2023年9月24日(日)
 
  アホげにも、また、鳥取県の大山を登ってきました。
 
 月齢を考えると、土曜日が、遠征による天体写真撮影のリミットだと思っておりました。しかし、まるで星が出ない状態でした。
 そんなこともあって、ヤケクソで大山登山を決行しました。日曜日なので、登山客が多いのは分かっていました。むしろ、多くの人とお話が出来るのではないかと思って登ることを決意いたしました。
 
 朝、6時に起きたのは良かったのですが、相変わらず、体調は優れません。そんなことも、あって、出発には、時間がかかってしまいました。
 Nikon D850は、持って行くのをやめました。その代わり、今回は、SONYの4kビデオカメラを持っていくことにしました。
 
 どうせ、登山道に近い「南河原駐車場」は、満車だろうなと、博労座の大きな方の駐車場に車を停めました。満車になっていることも想定していたのですが、意外にも、空きスペースがまだ結構ありました。
 
 夏山登山道から、スタートです。その時刻、午前9時21分頃でした。
 晴れの天気予報でしたが、曇っており、怪しい感じです。しかし、気温が低く、とても涼しいのは助かります。
 

 1合目に着きました。10分40秒近くかかっております。頑張って登っているつもりですが、チト遅いかも。
 

2合目に着きました。21分27秒余りかかりました。ウームなタイムです。
 

3合目到着には、31分9分程かかりました。
 

4合目には、39分51秒あまりで到着です。チト、時間的には、回復している感があります。
 

5合目には、49分45秒弱で到着です。あれぇー、少し早くなっているかも。
 

 6合目には、1時間2分38秒ほどかかって到着です。遅れている?否、こんなもんか。ここでは、ほんの少しだけ休みます。
 そう言えば、6合目に近い場所で、おばあちゃんと、そのお孫さんがおられました。天気が悪そうだったので、引き返してきたと言われていました。
 
 この辺りから、ちょっとした登山渋滞が始まります。基本的には、私より早いペースで歩いているのですが、大人数だと、ちょっとしたことで、渋滞になってしまうのです。また、6合目までで階段地獄は終わると思っていましたが、7合目も、階段地獄が待っていることを悟りました。
 

7合目には、1時間15分程です。これは、速いのか、遅いのか?イマイチ分かりません。確か、この辺りで、若いカップルや家族連れに抜かれます。(家族の方は、また抜き返しましたが・・・)
 

8合目には、1時間33分31秒ほどかかって到着です。あれ?これなら、登頂タイム更新が出来るかも。
 男性だけの若者達のパーティがおられましたが、ここでも、チト渋滞がありました。基本的には、私よりずっと速いのでけどね。
 
 8合目を過ぎると、やがて木道が現れます。この木道が、何故かとても歩きづらいのですよ。樹木がなくなるので、風がモロに身体に吹き抜けていきます。涼しいを通り越して、結構寒いです。今日は、左足の踏ん張りが、これまで以上にきかず、更に風も強かったので、何度かよろけて転けそうになりました。
 やがて、あの若者達のパーティが、写真を撮っているので、先に行かせてもらいました。
 9合目の写真撮影は、パスです。ガスが辺り一面立ちこめており、風もかなりのものです。半袖では、かなり寒いです。
 
 ようやく、山頂に到着しました。
 

んで、そのタイムですが、1時間51分2秒程でした。会社を辞めてからの大山登山では、最速のタイムとなりました。登山渋滞がなければ、もっと早く登れていたかも知れません。・・・否、その渋滞のおかげで、少し休めて、逆に、良かったのかも知れませんね。
 

ここが山頂の標識です。かなり寒かったですよ。
 

一瞬、ガスが晴れてきたので、このまま晴れるのかと思ったのですが、その後、またガスに覆われ、全く解消の見込みがありませんでした。
 

自撮りのアホ衛門。完全にくたばっていますねぇ。完全なジジイぢゃ。
 
山頂ステージは、一瞬ガスが切れそうになりましたが、その後は、ずっと濃いガスの中です。しかも、強風が吹いており、気温が低く、結構寒いです。私が、山頂にいた時間帯では、半袖でいたのは私だけでした。皆さん「寒い、寒い。」と言って、山頂小屋に避難?です。私は、金もないので、そのまま下山することとしました。
 
