2025年7月20日(日) 大山登山。「ミスター・キャンディ」が二人?
 
 相も変わらず、細切れ睡眠です。午前6時に、仕方なく起きると、体調は、かなり悪いです。身体がだりぃーし、頭はボーッとしているし、左膝は痛いし・・・
 結局、まずは、参議院通常選挙の投票に行ってきました。投票もせずに、政治に文句を言ってはいけませんからね。
 ちななみに、私の姉は、テレビのニュースは嘘を言うので、全く信用していないから、ネットで情報を見ているというのですよ。
 これって、実は、危うい考え方の可能性があるんですよ。ネットは、そもそも自分の見たい物だけを見る傾向があり、その時点でバイアスがかかっていることが、結構多いんですよ。
 てなことで、私は、テレビもネットも、複数見てから、決断をすることにしています。
 
 その後、アホ衛門は、パカラパカラッと車を走らせ、大山に行ってしまいました。
 博労座に上る、結構な坂道は、どうやらトライアスロンの試合があるので、ロードレーサーの自転車がアホ程走っておられ、結構気を使いました。当たったらエラい事ですからね。
 

 博労座第四駐車場も第一駐車場も満車の様でした。さすがに、第二駐車場は空いているだろうと思っておりました。何とか、車を停めることが出来ました。ああ、そうか、三連休の日曜日だからな。駐車場が、こんなに一杯だったのは、初めてかも・・・
 チンタラしていたので、登山開始は10時18分になってしまいました。一番暑い時間帯に登山をすることになります。
 
 今回は「Insta360x4」も、デイパックの横に固定した状態にしておきました。Nikon D850mの車の中に置いてきました。
 睡眠不足と左膝等の痛みがある状態での登山でしたので、ダメなら途中で撤退も覚悟して登りました。
 
 登り始めて、割と直ぐに、県警の山岳パトロールの方が後ろに歩かれておりました。何でも、熱中症予防の警鐘のために登っておられるとか・・・私より大きなザックではありましたが、体力温存のためなのか、私を抜くことはありませんでした。
 1合目のタイムは・・・やっぱし、遅れている。1分までは遅れていませんでしたが、ダメですねぇ。
 その後も、予定していたタイムよりは、2分程度遅れながらの登山でした。ダメだ、身体が動かない。
 

ようやく、6合目避難小屋に着きました。記憶が定かではありませんが、1時間11分程度かかったのでは?手前の赤い服を着た3人は、山岳パトロールの方達です。人が一杯で、座って休憩することが出来ません。水分補給をしただけで、直ぐに登山を再開しました。
 しかし、今日は、登山、下山、渋滞があり、その都度足を止めることになります。「うー、この調子だと、登頂までに、2時間20分位かかるのでは?」
 
 この日は、割とゆっくり登っておられる登山客が多いので、意外に、それ程抜かれることがありませんでした。小さな子供連れの方も、結構多かったです。
 
 8合目に着きました。確か、1時間50分を少し越えるタイムでした。とっくに登頂タイムの更新などと言う考えは捨てておりました。
 

さあーて、登頂タイムは・・・ゲロゲロ。2時間11分7秒か?まあ、渋滞も結構あったし、今日の体調を考えれば、御の字か?
 

死ぬ思いで、山頂に着きました。山頂ステージは、人が一杯で、何とかかんとか、座ることが出来る状態でした。
 

これは、山頂ステージからInsta360x4で撮ったものです。やはり、解像度は宜しくないですね。まあ、360度の動画が撮れるのがメリットですから、画質は、こんなものでしょう。
 
 山頂では、いつもより多めに「アクエリアス」で、水分補給をしておきました。朝食をたっぷりとっていますので、昼飯は無しです。ちょっと休憩をしたら、直ぐに下山を開始しました。
 
