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 ZWO ASI AIR Plus-32G(だいぶマシに使えるようになりました。しかし、改造デジイチのSeo Cooled 6D完全無欠にお亡くなりになりました。がっくし。)
 ZWO ASI AIR Plus-32GのマイクロSDスロットが故障してしまいました。これが、思いのほか、ストレスになっておりました。
 そこで、血迷って、2023年12月6日に、我が家に、ZWO ASI AIR Plus-256Gがやって来ました。金が・・・
 
最新記載 2023年12月10日
 
 この装置は、Wi-Fi経由で「ASI USB 3.0カメラ(ASI Miniシリーズを含む)」、「自動導入赤道儀」を制御してスマートフォンやタブレット端末で統合制御可能なスマートWi-FiデバイスとしてベストセラーとなったASIAIR PROがさらに進化したものです。
 つまり、無線で、望遠鏡や撮影の殆どが制御でけるのです。エライ、エライ、撫で撫で。
 あ、現在の最新機種は「ZWO ASI AIR Plus-256G」となっております。
 私の持っているものは、その機種と区別するため「ZWO ASI AIR Plus-32G」と言う名称に変更されています。
 
   この装置は、正直導入する予定はありませんでした。別に、パソコンから制御するシステムが出来上がっているので、わざわざコードレスにしなくても良いやって思っていました。ああ、それなのに、それなのにぃー。
 

 

購入までの顛末記

 
 
2022年1月15日

 超ストレス大魔王のアホ衛門は、暴挙に出ました。
 それは、主に「TOA130S鏡筒」での撮影システムを新しくすることです。かなり躊躇していたのですが、天体写真界の西の大御所である「Ryutao氏」が導入されていることも大きいですかねぇ。(Ryutao氏が持っておられるのは、多分、Proの方です。現在は知りませんけど。)
 今回、血迷って注文したものは、ZWO社の「ASI AIR Plus」なる商品です。まあ、皆さんご存じですよね。WiFiで、スマフォやタブレットからも、望遠鏡や撮影がコントロール出来る商品です。
 WiFiを使った無線システムならば「ステラショット2」のオプションである無線制御デバイス「GearBox」を購入しています。これは、小型PC「Raspberry Pi」(ラズベリーパイ)にオープンソースの天体制御システム「INDIGO」を搭載したものです。しかし、正直なところ、ケーブルをまとめる機能しかない?って言うイメージかも。私は、現在使っているμ250CRSでのシステムでは、有線でないと動かない部分もありますので、(ピントやファンなど)結局、この「GearBox」もほぼ使っていませんでした。

 一方、ZWO社の「ASI AIR Plus」は、同じく「Raspberry Pi」を使用しています。しかし、これは「Raspberry Pi 4」を使っていますね。一番すごいと思うのは、スマフォやタブレットからも自動導入や、撮影、はたまた、電動フォッカサーEAFと組み合わせるとオートーフォーカスが出来るのです。「Plus」になって、アンテナが外付けされ、WiFiが届く距離がグーンと伸びました。頑丈なアルミの筐体を採用しているので、外付けのアンテを付けないと、電波が届かないこともあるんでしょうね。WiFiの届くエリアは、一つ前の「ZWO ASI AIR Pro」より断然良いようです。
 ちなみに、この「ASI AIR シリーズ」には、「Plate Solving機能」なる機能があり、導入した対象を、中央に補正導入してくれます。この点に関しては「ステラショット2」の「自動導入補正」機能も同様の機能があります。両方ととも、対象物を中心にするだけではなく、例えば、この星雲と、あの星雲の真ん中に位置補正したいと思うと、そうすることも出来ます。
 てなことで、おつむがパッパラーと化した私が、朦朧としながらパソコンを操作して注文してしまったのが以下のものです。


「ZWO ASI AIR PRO用アリ溝 ZWO-DOVE-AIR」です。あれっ?この金具は、購入していないかも。
 
 

これは「K-ASTEC DS38-30」なる金具です。これで、高橋製作所のファインダーの台座に取り付けることが出来ます。TOA130Sは、この金具を介して取り付けています。
 

 

「ASI AIR Plus」は、スマフォやタブレットから操作できるのですがしかし、撮像側のCMOSカメラも、ガイド側のCMOSカメラも、ZWO社のCMOSカメラでないと作動しません。かくして、ガイド用のオートガイダーとして、「ZWO ASI 120MM-min」なるCMOSカメラもポチってしまいました。
 

ついでに、電動フォーカサーも頼んでしまいました。ZWO EAF(電動フォーカサー)アドバンスセットです。「ASI AIR Plus」と一緒に使えば、オートフォーカスも出来る優れものです。このオートフォーカス機能は、購入の大きな要因でした。(アドバンスセットにしたのは、念の為でした。なくても、何とかなります。)
 

これが、オートフォーカスしている時の画面です。ZWO社のEAFなる電動フォーカッサーが必要ですよ。
 
 あ!ここで更なる問題が・・・私の持っているスマフォは、iPhone 12Proですので、ちゃんと作動してくると思います。しかし、タブレットの方は、とっても古いiPad Airなんです。(多分初期型)この機種でちゃんと作動するのかなぁ?(古いi Pad Airでは、星図機能であるSkyAtlasがメモリ不足で起動しませんでした。てなことで、後日、中古で第4世代のiPad Airを購入することとなったのです。いとをかし。アホ、アホ。)
 

