2025年10月1日(水)あまりにもしんどすぎた大山登山
 
 久しぶりに大山登山をすることにしました。
 
さて、本日の天気予報は、とりあえず晴れ。どないすべぇーか?と、思いつつも、登山の用意をして寝ることにしました。多分、夜の12時頃の就寝だったのでは・・・

 と、目覚ましが鳴っていました。おお?何でこんな時間にアラームが・・・
あら?セットした午前6時30分に鳴っただけやんかいさー?しかし、何ですの、この睡眠不足感は?そして、身体のだるさは?そして、左足の調子の悪さは?痛いのよ。
 登山はやめた方が良いよな。そうだ、そうだ。・・・否、このところ天候がずっと悪い。これからのスケジュールも考えると、今日しか登る機会はない。

 てなことで、チンタラチンタラと(何でじゃ?)用意を始めました。

 

あれー?せめて午前10時はスタートしようと思っていたのですが、10時29分スタートです。どうかしたら、もう下山してくる時刻からのスタートです。


 気温は、そこそこ涼しかったのですが、アホほど汗をかきました。皆さん、暑い、暑い、と言われていましたからね。

 

1合目に着く前に、お地蔵様と、ウッドデッキがあります。勿論、休憩はしません。
 
1合目までは、まあ、思っていたより足が動いておりました。
 

1合目の到着時間は10分50秒でした。途中で、Insta360x4なる360度カメラの音声入力が反応しなかったので、ちょっとだけ時間をロスしました。この体調なら、まずまずのスピードです。
しかし、どんどんペースが落ちていきます。
 

2合目には、22分28秒で着きました。アッカーン、ここで思ったよりかなり遅れが出ておりました。
 

3合目到着は、32分28秒です。個人的には、2合目から足が全然動いていないイメージです。あー、しんど。しかも、この気温で、これだけ汗をかくか?
 
 4合目辺りでは、すごくしんどくなって「こりゃ、いかんぞ。」撤退すら考えておりました。それでも、もうちょっと頑張ってみようと足を止めませんでした。
 

4合目到着は42分28秒でした。足が動かんぞぉー。
それでも、何とか頑張って歩きました。

 

5合目到着時間は52分58秒かかっています。足が・・・呼吸が・・・
 

5合目上には、登山道を整備している旨の看板が出ていました。
 

6合目手前に、トリカブトが咲いていました。下山する時には、写真を撮っている人がおられましたので「トリカブトですよ。食べたら死ぬかも知れませんよ。」と言っておきました。その方達は、これがトリカブトだとは知らなかった様です。
 

 よくやく6合目避難小屋に着きました。何と、1時間7分28秒もかかってしまいました。
 先に休憩されている、おばちゃま達に「いやー、今日は全然足が動きません。」と言うと「何時に登り始められ天ですか?」と、聞かれました。「10時半少し前です。」と、答えると、おばちゃま達からすれば速かったようで、ビックリされていました。「いやー、ここには、1時間以内で着かないと駄目なんです。」
 

7合目には、1時間16分21秒かかりました。
 

7合目の少し上までは「階段地獄」です。しかし、丸太が新しくされて、登山道が整備されていました。逆に、雨が降った後なので、少し滑りやすいです。
 

7合目上には、唯一ガレ場になっている所があります。しかし、前より歩きやすいような気がしておりました。
 

 登山道を整備している方達に、ご挨拶です。何でも、5合目辺りまでは、モノレールに乗せたトロッコ車みたいなもので、資材を運びますが、それ以降は、人力で丸太などを上げているのだそうです。すんげぇー!感謝、感謝であります。
 それと同時に、この階段地獄がなかった頃を知っている者としては、階段はきついんですよ。そのため、登山者の殆どが「階段地獄」と呼んでいます。しかし、登山道が荒れないためには、こう言った方の努力が必要なんですよね。
 

