2025年7月16日(水) 大山に登ってきてやったぜぃ。ワイルドだろうー?
 
 いろいろなスケジュールから考えると、大山に登るのは今日しかないと思っていました。んで、昨晩寝たのが23時過ぎ?んん?0時ちょっと前?記憶が定かではありません。
 しかし、午前4時に、パチコーンと目が覚めてしまいました。当然これでは、睡眠不足です。無理矢理、布団に寝っ転がっていました。すると、熟睡した感じは全くないのですが、午前6時に起床。多分、少しは寝ていたんだと思います。
 本当なら、涼しい薄明が始まった頃に、登山を開始したいところですが、現状の私の体調では、無理ですね。
 
 今回も、博労座第一駐車場に車を停めました。どっちみち「夏山登山道」に一番近い「南光河原駐車場」は満車になっているでしょうからね。
 
 南光河原駐車場の横にあった建物は、今日も工事中でした。工事関係者の方に声をかけました。「何が出来るんですか?」「前と同じ様なものですが、スペースを広くした物を作っています。」これは、これは、ご苦労様です。
 いつもの様に、駐車場から一番近い登山道から登り始めました。すると、刈払機で、雑草を刈っている人がいました。当然、安全確認のために、二人体制です。しかし、刈払機を使っている人も、もう一人の人も全く、こっちには無関心です。
 
 仕方なく、横を通ろうとしました。「あ、痛っ!!」何かが、私の左目の下の方に飛んできて当たったのです。大げさに、目を押さえて痛そうにしていましたが、全く気がついていません。これは、イエローカードではなく、レッドカードでしょう。もし、小石が目に飛んできたら失明する事もあり得ます。何の為に、二人体制で仕事をしているんだ?こんな仕事の仕方をしていたら、本当に大きな事故を起こすでしょう。本当に反省して欲しい出来事でした。
 

 

帰宅してから、Insta360x4に写っている動画を確認すると、もう一人は、私を確認していました。それなのに、何故、刈払機の人を停めないのだ。エンジンを切らなくても、上に上げて草などが飛び散らない様にするべきだ。これは、動画を見て、更に怒りを覚えました。絶対、こんなことはやってはいけない。
 
 ちなみに、車には、4Kのビデオカメラと、Nikon D850も積んでおきましたが、結局は、iPhone 16 Proと、Insta360x4なる360度カメラだけを持っていきました。どっちみに、そんなに写真は撮りませんからね。
 ちょっと変更したのは、750ml入るモンベルの水筒には、アクエリアスを水で溶かしてから、凍らせて持って行きました。更に、空のペットボトルには、ルイボスティーを凍らせてもって行きました。かなり暑くなりそうだったので、脱水症状になるとヤバいと思ったのです。その他にも、塩キャンディー、ブドウ糖のタブレット、行動食も携行しておきました。ま、多分使わないとは思いましたが。
 
 そう言えば、7月7日には、膝の調子も体調も悪い中で、大山登山をして、過去最悪の1合目から撤退をしてしまいましたよね。ありゃ、6合目まで登って、やばいと思って撤退したこともあったよな。登頂タイムが速くなるどころか、どんどん遅くなっているし・・・
 しかし、昨日、無理して大神山神社奥宮や金門まで歩きましたので、何か調子が良いようにも感じていました。しかし、それは、とんでもない間違いでした。意外に、それ程クソ暑くなかったののです。と、言いつつ、麓の米子市の最高気温は、36.6℃だったそうです。風が何か冷たくて気持ち良かったので、そんな温度になっているとは知りませんでした。
 
 思った程暑く感じなかったので、そこそこのスピードで歩けていると思ったのですが、1合目、2合目と通過時間を確認していくと、何十秒ほど遅れていました。アッカーン。
 ちなみに、3合目到着は32分22秒でした。予定より、少し遅れています。
 

 5合目には52分40秒程で到着でした。
 5合目では、二人のおばちゃま達が休憩していました。「これからがきついですよ。」と、ちょっと意地悪な発言をしてしまいました。
 

 6合目避難小屋に着きました。何と、1時間6分34秒もかかっていました。前よりは、ちょっとマシでしたが、本来ならば1時間以内で着きたいところでした。
 ここでは、ほんの少しだけ休憩しました。アクエリアスを飲みましたが、まだ凍っている部分が多くて、ちょっと濃い味でした。
 
 6合目少し上で、下山してきた男性が言われていました。「山頂は、天候も良くて、グラデュエーションが綺麗でした。」と。「んん?グラデュエーションって、何のこと?」
 また、下山されてきた方々が口を揃えて言われていました。「山頂は、風がとても涼しくて、寒いくらいでしたよ。」へぇー、そうなのか?
 

