高橋製作所製TOA130S鏡筒と同社NJP Temma2マウント
(現在使用中?・・・
最近、架台は同社のEM200 Temma 2 Zを使っています。) 
 

 2013年に久しぶりに撮影に行った時のものを元に合成。(おなごがおった方が華やかぢゃからのぉ。完璧なアホ衛門ぢゃ。)ちなみに、手前にポータブルバッテリーが置いてありますが(このポータブル電源は、その後、昇天されました。)実際には、ボイジャーの105Aのもの、通常のカーバッテリー、ポータブル電源をもう一個持って行っております。(現在はBOSCH社のディープサイクルバッテリーを使用。→更に、その電源もお釈迦になり、2023年現在は、リチウムイオンバッテリー2個で取りあえずまかなっています。)昔はもっと多くのバッテリーを持って行きましたけどねぇ。この頃の私の撮影スタイルは、ステラナビゲーターで、とりあえず対象物をカメラのファインダーに入れて、そこから、ファインダー越しに構図を修正するモノでした。(勿論、実際の撮影後、位置を修正はしていましたが。)このため、ファインダーを覗きやすいように三脚は、ご覧の通り、バーダープラネタリウム社の長い木製の三脚を使っていました。ここに、NJP-T2マウントを乗せることは、まさに命がけの作業でした。・・・バーダープラネタリウム社のこの三脚は、鳥取県の米子市に来る前に処分してしまいました。
 
 高橋製作所製のNJP Temma2という赤道儀は、あこがれの機材でした。しかし、一部の限られたマニアが使う特別な機材と思っていました。仮に買ったとして、どうやってこんなクソ重たいものを運ぶんだ?EM-200でも重たかったのにと思っていました。しかし、天文ショップの人の話では、他のマニアもこの機材に変えてから圧倒的に成功率が上がったと言われていました。そんなこともあってか、2004年のある日、ショップに入ってから10秒で購入を決めてしまいました。見るだけだ。絶対に買わないぞってショップに行ったのにです。この当時の私は完全に壊れていた。(今もだけど。)
 この赤道儀は、確か、私が大学時代に、システムP型として発売をしていたものを、改良していって出来上がったものだと記憶しております。(合ってるかなぁ?)高橋らしく質実剛健。ただし、ちょっともう少し柔軟に改良して欲しいなって思う箇所も多々ありました。ま、設計が基本古いですからねぇ。但し、強度、精度とも申し分なく、ショップの人が言うように圧倒的に成功率は上がりました。
 まず、極軸望遠鏡です。EM-200のように極軸望遠鏡を覗いた時に見えるスケールを使って簡単に合わせられると良いのですが、パソコンソフトなどを使って時角を計算してセットしないといけません。(現在では、フマフォのソフトにも時角を表示してくれるアプリがあります。)極望遠鏡の照明装置もオプションで買わないといけません。更に、架台は水平方向は微動装置が動く範囲でしか回りません。バランスウェートはネジ式で、落下の心配がない反面、取り付けに少し時間がかかってしまいます。
 ちょっと使いづらい面もありますが、それも慣れるとあまり苦にならなくなります。繰り返しになりますが、精度、強度とも申し分のない架台です。国際光器から購入したSBIC社のST402MEなるオートガイドを使えば、かなりの成功率でガイドしてくれます。しっかし、重いわ。重すぎるわー。この赤道儀を使った後、EM-200を久しぶりに使った時「あれっ?EM-200ってこんなに軽かったんだ。ふーん。」と独り言が・・・
 
 現在はこの赤道儀は販売を終了しておりまして、後継機種はEM-400となっています。NJP Temma2での問題点がいくつか改良されています。(2020年5月現在は、EM400 Temma 2 Zも販売終了。Temma 3が発売予定らしいです。発売後、半導体不足で受注停止中です。)
 
 さて、私は、口径第一主義で、ずっと反射望遠鏡をメインで使っていました。それが、血迷って買ったのが、高橋製作所のTOA130Sという屈折望遠鏡でした。年をとってきて、反射のメンテナンスが煩わしくなったこともありぃーの、ニュートン式のスパイダーの回折光が写り込むのがいやだったこともあったのかもしれません。
 ところで、高橋の高級屈折望遠鏡の代名詞は、フローライトです。(蛍石を使ったもの)このフローライトを見て「フローライトショック」に陥った人が多いと聞いています。あまりの鋭い像にたまげてしまったのです。写真のガイド鏡のFC60もフローライト望遠鏡です。
 
