2024年4月14日(日)アホゲにも今季3度目の大山登山
 
 ニャンと、アホゲにも3度目の大山登山を行いました。
 昨日、望遠鏡のテストをしている時に「三つ星さん」のオフアキシスガイダーを、カメラと、ガイド鏡CMOSカメラごと落下させてしまいました。オフアキシスガイダーは、ネジがネジ山を崩しながら筐体にめり込んでしまったので、少なくとも自分ではどうしようもありません。そんなショックの中で、今季3度目の鳥取県の大山登山をしてきたのです。エライ、エライ。
 
 本日は、快晴で、しかも日曜日だったので、夏山登山道に一番近い「南光河原駐車場」は、満車でした。ま、想定内でしたけどね。従って、博労座の一番下の広い駐車場に車を停めました。しかし、今日はあちいぞぉー。半袖でも良いかと思いましたね。結局、上はノースリーブのインナーウエアに、化繊の長袖のポロシャツ。下は、汗を吸ってくれることを期待して、ヒートテックのインナーウエアに、かなり薄いクライミングパンツをはきました。また、汗をかくため、トイレでタオルを水で濡らして絞り、首にかけました。
 汗を、乾いたタオルで拭くのは、少々問題があります。折角、体温を下げるために汗をかいているのに、乾いたタオルで拭くと、気化熱が出ていかなくなるのです。濡れたタオルで汗を拭けば、水分が残るので、気化熱は放出出来るのです。また、濡れたタオルの方が綺麗に拭き取れますからね。
 

午前9時6分に、夏山登山道から登山開始です。天気の良い日曜日ですので、登山客がそこそこおられるだろうと想像していました。おっ!!手袋が青いのに変わっている。登山用ではなく、ホームセンターで購入したヤツです。
 

1合目に着きました。
 

その到達時間は、10分20秒です。前回よりは早くなっていました。
 

2合目に着きました。本日は、筋肉がとても披露している感じで、しんどかったですよ。
 

その時間は、21分13秒ほど。これも前回よりはマシですが・・・
 

3合目に着きました。マジしんどいです。
 

その時間、31分弱です。出来れば、30分を切りたかったのですが、まあ、しゃーないです。また、予想通り暑いです。半袖でも良かったかも知れません。汗が目に入るととても痛いので、頻繁に濡れタオルで拭き取りました。
 

4合目に着きました。この辺りから、一端、残雪が行く手を阻みます。
 

その時間、41分程です。まずまずのタイムでした。
 

5合目に着きました。快晴です。
 

その時間、52分あまりです。今日の体調からすれば、まずまずです。
 

5合目からは、視界が開けている場所が出て来ます。
 

6合目に着きました。その時間、1時間7分程です。まあ、マシなタイムです。
 
 ここで、何人かの人と会話をします。ガタイの立派な筋肉質の方は「体重を落とさないといけないので、登っているんですよ。」と。全然、ダイエットは必要が無いと思える体格でした。また、ある男性は、確か7ヶ月ぶりに登山をしているとか。何でも、足にいろいろ故障を起こして、一時はまともに歩けなかったとか。「昔は、人に抜かれることはないほどのスピードで登っていたんですけど、今はダメですね。そもそも抜く気なんぞまるでありません。」と。境遇が私と一緒だなって思いました。
 

6合目避難小屋の状態です。右側のサングラスをかけたカップルは、その後もお見かけしましたが、挨拶しても、割と無反応でした。もしかしたら、外国の方かしら。
 

5分程度、休憩をとりました。ここから、残雪がある、そこそこの傾斜を登るので「チェーンスパイク」を装着してのスタートです。筋肉質の、あの男性は、グングンスピードを上げて登っていき、あっという間に姿が見えなくなりました。さぞかし名のあるお武家様かと・・・何でやー?

7合目に着きました。
 

1時間23分あまりかかってしまいました。
 

8合目に着きました。
 

1時間23分あまり時間がかかりました。尚、ここで「チェーンスパイク」を取り外しました。この後、出てくる木道を痛めてはいけないからです。
 
 確か、この辺りでしたかね、あの筋肉質の男性が既に下ってこられました。「うわー、速いですね。」と声をかけます。
 

 ようやく登頂出来ました。山頂ステージには、そこそこの人がおられました。さて、登頂タイムは2時間3分と少々かかりました。ぐおおおおー、今日は2時間切るつもりで頑張ったのにな。
 しかし、多分関西から来られたパーティだと思いますが、「登頂タイムは・・・3時間を少し切れたな。まあ、予定通りだな。」みたいな事を言われていました。「よっしゃー、勝ったぞぉ。」と変な優越感に浸ります。まあ、大人げない。
 

山頂です。この男性、登りの木道では、スマフォでやたら動画を撮られていました。私が近づくと、スタスタとかなりのスピードで歩いて行き、またそこで動画を撮ることを繰り返されていました。体型からして、マラソンか、トライアスロンなどをされているのではないかと思いました。
 

