こっつぁんち 2015年8月の旅
これまた、記憶にかなり曖昧なところがありますので、そこんとこヨロピク。

 
2015年8月7日(金)
 
 本日は、割と早めに帰宅した。と言っても、8時くらいか。と言うのは、昨日、チルド宅急便の不在票が来ていたので、慌ててを郵便局へとりに行った後、帰宅したのだ。よーし、これから出発の用意をするどぉー、と思ってはみたものの、提出書類があるのだ。これをまず片付けないといけない。
 ようやく、仕事が終わると用意にかかったが、これが、まるで根性がない。ちょっとやり始めたが、「もう良い、明日早く起きてやるどー。」って。
 


 
2015年8月8日(土)
 
 午前5時頃目覚ましで目が覚める。「あれ?午前4時に目覚ましをセットしたはずじゃぁ・・・」「あっ、そうか、夕べ寝たのが確か12時半頃で、さすがに4時はまずいだろうと、セットし直したのだ。「アホだわ、やっぱし。」
 しかし、何と手際が悪いことか。既に、重い荷物の一部は車に詰め込んでいたので、これまでより少しは用意はすんでいるはずなのだが、何せ、持って行く荷物が多すぎる。
 結局、望遠鏡の鏡筒は高橋のTOA130Sとして、赤道儀はこの鏡筒に対してはちと貧弱なビクセンのSXPにした。この組み合わせだと赤道儀がビンビン揺れるが、パソコンなしで自動導入が出来るからねぇ。観望会なら、こっちの方が楽ちんなのだ。
 

これが、今回持って行った主砲のTOA130S鏡筒とビクセンSXP赤道儀だ。出番は最初の夜だけで、後はシートに包まれることになるとは・・・しかも、その時も、すぐに曇っちゃいましたし。記憶が定かでは無いが、TOA130Sを持って行ったのは、初めてかも。(あー、違いました。2回目でした。)口径13cm屈折望遠鏡では、最強なんだぜ。さて、この銀色のシート、大型のタイヤを収納するものを活用しているのだ。あ、ファインダーの位置がだいぶずり下がっている。おほほ。
ちなみに、アイピースが「マスヤマ」のものであることに気がつかれた人はいるでしょうか?渋すぎるぜ、アブ衛門。
 
 さてはて、結局出発は、午前10時15分頃になった。当初は朝6時くらいに出るどー、と思っていたが、相変わらずの有様だ。
 しかし、遅く出ておかげで、気になるほどの渋滞はない。しかし、疲れなのか、あるいは、眠剤などの薬効が残っているのか、異常なまでに眠いのだ。SAに何度も入り、缶コーヒーなどを飲んだ。時間はほんの少しだけなのだが。
 小渕沢ICで降り、相当やばくなってきたガソリンを満タンにする。そして、いつものローソンで酒やおつまみを買った。
 いつもなら、そのままの道を上がり、昔の有料道路を通るのだが、今回は、ナビ通りに走った。長坂方面の道を走る。初めて走った道なのか、それとも以前走ったことがあるのかは、いまいち分から無かったが、景色も良く新鮮な気分になる。
 こっつぁんちに着くと(午後5時頃?)早速、望遠鏡の組み立てを行った。
 いつもの、「ミラ」と言う部屋に入る。あれっ?以前もいたNさんと同室だ。
 ところで、私が停めた車の後ろの車だが、何と、あのT家の車だった。今回は、旦那さんと、奥さんと、長女さんが来られている。実は、次女さんと三女さんは、夜に彼氏をそれぞれ連れてやってくるのだそうだ。「えー?まじかよ?」
 その前に、望遠鏡を駐車場の脇に移動してセットした。しかし、ちょっと晴れ間はあったが、その後、雲だらけになった。初めは土星もかろうじて見えていたが、それもあっという間に視界から姿を消した。うーむ、泣けるのぉー。
 夜、9時過ぎだったか、T家の次女さんと三女さんが彼氏を連れてやってきた。しかし、次女さんのその変貌ぶりには本当驚いてしまった。まるで、別人のように見えたからだ。髪型も変わっていたが、痩せたこともあるのだろう。最初にこの家族と会ったのは、2010年の8月だったけど、5年でこれだけイメージが変わるんだ。(良い意味ですよー。)
 その後、10時頃になって、花火大会が始まった。昨日コンビニで買った3.500円ほどの花火セットも加えて、結構長い間やっていた。しかし、打ち上げ花火をこの時間にやるのは、ちょっとひんしゅくだったかも。
 ところで、他のお客さんと言えば、私の年に近い女性とそのお母さん、6才位の女の子を連れた夫婦、そして、相部屋の、Nさんくらいか。
 夜は、結局T家の奥さんと飲んでいたので、寝たのは夜12時半頃か?ちなみに、T家の奥さんは、昨晩もこっつぁんと二人で12時半まで二人で飲んでいたそうだ。
 ちなみに、湿度が高く遠くの街灯がぼやっとしていたが、夜遅くなって星空が広がった。しかし、さすがにベロベロに酔っていたので、撮影はせず。まったくもって、「うーむ。」だ。
 