 
 その下山中、それほど若そうには見えない女性が、走って下山していました。時折、スマフォで写真を撮られているので、何度か、追いつきましたが、また、走って下山されました。私も、大学時代は、走って下山する事が出来ていましたが、今では、とても無理です。
 

 6合目避難小屋に着きました。下山開始して38分24秒程かかりました。
 

少しガスが晴れてきて、大山の北壁が見えています。
 
 やがて、登山の際にも見かけた、若いカップルにも抜かれました。女性は、近くにピクニックにでも行くような格好をされていました。うーむ、やはり、若さには勝てん。
 また、見た目、インドの方だと思われるパーティにも会いました。取りあえず、片言の英語で話しかけます。「ベリー、ハード」と言われていました。その後は、日本語で「頑張ります。」と。
 年配の2二人組のパーティを抜かせていただきました。「膝の痛い、ジジイが抜かさせていただきます。」と言うと、「膝の悪い、ババアです。」と返答が。チト笑ってしまいました。
 

して、下山タイムですが、1時間30分13秒弱でした。まあ、この体調なら上出来です。
 

博労座の駐車場に降りる階段から写しました。
 

その階段の脇には、こんな黄色い花がさいていました。「マツヨイグサ」の仲間かもです。ん?でも、この時期に咲くんだっけ??

 

また、ナナカマドの実も沢山なっておりました。
 
 下山後は、上のアンダウエアと、ポロシャツだけを車の後ろで着替えました。デイパックをかついでいたせいもあり、上は、汗でベッチョリでした。しかし、寒いくらいだったので、下の方は、思ったほど汗で濡れていませんでしたので、少し汗を乾かす理由もあって、車の辺りで、立っておりました。
 と、晴れ間があるのに、ポツポツと雨が。やがて、傘がないと濡れてい舞うほどの雨が降ってきました。まあ、一時的なものでしょうが・・・
 
 
 その後は、昨日と同じように、鍵掛峠に行きました。大柄な外国の男性が二人おられました。よく分かりませんが、中近東の方だったのではないでしょうか。
 しかし、縦走路付近は、いくら待ってもガスが晴れません。諦めて、次に行きます。
 エバーランド奥大山の駐車場に車を停めて、「木谷沢渓流」に行きました。サントリー天然水・奥大山編のCMで、宇多田ヒカルさんがいたのは、どこだったのでしょうか?イマイチ分かりません。多分、あの辺りだとは思うのですが・・・
 それから、一見、魚の養殖場みたいなものがあるのですが、昨日テレビを見ていたら、やはり、昔、養殖場だったとのことでした。ニジマスとかな?
 
 そして、帰宅。シャワーを浴びて体重を計りました。気温が低かったせいで、思ったほど汗をかかなかったので、1.3kgしか減っておりませんでした。
 

今回の燃費は、丁度12.0km/Lでした。
 

 相変わらず、薄くなったペットボトルは、気圧差で凹んでしまっています。
 
 ちなみに、ネット検索をしますと、大山夏山登山道の往復時間は6時間と書かれていました。6時間?・・・いやー、それは、かなりゆっくりとしたペースの登山タイムですね。ある方のブログ?では、往復3時間間かからなかったと書かれていました。私も、若い頃なら、多分、そのくらいで往復できていたのでしょうが、今では全くダメですね。(つーか、大学時代は、アホほど早かったですけどね。下山では、走っていましたからね。)
 

マンションのベランダで、撮った大山です。晴れとるがな。今頃・・・
 
 尚、帰宅した時点でも、風は猛烈で、ドアを2つ開けて換気しようとしたら、カーテンが網戸に絡まってしまいました。それを直していたら、あまりの強風のために網戸が枠ごと吹っ飛ばされそうになりました。ベランダに設置していた望遠鏡が、吹っ飛ぶのを防いでくれました。