これが、血迷って購入した中古の第4世代のiPad Airです。購入するまでに、訳の分からんトラブルに見舞われました。貞子はんのタタリか?まあ、これで「SkyAtlas」も使えます。それに、初代?のiPad Airと比較すると、かなり動作が速くなりました。そいつは、えがった。

 まあ、いずれも、商品が入ってくるのが3月頃になるモノが多いので、それまでは、なーんもでけません。おほほ。
 あれ?ジェニはどうするんだ?うーむ。



2022年1月25日
 
協栄産業大阪店さんからメールが届きました。
「ZWO ASI AIR Plus につきましては大変お待たせしておりまして誠に申し訳ございません。このたび商品納期の状況が判明しましたのご連絡申し上げます。誠に恐れ入りますが納期が大変遅延しておりまして、2022年3月以降のお届け見込みですが、4月以降にさらに遅延する恐れもあるという状況です。 
 商品一式ご準備でき次第、至急手配させて頂きますので今しばらくお待ち下さい。
この度はお待たせしてしまい誠に申し訳ございませんが何卒宜しくお願い申し上げます。
また、ご注文全部または一部キャンセルご希望の場合はその旨ご指示ください。」げな。
ゲロゲロ。


2022年4月21日

昨日、協栄産業大阪店に電話をかけてしまいました。以前頼んでいた「ZWO社のASI AIR Plus」何ぞですが、モノは既に協栄産業さんには届いているのですが、ある事情から、配達を保留にしていました。しかし、ついに「もう、後は自分で処理しますので、送ってまくんなましぃー。」とお願い致しました。(技適の問題です。自分で仮の届け出をして、承認されないと、使えないのです。そこで、これまでは、技適が正式に降りるまで待つことにしていたのですよーん。)
念のために、協栄産業大阪店にメールを送りました。
 「昨日、お電話致しましたように、私自身で、総務省に「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度の申請」を行うことと致しました。
従いまして、商品をお送り頂きたくお願い申し上げます。」


2022年4月21日 追加。

 協栄産業大阪店さんから以下のメールが届きました。
「大変お待たせいたしましたがご注文商品のご用意が整いまして、本日出荷準備を進めさせて頂きましたところ云々。ご注文番号「●●●」の商品出荷予定をご連絡申し上げます。
配送内容は以下のようになります。商品到着まで今しばらくお待ち下さい。
天候・道路状況等によりお届けが遅延する場合がございますので予めご了承下さい。」げな。


2022年4月23日
 
 理由はイマイチ分かりませんが、クレジット決済が出来なくなっておりましたので・・・
協栄産業大阪店さんにメールを致しました。
 「いつもお世話になっております。木曜日から金曜日にかけて出張しておりましたので、ご連絡が遅くなりました。
 以下の商品のお手配をお願い致します。今回、お支払いは、銀行振り込みとさせて頂きます。」

 てなことで、代金は銀行振込と致しました。うー、ホンマに、何やかんやあるな。

 


2022年4月26日

本日ゲットしたのは、1月15日に頼んでおいた
  ●K-ASTEC  DS38-30 
  ●ZWO EAF(電動フォーカサー)アドバンスセット
  ●ZWO ASI 120MM-mini(モノクロ/非冷却モデル)
  ●ZWO ASIAIR Plus です。
 
 結局、クロネコヤマトさんの営業所に取りに行ったんですよ。
 しかし、これからが大変かも。んだ、んだ。
 

 「製品に使用されている基板は日本の電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(技適)の申請を行っており昨年認可の予定でしたが、現在まだ使用認可が下りておりません。内蔵の Raspberry Pi CM4 はアメリカ・ヨーロッパなど他国での認可は昨年におりて、日本の総務省への申請もすでに昨年より進めておりますが、日本だけがまだ総務省からの認可番号がおりていない状況でございます。
 ただし、未認可の製品でございましても、ご使用者様が総務省に「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度の申請」を行って頂く事で、180日間の合法的ご利用が可能となる制度がございます。」げな。

 この申請は、難しくないとのことですが、頭の腐ってきたアホ衛門は、無事出来るでしょうか。あー、いたまがあたい。でも、申請しておかないと電波法違反で電気アンマの刑に処せられます。うり、うり。


 2022年4月30日
 
協栄産業大阪店さんからメールが来ました。ZWOフォーカッサーEAFの取り付けに関して、助言とパーツを送っていただきました。これで、きちんと固定でけるどー。
「表題の件ですが、TOA-130S鏡筒へのフォーカーサ取り付けですが、参考となりそうなものがございましたので下記よりご案内させていただきます。
 ●●●
ε-130Dの商品ページとなりますが、ページ下部あたりにEAFの取り付けに関して軽く触れております。
MEF-3(タカハシ減速装置)が接続できる鏡筒であれば、「キャップスクリューM4+蝶ナット」で固定が可能のようですので
先ほどご注文いただいたものに同梱にて送付させていただきます。まずはこちらでお試しいただけますと幸いです。」
 