 
2015年8月9日(日)
 
 朝二度寝したので、結局最終的に起きたのは、7時半頃か。
 天気は、すんばらしい快晴だ。空がアホほど青い。ちょっと、車の中の荷物を整理した。家を出る前に、ザックの中身を一応吟味してパッキングはしておいたのだが、結局中途半端で終わってしまった。ポタ赤は、やはり、アストロトラックTT320Xを持って行くことにした。このポタ赤は、まずタオルで包んで、両サイドを薄めの板で挟みロープで縛り、更に、防水のためにゴミ袋に入れて、これまたロープで縛るのだ。これを、ザックのサイドにくくりつける。これが、一番収納しやすい。でも、実は、最後のあがきで、星がちゃんと出ていればK-ASTECのGF50もテストするつもりでいた。ま、多分、TT320から変えることはないだろうけどねぇ。
 

何と、この機材もまるで出番無しになるとは想像だにしていなかった。(三脚を縮めていると、何かとっても貧弱な機材に見えますねぇ。シクシク。三脚の3本のうち2本は、ジッツォなんだけどなぁ。)
 
 T家の夫婦は、まず釣りをするのだそうだ。長女さんはその間、こっつぁんちに留まっていた。私はと言うと早々に「ふきのとう」に向かった。初めは誰もいなかったが、(午前11時半頃か)その後、こっつぁんちで会った親子も来たし、あっという間に店はいっぱいになった。当たり前だが、駐車場がいっぱいになってしまった。私は常連客だということもあり、大きめの道の反対側の側道の端に移動させられた。とほほ。
 

「ふきのとう」では、今回もとなりのトトロとドンガバチョが迎えてくれた。
 
 ところで、店主の「農薬さん」は、右膝がアホほど痛くなってまともに歩けなくなったのだそうだ。そんな中、車で旅行に行ったとか。その後、かばっていた左足が痛くなり、その痛みはあちこちに移動して、現在は、左足の親指あたりに結構痛みが残っているのだそうだ。
 その後、酒を買いにセブンイレブン行く。ここでは、隣の家のワンちゃんに半年ぶりに挨拶だ。今回は首輪に蝶ネクタイ?をつけている。このワンちゃん、喜び方が、まるで持続しない。せいぜい喜んでいてくれても5秒程度か。
 

