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  • 2024年 ペルセウス座流星群撮影(備忘録)

 極大日の前日と当日にに岡山県の美星町へ。


2024年8月11日(日)
 
 本日は、午前中に、お世話になっているお寺の、ご住職に来て頂き、今年亡くなった母の棚経を行って頂きました。
 ご住職が、来られるのが、若干遅かったので、姉が外に出てみると、何と、お隣の家のインターフォンをピンポンされたうえ、返事がないので、紙にコメントを書かれて、ポストに入れられた後の事でした。ありゃ、前に、来てもらったことがあるし、表札もあるのにねぇ・・・
 何でも、ご住職さんは、この時期は、あまりにも多忙のうえ、クソ暑いので、記憶がないことが多いのだそうです。ありゃま、大丈夫かしら?
 その後、お盆の際に、お墓にお供えする物を買いに来ました。
 そして、帰宅。ちょっと睡眠不足なので、真っ昼間から「いいちこ」を、少しだけ飲んで、少し昼寝をすることにしました。現在のところ、快晴なのですが、その後の天気予報は、あまり芳しくありません。
 用意だけはしておきましたが、本日の、ペルセウス座流星群の撮影は、ダメかも。極大の8月12日〜13日は、もっと天候が悪くなる予報ですので、今年のペルセウス座流星群の観測?はダメかも知れません。
 
 てな事を書いていましたが、コロコロ変わる天気予報を見ていましたら、ニャンと、晴れそうな事が分かりました。
 しかし、晴れているものの、大山の麓には、雲がかかっています。鏡ヶ成近くに行こうと思っていましたが、これは、やめました。鏡ヶ成近辺は、ガス、あるいは雲の通り道になることが多いのです。他が晴れていても、ここだけガスの中と言うことも往々にしてあります。それなら「よなご星の会」の方から教えてもらった場所に行って見ようか?否、ここも大山に近いのでやめました。
 ならば、晴れる可能性が高い、岡山県美星町の秘密の場所に行くことにしました。片道、約120kmほどあります。金がないので、下道を走ります。
 
  ちなみに「EOS 6D HKIR改カメラ」のCMOSに埃が付いている様だったので、パソコン画面をPhotoshopで真っ白にした状態で、写真を撮ってみました。

その画像を強調してみました。あれっ?意外に綺麗ぢゃーん。てなことで、下手にクリーニングをすることはやめました。
 
 途中、コンビニで、晩飯と飲み物を買って行きました。
 美星町の秘密の場所に着いた時は、もう薄暗くなっていました。秘密の場所近くの道路で、白と灰色の猫がちょこんと座っていました。「全然怖がらないな。飼い猫かな。」
 
 さて、秘密の場所に着くと、慌てて用意をしました。と言っても、機材は、Nikon D850に純正の28~00mmのズームレンズ、K-ASTEC社のGF50なるポタ赤に、EOS 6D HKIR改を取り付ける、そして「サイオニクスオーロラプロ」なるISO感度80万越えのビデオカメラに「My Lens α」なる0.6倍のコンバージョンレンズを装着をしたもの岳です。
 
 Nikon D850は、三脚に固定して「HolyGrayタイプラプス撮影」をします。しかし、このレンズF3.5の暗さなので、火球並みの流星が流れないと写るかのせいは低いでしょう。15秒露出、2秒のインターバルの連続撮影です。
 
 「EOS 6D HKIR改カメラ」には、Nikonマウントのシグマ15mm対角魚眼を、レンズマウントを付けて、ガイド撮影をします。今回は、ISO 8.000の10秒露出を連続させることにしました。しかし、タイマー付きリモコンは、99枚しか露出が出来ません。気がつくと、撮影が終わっていることがあります。
 
 一番期待しているのは「サイオニクスオーロラプロ」に「My Lens α」なる0.6倍のコンバージョンレンズを装着したものです。コンバージョンレンズを付けていない状態では、標準レンズの画角ですが、恐らく4等星くらいの流星も写っていました。そのため、30mm程度の焦点距離になりますので、期待大なのです。感度はどの位落ちるのかはよく分かっていません。
 
 さて、流星の方ですが、実際に撮った画像を見てみないと、分からないのですが、感覚的には、まるで飛ばないなぁって言う感じでした。まあ、極大は、明日の23時ですから、まる1日早いわけですからね。
 