8合目少し手間から見た風景です。ああ、なるほど、グラデュエーションって、麓が霞んでいることを言われていたのか?私は、それを綺麗とは思えませんでしたが、本日は透明度が良かったので、遠くまで見えていました。
 

 8合目には1時間41分少々かかっています。おお、この時間だと、何とかなるかもよ。尚、ここで二人の男性の若者が休憩されていました。
 

8合目を過ぎてから、こんな木の階段が出て来ます。このあと、少しだけ平坦な場所がでてきます。そこで、スピードアップしたいところですが、それほどの速度は出ませんでした。およよ。でも、冷たい強風が吹いてきて、とーっても快適になりました。
 

やがて、長い木道が現れます。人によっては、ここは楽だと言われる方もおられますが、私は、どうかすると一番嫌いかもしれません。疲れ切った身体で、この木道を歩くのは、マジで嫌い。
 

ようやく山頂小屋が見えてきました。何故か、急に足が動くようになりました。前の方のスピードが遅かったので、失礼ながら抜かせてもらいました。
 

山頂にヘトヘトで着きました。その時間、1時間57分33秒弱。途中で、こりゃ、完全に2時間以上かかるなって思っていましたから、それからしたらマシですが・・・今年の目標は、あくまでも1時間30分台の登頂なのです。この目標タイム、もう無理かも。
 

山頂ステージで自撮りです。何や、この服着ていることが多いなって思われている方がいるかも知れませんね。実は、この服、記事が薄い化繊のものなので、夏山の登山には最適なんすよ。
 

山頂ステージから、大山山頂避難小屋を撮っておきました。この夏、この小屋に泊まって、まだ、蛍が飛んでいるのか、確認してみたいものです。
 

こっちは、Insta360x4で撮ったものから、処理した写真です。なるほど、グラデュエーションって、このイメージの事だったのかもね?
 
 山頂では、アクエリアスをグビグビと飲みましたが、体重が増えていたこともあり、また、朝食もしっかり食べてきたこともあり、行動食はとらずに、直ぐに下山を開始しました。
 

下りの木道で撮りました。勿論、登山者、下山者がいないことを確認してから撮っています。北壁が崩れているのが分かります。大山は、火山だったので、すごくもろい地質なんですよ。ずーっと昔から、崩落が激しいんです。昔は、崖の直ぐ近くに登山道があった時代もありましたよ。
 

これは、下りに撮った、8合目上にある平坦な場所です。景色も良いです。
 
 下山していると、丁度お昼になった頃ですかね?若者のパーティが何組か登ってきました。若いと、割と簡単に登れるのよ。
 
 と、若い男性のパーティが登って来られました。一人は、そこまで急斜面ではなかったのですが、四つん這いになっていました。
 
 「大丈夫ですか?死んでいませんか?」と声をかけると、
 「はい!」と、何とも爽やかな声で返事が返ってきます。おい、おい、何なんだよ、そのはつらつした爽やかな声は・・・「その声、絶対死んでいませんね。」と言うと、お互いに笑い出しました。
 
 ジジイは、膝が悪いので、下りは特に、全体重が壊れた膝にかかってくるのでしんどくなっています。てなことで、下りは、自分が思っているほどスピードが出ませんでした。
 
 だいぶ下った所で、ちょっとぽっちゃり系の白人男性の方がしんどそうに登って来られました。
 「Are you okay?」と聞きます。当たり前ですが「I'm tired」と返ってきました。ですよねぇ。その後、ちゃんと登頂されたのかなぁ?
 

緩斜面では、小走りもしましたが、結局、下山タイムは、1時間24分もかかってしまいました。トホホ。でも、今年7月2日の下山タイムが、1時間29分11秒でしたから、まあ、少しは速くなったということで、まあ、許してちゃぶ台。
 
 その後、大山ナショナルパークセンターで、シャワーを浴びてから着替えようと思っていましたが、思った程は暑くなかったのでやめました。
 ナショナルパークセンターでは、たった110円也の「メロンソーダ」を買っげグビグビ飲みました。
 

私が、ナショナルパークセンターに来た時は、誰もおられませんでした。まあ、冷たい炭酸飲料が旨いのよ。
 
 その後、駐車場に戻り、車の後ろで上だけを着替えました。下は汗で少し濡れていたので、その辺りを歩いて少し乾かすことにしました。
 
 と、近くに色々な花が咲いているものですね。ビッツラです。
 

これは「ヤブカンゾウ」と言う花のようです。遠目にはユリに見えていました。
 

このピンクの花は「タチアオイ」と言う花の様です。知らん花ばっかり。
 

これは、多分「ヒメジョオン」だと思います。よく見る花ですよね。
 
 ところで「南光河原駐車場」横の建物が建て替え中なので、登山届けも下山届は、モンベルで行いました。
 

 この場所は、モンベルの道の反対側にあります。今日初めて「大山てんぐ広場」と言う名前であることが分かりました。
 しかし、この手の逸話の説明は、何度読んでも、何か意味分かりましぇーん。特に、烏天狗の説明は一切書いてありません。奥にある、細長い石は、オオカミが天に向かって遠吠えをしている姿なのです。これも、近くでよく見ないと分からないんですよねぇ。
 
 帰宅してから、直ぐにシャワーを浴びました。時間が経つに連れ、両膝が、特に痛めている左膝が痛くなってきました。これは、マジやばいかも。(翌日は、だいぶ回復しておりました。ちょっと焦った。)
 余談ですが、水分補給はそこそこしていたつもりでしたが、帰宅後、体重を計ると1.9kg減っていました。