息も絶え絶えに8合目に着きました。到達時間は、1時間42分8秒です。本来ならば、ここには、1時間40分を切るタイムで着きたいところでした。ですが、この体調では、まだましだったかも知れません。「登頂には、2時間切れるかなぁ?否、2時間5分で着けば良い方か?」
 

8合目を過ぎると、木の階段が出て来て、その後は、少しだけだけですが、平らな道が現れます。ここで、一瞬だけスピードアップです。天候は、ご覧の通り、ガスに覆われていました。
 

やがて、木道が現れます。この木道、人によっては歩きやすいと言われる人も多いのですが、私は嫌いです。実に、しんどいのです。時に、急斜面になっている所がありますが、そこは、尚更しんどいです。
 

9合目に着きました。ここの標識は、かなり注意しておかないと、見逃すことが多いです。到着時間は1時間50分24秒です。うー、2時間以内で登頂出来るかは、微妙な時間です。
 

何とか山頂に着きました。この時間、ガスが少し晴れていたのですが、その後は、結構長い時間ガスの中でした。
 

山頂で自撮りをしておきました。
 

んで、肝心な登頂時間は、1時間58分46弱でした。2時間を切ったのは、良い事ですが、今年の登頂目標タイムは、1時間30分台です。この目標を果たすのは、もう無理な身体になっているかも知れません。
 
 山頂では、アクエリアスを飲んだ後、ちょっとだけ休憩して下山を開始しました。
 途中で、痛めている左膝をかばったのか、左足の土踏まずに激痛が走ってきました。また、右膝も痛いです。やばいよ。やばいよ。
 
 この日は、平日と言うこともあり、登山者は少なかったですね。以前は、たくさんの外国人のパーティを見ましたが、今回は数組だけでした。
 

下りの6合目からは、三鈷峰がかろうじて見えていました。私は、風景を楽しむために登山をしているわけではないので、雨さえ降らなければ問題ありません。
 
 そのうち、足を痛めているのに、早歩きや、ちょっとした小走りで下りました。今、本日2回目の登山中だという人にも会いました。
 と、後ろに人の気配がします。振り返って見ると、男性が、割と近くまで迫ってきていました。意味もなくスピードを上げます。
 

して、下山タイムは、1時間22分45秒程でした。一瞬、速いと思ったのですが、2024年5月29日の下山タイムは、1時間16分50秒余りでしたから、そんなに速くはありませんでした。
 

大川寺橋から取った大山北壁です。ガスがだいぶ取れてきていました。
 

下山後、自販機で冷やしパインソーダをゴクゴクと飲みました。ありゃ?10月から、飲み物は結構値上がりなっているはずなのに、同じ150円也でした。助かるわー。・・・んん?あ、しまった。下山届を出すのを忘れていましたので、モンベルまで戻りました。足痛いよー。身体ダルいよー。
 
 そんな時に、海外の若い女性と日本人の男性が歩いておられました。ふと、その話し声から、女性はバルト3国の人かも知れないと思いました。万博で仕事をしている日本語ペラペラのリトアニアの女性に会ったことがあったので、同一人物かと一瞬思いましたが、身長や、髪の色が違っていました。およよ。
 

下山後、上の下着と服だけは替えておきました。パンツが汗で濡れていたので、乾かすために、その辺りを散策。げっ、カマキリがトノサマバッタを食べているぞぉ。しかし、カマキリは、微動だにしません。まさか、食べてる途中で死んでしまったとか?
 
 今年7月25日〜26日にかけて行った、小屋泊まりの大山登山で、痛めている左足を完全に悪化させてしまいました。
 10月2日には、インフルエンザと新型コロナワクチンを接種してもらい、その副反応もあり、完全に死んでいます。こりゃ、北アルプス登山の復帰は無理だぞぉー。あちこちが、普通にしている時でも、かなり痛いですし、身体の柔軟性は、全くありません。超合金で出来ている様な身体です。