 今回の撮影では、いろいろな問題も分かりました。
 Nikon D850は、純正の28〜300mmのズームレンズを付けていましたが、F3.5と、暗いので、古い24mm F2.8を使うべきでした。また「HolyGrayタイプラプス撮影」で撮影をしていましたが、普通のタイプラムス撮影の方が良かったと思います。
 K-ASTEC社のGF50なるポタ赤を、マンフロットのジュニアギアヘッド雲台を付けていました。これですと、微動装置が付いていますので、極軸合わせがあっという間に完了することが出来ます。
 しかし、ジッツォの「オフセンターボール雲台」をGF50に付けていたのですが、これが、ジュニアギアヘッド雲台と干渉して、構図がイマイチうまく撮れないのです。次回は、K-ASTEC社の「高度方位調整装置 XY50」を使おうかと思っています。
 今回、「EOS 6D HKIR改カメラ」は、シグマの15mm対角魚眼レンズを使い、F2.8で、ISO8.000、露出10秒の繰り返しで撮影しました。帰ってから見ると、ちょっと露出が不足しているように感じました。あぇー、この値で良いはずなんだけどな。
 

これは「EOS 6D HKIR改カメラ」で撮った写真です。流星が写っているかどうかは、かなりの時間がかかるので、まだ、よく分かっていません。構図的には、空だけを写したかったのですが、パーツが干渉して、ダメでした。
 左下の矢印のところに、流星らしきものが写っていますが、この場所には、何やら正体不明の光体が写っているコマが沢山あり、流星でない可能性が高いように思います。何でしょうねぇ?不思議。スターリンクかもですね。
 

 こっちは、Nikon D850で「HolyGrayタイプラプス撮影」で写したうちの、1コマです。やはり、F3.5では、火球が飛ばない限り写すのは困難でしょうね。矢印の箇所に、流星ぽいものが写っていますが、これは、人工衛星の可能性が高いように思います。
 
 この日は、最初、半袖では寒いくらいでしたので、薄いウィンドブレーカーを着ました。これが、チト暑い。また、アホほど虫が飛んでいましたね。
 蚊は寄ってくるのですが刺されませんので、雄だったのかも知れません。ひどかったのは、大きな蛾や、小さな蛾が、腕や顔の周りにブンブン飛んできて、集中力がまるでありませんでした。
 

これは「サイオニクスオーロラプロ」に「My Lens α」なる0.6倍のコンバージョンレンズを装着して写した動画から、静止画に切り取ったモノです。ここから流星が写っているのかを調べるのには、アホほど時間がかかりますので、アップはちょっと待って下さいまし。カシオペアがはっきり写っていますね。
 
 その後、東の空から雲が出て来まして、空をかなり覆い始めましたので、帰途に着きました。
 と、車を走らせて直ぐに、あの猫がいました。今度は、道路の真ん中で、何やら食べている様子です、全く逃げません。クラクションを鳴らしても、知らんぷりです。仕方なく、スピードを落として、何とか通れる反対側にハンドルを切ってやり過ごしました。
 
 国道を走っていると、猛スピードで近づく車に気がつきました。私は、ノロノロ走っているわけではありません。しかし、車間距離をギリギリまで詰めて走ってきます。これは、明らかに煽り運転です。ようやく、車を停められるスペースを見つけて、道を譲ると、ハザードを付けて挨拶はしていましたが、明らかに100km/hか、それより速いスピードを出しています。ここは、時速50km/h制限のグネグネ道です。そんなに急いでも、早く付けるのはあの世だけだと思うんですがね・・・
 

帰宅は、翌日の午前2時45分でした。美星町に行くまでは、姉と母の死後のいろいろな作業のために、ちょい乗りばかりしていましたので、燃費は、11.9km/L止まりでした。もっと頑張れ、レヴォーグ!!
 