山頂ステージには、ワンちゃん連れの男性がいました。水をあげると「もっと頂戴!」みたいな仕草をします。また、ご主人が食糧を出そうとすると「僕にも、早く頂戴。」みたいな仕草をします。それが、とても可愛かったです。「何犬ですか?」と聞くと「柴です。」と。何かその会話が素っ気なかったので、ヘタに声をかけるのはいけなかったのかと不安にまりましたが、下山する時に再度声をかけると、ちゃんと返事をしてくれました。良かったわー。
 

 「YAMAP」なるアプリを、事前にYouTubeで勉強しながら使いました。標高も、到着時間も、実際とはズレています。この辺りの数値は、目安と考えた方が良さそうです。実は、山で道に迷う遭難は、遭難全体の4割もあるのだそうです。しかし、整備された有名な山ではなく、2.000m以下の、割と低山で起こることが多いのだそうです。そんな時は、スマフォの電波が届かない場所でも、GPSで自分のいる場所を教えてくれるありがたいアプリです。しかし、無料版は、1ヶ月に二つの地図しかダウンロードが出来ませんので、要注意です。残雪が残っていると、登山道が、分かりづらい同じ鳥取県の烏ヶ山では、大いに役立つかも知れません。
次に登山する山は、鳥取県の烏ヶ山にするべぇーか?

今日は、この時期としては、登山客が多かったですね。
 

11時18分に下山を開始しました。本日は、太ももの筋肉全体に、嫌な痛みが少しありましたので、夏山登山道を下ることにしました。
 
 8合目で、私は、再度「チェーンスパイク」を装着しました。下りの方が滑りますからね。しばらくして、一人の青年も「チェーンスパイク」を装着されていました。「登りは良いですが、下りは滑りますからね。」と。私は、トレッキングポールは1本しか持っていませんでしたが、その青年は2本使っておられました。体幹の衰えた私には、1本でもトレッキングポールがあると、まるでバランスを崩した時の安定性が違います。
 何合目でしたか、白人の若い男性が登って来られました。「ハロー。」と声をかけると「こんにちわ。」と日本語で返事が。あれれれ。日本語分かるのかなぁ。
 その後、同じパーティの方なのか、若い白人の男女が登って来られました。こちらも「こんにちわ。」と、日本語で挨拶をしてくれました。女性の方は、かなりしんどそうだったので「Hello.Are you tired?」と声をかけます。ちょっと苦笑いをしながら、とても疲れています的な表情をしておられました。
 どれくらい下った時でしょうか、小学生とおぼしき男の子と、ご婦人が登って来られました。残雪の状況を説明しました。「残雪は、そこそこある場所があります。急がず用心しながら行けば大丈夫だと思います。とにかく、急がないことですね。」と説明しておきました。
 

だいぶ下った所に、シャクナゲの仲間でしょうか?綺麗な白い花が咲いていました。
 

下山に要した時間は、1時間26分あまりでした。足全体の変な筋肉痛のある中では、まずまずの下山タイムではないでしょうか。

その時刻は、12時46分でした。何か、中途半端な時刻だなぁ。モンベル前の自販機で、トマトジュースを買って飲みました。エナジードリンクが欲しかったのですが、売り切れでした。いと悲し。
 
 博労座の駐車場で、上だけ着替えました。
 

 博労座の階段の横には、満開の桜の木がありました。綺麗。
 しかし、大山如きと言っては失礼ですが、この程度の登山で、もの凄く疲れていました。北アルプスとかだったら、こんな疲れ方をしますが、これは、洒落になりません。
 
 そのまま帰宅しようとも思いましたが、もったいなので、とりあえず「桝水高原」までドライブをしました。
 

桝水高原では、桜が満開でした。美しい。
 

このピンク色の花は何でしょうかね。これも綺麗でしたね。
 

よく来ている桝水高原ですが、こんな「絶唱」なる石碑があるのは知りませんでした。おほほ。やっぱ、アホだわ。
 
 その後、スーパーで食糧を調達してから帰宅しました。「いいちこ」の「アルカリイオン水」割りを飲んで、昼寝ならぬ、夕寝を少ししました。しかし、まるで疲れが取れていません。しかも、ヒノキの花粉なのでしょうか、アホほどクシャミと鼻水がでます。目もシバシバして、耐えがたいものがありました。一瞬、風邪をひいたのかと思いました。寝る時も、マスクをしておりました。それほど、酷いアレルギー反応でした。
 
あっ、追伸です。登山タイムが、遅い、遅いと書いていましたが、前からの記録を見てみました。
 

退職後、体力回復にと、昨年の5月に大山登山を再開しました。実は、その2023年5月17日の登頂タイムは、2時間28分でした。これを考えると、残雪がある状態の大山を、5ヶ月のブランクの後に登った事を考えれば、私的には、そんなに遅いタイムではないのかも知れません。
 
 余談ですが、朝、朝食をとった後の体重が62.1kgで、帰宅後(昼飯は食べず)には、60.5kgになっていました。ありゃ、たった1.6kgしか減っていませんでした。これが、暑い時期に登ると、3kgほど減っちゃうんですよね。