この時は、実にいい顔をしていたねぇ。
 

次の瞬間、こんな表情に。あらら。さっきのは営業笑い?尻尾も振っておりませんよー。
 
 実はこの日、親子4人連れで来た人がいた。お子さんは、お姉さんの方が20歳の大学生で、次女さんは、14歳の中学生。
 佐賀から来た43歳?だったかの男性もいた。ヤマハのトレイサーという850ccのバイクに乗ってこられていた。また、21歳の大学生さんもいた。高校時代に天文部だったとかで、天文のことはそこそこ詳しい。
 夜は、初め雨さえ降っていた。そこで、天文に大いに興味を持っている14歳の女子中学生に、持ってきていた星の写真をすべてあげたり、DVDを見てもらった。
 と、午後8時頃だったか、21歳の大学生さんが、「星空が出ていますよと言うので、慌てて外に出てみた。
 ところで、佐賀から来たライダーさんは勝手に変態ライダーさんと呼んでいた。(何ちゅー失礼な!)記憶が定かでは無いが、私自身が仮面ライダーの変身の真似をふざけてやったようだ。「うー、変態、とぉー!」てなことで、変態ライダーさんとなったのでは?おほほ。して、そのライダーさんと、その大学生さんと、そして、中学生さんと星を見ていた。望遠鏡はセットする元気すら無いので、スワロビジョンEL42×8.5で見ることにした。その後、もっと暗い空で見ようと、電波望遠鏡が見えるいつもの脇道まで3人で行った。こんな、真っ暗な夜道で、こんなかわいい中学生と一緒に星が見られるなんて・・・ちょっと、エロジジイだどー。でも、親御さんは心配しないのかなぁ。ちょっと罪悪感。(勿論なーんもありませんよ。私は人畜無害。お前はシリカゲルか?)流星も、-3等級くらいが1個と、後は暗いものが4個程度見えた。いずれも、ペルセウス流星群ではないようだ。
 ところで、お姉さんはと言うと、いったん寝てしまった。晴れたら起こしてくれと言っていたにもかかわらず、14歳の彼女は、起こさなかったとのこと。ゲロゲロ。まあ、おねぇちゃんの方もそれほど怒っている様子はなかったので、まずは良しとするか。
 

こっつぁんちの前の路で空を見上げる。残念ながら、私が撮影者なので、私は写っておりません。
 

街灯が少しあるので、45m電波望遠鏡のある方向の細い路に移動。写っている男性は、変態ライダーさん。ストロボをたいた後、目をつぶっても、その残像が残ります。お付き合いいただいた3人の方にもその体験をしてもらいました。
 


 
2015年8月10日(月)
 
 今日は特別にやることも無く、あの中学生の親子と、活動を共にした。まずは、獅子岩に行く。そして、45m電波望遠鏡の見学。更に、JR最高地点でソフトクリームを食した。その後「クマ工房」にまで、お付き合いさせてしまった。ご免ねぇ、ご免ねぇー!彼らは、その後、軽井沢に行かれるとのことで、ここでお別れだ。
 

変態ライダーさんと、大学生さんと、あの中学生さんと記念撮影。初めは、あまりにも普通にしているから「ちょっとふざけてみてよ。」と言うとこんなポーズに。
 

例の中学生さんのご家族と獅子岩にも行きました。
 

 更に、45m電波望遠鏡巡りもご一緒させていただきました。
 

最高地点にある「幸せの鐘」。最高地点のソフトクリームは、とても濃い味でおいしい。清里清泉寮ソフトクリームも良いが、こっちもいいどー。ちなみに、私には「幸せ」は訪れません。鐘を鳴らしたのですが、むっちゃんこしょぼい音しか鳴りませんでした。
  