 

 てな事を言っていましたが、編集が終わりましたのでアップします。SDにリサイズして圧縮をかけています。暗い流星が、ボチボチ飛んでいました。恐るべきは、サイオニクスオーロラプロです。こんな暗い流星が写るんだって感心します。
 それにしても、画面右下に、3個の光体が何度か現れます。あれは、何でしょうか?飛行機?人工衛星?まさか、UAP?スターリンクかもね。
 元の画質の動画は、Facebookに載せています。このサイトでは、動画は容量の事を考えて削除しました。
 
https://www.facebook.com/ahoemon/videos/918892640369817?locale=ja_JP
 


 
2024年8月12日(月)
 
 少し前に見た天気予報ですと、今日の天気は、芳しくありませんでした。とりあえず、昨日、ペルセウス座流星群の撮影に行っておいて良かったわーと思っておりました。
 と、あちこちの天気予報サイトを見ていると、状況が変わっていることに気がつきました。ここ山陰では、今は晴れているが、夜は湿った空気が入り込むため、曇りになる。しかし、美星町付近では、ずっと晴れの予報です。
 
 よっしゃー、二日連続で、美星町に行ったるわー。かくして、昨日より早く出発です。
 勿論、昨日撮ったデータは、パソコンに移し、デバイスを初期化しておきました。モバイルバッテリーや、リチウムイオンバッテリーもフル充電しておきました。
 
 美星町の秘密の場所は「まさか、こんな場所で撮影をしているの?」って思える場所なので、まず、他の人は入ってきません。これが、この場所を使う最大のメリットなのです。
 
 さて、機材なのですが、今回も集中力がかなり欠如しておりまして、いろいろと失敗をやらかしました。「サイオニクスオーロラプロ」は、モバイルバッテリーから給電、EOS 6Dのヒーターもモバイルバッテリーから給電していました。と言うか、しているつもりでした。
 と「サイオニクスオーロラプロ」が、電源が残りわずかですと言ったメッセージが出て、電源が切れていまいました。EOSの方のヒーターもしかりです。ちゃんとモバイルバッテリーにケーブルで繋いでいたのですが、モバイルバッテリーのスイッチをONにしていなかったのです。アホぢゃ。
 また、、K-ASTEC社の「高度方位調整装置 XY50」を、ちゃんと持参していたのですが、固定する為の六角レンチのサイズが合わなかったのです。ガビーン!!完全なアホぢゃ。
 

これは、以前ペルセウス座流星群の撮影を行った時の機材です。今回も、これとほぼ同じ物でした。
 
 今日は、昨日と異なり、とても蒸し暑かったです。そのため、半袖のままで撮影をしていました。相変わらず、羽虫、蛾、蚊の攻撃がすごいです。蚊には刺されませんでしたが、羽虫が目に入ったり、口に入ったりで、非常にイライラしておりました。
 
 今日は、盆休みだったり、ペルセウス座流星群の極大日だという事を知っている方が多いのか、近くの道を、あり得ない程多くの車が通っていきました。山の中の細い道なんですけどね。しかし、秘密の場所は、その車のライトも、殆ど気にならない場所なのです。
 
 撮影をしながら、立ったままで空を見ていましたので、一部の空しか見ることが出来ません。そのせいもあってか、流星の出現もかなり少ない様に感じました。また、明るい流星も少なく、-1等級のものが、一番明るかった程度です。ありゃ、ペルセって、もっと派手だった気がしたんだけどな。それに、私が、若い頃には、HR60程度の出現蛾合った様に思います。山などに行けば、HR100暗いの流星が飛んでいた様に記憶しています。もう、母彗星の「スイフト・タットル彗星」のチリも種が切れてきたのかなって思いました。
 
 日付変更線を越えるか越えない時間帯に、直ぐ近くに車を停めて、男女が話している声が聞こえてきました。どうやら、ペルセウス座流星群を見に来られたのだと思いますが、流星が飛んでも「あ、流れた。」などの声が一切聞こえてきません。話に夢中で、気がつかなかったのでしょうか?
 
 午前1時半頃、流星があまり飛ばなくなったことのあり、また、明日は、初盆の墓参りに行かなければいけませんので、機材を回収して、午前2時頃、帰途に着きました。
 途中、道の脇の草むらで、三脚2台を建てて撮影している人が終われました。いやー、ここは、車が通ったら、ライトで一撃アウトではないかと思いました。更に、走っていると、歩道に椅子を並べて、座りながら空を見ている女性2人がおられました。さすがは、ペルセウス座流星群の極大日だなって思い知らされました。
 
 家に戻ってきたのは、午前4時半過ぎでした。おお、今回は、2時間半ほどで帰ってこられたな。
 

 これは、流星は、写っていませんが「サイオニクスオーロラプロ」で撮った動画がから静止画に切り取ったものです。結構暗い星まで写っていますね。ちと、薄雲がかかっているようで、少し眠い画像になっています。
 黄色い矢印の所に、赤い点状の灯りがともった後、消えていきました。人工衛星なのか、何なのか分かりませんが、正体不明の光体が沢山見ることが出来ました。
 

