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高橋製作所製10cmニュートン式反射望遠鏡1型
(既になし)
 
当時住んでいた松江市の自宅で撮ったもの。Photoshop2021の「ニューラルフィルター」でモノクロ写真からカラー化しました。色の再現がイマイチ宜しくありませんよ。
 
1978年夏 島根県松江市の水道道(すいどうみち)にて撮影。右側は友人の「タチゲ」。
 
これは、どこで写したものでしょうか?左側が友人の「グビタ」です。モノクロ写真から、Photoshop2021でカラー化してました。やはり、ちょっと色がへんです。
 
当時住んでいた島根県松江市の自宅で撮ったもの。引き抜きパイプで、斜鏡を保持するのが、1本の金具だったので、鏡筒の直径が小さく、ニュートン式反射望遠鏡としては、とても長細く見えます。(これはカラー写真で撮りましたよ。)
 
これも、Photoshop2021の「ニューラルフィルター」機能を使って、モノクロで撮った写真を、カラー化しました。トレーパンは、うまく色が再現できませんでしたので、レイヤーを作って、ブラシで塗りました。こうやって、人と一緒に写すと、とても細い鏡筒になっているのが分かります。今は見ないF10です。この位F値が暗いと、見え方はとても良くなります。

 
 これは、大学時代に(1978年春かな?)今は亡き父親が、何を思ってか援助してくれたので、貯めていた小遣いをプラスして購入したのがこの望遠鏡でした。
 口径10cm、F10、引き抜きパイプで、真円度が抜群でした。(ニュートン式反射は、しょっちょう鏡筒を回転させるので、真円度は重要なポイントです。)また、斜鏡の支持金具が3本でなく、1本の形式だったので回折現象も起こりづらく、最高の像を見せれてくれました。しかし、大学時代の狭い下宿には持って来られず、帰省の時にしか使えませんでした。赤道儀はD型だったと思います。極軸望遠鏡が内蔵されていないため、後日、ポーラーファインダーというパーツを後付けしたり、HD-2モータードライブをつけて写真を撮っていました。
 
 帰省の際に、たまにしか使っていないこともあり、ポーラーファインダーもちゃんと使ったことがありません。かなりいい加減な極軸セッティングをしていました。極軸望遠鏡が内蔵されている最近の赤道儀は実に便利ですよねぇ。また、この赤道儀はとても頑丈なものでしたが、精度がどうだったかははっきりとした記憶がありません。確か、この後に発売された赤道儀から、ギア精度がアップされたような記憶が・・・違うかな?
 当時撮った写真は、殆ど月ばかりでしたが、今から考えると、チョー駄作ばかりでした。(今もあまり進歩しておりませんが。)
 

 

 これは、鹿児島時代に手に入れたMT-100Pという口径10cmF6のシステムニュートン反射望遠鏡。小さくて取り回しは良いのですが、やはり、見え味は落ちてしまいます。(MTシリーズは、レデューサを付ければ、星雲星団の写真が撮れ、コレクターレンズを付ければ、焦点距離が伸ばせ、惑星などの撮影に便利というものです。しかし、鏡筒の真円度が悪いので、回転させるに、固定バンドをかなり緩める必要がありました。)この時は、モータードライブを付けていませんでしたが、(大学時代に、HD-2なる水晶発振ではないモードラを買いましたが、それは、多分実家に置きっぱなしになっていたのでは?その後、水晶発振のHD-4なるモードラを買って使っていました。)
 ちなみに、この頃の鹿児島は、桜島の火山活動が活発で、ベランダには火山灰が積もっています。鹿児島市内は、夏場に火山灰が降ってくるので最悪でした。
 
 そのうち、10cmという口径に物足りなさを感じてきまして、MT-160を買いました。10cm反赤1型は、田舎の自宅で埃をかぶっていましたので、会社の先輩にあげてしまいました。