 しかし、このTOA130SはEDレンズです。しかし、特別な設計を行ったため、そのフローライトをも凌駕するものでした。「眼視では、恐らく世界最高の見え味。」と言われているくらいすごいものです。しかし、最初に月を見た時の感想は「えっ、えっ???」でした。なぜなら、あまりにも大人しい色彩だったからです。まるで、カラーで見ているよりモノクロのに近いとすら感じるイメージだったのです。それだけ、不要な色がつかない自然な見え方の望遠鏡だったわけです。
 元々はF7.7ですが、レデューサをつけるとF6になります。(焦点距離780mm)バリ・リングを3個使うとF5.3まで明るくなります。(焦点距離690mm。但し、細い六角レンチを使って接眼体延長筒を外す必要性があります。また、像が若干悪くなるらしいです。実は、バリ・リング3個での撮影はしたことがないのです。)この望遠鏡を買った当時、この望遠鏡で星雲星団を撮っている人はまだ少なかったので、天文ショップの方から「早く撮って見せて下さいよ。」と言われていました。しかし、ちゃんと撮れるシステムを構築するためには、そこそこ時間がかかってしまいました。
 
 上の写真の三脚は、国際光器から購入した、バーダーブラネタリウム社の背の高いものです。パソコン上で対象物を確認するのではなく、直接望遠鏡の視野で確認することが多いので、背の高い三脚が私には合っているのです。しかし、この三脚を使う時は、脚立が必要となります。何だかなぁ。
 
 

こちらは、高橋純正の短い木製三脚に乗せたものです。ガイド鏡は高橋のFC60です。(フローライト)
ネットで知り合った方に固定バンド等を作ってもらい、直付けしています。微動装置がなくともSBIC社のST402MEなるオートガイド装置は極めて高感度ですので、ガイド星に困ることはほぼありません。ガイド鏡を直付けすることで、強度が上がり、成功率が格段にあがりました。また、親子亀スタイル(主望遠鏡の上に、ガイド鏡を載せるスタイル)はバランスが合いやすくなり、とても使いやすいです。★SBIC社のST402MEは鳥取県の米子市に来る前に処分してしまいました。現在は、オートガイダーに使うデバイスは、QHY社のQHY5Ⅲ174Cという名前のCMOSカメラに換えました。また、ガイド鏡は高橋製作所のGT-40と言う小型の物にしています。オートガイドに使うソフトは、メインは「ステラショット」ですが、フリーソフトのPHD2.6.5も使う事があります。
 

この望遠鏡で撮ったアンドロメダ大星雲です。EOS 5Mark Ⅱ SEO SP-4改造フルサイズデジイチでの撮影です。しかし、ボックスケラレが結構あるので、画像処理の際に、周辺をカットしています。フラットフレームを撮って補正すれば良いのでしょうが、根性のないアブ衛門はやっておりません。
 
 

 高橋のNJP-T2は重すぎるので、何とかならないかと思っていました。そこで、古いEM-200Temma Jr.を売り飛ばし、EM-200Temma 2Zを購入して、新しいシステムを組みました。しかし、根性と体調の悪さで、このシステムでも、まだ満足のいく撮影が出来ておりません。
 

現在のシステムです。ちょびっとずつ装備を新しくしています。(バックの銀河は、鏡ヶ成で撮ったものです。山は烏ヶ山ですが、実際の方向とは違いますので、合成してこの位置にしております。望遠鏡は、自宅で撮ったものを合成。)
 

 その後、TOA130S、EM200 Temma 2Zとステラショットの組み合わせでも、機材が馴染んできたのか、そこそこの写真が撮れる様になりました。SEO改Cooled EOS6Dで撮ったバラ星雲です。空の結構明るい、和歌山の秘密の場所で撮りました。
 

アンドロメダ大星雲です。鳥取県の鏡ヶ成の近くで撮ったものです。やはり、天体写真は空の良いところで撮らないといけませんねぇ。カメラがSEO Cooled 6Dなる冷却デジイチになっています。
 

 撮影成功率を高めるために、JメタルJ三脚を買いました。しかし、この三脚自体が重いので、更に遠征に持てって行く気が起こらなくなりました。完全にアホぢゃ。
 最近、遠征で?EM200 Temma 2 Zに高橋製作所のμ205CRSを乗せて写真を撮りましたが、ガイド不良になっているものが結構ありました。やはり、μ250CRSこそ、この架台と三脚に乗せるべきだったのでしょう。
 

 最近では、TOA130Sに「ZWO ASI Air plus」と、同社「ZWO EAF(電動フォーカッサー)アドバンスセット」で、オートフォーカス、自動導入、PlateSolve(対象物を自動位置合わせ)、オートガイド、撮影、北極星が見えないところでも極軸合わせ、のすべてが出来る様になりました。メーカーのうたい文句は「1、2,3と数える位に簡単に操作できます。」みたいなことが書かれていました。しかし、頭がパープリンのアホ衛門は、3万位数えて初めて使えるようになりました。おほほ。
 ちなみに、水着のおねいちゃんは、付属しておりません。あったりまぇー!!