 こちらは「EOS 6D HKIR改カメラに、シグマの15mm対角魚眼レンズを付けて、ISO12.800、露出10秒で撮ったものです。昨日、ISO8.00の10秒露出では、露光不足だと思っていましたが、今回の設定ですと、明らかに露光オーバーになっていました。やはり、ISO8.000の露出10秒が、ベストだと思いました。
 尚、左側の黒い部分が、地平線?ではない点ですが、これは「横田さんちのヒーター」の一部が視野に被っていたためだと思います。シクシク。
 

 

 極大前後に流れた流星だけをカットして、SD画質に落として、更に圧縮をかけたものです。従って、画質は悪くなっています。
 更に、前述の通り、流星が飛んでいるところだけをカットして繋いでいるため、私のしゃべっている言葉が、日本語にではないようなイメージになっています。おほほ。このサイトでは容量を考えて動画は削除しました。
 
 元の動画ですが、このサイトではアップ出来ません。
 私のFacebookに載せていますので、暇な方は見て下さい。
 
https://www.facebook.com/ahoemon/videos/1861892000971430?locale=ja_JP
 


 
2024年8月16日(金)
 
 帰宅してから、ちょっと昼寝をしましてから、今年のペルセウス座流星群の整理をしていました。まずは、極大日であった8月12日〜13に、デジイチで撮った画像の処理です。
 「SiriusComp」なるフリーソフトで、比較明合成を致しました。同時に動画も作成してみました。
 しかし、問題が・・・EOS 6D HKIR改カメラの露よけヒーターの電源が入っていなかったので、後半は、写りが悪くなっていました。そもそも、露出オーバーですからね。
 「Nikon D850」は、純正の28〜300mmのズームレンズを装着していました。本当は、ボロい24mm F2.8のレンズを使うつもりでいたのですが、見当たらなかったのです。(撤収していたら、他のバッグの隅に入っていました。アホぢゃ。)なので、F3.5と言う、流星撮影にはとても不利な状態で撮影していました。
 しかも「HolyGrayタイプラプス撮影」なので、F3.5の15秒露出は分かりますが、ISO感度がイマイチ分かりません。確か、最大ISO12.800にしていたから、その感度になっているのかとは思いますが。
 
 8月12日から13日に、このカメラで撮ったコマ数は1.035コマです。これを1枚ずつ「Photoshop2024」で開いて、確認しました。
 すると、ニャンとびっつら、意外にも、いくつか流星が写っていました。
 

撮影し始めた頃は、飛行機と人工衛星の雨嵐でした。写真は飛行機の光跡です。
 

これも、飛行機と人工衛星ですよ。
 

右下に流星が写っています。
 

左下に流星が写っています。
 

上に写っている光は、蛍でした。おほほ。
 

アンドロメダ大星雲と、カシオペア座のhχ星団の間に流星が写っています。
 

左下に流星が写っています。
 

右上にそこそこ明るい流星が写っています。
 

上の流星をトリミングしました。
 

やや真ん中付近に、短いけど明るい流星が写っています。
 

左に視野をはみ出して流星が写っています。
 

真ん中から下に向かって流星が写っています。
 

真ん中上から左下に向かって流星が写っています。最後で、少し爆発した感じですね。
 

左下に、小さな流星が写っています。
 

余談ですが、Nikon D850でHolyGrayタイプラプス撮影して、「SiriusComp」なるフリーソフトで、比較明合成したモノです。あっちゃー、星が写りすぎ。レコードの溝みたい。
 
 人工衛星がアホほど飛んでおりまして、これと流星を区別するには、色、形の他、前後のコマの確認をする必要があります。前後に、人工衛星らしきものが写っていれば、それは、間違いなく人工衛星です。1コマは15秒露出ですから、その前後に、同じと思われる光体が写っていれば、流星であるはずがありませんから。
 
 ここで、結論。デジイチでの撮影なら、20mm程度でF1.4の明るくて優秀なレンズが欲しいよぉー。でも、高くて買えないよー。てなことですわ。
 
 今回も「サイオニクスオーロラプロ」なるISO感度80万越えのビデオカメラが、随分役に立ちました。このカメラ、近赤外領域まで写るので、空が緑っぽく映りますし、暗い空の下では、結構ノイズが乗ります。しかし、30fpsのリアルタイムで流星が写るのは、すごいことです。