだ。若い男性は、金峰山に5時間近くかけて登ってきたのだそうだ。登山を開始したが、午前6時と言っていたので、朝、岳ちゃんが送っていった連中とは違うのだろうか。でも、昨日望遠鏡を出していたことをしっているので、やはり、あの男性複数のグループなのか?
 食事は、カナディアンロッキーで、パスタとサラダを食す。これが、今や大貧民と化した私にとっては、結構高いんだよね。
 

清里にある、ジャガイモ料理の「ふきのとう」の駐車場にて。
 
 ちなみに、6時半過ぎに、彼の先輩が軽自動車で迎えに来た。何と、モスバックの親父の息子さんとのことだった。身長は185cmくらいありそうだし、幅もあり、ガタイのとても良い人だった。一緒に清里で食事をするのだそうだ。尚、モスバックの息子さんの話では、清里近辺は、ものすごい混雑だったそうだ。
 
 話が変わるが、こっつぁんが突然「アブちゃん明日暇?」と聞く。「まあ、特に行くところは決めていないですよ。」と答えた。「じゃあ、タラの芽を撮りに行こう。車出して。」と。「ええ?こんな夜中にタラの芽を採りに行くんですか。」と開いた口が塞がらない。実は、天文台の職員の方に、明日一緒にタラの芽を採りに行かないか打診に行くだけだったんですよ。その距離なら、歩いて行った方が早いんじゃないのぉ?
 
 さて、本日はほぼ満月。ギャラリーはいないが、折角だから望遠鏡をテストがてら出してみるか?
 てなことで、結局、一人寂しく望遠鏡を出した。今回は、カナディアンロッキーに向かう、オートバイ駐輪所ではなく、道に近い、斜めの場所に設置した。水準器でいい加減な水平を出し、セットした。
 雲がかかっていなかったので、ZWO AIS AIR plusを使うことにした。しかし、最近は、目が悪くなったこともあり、累進加入の遠近両用眼鏡をしていることもあって、まるで極軸望遠鏡に北極星が入らない。そこで、アイベルから購入した角度を測る装置で、とりあえずセットした後は、AIRの機能で極軸を出した。北極星が近かったので、かなりすんなりと極軸が合わせられた。昨日も、この場所で、同じようにやっておけば良かったと反省しきり。
 明日が満月のまぶしい月の光が辺りを照らしている。それでも、何とか、電子観望をすることが出来た。
 しばらくして、大宮ナンバーのセレナで来た家族(旦那さん、奥さん、息子二人)が帰ってきた。9時半頃だったか。そこで、ようやくM57やM51、M81、M82などを見せてあげることが出来た。感動して、息子さんが、iPadに映し出された電子観望の画像を、自分のスマフォで撮っていた。TOA130Sと言う、そこそこ大きな望遠鏡を持ってきた甲斐があったと思える瞬間だった。
 

電子観望で映し出されたM51の画像。若干だが画像処理しています。


 
 
2023年5月5日(金)
 
 朝4時くらいに一端目が覚めた。それから、また寝たが6時頃に完全に起床。晴れているが、薄雲もかかっていた。
 夕べ、モスバックの息子さんと食事に行った彼は、午後10時か、それから少し後に戻ってきたと言っていた。その後、彼は、その息子さんとドライブ?で、大宮の方は、野菜などを買ってから帰るという。
 午前9時頃に、電波望遠鏡の職員の方と、その娘さん二人と、こっつぁんと4人で、とある場所で「タラの芽」を採った。正直、量はあまり採れなかった。
 

この場所の奥の方で「タラの芽」採りだ。
 

収穫量は、とても少なかった。今年は、暖かすぎるのだ。以前は、こっつぁんと常連客が採ってきた「タラの芽」が、他のお客さんの食事に出てくること何ぞ当たり前だったのだが・・・
 
