2024年5月14日(火) 大山登山 Insta360x4で撮影しながら
これからのスケジュールや天候を考えると、今日、大山に登るしかないと思っていました。しかし、昨晩は、ベランダ撮影と「SWAT-200」のテストをしておりましたので、寝不足なのに、寝たのが夜の12時だでしょうか。目覚ましを午前6時にセットしておいたのですが、背中の痛みもあって、5時過ぎ頃に目が覚めてしまいました。二度寝しようとしたのですが、もうダメでした。おお、今日も寝不足だよ。ここ、何十年かは、熟睡した記憶がありません。
やめておこおうかな?と思いもしましたが、車を走らせました。まずは、お袋さんちに行って、郵便物の確認をしました。また、先日、会えなかった隣人の方に、工事などが始まるので騒がしくなるであろう旨、ご案内をしておきました。
それから、大山に向かいました。平日とは言え、快晴ですので、南光河原駐車場に車を停める事が出来るのでしょうか?行ってみると、案の定、満車でした。とほほほ。
そこで、博労座第二駐車場に車を停めました。ここは、ガラガラのガラガラでした。
身体がだりぃーな。登山でけるかな?と思いながら、夏山登山道に向かいます。登山届を出してから、夏山登山道を登ります。今回は、体調を考えて、敢えてスピードを落として登りました。デジイチは持ってきませんでした。「Insta360x4」なる360度カメラとスマフォだけで撮影をすることにしました。塩キャンディーとルイボスティーで、水分と塩分を補給します。
1合目に着いた時は、既に少し遅れ気味です。でも、これで良いのです。体調のことを考えると、登山を途中でやめることも考えての登山でした。
途中、水はけを良くするため、溝を掘っている方が数名おられました。それをテレビカメラが写しておりました。南光河原駐車場に、NHKの車が停まっていたから、写していたのは、その人達かなぁ?
もしかしたら、アチキもテレビに映ったりして・・・って思っておりましたが、本日のローカルニュースで流れたのは、宇多田ヒカルさんのCMの舞台になった「木谷沢渓流」の方でした。
途中、こんなご夫婦とお会いしましたね。ご主人が、スイスの方で、奥様は日本人です。旦那様は、少しだけ片言の日本語で話されます。しかし、その後は、母国語で話されてきます。まるで理解出来ません。スイスの公用語は、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つもあります。ドイツ語だとしても、かなりスイスなまりの強いドイツ語だと聞いたことがあります。(ご主人は、影に入っておられるので、暗くなって、分かりづらいですね。)
このご夫妻とは、その後、何度かお会いしました。
途中で、関西から来た若者達に会います。「あと、どの位で着きますかね?」「うーん、1時間以内くらいでしょうかね。」と答えておきました。
今回もトレールランの方もおられましたね。ある人に聞いたら、何でも1日で5回もピストンされた方いたとか・・・マジか?
ある方は、今、2回目の登山中ですと言われました。ゲロゲロ。
6合目避難小屋に着いた後、長めに休憩をとりました。気温は、割と低く、更に半袖で登っているのに、汗が噴き出します。登山者、下山者に会うたびに「暑いですね。」が、合い言葉の様に口から出て来ます。尚、関西から来た若者のパーティも登って来て、大山北壁を見て「めっちゃ、エエやん。」と言われておりました。
7合目を少し過ぎると、ちょとしたガレ場が現れます。
で、結局は、6合目以降は、何故か、割とスイスイと歩くことが出来ました。登頂にかかった時間は、1時間55分19秒余りでした。初めの頃は、敢えてスピードを落としていたので、まあ、納得の登頂時間です。
山頂ステージには、平日の割には、そこそこの人が休憩されていました。私はと言えば、少し休んだだけで下山開始です。登山中は「Insta360x4」を短めの自撮り棒に固定して、手に持って登っていましたが、下山中に、それをすると危険なので「三人称視点バックパックマウント」と言う商品でデイパックに固定しました。しかし、私のデイパックは、小さなパーツしか入っていないのでペッシャンコなのです。このせいか「三人称視点バックパックマウント」の固定が、とても不安定です。ちゃんと撮れているのかなぁ。