 ああ、良かったべぇ。これでEAFが固定出来るどー。
 

協栄産業大阪店さんからがめた画像。この蝶ナットで、TOA130Sでも固定出来ましたぞー。


2022年4月30日
 
 さて、問題なのは、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度の申請」です。実際には、申請と言っても届け出みたいなものですが。ネットからでも出来ると書いてありました。しかし、それにはマイナンバーカードリーダーが必要です。んなもん、個人で持っとる訳なかろうが!!プンプン。
  かくして、免許証やマイナンバーカードをコピーして、封筒で送り、まずは個人確認を致しました。本人確認が出来ると、はじめてWebから技適の特例制度の申請が可能となりました。しかし、これが実に分からん。たまたま、YouTubeで解説してくれていた立派な方がおられたので、それを参考に申請を致しました。出した後「あ!しまったぞ。あそこに入力するのは、キット違うコードだったかもしれんぞ。」と思ったのですが、申請が通ってしまいました。およよ。まあ、ええっか?


2022年5月14日
 
 以下の解説届出受付のお知らせが届きました。これで、晴れて180日間は、合法的に使えるどー。
 

* 開設届出受付のお知らせ *
総務省中国総合通信局です。
技適未取得機器を用いた実験等の特例制度の開設届出を受け付けました。開設届出日:2022年05月14日
廃止の期限:2022年11月09日
【注意:管理措置、廃止届出が必要です!】
・特別な手続で使用している旨の案内・表示などの管理措置が必要です。


その他
 
 実は、ZWO社のEAFフォーカッサーは、TOA130S(初期型)のピントの出しの軸に、付属していたカプラーでは固定が出来ません。協栄産業大阪店さんからK-ASTECのカプラーを、後日注文して固定しました。およよ。

φが大きなカプラーです。フレキシブルな構造になっており、軸が少々ズレていてもちゃんと作動しますぞ。
 

これが、K-ASTECのカプラーと、EAFを固定した蝶ナットです。


 さて、これからは四苦八苦した、否、している内容を書いていきます。「アブ衛門の嘆き」と重複している所が多し。おーし、ツクツク。オーシ。
 
2022年5月25日
 
 未だ「ZWO ASI AIR Plus」がちゃんと稼働出来ておりません。およよ。
 ベランダに出していた望遠鏡で、またもテストを始めました。
 まずは、ケーブルを繋いで、更に、ガイド用のCMOSカメラを、「QHYCCD社のQHY5Ⅲ174M」に切り替えて「PHD2.6.11」でセッティングを出すことにしました。すると、当たり前の話ですが、ドリフトアライメント機能で、そこそこの極軸セッティングが出来ました。
 それから「ZWO ASI AIR Plus」に切り替えてテストです。ガイド用のCMOSカメラは「ZWO ASI 120MM-mini」に交換です。このシステムでは、ZWO社のCMOSカメラでないと認識しないのですよ。このCMOSカメラは、先日、風景などを利用して大まかにピントを出しておいたのです。
 

で、困ったのが、オートガイドの画面です。どこに、そんなものがあんだよ?ネットで探しまくると「星見屋さん」のHPに、大きなヒントが載っていました。しかし、上記の画面にたどり着きません。うーむ、これはどうしたことぢゃ。で、あっちこっちを触っていたら、突如として出てきました。「げっ?どうやって出てきたんだよ。」ガイド星のピントはちゃんと出ています。それは良かったですが、ガイドはまともに作動していません。
 

すんまそん、これは「星見屋さん」のHPからがめたものです。実は、黄色いところを「ポチッとな。」と触れますと、上記のガイド用の画面が出てきます。し、知らんがなぁ。
 
 まあ、良いやっと。これですべてうまくいくどー。・・・ん?何故か、ガイド星がドンドン流れていきます。なして?そんなご無体な!!えーい、クランプを締め直したどー。これでどうぢゃ?げ、あかんがな。ヘロヘロ。
 かくして、この日は撃沈しました。地球か、何もかもみな懐かしい。チャチャちゃーん、宇宙戦艦やーまぁーと♪ああーあ・・・♪
 この段階で撃沈しましたので、他の試したい機能はまるでテストできず。アホジジイはどうしようもないのであーる。うむ、うむ。
 後に書いておりますが、星がドンドン流れていく原因が分かりました。NJP Temma 2赤道儀のオートガイド端子と「ZWO ASI AIR Plus」のオートガイド端子をケーブルで繋いだことが悪かったのです。WiFiと有線の両方でオートガイドを制御する形になっていたのです。
 
 
2022年5月28日(土)
 
  天気予報が良さげだったので、少々無理をしてでも、天体写真撮影の遠征?に行こうと思っておりました。 
 でも、そのためには「ZWO ASI AIR Plus」をある程度使える状態にしておかねば・・・って、金曜日の夜は、天気があきまへんでした。と、みるみるうちに薄雲、んにゃ、中雲?が全天を覆い始めました。アブ衛門は、ぐれた。
  折角購入した「PoleMaster」もテストしたかったのにぃー。帰宅してからは、万年寝不足のこともあって、酒をかっくらって寝ておりました。何ちゅー、自堕落な生活。そらあ、腹も出てくる訳だよ。
 夕方になって「ZWO ASI AIR Plus」のテストを開始しました。説明書や、ネットの記事や、YouTubeを見ながらやりました。ちゅーても、星が出ておりませんので、初歩の初歩のセッティングの確認だけです。

 

 まずは・・・これは、25日にメインカメラである「ZWO ASI 183MC Pro」で実際に星を捉えたものです。ちゃんとピントは出るのですが、何故か星がバシバシ流れていくのです。赤道儀はちゃんと動いているはずだし、極軸は正確ではないけど、まあ、そこそこ出ているはずなのですが・・・何故でしょう???
 

