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ロシアSTF社18cmマクストーフカセグレンミラージュ7
(既になし)
 

EM-200マウントに乗せたミラージュ7。ルマック式マクストーフカセグレンなので、副鏡は、補正版と違った曲率の物をセルを介して取り付けてあります。架台は、2016年6月にTemma 2Zに買いかえました。
 
 

ミラージュ7には、持ち運びが楽なように、鏡筒に取っ手がついています。一見古めかしいようにも見えますが、実に便利でした。ちなみに、床にはミードの25cmシュミットカセグレン、高橋のMT-160鏡筒が転がっています。こうやって見ると、MT-160は結構でかいですねぇ。
 

これは、バーダープラネタリウム社の三脚に、EM200 Temma Jr.マウントを付け、その上にミラージュ7を乗せた合成写真です。三脚が大きいと、大きな望遠鏡に見えますねぇ。
 
 

 これは、2006年に兵庫県の峰山で撮ったものです。途中、茶店でアホ程夕食をとりまして、腹があり得ない程ボーンと出ていましたので、Photoshopである程度ごまかしています。
 NJP-T2マウントに乗せたミラージュ7。NJP-T2とバーダープラネタリウムの三脚に乗せると、結構巨大な望遠鏡に見えますねぇ。
 
 

 テレビュー社のHPから借用したもの。補正板が凹面を前にしたメニスカスタイプになっています。この形状のおかげで、乱反射が起こりにくく、コントラストが高くなります。しかし、補正板が厚くなりますので、その分、重くなります。尚、主鏡はシュミットカセグレンと同じ球面です。
 一時期、笠井トレーディング社さんが扱っていた、ロシアのインテス社や、STF社や、インテスマイクロ社が閉鎖されました。従って、国内で正規代理店を通してゲット出来るのは、英オライアン社のOMCシリーズくらいでしょうか?
 
 2003年の火星大接近の時に、新たな機材を探していました。しかし、世の中は、どえらいフィーバーぶり。ほとんどの機材が在庫切れになっていました。
 そんな時、ふと思い出したことがありました。それは1993年に愛媛県の久万高原行われたアストロフェステバルでの出来事です。空の条件はいまいちでしたが何とか観望が出来ました。数ある機材の中で一番よく見えたのが、笠井トレーディングが扱っていた、インテス社の口径15cmマクストーフカセグレンだったのです。他に高級な機材がごろごろあったのにです。その当時、天文ガイド誌では、その望遠鏡は酷評されていました。どうしてでしょうかねぇ?たまたま、悪いロットのものをテストしたのでしょうかねぇ?あれやこれやと考えているうちに、沸々とマクカセが欲しくなった私は、もう少し口径の大きい口径18cmのマクカセを買おうと考えたのです。ちょうどその頃、笠井トレーディングからロシアSTF社の、価格の安いこのミラージュ7が発売され、尚且つ特売をしていたのです。ギリギリ在庫も残っていたので大慌てて購入してしまいました。安価なグレゴリー式のマクカセではなく、ルマック式のタイプだったので、かなりよく見えました。屈折望遠鏡のような落ち着いた、しっとりした独特な見え味でした。(屈折望遠鏡の見え方に近いのですが、何というのか、とにかく「しっとり」というのが一番あてはまる言葉ですねぇ。)シュミットカセグレンは、コントラストが悪い上、周辺像が悪かったのですが、マクカセはコントラストも良く、像も平坦でした。フードも初めから丈夫な物が付いていましたし、収納するソフトケースまで付いていました。これは大変ありがたいですよ。また、合焦点装置が違うため、ミラーシフトは他社のシュミカセよりはだいぶ少なかったようです。
 
 また、主鏡のセルの裏辺りに、小さな穴がいくつも開けてあり、合成樹脂の蓋でカバーしてあります。使う時には、このカバーを外し外気に慣らすようにするのです。しかし、ある日の撮影では、何時間経っても筒内気流が収まりませんでした。やはり、強制的に空気を循環する装置が必要だと感じました。蛇足ですが、笠井トレーディングが扱っているインテスマイクロ社のALTERシリーズの多くは全系貫通換気ファンなるシステムが付いています。(インテス社、インテスマイクロ社、STF社は、すべて、残念なことになくなっています。今のところ、マクストーフカセグレンを、正規代理店で購入出来るのは、スカイウォッチャー社のSKYMAXシリーズと、株式会社ジズコさんが扱う、英国オライアン社の、OMC-200、OMC-140位でしょうか?)
 
 しかし、その後、高橋製作所の13cmED望遠鏡TOA130Sと、セレストロンのC11(28cmシュミットカセグレン)を購入したため、売り飛ばしてしまいました。
 実は、その他にも手放した理由が・・・移動の際、ミラーが動かないように、ピントノブを強めに締めつけたところ、固まってしまったのです。分解して何とか直しましたが、その際に光軸を狂わしてしまったのです。勿論、ある程度直しはしたのですが・・・光軸がずれることは殆どない構造だと書いてありましたが、一度狂わせると、カセグレン系の光軸修正は結構大変です。また、そのピントのノブは、取り付け位置がイマイチで、デジイチをつり付けると干渉してしまうことが多かったのです。これでは、うまく構図がとれない。でもな、あーあ、馬鹿なことをした。
 
 ああ、最後に・・・ロシアの望遠鏡は日本製品と結構違うイメージのところがありました。・・・ああ、異国文化。(別に悪い意味ではありませんよーん。)
 ちなみに、木箱に入っている状態でこの望遠鏡が届きました。うわー、直接ロシアから船荷で来たのかなぁ?しかし、実際には、笠井トレーディングの社長が一台一台、星を使って光軸修正をしてから出荷しているのだそうです。
 

 これは、メーカーの証明書。おお、結構良い光学系でないのかへぇ?
 

 光映舎のロンキースクリーンで撮影したモノ。右側が少し乱れておりますが、そこそこ良さげな光学系の様です。