 私はと言うと、またも、「ふきのとう」に行き、今度はオムライスとライス、そして、ホットコーヒーを頼んだ。「農薬さん」は、足の調子が悪いし、ジャガイモの仕入れとかで、ほぼ奥様が料理をしてくれた。
 夕方、割と?若い夫婦と、女の子を連れた親子が来られた。ご夫婦はともに身長が高い。女の子はもうすぐ5歳になるとか。とにかく、活発だ。また、その声がとてもハスキーだ。「温泉行かれますか?」と私が訪尋ねる。かくして、私のセレナで、和泉館に行くことになった。旦那さんは、割と細身ではあるが、実にしまった筋肉質の体をしている。聞いてみるともとラガーマンなのだそうだ。お娘さんはもうすぐ5歳だが、親御さんが二人とも大きいので、年齢の割には大きいのだそうだ。娘さんは、何と「ザリガニ」を連れてきていた。しかも、「トマト」という名前が付いている。ゲロゲロ。
 この日、他にも、お母さんと女の子のお客さんも来ていた。女の子は、すごく小柄でどう見ても小学生にしか見えなかったが、何と中学三年生だと言うことだ。また、彼女も星が好きなのだそうだ。今回は、星空目当てのお客さんが結構多いなぁ。
 夜は、当初、結構激しい雨が降り続いていて、完璧にあきらめていたが、何とかガスの切れ間から星が見えるので、みんなで、昨晩も行った、脇道に行くことになった。おばあちゃんと、そのお孫さんも来ていたようだ。しかし、例のハスキーな声の女の子の声が途中で消えた。後で聞いたら、滑りやすい粘土の場所で、こけてしまったのだそうだ。
 それから、通称「トドの間」で、整体が始まった。初めは「こっつぁん」にやっていたが、その後、中学三年生のお嬢さんのお母さんのマッサージに移り、最終的なその娘さんにまでマッサージも行った。でもな、私は変態でありません。大学時代、少林寺拳法部で先輩の整体をヤラされていたので、誰にでも当たり前に整体をするのです。あ、でも、今回のは変態では?
 ちなみに、この日、「トドの間」の命名にもつながった、Yさんが来られていた。また、車に自転車を積んできた人もおられた。
 結局、午前1時くらいまで飲んでいたのか?(こんなに遅くまで飲んでいちゃ駄目だよ。)
 


 
2015年8月11日(火)
 
 実は、本日から奥上高地の徳沢に入るつもりでいた。だが、天気予報が怪しすぎるので、正直どうしたものかと悩んでいた。このまま帰省しようかなぁ。
 しかし、こっつぁんが、「お客さんの都合で、もう一泊とまれるようになったけど、どうする?」と。一つ返事でお願いをした。そんな訳で、今日は、のんびりしたものだ。まずは、ちんたらとしていた。その後、Yさんが、安曇野でリンゴの木の半分オーナーになったとかで、それを見にシェル石油にあるニコニコレンタカーで、古いマーチを借りることになったのだ。そこまで、彼を車で送った。その後「ふきのとう」で合流して、ジャガカレーとアイスコーヒーを食した。
 この日は、ラガーマンのYさん一家も連泊だ。Yさんの夫婦は身長が高い。旦那さんは182cmとか。奥さんもオートバイにも乗るし、身長は171cmとか。実にうらやましい。足だけでも分けてくれないかなぁ。
 また、女性が700ccのBMWのデュアルパーパスオートバイに乗ってきて来られていた。はっきりはしないが、幼稚園の先生とか??(違ったかなぁ?)また、O大学卒で、その大学院だかで勤務しているとても知性的な美人の女性も来ていた。初めは女性ライダーさんと一緒におられていたので「連れ」の方だと思っていた。また、関東圏の年配の夫婦もおられた。更に、車で来て自転車に乗り換えてあちこち乗り回していた48歳の男性の方もいた。とても、そんな年齢には見えない若さだ。
 

これは、その知性的な美人のお客さん。あまりおしゃべりでは出来ませんでしたねぇ。星が見たいとか言われていたような記憶が。右側には中学1年生同士てやって来た男の子達。
 
 風呂は、今回は鹿の湯に、ラガーマンのYさん一家と、通称トドさんのYさんとで行った。Yさんちの女の子は、先日の星見の時に濡れた粘土でこけて、すりむいたのでお風呂には入っていなかったそうだ。その後は、今回はローソンに入って酒を補充した。
 

ラガーマンのYさん家族と他のお客さん、そして、こっつぁんと記念撮影を。
 

昔は、こうやって集合写真をよく撮っていましたねぇ。最近のアホ衛門は、気力がありませんので、撮る写真の数もとっても少なくなりましたよ。でも、休み前半は、何かチョーハイテンションでした。薬でもやっとんのかー?へい、へい、いろいろやっとりまっ。最後の日は完全に電池切れになりましたけどねぇ。
 


 
2015年8月12日(水)
 
