ビクセンSP-200(既になし)
鏡筒はセレストロンC8(シュミットカセグレン)
架台はビクセンSP(スーパーポラリス)
(共に既になし)
 

写真は、1985年に、名古屋のアパートの狭い庭で撮ったものです。この時に、松江市からはるばるタチゲが遊びに来てくれました。そう言えばこの年、初めて長野県の「こっつぁんち」という民宿に行きましたねぇ。
 

鹿児島のアパートで撮ったもの。口径20cmの望遠鏡とは思えないほどの軽量、コンパクトさが特徴でした。しかし、ビクセンのSP赤道儀は作りが華奢でした。一番の問題はクラッチの容量不足。

その後、ビクセンのSP赤道儀が強度的にも精度的にも不安があったので、元々は、高橋のMT-100Pで使っていたP-2赤道儀に乗せました。結局、親戚の人にあげちゃいましたけどねぇ。ピラーは今は無き、名古屋のオリオン館のオリジナル品。

 

 
 最初の赴任地である鹿児島時代に購入したものです。鏡筒はセレストロンのC8というシュミットカセグレンです。架台はビクセンのスーパーポラリスという赤道儀です。
 
 実は、社会人になってからしばらくは望遠鏡無しの生活を送っていました。しかし、木星食があることを知り、無性に望遠鏡が欲しくなりました。と、何と、得意先の先生が援助をしてくれて、この高橋製作所のMT-100Pを購入しました。(口径10cmF6のシステムニュートン反射望遠鏡。架台はP2型。あらためて、先生、本当にありがとうございました。)コンパクトで使いやすかったのですが、先生が同時に購入したMT-130の見え味にショックを受けました。「わずか3cmの口径の差で、これだけ見え方が違うのか?」
 
 そこで、一大決心をして当時ビクセンから発売していた、この機種を買いました。鏡筒はセレストロンの20cmF10のシュミットカセグレン。架台はビクセンのスーパーポラリスです。何と、一気に口径20cmにスケールアップしたのです。ありえない、グレードアップ。
 この当時のC8は補正版にコーティングがしてなかったと思います。ひどい油汚れのようなものが付着して全くとれませんでした。補正板表面の乱反射も結構ありました。更に、初めはひどい見え方で、「こりゃあ、ばばを引いたな。」と落胆していました。しかし、間もなく、光軸がずれていたのが分かりました。自分なりに光軸修正すると、一気によく見えるようになりました。さすがに、ニュートン式反射のようなカリカリした像は望めません。でも、予想よりよく見えて、ある意味驚きました。口径があるので、当時はやっていた水素増感処理したTP2415で木星などを撮りましたが、予想以上によく写りました。また、オリオン大星雲などは微細な構造まで分かり感動したものです。鏡筒の重さもわずか5kgでしたので、機動性が良かったですねぇ。
 
 この手の望遠鏡は、主鏡を動かしてピントを合わせるので、ピント合わせのノブを回すと対象物がビョンビョン動いてしまいます。ミラーシフトという現象です。また、筒が大きくて密閉しているので筒内気流が起きて、それが、なかなかおさまりません。じっくり外気に慣らす必要性があります。また、平坦な補正版のせいで、乱反射が起こりコントラストが悪いですよ。更に、補正版は筒先のすぐ近くにセットされているため、結露の対策をしておかなければなりません。これは、初めからメーカーでフードをつけるか、少なくともオプションで販売するべきだと思っておりました。
 
 赤道儀は、ビクセンらしく、初心者でも使いやすいように、随所に工夫がしてあるものです。しかし、いかんせん強度が不足していました。特に、モータードライブのクラッチは大いに問題がありました。かなり小さなネジで締めるのです。これは、あまりにも華奢でした。死ぬほど締め付けてもクラッチが滑りました。しかし、鏡筒がコンパクトで軽いうえに、赤道儀も三脚も軽かったので、移動は楽ちんでしたねぇ。その後、軽量でありながら強度も精度も優れている、高橋のP2赤道儀に乗せて使っていましたが、最終的には親戚の人にあげてしまいました。
 

名古屋時代、賃貸アパートの駐車場で写した木星です。水素増感したTP2415フィルムでの一発撮りです。