  本日、ベランダにセッティングした望遠鏡です。鏡筒は、高橋製作所のTOA130S(初期型)、架台は同社のEM200 Temma 2 Z。ガイド鏡は、同社のGT-40(口径40mm焦点距離240mm)。ガイド用のCMOSカメラはZWO社の「ZWO ASI 120MM-mini」。フォーカッサーは、ZWO社のEAFアドバンスです。
 
 黄色い矢印のところのフード固定ネジ1個が、アルミプレートと干渉してぶっつぶれております。現在、協栄産業大阪店さんに予備も含めて5個注文しています。なんやかんやで、このネジ3個くらいぶっ潰しております。アホぢゃ。
 ちなみに、三脚は高橋純正のメタル三脚です。当初、金属製の三脚は、振動を吸収するのに時間がかかると敬遠していましたが、見た目も実用性も実にエエです。NJPマウントに付けている、ぶっといJメタルJ三脚を見てしまうと、この三脚は、相当貧弱に感じてします。でも、実際には、全く問題なさそうです。
 

「ZWO ASI AIR Plus」はこんな風に固定しています。現在、もっと小型の器具で固定することを思案中です。
 (この写真では「ZWO ASI AIR Plus」のオートガイダーの端子にケーブルが繋がっていますが、これが、間違いの素でした。)
 

我が家のベランダは結構狭いので、撮影するエリアも限られていますし、操作する際も大変です。この狭さのせいもあって、フードの固定ネジが潰れたと言っても過言ではありません。多分・・・
 

これは、以前、少々無理をして購入した「Eco Flow River Pro リチウムポータブル電源」です。黄色い矢印の所に、「ZWO ASI AIR Plus」に付属していたケーブルを接続できます。つーか、これまでは、カーバッテリーからシガープラグ形式のケーブルで繋いでいたので、そのままでは使えないところでした。何らかの変換器が必要ですね。この電源、結構高かったですが、買って良かった商品です。だって、鉛蓄電池は、すぐ寿命がきますからね。BOSCHのディープサイクルも使っていますが、あいつは実に重たいですからね。(たまにしか行かない遠征には、いろいろな電源を乗っていきますけどね。)・・・結局、BOSCHディープサイクルバッテリーもご臨終の時が来たようです。(2023年4月21日)


2022年6月17日(金)

 
ダミぢゃ、こりゃああああ!! 超アホアホのアホ衛門は、折角購入した「ZWO ASI AIR Plus」を実用化出来ていません。誰ぢゃ?アホと言ったのは?ちゃうでぇー!!超、ドアホぢゃどー!
 

折角ベランダセッティングしたTOA130Sですが、雲の襲来が何度もあり、雨が降ってきては大変だと、その度ケーブルを外して、また、接続して、また外して・・・・ガルルルルルゥー。ぐれた
 

星がすぐに雲に覆われるので、折角購入した第4世代のiPad Airの画面はこんなノイズーな画面になっておりました。シクシク。


 
2022年6月18日
 
 帰宅すると、天候が怪しくなってきました。殆ど諦めの境地です。
 しかし、時間が経ってから窓を開けると、星が出ていました。よっしゃー、テストをするべぇー!
 

 これは「ZWO ASI AIR Plus」を使って「ZWO ASI 183MCPro」で、とらえた「蠍座のアンタレス」です。TOA130S鏡筒とファインダーの光軸をきちんとわせていたつもりでしたが、結構ずれていて大変でした。何度直しても何かズレるんですよね。なしてかな?写真は、ノイズーで、露出オーバーなので、分かりにくいのですが、素晴らしいディフラクションリングを示しています。TOA130Sは最高の光学系です。 
 
ピントをある程度出した後、EAFを使ってオートフォーカスで、ピントを正確に出すことに成功しました。それから、プレートソルブで位置を設定した後「ZWO ASI AIR Pro」の「All-SKY Polar Align」を使って、極軸を出すことに成功しました。この機能は、北極星が見えないエリアでも極軸が視覚的に出せるので良いです。しかし、初めてなので、少々時間がかかりましたけどね。おほほ。精度はそこそこなものとなりました。「ニッコリマーク」も点灯です。良かったねぇ。 
 
  
して、自動導入の仕方が、イマイチ分かりませんでした。今回は「ZWO ASI AIR Plus」に付いている「Sky Atlas」で導入してみました。「Sky Safari 6Pro」のセッティングがイマイチ分かっていないので、今回は、まあ、良いとしました。(ちなみに、初期型のiPad Airでは、メモリ不足とかで、SkyAtlasは使えません。先日通販で購入した、中古の第4世代のiPad Airでは、ちゃんと使えました。iPhone 12 Proでも使えますが、ジジイの視力ではあの小さい画面は、きつい!! おお、自動導入も出来とるし、オートガイドもちゃんと出来とるし、大成功ぢゃ。とは言え、まだまだ理解していないことが多すぎて、怖くてメインでは使えません。完全なアホぢゃ。 ちなみに、電動フォーカッサーである「EAFアドバンス」ですが、コントロールボックに、電池を入れて単独で動くのかと思っていましたが、ボックスの中身は空っペです。手動でピントを動かすには、固定しているイモネジを緩めないと駄目です。このあたりは、改良してくれないかな。
 