 皆さん、お帰りだ。残っているのは、トドさんこと、Yさんくらいだが、彼は、本日は、昨日借りたレンターカーで、例のリンゴの木を見に安曇野へ出かけられた。
 私は、昨晩の疲れから、トドの間で1時間ほど寝た後、相も変わらず「ふきのとう」に行きオムレツを食した。その後は、こっつぁんちに戻り、パソコンをいじっていたり、荷物の整理をしたりしていた。
 星の撮影は、天気予報からすると、ずっと厳しいが、それでも、今夜はもしかしたらという予報だったので、機材のチェックをしておいた。
 夕方、東京からやって来た、総勢10数名の高校生と先生二人の自然科学部の人たちが到着。観測機材があるので、荷物も半端なく多い。学生は、男女混成だが、高校一年と二年で、意外に皆幼い感じだ。何でも、手配する宿泊先が、何かの手違いでとれずに、直前?に「こっつぁんち」に連絡を入れたらしい。しかし、あまりの安さに、学校側が何かの間違いではないかと、首をかしげていたとのこと。先生の一人は、かなりのマニアで、観測所まで作り、暇を見つけては冷却CCDカメラで天体写真を撮られているとか。
 次に、これまでに2回もあっている、Y先生と、先生がが引率する女子高校生の一団がやって来た。こちの生徒は、少し大人びている。一人ハーフっぽい子もいた。よく聞くと、お父さんがドイツ人で、お母さんは日本人。彼女は、こっつぁんちでは、結構明るく積極的にしゃべっていたが、高校では目立たない生徒とのこと。ドイツと日本とどちらが良いかと聞くと、ドイツは自己主張を強くしていないと生きていけないので、日本の方が良いとのことだった。およよ。そうなのぉー?
 天気は、まるで駄目だった。雨は降っていないが、星は見えても1個か2個程度。そのうち、Y先生の生徒さんと花火大会が始まった。
 

Y先生の生徒さんと大花火大会を行う。
 
 もう一方の東京の高校生の方は、夜になって、副校長が査察?にやって来た。どひゃーだ。朝4時までは起きていようとか言っていたが、結局、天候の回復がまるで見込めないので、寝てしまったようだ。(何度か空を見に起きていたようだが。実は、私も何度も確認のために起きていた。)
 結局、東京の高校の先生と一部の学生さんに星のDVDを見てもらった後、午前1時だったかに寝た。
 ところで、とんでもないハプニングが起きた。本来、明日、「こっつぁんち」から脱出しないといけないはずだった。しかし、あるお客さんが子連れで来るとのことだったが、直前で子供が怪我をしたとのこと。そこで、「あと3泊どう?」と、こっつぁん。天候の回復が極めて怪しいので、これまた二つ返事で連泊をお願いをした。
 


 
 2015年8月13(木)
 
 朝目覚めると、ちょっと二日酔いだ。
 酔いが覚めた頃、Y先生とその生徒さんを二回に分けて、清里駅に送った。私はと言うと、11時ほんの少し前にまたも「ふきのとう」に入った。昨日はトイレのノブが壊れたとかで、「農薬さん」は、長坂のホームセンターのJマートに買いに行き、夜中の1時まで修理をしていたとか。その後、次男さんとその彼女さんがやって来て「これから出かけてきます。」と。何と結婚が決まったそうだ。と、何かトラブルがあって、すぐに息子さんを呼び戻すことになった。「おい、悪い。店を手伝いに帰ってくれ。」と「農薬さん」。あーあ、可愛そう。
 ところで、こっつぁんち用で買っておいたテレビ、DVDプレーヤーのリモコンがどういうわけか無くなっていたので、とても不便に感じていた。そこで、長坂のJマートに行き購入。また、隣のスーパーに行き花火を二束と、チャッカマンを買っておいた。
 天候は、清里あたりはガスに覆われたり、雲は真っ黒だったりしたが、晴れ間も出ていた。果たして、今夜どうなんだろうか。
 ところで、本日「ミラ」には、もう一人お客が来るらしい。誰ぢゃ?
 ・・・何と、それは、ホンダのNC700と言う2気筒バイクでやって来た「Nさん」だった。前述の「来る事前に子供が怪我して、キャンセルになった。」と言うのは、このNさんのことだった。サッカーで骨折したお子さんをほったらかしにして?「こっつぁんち」にやって来たのだ。「鬼、鬼!」とからかう。ちなみに、Nさんは、昨年もやって来ていて、私が勝手に「セコライダーさん」と呼んでいた人だ。何か性格がとっても可愛い人だ。
 夜は、長坂のスーパーで買っておいた花火の束二つを使って、Y先生とその生徒さんとでまたも、大花火大会が始まった。初めは風が全く無く、煙がまるで動かない状態が続いた。実に変な天候だ。
 東京の高校生さんは、まじめというのか、すぐに用意をして出かけた。こっつぁんちを天文台の方向に少し歩いて、すぐに右に曲がり、後はぐねぐねと行くらしい。畑の中とか言っていたが、靴が真っ黒になっていた。
 僕らも、1時半頃晴れているとの情報もあって、Y先生とその生徒の二人と、セコさんと空を眺めていたが、時折ガスの合間から少し星が見える程度だったので、30分少々程度であきらめて帰った。Y先生は、流星を二つ見たと大いばりだ。実に大人げない。(本当はくやじいー。)
 

