2004年の土星

 輪がもっとも開いていた時期の土星です。ビデオカメラで撮ったものを、Registaxというフリーソフトで処理したものです。動画で撮ってRegistaxで処理することで、それまでとても撮れない写真が撮れるようになりました。TOA130Sで撮影。


2005年の土星

 これは、WebカメラであるToUcam ProとRegistaxの組み合わせで撮ったものです。望遠鏡はTOA130Sです。画像処理の際に、こんな色になっていまいました。しかし、以前MT-160で土星を見た時は、眼視でもこんな色彩に見えていましたから、あながち変な色ではないかもしれません。TOA130Sで撮影。


2006年の土星

上記と同じ機材で撮った土星です。普通は土星はこんな色に見えますよ。TOA130Sで撮影。


2004年の土星

 これは、2004年にビデオカメラで撮ったものです。しかし、コリメート方式の撮影のせいなのか、レンズの陰が映り込みます。ビデオカメラでうまく撮影されている方もいらっしゃいますが、私は改善することが出来ませんでした。また、画像処理する際に、少し歪んでしまっています。(折角の好シーイングだったのにねぇ。)
 
 そのため、Webカメラに移行することになるのです。現在では、Webカメラも良いものが無くなり、特別なCCDカメラで撮る方も多くなっています。(例えば、イメージングソース社のDFK21-AU04.ASなど)私は、ワテック社のCCDカメラを3個買って使ってみましたが、設定が悪いのかイマイチの結果でした。


2016年7月31日の土星

 久しぶりに撮ってみました。架台はEM200 Temma 2Zで、鏡筒はセレストロンのC11(口径28cmのシュミットカセグレン)です。デバイスはスカイリス132Cにテレビューのパワーメイト×2.5を使いました。そして、RegistaxVer.6とPhotoshopCS6で画像処理しています。しかし、この地に来てから、マンションのベランダでの撮影ばかりですが、本当に気流が悪すぎます。


2016年7月31日の土星

 これは、上記と同じ日に、パワーメイト無しで撮ったものです。これまた、ウームな画像になってしまいました。TOA130Sで撮影。


2018年8月4日の土星

 鳥取県米子市のマンション(賃貸ではないですよ。金が・・・)のベランダから撮ったものです。今年は、異常とも言える酷暑続きで、気流が安定しているのかと思いきや、意外に悪いのです。それとも、ベランダ撮影が悪いのか??多分、そうだべ。でも、この日は、まだマシな方でした。
 TOA130Sにテレビューの5倍パワーメート、QHY社174CなるCMOSカメラを使いました。Registax Ver.6とPhotoshopCS6で加工しました。カッシーニの空隙はちゃんと写りましたが、エンケの空隙やC環は写りませんねぇ。おほほ。笑ってごまかそう。後で気がついたら、数十コマで撮影が終わっておりました。そりゃ、こんなノイジーな画像になりますよねぇ。

2018年8月26日の土星

鳥取県米子市マンショのベランダから撮った土星です。もうちょっとマシに写ると思ったんだけどなぁ。(写真を入れ換えました。)ちょっと暗いですが、ディテールがそこそこ写っています。TOA130Sで撮影。

2019年7月28日の土星

鳥取県米子市マンショのベランダから撮った土星です。このところ、全くまともな写真が撮れていませんでしたが、これは、まあ、許せるかなって言う写真になりました。TOA130SとCMOSカメラで撮影。

2020年8月4日の土星

鳥取県米子市マンショのベランダから撮った土星です。このところ、ひどい写真しか撮れていなかったのですが、その原因が分かりました。CMOSカメラの解像度を最大にして撮っていたからなのです。多分。解像度を落として撮りましたら、だいぶマシになりました。
 
鏡筒:高橋製作所μ250CRS
赤道儀:同社EM200 Temma 2 Z
カメラ:ZWO社ASI 290MC
拡大:テレビュー社Powermate2.5×
画像処理ソフト:Registax Ver.6  Mac版PhotoshopCS6

2020年8月4日の土星

 
上記の写真を処理し直ししてみました。出来は・・・うーむ・・・
 
鏡筒:高橋製作所μ250CRS
赤道儀:同社EM200 Temma 2 Z
カメラ:ZWO社ASI 290MC
拡大:テレビュー社Powermate2.5×
画像処理ソフト:Registax Ver.6  Mac版PhotoshopCS6

2020年8月4日の土星と8月3日のその衛星

 
土星本体と、その衛星を合成して合わせてみました。
 
鏡筒:高橋製作所μ250CRS
赤道儀:同社EM200 Temma 2 Z
カメラ:ZWO社ASI 290MC
拡大:テレビュー社Powermate2.5×
画像処理ソフト:Registax Ver.6  Mac版PhotoshopCS6