 昼は、11時半近くに「ふきのとう」に行った。チーズをのせたジャガイモ料理と、アイスコーヒーを食した。と、いつのまにか、スタック氏から留守電が入っていた。慌てて電話をかけたが、電波状態が悪く、話がよく分からない。まあ、13時頃に、こっつぁんちに着くらしいことは分かった。こっつぁんちの駐車場が一杯の可能性があるので、停められない可能性があるかもと言ったが、荷物を置きたいと言うので、とりあえず、2台で行った。お客さんの車が待っていたので、早く出て行ってくれと追い立てられる。
 食事は、農薬さんに渡したいものがあるとのことで、またも「ふきのとう」に行った。入ってからしばらくすると、次々にお客さんが来て、農薬さん夫妻と、息子のDちゃんは、てんてこ舞いだ。何でも、そんな親孝行のDちゃんにも、反抗期があったそうだ。
 
 次に、野辺山電波望遠鏡にあるベジタブルボー・ウィズに行ってソフトクリームを食べた。と、ナベジイが、迎えに来てくれとライン。しかし、電話をかけても出ない。野辺山駅に行ってもいない。電話をかけても出ない。結局、駅から歩いてきたようだ。こっつぁんちに着く寸前で発見した。
 

ちょっとお洒落な「野辺山駅」で、ナベジイを探してみるが見つからない。電話をしても出ない。おーい、ナベジイ、どこを徘徊しているんだよ。てな風に思っておりました。
 と、こっつぁんちに着くとはっつぁん家族も来ていた。
 もうこの日帰る人が多いのか、晩飯時間帯は、1組のパーティが居ただけで、後は、ナベジイ、スタック、はっつぁん一家しかいなかった。はっつぁんは59歳なんだと。道理で年を取るはずだ。「はっつぁん」をいじり倒して遊ぶ。はっつぁんは、いじられキャラなのだ。
 はっつぁんとは、かなり前からの知り合いなのだが、その雰囲気から、水戸黄門に出てくる「うっかり八兵衛」に似ていることや、ある日、アイスクリーム工場見学に行った時にアイスクリームを8個食べたことで「はっつぁん」とか「ハチ」とか「八兵衛」と呼ぶようになったのだ。実は、アイスクリームの話はオチがあったのだ。実際に食べたのは8個ではなく、10個かそれ以上だったらしい。あはは。はっつぁんらしい。
 ちなみに、本日、午後2時半過ぎに、石川県珠洲市で、震度6強の地震があった。珠洲市は、以前に仕事で何度も行っていた場所だ。被災された方に、謹んでお悔やみを申し上げます。


 
 
2023年5月6日(土)
 
 

朝食をとるナベジイとスタック氏。ナベジイは、30歳代から「ナベジイ」と呼ばれていた。「名字から、大概ナベジイってニックネームを付けられんだよ。プンプン。」と反論しておりました。
 

 1988年の盆休みに撮った写真です。当時から「ナベジイ」は、「ナベジイ」と呼ばれておりました。,いとをかし。それにしても、人が多い時代でしたね。
 こっつぁんちの、過去最高の1日の宿泊者は、54人だったとか。多分、まだ借金も残っており、こっつぁんも若い時代でしたので、「えーい、どれだけ泊まれるか、やっちゃえ。」てな気持ちでやったそうです。私も、屋根裏部屋に泊まったことがありました。
 
 「こっつぁんち」に車を置いておけないので、スタックと私の車は、野辺山駅近くの駐車場に停めておく。スタック氏がレヴォーグを運転してみたいような話をしていたし、私も疲れ果ててきていたので、スタック氏に私のレヴォーグを運転してもらった。
 
