2023年6月3日(土)
6月2日のこと、台風2号の間接的な影響もあり、梅雨前線が刺激されました。その結果、各地で6月3日にかけても線状降水帯が発生して、記録的な豪雨になりました。
しかし、6月2日、ここ山陰では、夕方には晴れてきました。そこで、折角だからと、ベランダに望遠鏡をセッティングしておりました。
と、「えっ?うっそー!」雲が押し寄せたかと思ったら、今度は、かなりの濃霧となりました。ゲロゲロ。
とりあえず、6月3日は天候が回復するとの予報でしたので、大山登山をしようと考えていました。
そこで、夜になってから、準備運動として「ステッパー」による足踏み運動をしました。これまでも、登山を繰り返していましたので、楽勝と思っておりました。し、しかし、足の裏がかっちんこちんに固まっており、ここを伸ばすことにもなるので、結構痛いのです。それに、何かムチャンコしんどいぞ。てなことで、たかだか100回で止めることにしました。
して、本日は午前5時に起床しました。睡眠時間は5時間です。(途中で4時に目が覚めましたので、睡眠は十分ではありません。
まず、昨晩、四苦八苦した「ステッパー」の足踏み運動をしておきました。今回も、100回だけです。しかし、どうしたことか、全然楽勝でした。これなら、何とか登山出来るなって思いました。
まずは、「南光河原駐車場」に車を停めようと思いました。しかし、予想通り、満車でした。仕方なく、博労座にある第2駐車場に車を停めることとなります。
夏山登山道に行くには、そこから少々坂道を歩くことになります。これが、チト体力を消耗します。
8時18分に夏山登山道から、登山開始です。登山客は思っくそ多いのかと思っていましたが、意外にも、かなり少な目です。
8時23分に1合目に到着です。大山は、登山道が整備されており、階段が延々と続きます。この階段によって楽になったのか、それとも、しんどくなったのかは分かりませんが、私の体感的には、かなり、きつくなった気がしております。
1合目に到着です。ここに来るまででも、結構しんどいです。しかし、今日は、ゆっくり登山する方も多く、割と、置いて行かれることは多くなかったですね。
2合目には8時38分に到着です。
8時50分に三合目到着です。
9時ジャストに4合目に到着です。
9時25分、六合目避難小屋に着きました。大山北壁が、目の前に迫ってきており、結構迫力があります。ここで、初めて、デイパックを下ろして「ルイボスティー」を飲みました。しかし、ほんの少し休んだだけで、登山開始です。
現在の私の登山スタイルは、伊賀忍法「亀歩きの術」です。休憩は、あまり取らず、ゆっくりでもいいから登り続けるというスタイルです。
9時37分に七合目に着きました。六合目当たりからは、傾斜が結構急になってきまして、更にスピードが落ちます。
おっちゃんが休憩されておりまして、標識が見えませんが、8合目です。9時56分のことです。ミラーグラスをかけた、おっちゃんは、「あ、ごめん、ごめん。」と言われておりました。
8合目付近を越えると、はげ山になるのを防ぐための「木道」が現れます。
この木道、意外に結構歩きにくいのですよね。
9合目は、人が多かったのと、私自身がかなりしんどくなったので、写真を撮っておりません。時計を見ると、登頂タイム更新が危うい感じになっております。とても、しんどいのですが、先を急ぎました。
ようやく登頂です。昨日までの雨で、空気が綺麗になっておりまして、透明度が高いですよ。登山客は、予想したよりは、かなり少なかったのですね。風もあり、半袖では、そこそこ寒かったです。
かと言って、長袖では暑すぎます。汗のかき方が半端ないので、この時期の大山登山は、ずっと半袖です。(一応、羽織るものも用意はしておりましたが、出番はなしでした。)
登頂した時刻は、10時14分より少し前か。この写真は、登頂後、階段で腰を下ろしてから撮ったものです。
その登頂タイムは、1時間56分と3秒です。昔からすると、随分遅いですが、それでも、前の登山より3分30秒程早くなっております。くぅー、でも、これが今の体力の限界か?そのうち、せめて1時間40分台で登れるようになると良いなって思っています。
工事中の山頂小屋の彼方には、弓ヶ浜や日本海が見えます。風が結構あって、寒いくらいでした。
10時23分には、もう下山開始です。登山客が少ないと言っておりましたが、この後、そこそこのパーティが登って来られました。その都度、止まって待ちますので、下山記録は期待できません。(時計はストップウォッチ表示になっています。)
下山していると、外人さんも登山してきておられました。ヘンテコな英語でしゃべりかけると「はぁあ??」みたいな反応でしたので「ファイト!」とだけ続けて言いました。すると、「ありがとう。」と日本語で返事が・・・
また、タンクトップで登ってきている、高校生か大学生の人が二人いました。それは、いくら何でも寒すぎるぞぉ。
と、今度は、ストラップを短くして、ミラーレスカメラとおぼしきカメラを肩から2台かけている人が2人いるパーティにも会いました。「おお、カメラが2台もですか?」
登山客が多くなって、歩くペースが遅くなったこともあり、また、完全に足に来ていたこともありました。更に、最後の最後で、道を間違えました。登り始めた場所ではなく、「南光河原駐車場」に着いてしまいました。「あーあ、身体だけではなく、頭も疲労しまくりですなぁ。」
11時54分、下山完了です。そのタイムは、1時間29分33秒程でした。まあ、しゃーないか。
下山後、大川寺橋から、大山を撮りました。うーむ、あそこまで登って下ってきたんか?iPhone 12 Proは、このようなハイコンな風景だと、色調が変に鳴ってしまいます。Nikon D850も持って登ったのですが、山頂で、3枚程撮っただけで、後は、スタッフバックに包んでデイパックに入れっぱなしでした。アホぢゃ。
ここが、博労座の第二駐車場です。車の後ろに行って、上のウェアだけを着替えしておきました。
時間が、まだ早かったので、続けてドライブしました。
桝水高原です。透明度が良かったのと、緑が鮮やかだったので、結構うまい具合に写真が撮れました。
鍵掛峠は、そこそこ人が多かったので、素通りしました。
で、エバーランド奥大山には寄りました。
エバーランド奥大山には、何故か、ひょろひょろと背が伸びたタンポポが咲いていました。
前回行った時には、左側には、ナナカマドと藤の花が咲いていましたが、今回は、もう殆どありませんでした。時は流れたー。
また、ここで、ちゃんとしたタイムラプス撮影をしておきたいな。
最後には、超ワンパターンで、鏡ヶ成にも行ってきました。
大雨が降ったせいでしょう。枯れた芝が、縞模様の様になっていました。
鏡ヶ成キャンプセンターの向こうには、烏ヶ山が鎮座しております。
昔、よくテントを張っていた「ホトトギス」エリアです。(昔は、Fエリアとか言っていましたけどね。)本日は、時間が少々早かったのもあったのでしょうが、キャンパーは異常なくらい少なかったです。しかし、このエリアには、1組のキャンパーがおられました。
ここは、高校1年の時に、学校の行事で皆でフォークダンスを踊っていた場所です。
しかし、何故、こんな超ワンパターンで、鏡ヶ成に来るのか?それは・・・あり得ないことは分かっているのですが、ここに来ると、あの楽しかった時代に戻れる様な気がするからです。憧れていた娘がいて、天文仲間がいて・・・
余談ですが、朝軽い食事をした後と、登山から帰宅した際に体重を量りました。1.8kg体重が減っていました。