2020年8月18日の土星

 
稚拙な私にとっては、まあ、まともに撮れた方だと思います。カッシーニの空隙はちゃんと写っていますが、エンケの空隙は・・・ま、こんなもんだー。
 
鏡筒:高橋製作所μ250CRS
赤道儀:同社EM200 Temma 2 Z
カメラ:ZWO社ASI 290MC
拡大:テレビュー社Powermate2.5×
大気補正:ZWO社ADC1.25″大気分散補正プリズム
画像処理ソフト:Registax Ver.6  ・Mac版PhotoshopCS6・Topaz DeNoise AI(体験版)

TOA130Sによる木星

 Webカメラで撮った木星です。この年は、割と模様が大人しかったですねぇ。大赤班と呼ばれる楕円形の模様も写っています。


TOA130Sによる木星

 これもWebカメラで撮った木星です。この年は、フェストーンと呼ばれる微細な模様がよく見えていました。


TOA130Sによる木星(2006年5月30日)

 ピントが甘かったのか、シンチュレーションが悪くて像が甘くなったのか・・・大赤斑の右上に小さな赤斑も出ています。



 

TOA130Sによる木星(2005年)

 これもWebカメラで撮った木星です。ちょっと画像処理のしすぎでしょうか。ガリレオ衛星の一つも写っています。


スカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンと132Cによる木星
(2016年3月13日)

気流はあまり良くありませんでした。今年、まあ何とか見られる初めての木星の写真です。


スカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンと274Cによる木星
(2016年3月13日)

右端に衛星がかろうじて写っています。上記の写真とはカメラが異なります。


スカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンと274Cによる木星
(2016年3月13日)

この写真では、ガリレオ衛星の一つがはっきり見えます。ちょっと画像処理が・・・


スカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンと274Cによる木星
(2016年4月8日)

うーむ、何か思ったイメージには撮れません。およよ。でも、まだマシなほうか?


スカイウォッチャー18cmマクストーフカセグレンとスカイリス132Cによる木星
(2016年4月8日)

まさに、「うーむ」の写真になってしまいました。


TOA130Sとスカイリス132Cによる木星(2017年4月1日)
 

ビックリするほどシンチュレーションが悪くて、拡大が出来ませんでした。Registax Ver.6とPhotoshopCS6で加工。


TOA130Sによる木星(2018.8.4)
 
 なんざ、こらああああ!!!腕が落ちまくり。低空且つ シンチュレーションの悪さが原因か?言い訳すなっ!!

TOA130Sによる木星(2019.6.19)
 
 これは、TOA130Sにテレビュー社Powermate2.5×とZWO社のASI290MCで撮ったもの。やはり透明度が悪いので色がうまく出ないですねぇ。

TOA130Sによる木星(2019.6.19)
 
こっちは、TOA130Sにテレビュー社Powermate5×とZWO社のASI290MCで撮ったもの。何か解像度が悪いですねぇ。やはり、ベランダからだとシンチュレーションも悪いのでしょうねぇ。RegistaxVer.6で、3.700程度のコマ数から良い1.500コマを選択して、スタック、ウェーブレット処理。最後にMac版PhotoshopCS6で画像処理しています。元画像があまり良くなかったので画像処理には結構時間がかかってしまいました。(って、それで、この程度の写真かよ?)

μ250CRSによる木星(2020.8.14)
 
 
高橋製作所のμ250CRSにテレビュー社Powermate2.5×とZWO社のASI290MCで撮ったもの。何か解像度が悪いですねぇ。やはり、ベランダからだとシンチュレーションも悪いのでしょうねぇ。右端に衛星が写っているのですが、分かりづらいですねぇ。

μ250CRSによる木星(2020.8.14)
 
 
上記の写真からトリミングしたものです。やっぱ、画像処理下手くそだなぁ。

μ250CRSによる木星(2020.8.14)
 
 
高橋製作所のμ250CRSにテレビュー社Powermate2.5×とZWO社のASI290MCで撮ったもの。何か解像度が悪いですねぇ。やはり、ベランダからだとシンチュレーションも悪いのでしょうねぇ。解像度を下げて写しましたので、木星自体は大きく写っています。ボケボケな写真ですねぇ。

μ250CRSによる木星(2020.8.20)
 
 
高橋製作所のμ250CRSにZWO社のASI290MCで撮ったもの。パワーメイトは未使用。Registaxでスタックしたので、変な線が出てしまいました。しかし、インチキ処理で消しました。おほほ。

μ250CRSによる木星(2021.8.27)
 
 
高橋製作所のμ250CRSにZWO社のASI290MCを使って、米子市のマンションのベランダから撮ったものです。何か、どんどんレベルが落ちています。ゲロゲロです。