 まずは、クマ工房に行った。レヴォーグを停めると、リラさんが、とてもとても不審げな顔をしてずっと見ていた。「誰が来たかと思ったわ。」とのこと。しばし、クマさん、リラさんと談笑。娘さんの話も出ていた。娘さんが赤ちゃんの頃から知っているので感慨深いなぁ。スタック氏は親戚にアルバムを、ナベジイ箸置きを購入したが、私は自宅マンションがゴミ屋敷と化しているため、なーんも買わず。と、「お前だけ、何も買ってないじゃないかよ。」と、冗談半分にリラさんにいじられる。だって、金もないしね、置く場所もないしね。
 昼飯は、またも「ふきのとう」でとる。全くもって昼食は「ふきのとう」皆勤賞だったな。
 そう言えば、お客さんが多くなって、車を停める場所がなくなったので、スタック氏と私で、空き地に誘導した。これは、常連客ならではの技だなぁ。
スタックの運転で、まずは、南佐久郡小海町のシャトレーゼ松原湖に行く。天気は、これら崩れてくるとの予報だったが、晴れていた。
 

これが、南佐久郡小海町のシャトレーゼ松原湖から見た風景だ。
 
 その後、ナベジイは、佐久の「三輪舎」に電車で行くというので、小海線の駅まで行った。松原湖駅だったかな?馬流駅は、道が狭すぎたので止めたのだ。
 この日の宿泊者は、はっつぁん一家と、スタック氏と私だけ。テレビでイギリスのチャールズ国王の戴冠式何ぞを見ていた。
 ところで、野辺山に来てから、私のレヴォーグは400km以上走っておりました。あらら、そんなに走ったんだ。


 
 
2023年5月7日(日)
 
 朝食をとると、「はっつぁん一家」は早々に出かけて行った。いろいろと観光して帰るのだそうだ。渋滞が酷いと思うので、直ぐに帰ればいいのにと思って見たりするのだが、これが「はっつぁん」なのだ。ちなみに、彼の車は、これまでの小さなオープンカーから、黄色い蛍光色のスズキのスイフトに変わっていた。これまた、奥さんに何の相談もなく「新しい車を買ったから。」と事後報告があっただけ。まあ、「はっつぁん」らしいといっちゃあ、はっつぁんらしい。そんな狭い車でも、後部座席に乗っている奥様は、前の車より随分楽だと言われていた。
 私は、雨の中、8時39分にこっつぁんちを後にした。出て直ぐに、冷蔵庫に、サラミソーセージ、スモークチーズ、大きな干しぶどうを入れたままにして出てきたことに気がついた。もう引き返す元気がないので、スタック氏に電話をして、あげることとした。
八ヶ岳高原ラインでは、工事のため、何度も信号で待たされるし、前の前を走っているマイクロバスが、異常にノロノロはしっているので、少々イラッとしてしまった。
 午前11時2分、恵那峡SAに停まる。トイレ休憩と早めの昼食をとった。台湾ラーメンとチャーハンセットだ。1.200円と、少々高い。昨今物価高では仕方がないだろう。結構腹一杯になった。
 15時6分、社PAでトイレも兼ねて休憩をとる。
 京都からは京滋バイパスを通る。この際、中国自動車道に入る道を間違えかけて停まりそうになる。これは、自分ながら危ないことをしたと猛省。
 その後、確か大原ICあたりで、鳥取自動車道に入り、更に山陰自動車道を通って帰宅した。その時刻17時53分。9時間14分の運転か。まあ、雨は結構ふっていたものの、渋滞はほぼ無かったので、それほどのストレスはたまっていない。ちなみに、燃費計は14.9km/Lを示していた。昨年の帰りからしたら、燃費は悪いが、まあまあだよね。
 

昨年とは、違った道を通ったのと、結構強い雨が降りしきっていたので、この燃費だった。昨年の帰りは、驚異の17.4km/Lでしたからね。


 
 
2023年5月8日(月)
 
 普通に起床したが、左目がアホほど痛いのと、身体が異常にだるかったので、ほぼ寝たきりジジイ状態だった。目の痛みは、昨晩からで、パソコンの文字がとても読みづらい状態だった。
 夕方になってようやく車に積んでいた荷物を部屋に持って上がった。本当に、不要な物を持って行きすぎたなって猛省です。
 
 ★その後、二日間は、疲れがたまっていたのか、寝たきりジジイと化していました。こりゃ、あかんわ。