2022年6月25日
 
ここまでのまとめ。
 
・iPhone 12 Proなら、ZWO ASI AIR Plusの全機能が使えます。
 
・初期型 iPad Airでは、星図機能である「SkyAtlas」はメモリ不足だとかで、機能しません。中古で購入した第4世代のiPad Airでは、全機能が作動しています。
 
これが、新たに装備された星図機能の「SkyAtlas」です。(すんまそん、面倒臭かったので、ネットから画像をがめています。)
 
★「ZWO ASI AIR Plus」のオートガイド端子と高橋の赤道儀のオートガイド端子はつないぢゃダメよーん。WiFiと有線の両方でオートガイドを制御しようとして、星がドンドン流れていきます。
 
初めは「ZWO ASI AIR Plus」のオートガイド端子と高橋の赤道儀のオートガイド端子をケーブルで繋いでいました。これが、いかんかった。
 
上のケーブルを外しましたら、ちゃんと動くようになりました。こんなアホなことをしていたのは、アホ衛門だけかな?多分そうでしょう。
 
「ZWO ASI AIR Plus」の「SkyAtlas」で対象物を自動導入できましたが、「SkySafari 6Pro」では、イマイチ設定が分からず、自動導入が出来ていません。「SkySafari 7 Pro」は、評価がイマイチなようなので、前の6Proバージョンを入れています。
 
・「All-Sky Polar Align」機能を使えば、北極星が見えなくても極軸が出せます。最初は結構戸惑いましたが、慣れるととても便利な機能です。
 
一端、動き出すと「All-Sky Polar Align」も簡単にできるようになりました。これは便利ぢゃー。極軸セッティングがうまく出来ると「ニッコリマーク」が点灯します。
 
・3.Plate Solving(天体位置解析機能)は、ASI AIRの素晴らしい機能です。この機能を使うと、撮影したい対象天体を小さいCMOSチップの写野の中にきちんと導入してくれます。天体自動導入後の試撮の写野にその天体が無かった時の苦痛から解放されます。「TOA130S」と「ZWO ASI 183MC Pro」では、きちんと動作出来ていますが、μ250CRSでは、微妙かも知れません。(まだしっかりテスト出来ていません。・・・後日、空の状態が良いと何とか作動することが分かりました。)
 
・メーカーのうたい文句は「1.2.3と数えるくらい簡単に使えます。」なのですが、頭がパープリンのアホ衛門は、ある程度覚えるだけでも大変でした。1から教えてくれる動画の説明が付属してくれているとありがたいですね。協栄産業さんのPDFの説明書は、アホアホ星人のアホ衛門には理解不能でした。
 
実は、テスト撮影に成功したのは、このさそり座のM4だけです。保存するファイル形式は、いろいろ変えられるのかな?まだ分からないことだらけです。おー、こっ恥ずかしいのぉー!(後で分かりました。しかし、このスクリーンショットと、実際の撮影の画角が違うのは何故?多分、撮影側の設定の問題でしょうね。)
 
電動フォーカッサーであるEAFもとても良いですね。これを併用すると、オートフォーカスが出来ます。しかし、EAFアドバンスのコントローラーは、単独では動きません。前にも書きましたが、固定しているイモネジを緩めないと、手動ではピントが動かせません。およよ。
 
早く完全マスターせねば。
 
 あ、2022年6月19日の日付変更線を超えた頃に撮った「さそり座のM4」です。あんりゃー、中心からずれとるがな。また、ステライメージVer.9での画像処理の際にスタックがうまくいかなかったのか、少しガイドミスがあったように写っています。ゲロゲロ。
 保存ファイルですが、fits形式とJPEG形式で撮れていました。しかし、JPEG形式のものは、ファイルサイズが小さく、念のための画像程度にしかなっていませんでした。
 
 その後、何かうまく作動するようになりました。(しかし、まだ、とても心配。)
 
 
さそり座の球状星団「M4」です。ベランダからの撮影です。
 
こっちは、ソンブレロ星雲(M104)です。ともに、高橋製作所のTOA130Sで撮っています。(レデューサなし)カメラはZWO社のASI 183MC Proです。(1インチの冷却CMOSカメラ)
 

2022年8月25日(木)記入。
 
 頭のパープリンのアホ衛門は、実に困っておりました。
 この「ZWO ASI AIR Plus」の星図機能である「SkyAtlas」で自動導入させようとすると、かなりの確率で、鏡筒があら方向に動いてしまいます。あらぬ方向だけなら良いのですが、地面に向かって行き、その途中で、ベランダとの境にあるアルミサッシにガシッとぶつかってしまうこと数知れず。
 あれや、これやと試しましたが、全く改善しません。そこで、協栄産業東京店のMさんに電話をかけてしまいました。すると、高橋の赤道儀は、対象物を、西側からなのか、東側からなのか、どちら側からとらえているのか、その機能がそもそもない言う結論に達しました。うーむ、確かに「ステラナビゲーター」や「ステラショット」では、まず天頂に望遠鏡を向けてます。その際、鏡筒が西側か、東側か、どちら側にあるか、選択しています。(メーカーによっては、この選択は不要です。)
 しかし、「ZWO ASI AIR Plus」には、この機能がありません。
 
