2024年9月23日(月・祝日)久しぶりの鳥取県の大山登山。
このところ、気力体力がエンプティで、自堕落な生活をしております。さすがに、これはイカンと思い、曇りの天気予報に回復したことで、久しぶりに、鳥取県の大山(だいせん)を登ってきました。
9月12日にも、大山登山にチャレンジしましたのですが、2合目到着が、予想より4分近く遅くなっていたこともあり、途中で下山してきた、おばちゃまあが「午後1時から雨が降ると言う予報なので、途中で下山してきました。」と、言われ、これ幸いとばかり、私も2合目過ぎで下山してしまいましたからね。
登る前に、南光河原駐車場のトイレでタオルを濡らして絞っておこうと思いました。すると、大学生でしょうか?団体さんが続々とトイレに入っていきます。ありゃ、これは、待っていたらとんでもない時間がかかるなって、諦めました。
よっしゃー、頑張るぞぉーと言いながら出発ですが、何と、登山開始は、午前11時少し前です。何ちゅー遅い時間でしょうか?
久しぶりに「Insta360x4」なる360度カメラをデイパックに取り付けて登り始めました。しかし、この方法ですと、私の後頭部が大きく写り込むため、今後方法を変えないといけないかと思っています。一番良いのは、ヘルメットをかぶり、そのヘルメットにカメラを固定する方法です。うーむ、大山登山で、ヘルメットは、ちと恥ずかしいのぉ。
今日は、これまでの猛暑がウソの様に涼しかったですね。これは、実に助かります。
1合目に着きました。身体がクソなまっている割には、10分少々で着きました。それにしても、祝日だというのに、登山客が結構少な目です。
2合目より手前の、いわゆる階段地獄です。この階段地獄は、7合目過ぎまで続きます。
2合目には21分35秒で着きました。もっと早く着きたかったのですが、現状の体力では仕方がありません。ありゃ、標識のところで動画を撮り忘れていましたので、撮影場所は、2合目を少し過ぎた場所です。アホぢゃ。
3合目には、31分49秒で到着です。ここには、30分以内に着きたかったのですが・・・
4合目には、42分ジャストで到着しました。(写真は、4合目手前ですが、タイムは標識のところで測定。)ここで、若い女性二人が休憩しておられました。
「こんにちわ、若い人は元気で良いですね。」
「いやー、もうバテバテです。あともうちょっとですかねぇ?」
「ええぇー?そこの標識は4合目ですよ。まだ、これからですよ。7合目を過ぎると、ちょっとガレた場所がありますから気を付けて。」
この女性は、登山は初心者かな?4合目で、こんなにバテていて大丈夫かな?
下山中、髪の毛がずぶ濡れになって登ってきた女性二人がいたけど、この二人だったかもです。
5合目には52分13秒で到着です。このペースなら、下手したら2時間越えるかもよ。
6合目避難小屋には、1時間6分弱で着きました。出来れば、1時間を切る時間で登りたかったのですが、それは無理というものでした。尚、避難小屋前には、沢山の人が休憩していたので、私は、立ったままで、冷えたアクエリアスを飲んで、わずかの時間だけ休憩です。
7合目には、1時間18分少々かかってしまいました。
この辺りから霧雨が降ってきました。ガスがかかっているだけだろうと思っていましたが、その後、とんでもないことになります。
8合目には、1時間38分で着きました。遅いタイムですが、何とか1時間40分を切ったことに安心していました。
この後「Insta360x4」の電池が切れました。このビデオカメラ「録画開始!」と言うと、それに反応して録画を開始します。また「録画停止!!」と言うと、録画を停止してくれる優れものです。しかし、疲れていると、あれ?今、録画中だったけ?と、状況が分からなくなるのですよ。しかも、私の滑舌が悪いのか、外の音を拾ってしまうのか、とにかく、今日は声になかなか反応しなかったので、不要な動画まで撮ってしまいました。勿論、予備電池は2個持ってきていたのですが、取り換える元気はありませんでした。
8合目を過ぎると、木道が現れます。普段は、疲れ切った身体で、この木道を歩くのがしんどいのですが、今回は意外にスイスイと歩けました。
登頂しました。何とその時間は、1時間56分33でした。2時間を切れたことは嬉しいのですが、この涼しい気温で、このタイムは情けない。1時間30分台の登頂は、今となっては夢のまた夢です。
ここで、関東から来たと言う男性二人にお目にかかりました。
一方の男性が、もう一人の男性を誘って登ってきたのだそうです。
ブタンガスヒーターで、フリーズドライのお米を炊いておられました。
「いやー、今はブタンガスヒーターがあるので楽ですね。昔は、灯油ヒーターで、プレヒートして、ポンプアップしないと火が付きませんでしたからね。」
「ああ、友人がそれを持っていたので譲ってくれと言ったのですが、ダメでした。」
「私は、その後、ホワイトガソリンのヒーターを買ったんすけど、ガソリンがこぼれていたんでしょうね、炎に包まれたので、それからは怖くてガソリンヒーターは一切使いませんでした。」
などと雑談をしました。
彼らは「この後どれだけ待てば、晴れるかですね。」と言われておりました。
しかあああし、風も強くなり、雨がそこそこ強くなりました。
そこで、私は、ここで失礼しますと、早々に下山を開始しました。
山頂ステージから撮った光景です。こりゃあ、いかんわ。
年をとって、可動域がとても狭くなり、元々痛めている左膝に痛みが出始めました。更に、そのうち、雨は土砂降りになってきたので、身体も冷えてきたのでしょう。足全体が、筋肉痛になってきました。
こんな雨が降る日は、アルプス登山では、絶対カッパを着ます。しかし、大山の夏山登山道は、道を間違えることはありませんし、既にびしょ濡れになっているので、わざわざカッパを着ることは意味が無いと、半袖のまま歩きました。
下山中、小さな岩がゴロゴロしていた場所ではありましたが、割と平坦な所でバランスを崩しました。「おっとっとっと。」しかし、見事に尻餅をついてしまいました。こんな所で何故?これが、加齢による華麗なこけ方というものか?足も滑ったが、話も滑った。「山田さん、座布団3枚、持って行っちゃって。」
かくして、下山出来たのは、1時間31分強でした。まあ、足が痛いのに、よく頑張りました。と、自分で自分を褒めておきましょう。誰も褒めてくれませんので・・・
この後、もの凄い土砂降りになりました。傘を差して、大山ナショナルパークセンターに行き、200円也のコインシャワーを浴びて服を着替えました。しかし、道路には、雨水が溜まり、駐車場に戻る時には、スニーカーがびしょ濡れになりました。
てなことで、今回も1時間30分台の登頂はお預けでした。もう、無理かも。
尚、ウエストバックには、各種カード、財布などを入れておりますが、ジプロックに入れていたので、防水対策はバッチでした。
どうでも良い話ですが、下山してきた人達に「誰かタケコプターを貸してくれませんか?」と言うと、そこそこ受けていました。このギャグは、まだ、あと10回くらいは使えるな。むふふふふ。
尚、今回の登山で、恥ずかしながら、二日間筋肉痛になってしまいました。くぅー、大山如きで、筋肉痛とは・・・