セコさんとトドさんを、通称「トドの間」で撮影。フルサイズのデジイチにシグマの対角魚眼で撮影して、PhotoshopCS6で歪みを補正。
 

この日の夕食前の撮影。「こっつぁん」の奥様である「うまちゃん」の手料理が所狭しと並ぶ。テレビ画面には、この夏の甲子園で大注目を浴びた早稲田実業のスーパー1年生・清宮幸太郎選手が写っています。ちなみに、私たち「バラ族」はY先生の女子生徒さんと一緒に夕食を頂きました。「おお、こっ恥ずかしいのぉ。」
 


 
2015年8月14日(金)
 
 朝7時半に起床。結構眠い。東京の高校の先生は、流星が15個だったか見えたので、まあ、何とかなったとか言われていた。
 Y先生とその生徒さんを野辺山駅まで送った後、(多くの生徒はこっつぁんが送る)相も変わらず「ふきのとう」に向かった。ちょうどその時、セコさんがバイクで到着。二人で入るが、結構お客さんが多い。従って「農薬さん」も、奥さんもアップアップだ。セコさんはバイクであちこち走ってみたいとのことで、ここでお別れだ。私はと言うと、長坂の例のスーパーに行き、またも花火を購入。更に、Jマートで精密ドライバーも購入。というのは、セコさんの眼鏡のネジが外れてしまっていたからだ。
 長坂では、強烈な太陽が照りつけ、非常に暑かった。しかし、あちこちで、積乱雲が発生していて、しばらくすれば、大雨は必至だと感じていた。案の定、清里あたりから大雨になる。野辺山に帰ってきた時は、雨はやんでいた。その時、ちょうどセコさんが帰還。と、思ったとたん、大雨が降り出した。「畜生ー、面白くない。どうせなら、大雨に打たれて、シャワーに浴びなくても良かったですとか言ったら面白いのに。」と言って、いじってみる。とにかくNさんは、可愛いのだ。ところで、セコさんの眼鏡のネジは思いの外、締めるのが大変だった。
 午後4時前くらいに、「トドさん」ことYさんも上田から帰還。すごい渋滞で、上高地に向かう車は、とんでもない時間がかかっているんじゃないかと言われていた。仮に、予定通り奥上高地の徳沢に入ろうとしたところで、とんでもない時間がかかっていただろう。こっつぁんちに連泊出来たことが実にラッキーだと思えた。
 その後、Yさん、セコさんと3人で温泉にレッツラゴー。初めは海ノ口温泉和泉館に行ったのだが、車がたくさん停まっているうえ、マイクロバスまであったので、鹿の湯に引き返した。
 こっつぁんちに帰ってくると、タクシーがちょうど停まった。何と、ウッシーさんだ。ウッシーさんは、本当はオートバイで来るはずだったが、ぎっくり腰をやってしまったので、電車とタクシーで来たのだ。しかし、「こっつぁんち」にタクシーで乗り付ける人は初めて見た。もしかしたら、こっつぁんの都合が悪く、送迎が出来なかったのかも知れない。(なんか、何度も情報がごじゃごじゃになって、ウッシーさんとノブさんと間違えてHPに載せていたいた。どうも、すんまそん。本日、この方がウッシーさんだと判明。)また、ひょろっと背の高い子供たちは、Kさん家の子供達だ。Tさんちの奥さんと、Kさんちの奥さんは、姉妹なのだ。相変わらずあるK家の末っ子?からは、私は「悪衛門」と呼ばれている。ちなみに、K家の長男はすでに180cmはあるんじゃないかなぁ。あっという間に大きくなるねぇ。
 また、はっつぁんと奥さんと、その息子の「Hちゃん」も来ていた。今日はどえらい賑やかな夜になるだろう。しかし、私もセコさんも完全に電池切れの状態だった。ある意味、ウッシーさんが子供達の相手をしてくれるはありがたかった。ウッシーさんは、昨年、K家の娘さんとラインを始めて、今回も連絡を取り合ってやって来たのだそうだ。子供達としゃべっている時のウッシーさんの顔が実に穏やかというのか、嬉しそうだ。
 午後7時前の食事直前になって、親子が歩いてやって来た。こっつぁんとの電話のやりとりがかみ合わなくて、どうやって来るのか分からず、もうすぐ捜索隊を出すところだった。(ま、オーバーな!)
 他にも、一人で来ていた男性や、8人だったかの家族で来ていた人もいた。
 夜は、各々持ってきていた花火と、僕がJマートで買った大きな花火の束で、これまた、大花火大会となった。
 その後、相も変わらず酒盛りとなったが、超お疲れモードのセコさんが、まずは退散。こっつぁんも、風邪からようやく回復しつつあることや、この盆休みの忙しさでダウン。そんなこともあり、12時よりは前に寝たように思う。
 

