2023年7月6日(木)
 
 昨日は、なーんもやる気が起こらず。体調も悪かったので、明るい内から、焼酎の水割り何ぞを、飲んでは寝て、起きては、また飲むという、アル中生活をしておりました。それでは、あかんがな。
 と、本日は、意外なことに、天気が良いとのことで、昨晩から、取りあえず超いい加減な登山の用意をしておりました。
 で、起きてみると、あれま、本当に晴れている。九州南部や、熊本、そして、関東何ぞでは、とんでもない大雨で被害が出ていると言うのに、どう言うこっちゃ?
 
 して、体調は、昨日、酒浸りの生活をしていたので、あんまし宜しくありません。では、どの山に??やっぱ、鳥取県の大山はやめて、鳥取県の烏ヶ山だよな。
 目標は、登頂タイムの更新です。
 
 大山の鏡ヶ成駐車場に着いたのは、午前9時半頃だったでしょうか?何とパトカーが2台停まっており、登山の格好をした警察官が数名おられました。「私は、犯人とちゃいます。無実です。本当です。」警察官を見ると、何か、そんな気持ちになっちゃうのは私だけなのでしょうか?
 その警察官の方々は、中々出発されないようでしたので、グイグイと歩き始めました。
 

今回も、鏡ヶ成キャンプ場前からの登山道を選択しました。目標は、登頂タイムの更新と致しました。
 

9時45分にスタートしました。道は、相変わらず、濡れており、滑りまくりです。特に、最初の頃は、水たまりさえありましたよーん。
 

目印にしている、2本の木々の間を通る場所に到着です。33分かかりました。前回は35分少々かかっていますので、若干早く着いたことになります。おお?意外に速く登っているじゃん。(と思ったのは、ここまででした。あはは。)
 
 

視界が開けて、下界が見える場所に着きました。52分23秒かかっています。6月17日には、51分35秒でしたので、スピードダウンしていることが分かります。
 

烏ヶ山の南峰のトップが見える場所に着きました。10時55分のことです。
 

「新小屋別れ分岐点」の目の前に着きました。10時58分です。
 

「新小屋別れ分岐点」の標識から2m程先に、宇多田ヒカルさんのCMで使われた「ヒカル岩」があります。
 

 烏ヶ山の南峰の岩場を登ると、一端下りになります。ここから見える、北峰である烏ヶ山山頂と、大山南壁、東壁を見るのが好きなんですよねぇ。11時6分のことです。
 実は、暑さと体調のことを考えて、敢えてスピードを落とすことにしました。普段なら、時計を見ながら「こりゃ、いかん。もっとスピードを上げないと。」と思うのですが、時計を見ないで登ることにしました。
 

何とか、登頂に成功です。うーむ、先回手こずった岩場も割とスイスイ登れたので、もっとスピードをあげても大丈夫だったかもな。
 

 その登頂タイムですが、ニャンと、1時間30秒と17秒。ゲロゲロ、どこが登頂タイムの更新ぢゃぁぁぁ!!6月9日の登頂タイムが1時間29分でしたからね。
 再度、記録を調べ直すと、確実なタイムが残っているのは、1999年9月5日に叩き出した54分50秒です。まあ、その時は、まだ2000年の、鳥取県西部地震で、南峰が崩落していなかったり、もっと歩きやすかったのかも知れませんが。でも、体力の低下はひどし。ガックシ。
 あっ?!南峰崩落後の、2001年8月5日の登頂タイムの記録が出てきました。1時間13分のタイムで登ったと書いてありました。(確か、この時も左膝の調子が悪くて、最高タイムではなかった記憶があるんですが・・・)
 

 烏ヶ山山頂に頓挫している大岩の左側を回って、大岩の裏側に行きました。そこは、陰があり、休憩するのはとても重宝します。
 また、写真の中央には、少し登ると、平らな岩場があります。ここからの景色もとても良いです。
 

その平らな岩場は、高所恐怖症でなければ、怖くはないのでしょうが、私には、若干怖く感じました。
 

その平らな岩場からは、視界を遮るものがないので、大山の南壁と東壁がとても綺麗に見えます。
 

 下りに、もう一度「ヒカル岩」に寄りました。宇多田ヒカルさんと同じように座っていますが、写す角度がまるで違いますから、CMとは、全く違うイメージになっていますよーん。トホホ。
 何か、髪型が河童みたいになっていますが、自毛です。私は、毛量が多いんですよ。汗をかいて、整髪料が流れてしまったのでしょうねぇ。
 

再度、誰もいない「ヒカル岩」を撮りました。ここ、ここ、こっこでぇーす。by いもとあやこ さん。
 
 記憶が曖昧なのですが、南峰を下っていると、警察の方々が登って来られました。多分8人だったと。何でも訓練のために登っているだそうです。中には、ちょっとぽっちゃりとした女性の方ももおられました。皆さん、ヘルメット装着です。初めに会った方が「結構良いペースで登っておられましたね。」と言われました。「いやー、1時間半もかかりましたから、とんでもなく遅いです。昔は、1時間かからなかったんですけどね。」と私。どうやら、その隊長らしき方は、1時間少々で登ったことがあるようでした。
 「ああ、私もせめて1時間10分台で登れるようになればなって。」思いました。
 
 先回の登山では、体調が悪いのに無理をしていたので、元々悪い左足をかばって右膝の方までおかしくなりました。今回も、右膝が痛くなりました。
 その結果、下山も、思ったようにはスピードを上げることが出来ませんでした。
 

 

 して、下山タイムですが、1時間23分45秒ほどでした。この体調で、かなり滑りやすい状態の登山道でしたから、まだマシなタイムかも知れません。
 でも、本音を言うと、1時間少々で下山出来るようになりたいな。
 
 鏡ヶ成草原にある、トイレで、上下の服を着替えました。上のアンダウェアが汗で、アホほどへばりついていて、まあ、脱ぎにくいこと、脱ぎにくいこと。クライミングパンツも汗でベチョベチョでした。
 ふと、気がつくと着ていた半袖のポロシャツ(昔やっていたゴルフ用)にカメムシが付いていたことが分かりました。もうちょっとで、ものごっつぅ臭い匂いを付けられるところでした。
 その後、駐車場に戻りましたが、あの警察官達は、まだ戻ってこられていませんでした。上で食事されているのかな?まさか、縦走していたりして・・・まあ、大山自体の縦走は、基本禁止されているので、そこまではされていないとは思いますが・・・
 
 帰宅してから、昼飯も食べない状態で、取りあえずシャワーを浴びました。その後、すぐに体重を計ってみました。なぬぅー?ニャンと、多分社会人になってから最軽量の58.8kgになっていました。今まで、はっきりと書いていませんでしたが、記録をとっている中での、一番のブタになっていたのは、2022年4月4日の70.7kgでした。(下着を着けて計っていましたが。)
 測定時間等が異なるので、一概にその差を言うことは出来ないかも知れませんが、単純計算では、11.9kgも減っていることになります。
 単に体重を減らすだけではなく、筋力と、体力を付けないとダメですよね。