 そこでまず試したのが、「SkySafari 6 Pro」に接続して、導入したい天体をクリックします。後は、手動で、その対象物を入れて、同期します。・・・これでも、何とか自動導入が出来ました。・・・でも、何かしっくりこないな。
 
そんな時、ネット検索をしておりましたら「スターベース東京」さんのブログに良いモノを見つけました。
 
【これまでPCからの 動導入を基本としていたタカハシTemmaシリーズの赤道儀ですが、「ASIAIR」と「SkySafari」アプリを使うことでスマートフォンやタブレットからも快適な 動導入ができるようになります。その具体的な手についてご質問を多く受けますので、ここでご紹介させていただきます。現行(FG-)Temma2Zでのご紹介ですが、Temma2やTemma2Zなどでも同様に操作が可能です。】げな。
 
 ここに書いてあるのは、2世代前の「ASI AIR」です。でも、基本的な操作方法は、私が買った「ASI AIR Plus」と同じです。やはり、星野好郎氏ブログと同じやり方でした。(すんまそん、お名前を間違えて記入しておりました。修正しました。ペコペコ。)
 
 以前にも、星野好郎氏ブログの内容を載せましたが、こうです。(勝手に使ってご免なさい。しかも、最初に書いた時には、お名前を間違って書いていました。猛省。ペコペコ。)
 
 『まずは「Sky Safari」の設定を行う。設定画面に「天体望遠 のセットアップ」という項目があるので、ここで「Takahashi Temma 2」「自動導入赤道儀 ドイツ式 」を選択。その後は「ZWO ASI AIR」を起動「Telescope Settings」でやはり「Takahashi Temma 2」を選んで有効化。そして「Sync To Mount」をタップした後「Goto Home Position」をタップ。これで赤道儀が動き出すので、止まったら赤緯赤経 のクランプを緩め、ホームポジション  筒が真上にあり、真北を向いている状態に合わせる。そしてもう一度「Sky Safari」に戻り、「望遠 」メニューの「接続」をタップする。これで 動導入の設定は完了。』と。
 
繰り返しになりますが、この状態が、高橋製作所の架台のホームポジッションになるようです。電源を切る時は、「ASI AIR」のソフト上で「Goto Home Position」をタップしておいた方が良さそうです。そして「ShutDown」の箇所をドラッグしてから、本体の電源を切るのが正式なやり方のようです。
 
 最近では、上記の様に望遠鏡を向けてから「Goto Home Position」をタップするだけで、自動導入がほぼ旨く出来る様になりました。もしかしたら、ファームウエアの問題だったりして??
 
 ●結局、「SkySafari 6 Pro」と連動させる必要性があるのか、ないのか分かりませんが、上の黄色くハイライトにしている内容だけでも大丈夫の様な気がします。言ってみれば、これが、高橋の赤道儀のゼロポジションのセッティングやり方です。
 

  メーカーのうたい文句は「1、2,3と数える位に簡単に操作できます。」みたいなことが書かれていました。しかし、頭がパープリンのアホ衛門は、3万位数えて初めて使えるようになりました。おほほ。
 ちなみに、水着のおねいちゃんは、付属しておりません。あったりまぇー!!

 
上記の方法で、セッティングした後、ベランダから撮影した「わし星雲」です。鏡筒は、高橋製作所のTOA130Sです。(レデューサ未使用)架台は同社のEM-200 Temma 2 Zです。撮影カメラは、ZWO社のASI 183MC Proです。ZWO Duo Band Filter 1.25インチ使用。ダークを引きました。360秒露出。
 
 
これは、いて座の球状星団M22です。これも360秒露出。ダークを引いています。
 
 こちらは、M20(三裂星雲)です。600秒露出×2枚です。ダークを引いています。
 
 追伸
 この装置を、高橋製作所のμ250CRSにレデューサーCR0.73Xを付けた焦点距離1.825mmに、ZWO社の「ZWO ASI 813MC Pro」なる1インチの冷却CMOSカメラを付けてみましたが、現在のところ、自動位置合わせの「PlateSolving」が出来ていません。CanonのEOS 6Dを瀬尾さんに改造してもらった「Seo Cooled 6D」ならフルサイズですので、うまくいくかも知れません。(これで、アライメントをした後、「ZWO ASI 813MC Pro」に切り替えてみようかと考えていますが、根性無しでいまところ、まだ試していません。(後日、空の状態が良いと、μ250CRSでもPlateSolveが出来ることがありました。メーカーのPlateSolving条件の視野は得られていましたので、空の状態さえ良ければ、作動出来るのでしょう。)
 
 高橋製作所の「μ250CRS+レデューサー0.73×」、「ZWO ASI AIR Plus」、「ZWO ASI 183MC Pro」を接続した状態です。
 この組み合わせでは、有線で繋いで「ステラショット2」で制御した方が良いのかも知れません。ベランダテスト撮影では、なかなか設定が出ずに、苦労しまくっています。
 