この人、本当はNさんって言うんだよ。でも、昨年の花火大会で小学生から「せこい。」と言われたことから、「セコライダーさん」と呼ぶようになり、今年は面倒臭いので「セコさん」と呼ぶようになった。彼も「セコさん」と呼ぶと反応するようになった。とっても性格が可愛い人だ。
 


 
2015年8月15日(土)
 
 朝食は、いつもより遅く7時半過ぎ開始となった。僕はと言えば、大量の機材、荷物の整理があったので、殆ど最後の出発になった。「こっつぁん」、「うまちゃん」、「Yさん」、「セコさん」、「K家の皆さん」に挨拶をしてから9時52分にスタート。
 

もう、野辺山はコスモスが咲き始めていた。今年の野辺山はとても涼しくて良かったねぇ。
 
 
 驚いたことに、渋滞は全くないと言って良いほどだった。とはいうものに、さすがにSAでの食事は、お客さんが多くて諦めた。
 しかし、帰宅寸前で、事件は起こった。ある車が確認も全くせずに急ハンドルを切って割り込んできた。クラクションを鳴らしまくったが、もう完全にぶつかったと思った。
 その後すぐに入った店で食事をしたが、恐怖と怒りで、食器を持つ手がガタガタと震え、まともに食事ができない。折角、こっつぁんちで命の洗濯をしてきたつもりなのに・・・そんな気持ちも一瞬で吹き飛ぶような出来事だった。
 ちなみに、帰宅は午後3時59分。実に早い時間で帰って来られたものだ。
 車に積んである荷物の多くを何度にも分けて部屋に運んだ。気がつけば、二つの部屋の電気がつけっぱなしだった。あー、なんたるちーや。でも、もしかしたら、このおかげで空き巣に入られなかったかも知れないと、自分に言い聞かせる。と言うのも、茨木市に住んでいた時には、二度も空き巣に入られたからねぇ。
 今日は、運命のいたずらと言うのか、完璧な快晴だった。でも、帰宅直前のあの事件で、すべての気力がなくなった。本当なら、土星の撮影をしたり、ポタ赤のテストをしたり、オートガイダー及びPHD2ガイディングのテストもしたかったが、もうまるでやる気無し。ビールをかっくらって2時間ほど寝込んでしまった。