TOA130Sによるガリレオ衛星(2013.10.13

 超いい加減に撮った、木星とガリレオ衛星です。


TOA130Sによるガリレオ衛星(2018.8.4)
 
 鳥取県米子市のマンションの狭いベランダから撮ったものです。低空やシンチュレーション悪さからこの程度の写真になってしまいました。PHD2.6.5のドリフトアライメントで極軸を合わせたつもりでしたが、極軸が結構ズレていたようです。

TOA130Sによるガリレオ衛星(2019.6.19)
 
 鳥取県米子市のマンションの狭いベランダから撮ったものです。TOA130SにZWO社のASI290MCで撮りました。ガリレオ衛星が木星の赤道より下の方の並んでいますねぇ。およよ。

25cmシュミットカセグレンによる火星(2003年大接近時)

 後年、見え味がかなり悪かった、ミードの25cmシュミットカセグレンですが、この時は、ビデオカメラを併用してまずまずの写真を撮ることが出来ました。しかし、コリメート方式の撮影のためか、レンズの陰が映り込み、画像処理には相当な時間を要しました。


2005年の火星(ダストストーム発生)

 2005年になると、ワテックの高感度CCDカメラも使ってみました。しかし、これが結構難しいのです。色がうまく出なかったり、白飛びしたり。
 ところで、この日は、TOA130Sで火星を見てびっくり、何やら白い帯の様な模様がまばゆく光っているのです。あれぇ?アイピースが割れたのか?後で、ダストストーム(砂嵐)が発生していることが分かりました。


2005年10月の火星

 これは、Webカメラによるもの。色がおかしいですねぇ。モノクロみたいに写ったので、疑似カラー化しています。でも、気流が良い日だったので、パソコン画面でも、詳細がはっきり見えていました。


2014年5月10日の火星

 これは、スカイウォッチャーの18cmマクストーフカセグレンにテレビューのプローセルアイピースで拡大したもの。それを、デジイチのキャノンEOS 6Dで動画撮影して、Registax6とフォトショップCS6で加工したもの。小接近だし、シンチュレーションが悪かったので、この程度の写り方ですねぇ。


 
2018年8月5日の火星
 
 15年ぶりに最接近した火星です。TOA130SとQHY174CなるCMOSカメラ、Registax Ver.6とPhotoshopCS6で加工しました。鳥取県の米子市で中古で買ったマンションのベランダから撮りました。シンチュレーションが何故か悪いです。これだけの酷暑続きの夏なら、さぞかし気流は安定していると思ったのですが・・・長い間発生していたダストストーム)(砂嵐)は収まっているのでしょうか?極冠まで赤く写っていることから、まだ収まっていないのでしょうねぇ。

2018年8月26日に撮った火星
 

 このところ、まるで気流が悪すぎて、まともに写らなかった火星です。今回は、割とまともに写りました。TOA130SにQHY社の178Cで撮りました。しかし、大気差の色の分散があああ・・・
 
 

2018年8月26日に撮った火星 PART2
 
 PhotoshopCS6で、RGB画像を切り出して、少しずらして合成してみました。これで、大気差による色ズレが少しはマシになったかも?更に、西の天体写真の大御所、Ryutao氏風の色合いに仕上げてみました。これで、極冠もだいぶ白くなりましたねぇ。

2020年10月17日に撮った火星
 
 一端寝てから午前様に起きて、無理くり撮った火星です。我が家のベランダでは、高度が低くならないと、写すことが出来ません。シクシク。今回は「SharpCap3.2」にASI290MCを使って写しました。気流が宜しくなかったのですが、まあ、多少は見られる画像にりました。テレビュー社のパワーメイトを使うと、画像がボケボケになりましたので、小さい画像からの画像処理です。火星の模様がある程度写りました。
 望遠鏡は高橋製作所のμ250CRSの2.500mmmで、ZWO社のASI 290MCなるカメラを使いました。ZWO社の大気分散補正プリズムも使用しています。で、この程度の写真かよ。

2013年9月21日の金星
 

 望遠鏡での金星を撮るのは本当に久しぶり。もしかしたら、高校生になる直前にあった金星食以来かも。なんちゅー、久しぶり。笑えよー。ちなみに、この日のシンチュレーションはかなり悪くて、眼視でも金星の形が分からなくなるほど揺れに揺れまくっていました。Registaxと言うソフトは、こんな時でも、最高の結果をもたらせてくれます。AVI形式の動画からスタックして(写したコマを重ね合せ)ウェーブレットという画像処理ではっきりとした画像が得られます。


2020年4月25日の金星
 

 高橋製作所のμ250CRSとZWO社のASI 183 MC Proを使って、自宅ベランダから撮りました。気流がとても悪い日で、尚且つかなり低空になってから撮ったので金星は激しく揺れまくっていました。それにしても、金星を撮ったのは久しぶりです。