 ★余談ですが、その後、突然に「Seo Cooled 6D」が死にました。がっくし。
 
 また、2023年1月22日に岡山県の美星町で、ZTF彗星などを撮影しましたが、EAFを使ったオートフォーカスは、実に便利でした。TOA130Sは、3玉アポクロマートなので、温度順応に時間がかかります。従って、時折ピント位置を確認して、合わせ直さないといけないのです。このピント合わせが、オートフォーカスで出来るのは本当にありたがったですよ。
 
 
  実は、この日から「i Pad Air」に入れていた「ASIAIR」なるアプリが、完全におかしくなりました。1枚撮る度に、接続が切れて、望遠鏡がホームポジションに戻るようになったのです。(少し前からおかしかったのですが、この日完全におかしくなりました。)「ZWO ASI AIR Plus」自体がおかしくなったのか、はたまた「iPad Air」が壊れたのかと、半ば諦め気分になりました。 その後、自宅で「i Phone 12 Pro」から制御してみたところ、何か、ちゃんと動くようなのです。そこで「i Pad Air」に入れていた「ASIAIR」を一端削除して、再インストールしました。すると、突然正常に動き出しました。アプリがおかしくなった原因は不明ですが、同じ状態になった人がいれば、削除、再インストールをお勧めいたします。(この際、購入した協栄産業さんの説明書のQRコードからは、何故か、アプリの場所にたどり着けませんでした。URLを探してインストール出来ました。) 
 ちなみに、この日は、体調がアホほど悪かったので、集中力が0でした。アホなことに、視野の広いフルサイズのデジイチを使わずに、183MC Proを使って撮影してしまいました。更に、ダークも取り忘れており、トリミングする羽目になりました。アホぢゃー!!
 しかも、フィルターなのか、CMOSなのか、結露もしていたようです。この部分もヒーターで温めておいた方が良かったのかも知れません。
 
現在は、レデューサーを付けた状態で、ZWO社のASI 183MC Proが使える状態になっています。しかも、かなり安定しています。
 
2023年4月20日のことです。Seo Cooled 6Dなる冷却CCDカメラを使って、タイマー付きリモコンでフラット撮影をしていると、変な動きをします。次に「ZWO ASI AIR Plus」を上記のボーグ77EDⅡにつけていた時に、更に動作がおかしくなり、ついには、電源ONにしても、うんとも寸とも言わなくなりました。ようやく「ZWO ASI AIR Plus」とデジイチのセッティングができはじめた時のことでした。グレるわー。今後、改造デジイチは、どうしましょうか。(諦めて「ハヤタ・カメララボさん」から、非冷却の改造EOS 6Dを購入してしまいました。)
 
 追伸
 撮影した後、その都度、マイクロSDカードを引き抜いて、カードリーダーに入れ換えてから、データをパソコンに入力していました。
 と、ある日の事、突然、マイクロSDカードが固定出来なくなりました。どわわわー。しかし、マイクロSDカードの端子は、基板にハンダ付けされています。念の為に、協栄産業大阪店さんに電話をしてみましたが、恐らく、その部品だけの交換や修理は出来ないだろうとのことでした。まあ、そうでしょうね。
 もしかしたら、新たに購入し直さないといけないのかと思っておりましたら、USBメモリを装着することで、解決しました。(しかし、これが大きなストレスの元になりました。)
 そもそも、マイクロSDカードにデーターを記録していた時にも、「ZWO ASI AIR Plus」にUSB-Cケーブルをつけてデータをパソコンにコピーすべきでした。確か、それも試したのですが、多分、ケーブルの接触が悪かったのか、認識しなかったので、その方法をとらなくなったような気が・・・言い訳、言い訳。
 
現在は、こんな風にUSBメモリを装着して、そこにデータを記録させています。
 

 
 2023年11月11日 追記
 
 高橋製作所のμ250CRSのコントローラーのパイロットランプが、20秒後くらいで消えることになり、修理に出すことになりました。
 となると、残る望遠鏡で、星雲星団を撮れるのは、TOA130Sがメインとなります。しかし、この望遠鏡には、ZWO社のEAFと言う電動フォーカッサーが付いており、これをUSB2で「ZWO ASI AIR Plus」することになります。となると、USB端子はすべて埋まってしまいます。
 ふと、「ZWO ASI AIR Plus」にはUSB-Cポートがあることに気がつき、ここにUSB-Cメモリを差し込んだら、データが記憶出来るのではないかと、そのメモリを購入しました。
 
 これが、そのUSBメモリです。片方がUSB-Cで、もう一方がUSB-A端子になっています。
 しかあああああし、このUSB-Cポートは、パソコンに繋ぐためのもので、USB-Cメモリは認識出来ませんでした。涙ちょちょしびり。
 
そのUSB-Cメモリを差し込んでいる写真です。メモリを認識することはありませんでした。やっぱ、そうなのか?
 
 この手の内容に詳しい友人に相談しましたが、どうやら、ダメそうです。ならばと、ZWO本社にGoogle翻訳でメールを送りました。「いつ、どこで、購入したか連絡下さい。」との返事が。あれ?何とかなるのかなぁ?でも、修理代や納期は如何に?新品を買うのと同じくらいの価格だったりして・・・
 

 
●2023年12月6日
 
ついに「ZWO ASI AIR Plus-256G」をゲット!!完全なるアホぢゃ!!
 
