2023年5月23日(火)
 
 大山登山のリベンジを行いました。
 しかし、朝の天気は曇天。「あ?あの雲は、雨雲じゃないのか?登山して大丈夫か?」と不安の中の出発です。
 大川寺橋近くの駐車場に車を停めました。この日は、関東などでは、13℃にしか気温が上がらず、3月並みの寒さになった日でした。こちらでは、そこまでは寒くなかったと思いますが、霧雨が降る寒い日でした。しかし、登山中はどうせ暑くなるからと、半袖しか持ってきていませんでした。更に、カッパなどは、いくらゴアテックスのものでも、汗で蒸れるので、はなから持ってきていませんでした。まあ、せめてと、かなり小型の折りたたみ傘は、携行することにしました。
 

午前9時23分に「夏山登山道」から登山を開始します。
 

9時34分に、1合目に着きました。既に結構しんどい状態になっています。
 

9時47分に、2合目に到着です。
 

9時57分、3合目に到着。
 

10時19分、5合目に到着。
 

10時33分、6合目避難小屋に到着。「げっ!小学生の大群がおるがな。」何でも、鳥取県米子市の小学5年生で、全部で80名もいるげな。一人一人のスピードは、私より早いのですが、団体となると、途中で渋滞したして、登山ペースが完全に狂ってしまいました。まあ、しょうがないよね。その小学生は、クラスごとに登っていました。途中、何とか、何人かを抜かせてもらいました。その際に「ごめんなすって。と言いながら抜かせてもらいました。しかし、その小学生のペースが上がってきたので、今度は、その小学生が「ごめんなすって。」と言いながら抜いていきました。あはは。
 結局は、そのクラスの後を追いかけるように登ることとなりました。
 

10時18分、7合目に到着です。当山道は、階段状に整備されており、その縁は、丸太で補強されています。登山道が荒れるのを防ぎ、安全に登山出来るようになっているだと思います。しかし、この階段が延々と続くのが、実にしんどいです。
 

 11時9分、8合目に到着。この辺りでしたでしょうか?若い外国のカップルの方にお会いしました。日本語は、片言なら理解出来るようでしたので、少しおしゃべりをしました。何でもドイツから来られたそうです。女性の方は、金髪で、とても美人でした。
 8合目を過ぎたあたりから、木道が現れます。あの小学生の最後尾を歩いていたのは、学級委員長か、副委員長なのでしょうか?勝手に「あともう少しだよ。」「あの石室って標識が書いてあるでしょう。以前行った時には、大正時代の落書きがあったよ。」「この周りの木々は大山キャラボクって言うんだよ。」など話しかけました。
 

11時30分にようやく登頂に成功。
 

 登頂タイムは2時間6分と30秒。前回の登山タイムが2時間28分でしたし、小学生の団体で、思ったペースで登れなかったことを考えると、今の体力では上出来かも知れません。トレーニングを積んで、以前の様に、せめて1時間半位で登れるようになれると良いなぁ。
 ちなみに、調べて見ると、この夏山登山道のコースタイムは約3時間と書かれていました。でも、先回もそうですが、今回も、そんなチンタラ?登っているクライマーはおられませんでしたよ。
 記録を探してみましたところ、1999年と2003年には、1時間36分で登頂したと書いてありました。うーむ、何か、1時間20分で登ったことがあると言う記憶がおぼろげにあるんだけどな。勘違いだったかな?ともあれ、当時と、今回では、登山道の状態も変わっているので、一概に比較は出来ませんけどね。
 しかし、山頂は、ガスに覆われ、風も結構強く、クソ寒かったですね。
 私の後ろから登ってきた人は、私が半袖で登っているのをずっと見ていて、とても寒そうに見えたと言われていました。
 確かに、大人の登山客は、全員が長袖で、カッパか、登山用のパーカーを着ておられましたからね。小学生も皆長袖でしたが「寒い、寒い。」と。
 
 天気予報からすれば、もう少し待てば、晴れてくる可能性もありました。しかし、とても寒いのです。他の登山客にも、声をかけまくりましたが、皆さんも、今日は、このまま下山しますとのことでした。まあ、それが正解でしょうね。
 

てなことで、11時44分に下山を開始しました。ありゃ、時計の表示がストップウォッチになって、時刻が分かりづらいですね。
 

12時30分、6合目避難小屋に到着。ありゃりゃ、晴れ間が出てきたど。「ちっくしょうー。」
 
 どのあたりだったでしょうか、後ろから結構な足音が聞こえてきました。ゲロゲロ、日に焼けた、いかにもいつもトレーニングしていますよと言う感じのおじさんが、小走りで下ってきました。どええええ!何ちゅー、体力。私が、この登山道を走って下ったことがあるのは、1979年のこと。その後は、体力の低下、膝の不調、足首の関節が異常に硬くなっているため、走って下ることなど、とても真似の出来ない芸当です。
 

 

 12時40分、5合目に着きました。晴れ間が広がってきて、遠くに「弓ヶ浜」が見えています。
 記憶が定かではないのですが、この辺りのことだったでしょうか。あるいは、6合目避難小屋でのことだったでしょうか?山頂で出会ったおじさんとお話をしました。「今日は、いつガスが切れるか分からないので、下山しましたが、明日、また登ってみます。まあ、2時間程度で登れる山ですから。」と。ゲロゲロです。
 そのおじさんの下山のスピードは凄まじく、あっという間に姿が見えなくなりました。
 

 ようやく登山道入り口に到着しました。その時間、1時間40分少々。まあ、今の体力では上出来だと思います。前回の下山タイムが、1時間58分でしたからね。
 
 駐車場に着くと、明日また大山登山をすると言っていたおじさんがおられました。「温泉に入れると書いてありますが、どこか、分かりますか?」などと聞かれていました。「私も、ここで温泉に入ったことがないので、分かりません。」と答えておきました。
 
 その後、モンベルの前にある自販機で「なっちゃん」なるジュースを飲みました。実にうまい。今回は、凍らせた「ルイボスティー」を空のペットボトル2本に入れて登りましたが、気温が低かったので、結構凍ったままでした。
 あ、いくらかはガスがかかっているが、大山が殆ど見てきているぞ。ああ、もう少し遅く登山すべきだったのかな。
 
 それから、米子市の隣の安来市まで車を走らせ「すき家」で牛丼のセットを食しました。その後、ガソリンの給油を。あれー、前から3円もあがっとるがな。
 
 帰宅すると、やはり疲労は隠せなく、しばし、昼寝をしておりました。