山頂ステージで、チョコッとだけ休憩です。
メーカーのHPからがめた画像。こいつが「三人称視点バックパックマウント」です。
6合目避難小屋まで降りてきました。ある女性二人のパーティから写真を撮って欲しい言われ撮りました。何でも、以前に、三ノ沢から剣ヶ峰にも登られたことがあるのだとか。「ほぉー、なるほど。剣ヶ峰近くに登山者がいるのが、何度も見ることが出来ましたが、縦走している訳ではなかったようです。多分・・・
二人の女性のパーティと、しばし雑談です。何でも、島根県の安来市から来られたのだそうです。初めは、麓を散策するつもりだったのですが、天気が良くて気持ちが良かったので、登山をすることにしたのだとか。
ちなみに、私は、一端濡らして絞ったタオルを、首に巻いています。これを使うと実に良いですよ。乾いたタオルで汗を拭くと、折角、汗が気化熱を逃がしているのに、その汗ごと拭き取ってしまうからです。濡れたタオルだと、汗も拭けますし、皮膚が濡れたままですので、気化熱も放出できます。更に、首にかけていることで、太い頸動脈を冷やすことが出来ますからね。
5合目辺りから、分岐点が現れます。登山届けには、夏山登山道をピストンする旨書いておきましたが、意外にも足が動いているので、急遽「業者コース」を下ることにしました。
急遽「業者コース」を下るアホ衛門。傾斜が結構きつい箇所があります。
本日は、遠くに黄砂と思われる、黄色い帯状の霞も見えましたが、透明度が良かったので、逆光の北壁も、実に綺麗に見えていました。
元谷で、自撮りです。あの奥の方で、3月に二人の方が雪崩で亡くなっています。ご冥福をお祈り致します。
大神山神社奥宮と下山神社に寄りました。
下山神社の前で自撮りです。
その後、金門にも寄りました。
金門のある、賽の河原から大山北壁を写しました。新緑がとても綺麗でした。私は、新緑がすごく好きなんですよね。
金門では、途中何度か会った女性も来られておりました。何か、とてもスタイルの良い女性でした。でも、挨拶程度だけでしたけどね。
更に、大川寺にも寄りました。そこで、年配のご夫婦とお会いしました。ご主人は、方言なのか、滑舌なのか、話している言葉がうまく聞き取れません。でも・・・
「大山に登ってきたのかい?」
「ええ、そうです。」
「私も、昔は槍ヶ岳なんかに登っていたんだけど、身体を痛めてからは登れない。」
みたいな会話をしました。大川寺をバックに写真を撮ってくれと言われたので撮りました。しかし、コンデジがかなり年季が入っているもので、液晶の解像度がかなり低いものでしたし、シャッターが結構押し込まないと押せないものでした。大事に使われ続けておられたのでしょう。
デイパックに取り付けた360度カメラでの写真ですので、私の頭が邪魔して、そのご夫婦は写っておりません。
それから、間もなく下山完了でした。下山後、直ぐに「プロトレック」のストップウォッチを押すのを忘れていました。少し経ってから見ると、2時間10分48秒かかっていました。まあ、結構な回り道をしましたからね。
下山届を出してから、モンベルの前の自販機で、いつものエナジードリンク160円也を飲みました。あ、また、YAMAPの終了の場所を押し忘れていました。何か、毎回の様に終了の箇所を押し忘れているなぁ。完全にアホだなぁ。
ここが「南光河原駐車場」です。下山した時には、少し駐車スペースが出来ていました。
山を下った後、安来市の格安のガソリンスタンドで、ガソリンを満タンにしました。それから、長野県の大盛山でスッテンコロリンとこけて、ダメにした調光レンズですが、レンズ2枚とも新しいものにしてもらうことになりましたので、それをとりに行きました。おお、お帰りなさい。
最後に、とても優秀な「Insta360x4」ですが、画質は、あまり期待しすぎてはダメです。一番良い時で、全体の画質が8Kとなる訳です。また、この8Kは、明るすぎても、暗すぎても使用出来ないみたいです。まあ、私の場合は、大体は5.7Kで撮っていますけどね。・・・てなことを書いていますが、使い方も、動画処理ソフトも、まだ、まるで理解していないのですが・・・
あー、ちかれたわー。しかし、あれほど体調が悪かったのに、途中から急に楽になったのは何故かなぁ?燃え尽きる前のロウソクか?