「ZWO ASI AIR Plus-32G」(256Gが出たので、私の持っていた商品は、名称変更となりました。
 上記の様に、この商品のマイクロSDスロットが、壊れてしまいました。TOA130Sで、親子亀式のガイド鏡を使うと、USBポートが1個足りなくなります。EAFでオートフォーカスして、その後に、そのEAFのケーブルを抜いて、データ記録用にUSBメモリを付け替えて使用していました。TOA130Sは、3枚玉EDアポクロマート屈折望遠鏡です。そのため、気温変化と共に、結構ピントがズレてしまうのです。ある程度経ったら、ピントを合わせ直さないと、ピンボケの写真になってしまいます。
 もしかしたら、USB分岐器を使えば、何とかなると思って試してみました。初めは、機器を認識していましたが、実際に使い始めると、認識しなくなりました。やっぱり、この方法ではダメか・・・
 
 時間が経つにつれ、これが、大きなストレスになりました。
 そこで、前からいくらかは考えていた「ZWO ASI AIR Plus-256G」をゲットすることになりました。うぅー、完全無欠のアホぢゃ。!!
 

「ZWO ASI AIR Plus-256G」の外観は、今持っている「ZWO ASI AIR Plus-32G」(新しい名前)と何ら変わりません。
 

 違うのは、内部のeMMCです。これにより、データはマイクロSDカードにも、eMMC内部にも記録できます。eMMC内部にも、254GBほどデータを記録できる容量が残っています。これにより、USB2ポート2個、USB3ポート2個も使えるようになりました。
 実は、デジイチで、この「ZWO ASI AIR Plus」を使って撮影したことがありませんので、今後は使ってみたいと思っています。
 しかし、なけなしの金が・・・ま、せめても救いは、今キャンペーン中なので9.9%安くなっていることでしょうか?

 

届いた「ZWO ASI AIR Plus-256G」です。段ボール箱を開けると、この箱が入っていました。以外に小さいですよ。
 

私の備忘録として書いておきます。箱を開けると、こんな感じです。
 

説明書の一つをとると、こんな感じです。
 

電源ケーブルは、こんな風に、ごちゃごちゃと多数入っています。
 

電源ケーブルは、ニャンと5本です。
 

 面倒臭かったので、普段使っている「iPad Air」ではなく、手元にあった「iPhone 12Pro」から接続しました。初めは、理由は分かりませんが、接続出来ずに焦りましたが、何とかやっていると繋がりました。
 でも、赤道儀の箇所で「Go Home」をタップすると、あらぬ方向に動き出して、一瞬焦りました。この「Go Home」は、電源を切る前にもタップしておくと良いですね。
 「ZWO ASI AIR Plus-32G」と「ASI AIR」なるソフトで、接続していたためか、パスワードを入れただけで繋がりました。これで、合っているのか?まあ、繋がったし、赤道儀も動きますので大丈夫そうです。
 しかし、前から思っているのですが、黄色い矢印の「Tracking」の箇所に赤い丸いマークが付きます。実際に撮影していても、この状態です。ここの理由が未だ分かっておりません。なんせ、アホぢゃからのぉ。完全無欠の開き直り。
 
 TOA130Sの場合、ZWO社のEAFと言う、電動フォーカッサーを装着しております。これを付けると、手動ではピントが動かせません。従って、TOA130Sの場合は、「ZWO ASI AIR Plus-256G」と「EAF」とのコンビがメインとなるでしょう。12月13日発売の「ステラショット3」も、少なくとも発売時は、このEAFだけには対応しております。これでも、オートフォーカスを試してみたいところです。
 んしても、冬場の山陰は、天気が悪いです。昼間は晴れていたのに、既に曇っております。グレるわー。
 あ、マイクロSDスロットが壊れた「ZWO ASI AIR Plus-32G」は、どうしよう?予備として持っておくべきか・・・
 ともあれ、ジェニがなくなりました。誰か、1億円下さい。
 
 32GのマイクロSDスロットが壊れたことで、「ZWO ASI AIR Plus-256G」では、マイクロSDカードは挿入しましたが、今後、よほどのことがない限り、取り出すことをしないことにしました。
 USB-Cケーブル(片方はSUB-A端子)でパソコンに繋いで、データーを読み込むこととしました。しかし、ちょっと問題が?USB-Cケーブルを接続すれば、パソコン上で認識するのかと思っていましたが、「ZWO ASI AIR Plus-256G」には、電源を繋いでおかないと、認識出来ませんでした。ありゃ、そうなのぉー?
 

μ250CRSのコントローラーも、入院から戻ってきましたので、ZWO ASI AIR Plus-256G」で馬頭星雲を撮ってみました。空の状態が悪いです。まあ、ちゃんと作動しているようですので安心しました。
 

鏡ヶ成近くの場所で、μ250CRS+レデューサーCR0.73×で撮ったカニ星雲。空があまり良い状態ではなかったので、「Luminar Neo」の拡張機能の「スーパーシャープ」を2回かけて、トリミングもしています。残念なことにガイド不良なコマがあった様です。420秒露出の3枚から画像処理。
 

ちなみに、動画も撮れます。しかし、最大でハイビジョン画角までのようです。動画を撮るなら「Sharp Cap 4」や「Fire Capture 2.7」を使った方が良いと思います。(写真はハイビジョン画角で撮った月です。)