 いんやー、膝は痛いし、身体は動かないし、汗はアホほどかくし。
 
 しかし、人が多いと、極端な例ではありませんが、マナーが悪い人が目立つようになります。おい、おい、それはいかんだろう・・・と。
 
 ようやく6合目に着きました。と、あれぇ?「ミスター・キャンディ」がいるぞぉ。黒いスーツ、帽子を被ってキャンディを配っておられるぞ。
 んん?否、この人は、私が、これまで何回も会っていた「ミスター・キャンディ」とは別人です。スーツは、元祖「ミスター・キャンディ」より薄い生地です。髪の毛は白髪交じりの長髪です。何より、ダジャレをずっとしゃべっておられました。何と「ミスター・キャンディ」は、少なくとも二人いたのです。びっくりしたなぁ、もう。でも、今回の「ミスター・キャンディ」は、白い腕章を付けておられたので、公的な機関の人かもしれません。その方は、ネットに載ったので、私目当てで登ってくる人がいると、言われていました。また、直ぐ横には、県警?の山岳パトロールの方達が、熱中症予防のために、塩キャンディの様なものを配られていました。私は、時前のがあるので、ご辞退させて頂きました。
 
 ところで、人間ドックで、鼻から入れる胃カメラ検査を行いました。その際の、薬物の副作用か分かりませんが、鼻水が止まりません。と、汗を拭ったタオルが血に染まり出しました。やばい。
 本日は、小屋止まりをされる、大きめなザックをかついだ登山客に何人も追いしました。
 最後にお目にかかった、大きなザックをかついで登って来られたおばちゃまに声をかけました。
 「山頂泊まりですか?」
 「ええ、そうです。」
 「私が若い頃には、山頂で蛍の大乱舞が見られましたよ。今はどうですかねぇ?
 「今でも見られますよ。今回、その蛍を目当てで登ってきています。今日が、一番のチャンスではないかと思っています。」
 
 なぬぅー、今でも、蛍の大乱舞が見られるのか?ああ、無理してでも私も小屋泊まりをしておけば良かった。
 
 てな事を良いながら、今日は膝の調子が悪すぎて、速く下ることが出来ません。今年の下山の中で、これほど汗をかいたことがあったでしょうか?
 
 ところで、ものごっつぅすごい人を見ました。何と、片足がない男性でしたが、松葉杖で、この大山を登っておられました。
 私は、30歳の頃、アイスバーンで、オートバイごと吹っ飛んで、左足を骨折しました。全治3ヶ月でした。記憶が定かではありませんが、1ヶ月半か、それ以上松葉杖で、外回りの仕事をしていました。死ぬほど疲れて、休みの土日は、ほぼ、寝込んでいました。それを考えると、何とすごいことをされる方なのでしょうか?
 

どっちの足だったか忘れましたが、事故か何かで、膝から下がない方でした。松葉杖で登山をするとは・・・何かすごかばーい!!
 

 

さて、下山タイムは、1時間37分28秒ほどかかりました。今日の体調では、やっぱり、こんなものか?
 
 その後、大山ナショナルパークセンターに行き、「メロンソーダ 110円也」を飲みました。シャワー室は清掃中で使用が出来ない状態でした。
 一端、駐車場に戻ってから、上だけを着替えました。しかし、本日は、アホほど汗をかいていましたので、再度シャワーを浴びに「大山ナショナルパークセンター」に戻りました。しかし、相変わらずシャワー室は、清掃中で使えません。二部屋あるので、片方は解放して欲しいと思うのは、私のわがままでしょうか?
 ちなみに、ここでまた「スプライト 110円也」を飲みました。ここの自販機は安いのですよ。助かるわー。
 
 帰宅して、シャワーを浴びて、下はパンツ一丁で、エアコンと扇風機を回しておりました。体重を計ると2.4kgも減っていました。殆どは水分が出てしまった結果でしょう。
 と、立ち上がろうとした、激痛が。もとより、左太ももの内側は、軽い肉離れをしている様で、ピシッとした痛みがありました。「やっちまったか?」しばし、激痛に耐えておりました。何とか痛みが軽減したので、右足から立ち上がろうとしました。と、今度は、右足の太ももの内側に、激痛が・・・これは、熱中症だったかも知れない。水分は、下山後もしっかりとったつもりでしたのですが。
 
 しかし、激痛は、数分後には治まりました。単に、足がつっていただけの様でした。あー、良かったわー。