2025年6月5日(木) 今年初の烏ヶ山登山
そろそろ登山をしないと行けないなって思っておりました。
てなことで、昨晩は少し早めに寝ることにしました。しかし、相も変わらず、2時間か、それ以下で目が覚めてしまいます。あーあ、何度途中で目が覚めたことか?
こんな状態で登山をしても大丈夫か?そんな気になっておりました。しかし、今日を逃すと、快晴のもとでの登山は、しばらく出来ません。梅雨入りが迫っていますからね。
どうしよう、どうしようと、悩んでいるうちに、無駄な時間が過ぎてしまいました。
悩んでいるうちに、時間が遅くなったので、近い方の大山に登ろうかと思ったりました。しかし、大山には、4月と5月で8回も登ったので少々飽きてきていました。それに、いい加減、烏ヶ山に登らないといけないと思っていました。
意を決して、鏡ヶ成に行きました。上の駐車場には、ある程度車が停まっていました。ありゃ?この車に乗ってきた人達は、烏ヶ山の登られているのかなぁ?
前回の大山登山では「Insta360x4」なる360度カメラをシングルモードにして動画を撮っていましたが、明らかに設定や、ショルダーハーネスに取り付ける位置を間違えました。そこで、今回は、画質を無視して、デイパックに見えない自撮り棒をさして、360度設定で動画を撮ることにしました。
登山スタートは、何と、午前10時20分となりました。おい、おい、普通、下山してくる時刻だろうがぁ!
フィットネスジムのランニングマシーンで、30分程歩くこと2回や、ストレッチ、筋トレを少ししておりましたので、歩き始めは「あれ?意外に足が動くな。」って思っていました。
しかし、それは最初だけでした。勾配が少し急になると、途端にとてもしんどくなってきました。
それに、烏ヶ山登山道は、大山と違って、整備はそれ程されていません。従って、熊笹や、木々の藪漕ぎが半端ありません。自撮り棒が、木々にひっかかって、何度もバックして振りほどくことになります。
烏ヶ山には、大学時代から、多分何十回も登っています。なので、途中に目印にしているところがあり、通過時間をチェックしていました。
「あ、あかん、このペースでは、1時間45分位かかるぞぉ。」って想像出来ました。
これは、南峰の手前の藪漕ぎです。こんな状態なので、熊笹などで、腕に擦り傷が出来ない様に長袖を着ます。更に、ムチャンコ滑りやすいので、登山道の両サイドの熊笹を常に掴みながら登ります。従って、私にとっては手袋も必須です。
南峰の少し下まで来ました。ああ、しんど。山頂で会った、ご夫婦?は、これが「ヒカル岩」ではないかと思われていました。
南峰からは、いったん下りです。ここからは、北峰と大山が綺麗に見えます。
北峰(烏ヶ山山頂)の手前にも、ザイルを頼りに登る箇所があります。
ようやく、烏ヶ山山頂(1.448m)に着きました。快晴ですし、空気が乾燥していて、風が爽やかなのは良いのですが・・・
して、登頂タイムは・・・なっにぃー、やっちまったなー。1時間43分近くもかかっとるがな。若い時は、登山道の状況が少し異なっているとは言え、1時間を越えることはなかったのですが・・・しどい、しどいわー。
ちなみに、登山の途中で、もう少し頑張ればもっと速く歩けるのになぁって思っていました。しかし、脳から、これ以上スピードを上げるなって指令が出ていたイメージがあり、スピードアップはしませんでした。
烏ヶ山山頂の少し北側には、平坦な岩場があります。ここからは、大山のとても綺麗に見えます。にしても、アホ衛門、ジジイになったなぁ。
これは、上記と同じ場所から、大山をNikonD850で撮ったものです。
山頂には、ご夫婦の方でしょうか?ロッククライミングの装備をされた方達がおられました。山頂の大岩に登っておられましたので、写真撮って宜しいでしょうかと許可を得てから撮らしてもらいました。何でも、練習のために、ロッククライミングの装備を持ってこられているとか。
「ヒカル岩は、ご覧になられましたか?」と聞きますと、撮った写真を見せてもらい「ここじゃないですか?」と聞かれました。「いやいや、そこは違います。新小屋峠の白い標識から上に、1.5m程上にありますよ。」
ですが、やはり、イマイチ分かっておられない様でしたので、先に下りますので「ヒカル岩」の塩キャンディーを置いておきます。回収していってください。」とご案内しておきました。ちゃんと、キャンディーのある場所が分かったでしょうか?でないと、私は、ゴミを山に置いてきてしまったことにもなります。
北峰の真ん中辺りに、けったいな岩があります。長方形の一枚の岩が、直角にまがったまま鎮座しています。どうして、こんな形になったんだろう。
ちなみに、烏ヶ山の名前の由来は、烏のクチバシのように、二つの峰があるからです。昔の溶岩ドームの跡らしいです。
これが、その岩です。注意して見ないと見逃してしまいます。
これが、下る時に撮った「ヒカル岩」からの自撮りです。
ヒカル岩の直ぐ横は、結構な絶壁になっています。
これは、私が勝手に命名した「一枚岩」です。滑りまくりますので、私は、右側の土の部分を、ザイルを頼りに強引に登ったり、下ったりしています。こうやって見ると、結構急な傾斜ですね。(これは、下る時に撮ったものです。)
下りですが、熊笹が邪魔して、一瞬登山道がどこなのか分からなくなることがありました。とりあえず「YAMAP」なるアプリは動かしていましたので、本当に迷いそうになったら、そのアプリを見るつもりでした。
して、下山タイムは、1時間33分もかかってしまいました。遅っせぇー。若い頃は、たった40分台で下っていたこともありましたのよーん。体力の低下もそうですが、それよりも、関節の可動域が、ドエライ狭くなっているのが、スピード低下の原因だと思います。
下山後、旧レストハウスの自販機で、140円とかなり安いエナジードリンクを飲み干しました。あー、疲れたわ。と言うよりも、足の状態はまるで良くなっていませんね。特に左足が。ちなみに、ここから見える尖った所は、南峰でして、本当の山頂である北峰は、影になっていて見えません。
ちなみに、登りでは「Insta360x4」カメラで、360度撮影をしていました。しかし、ちゃんとした動画にするためには、動画の色々な箇所でキーフレームを打って、思った通りの角度になるように調整しないといけません。まだ、全然出来ていません。とりあえず、いい加減な角度にしてMP.4動画に描き出していますけどね。
ちなみに、帰宅してから体重を計ると、朝から2.1kg体重が減っておりました。殆どは、汗として流れたのだと思います。