2023年11月5日(日)アホゲに烏ヶ山登山
 
 昨日は、雨だったが、本日は、曇りのち晴れの天気予報。しからば、登山をするべぇーか?しかし、もう、この時期の休日の大山は、じぇったい行かねぇーど。11月3日の大山登山で懲りましたからのぉ。
 午前6時の目覚ましで起きました。しかし、相変わらず、身体が超だりぃー。従って、しばらくは動く気が起こりません。
 今日は、やっぱ、止めとこうか?否、行かねばならんのだ。14万8千光年先のイスカンダルへ。否、烏ヶ山へ。ちょんわ、ちょんわ。クェッ、クェッ!!
 
 家を出たのは、午前9時を少し過ぎたくらいだったと思います。遅せぇー!!
 
 鏡ヶ成駐車場に着きました。どわわわー。車が一杯だがや。でも、何とか、登山道に一番近い駐車場に停めることが出来ました。まさか、停まっている車の、殆どが烏ヶ山登山に行っているってことはないだろうな。だったら、やばいぞ。
 また、この3連休は、11月にしては異常な高温です。半袖で登ることも考えていましたが、クマザサが茂っているので、腕を切る可能性もあります。また、とても滑りやすい登山道なので、転けた時は、長袖の方が安全だと思い、長袖を選択しました。でも、アホほど汗をかくことになります。
 

てなことで、鏡ヶ成キャンプ場前の登山道から、スタートです。勿論、事前に軽い運動とストレッチをしておきました。午前10時13分スタートか。普通なら、この時間帯に下山してくる人が多いよな。
 

鏡ヶ成キャンプ場前の登山道入り口は、こんな感じです。
 
 登り始めは、まだ傾斜が緩やかだったので、大丈夫だったのですが、その後、すぐ、足が動かなくなりました。本気で、下山しようかと考えていた程、しんどいのです。
 

目印にしていた、登山道の脇に2本の木がある場所に到達しました。
 

その場所には、31分28程で到達です。しんどい割には、前より早くなっているぞぉ。
 

下界が見える場所に着きました。もう完全に足に来ているし、しんどくてたまりませんでした。
 

 あれぇ?到達時間は、48分51秒だぞ。前より早くなっているどー。
 しかし、以前、この辺りまで調子よく登ってきたのに、南峰に着くまでに、自分のイメージとは違って、予想外に時間がかかったことがありました。この、しんどさからすれば、登頂タイムの更新は無理だと思いました。
 

「新小屋峠別れ?」の標識がある場所まで到着しました。登山者の姿が見えていますし、何人もの声がしています。大山ほどではないにしても、登山している人が多いんでしょうね。この白い標識のわずか2m程上に、宇多田ヒカルさんがCMで座っていた「ヒカル岩」があります。初めてだと、分かりづらいんですけど、私は、結構迷った結果、特定できております。
 

上の場所の到着タイムは、1時間5分57秒余りです。若い頃なら、この時間より早く登頂出来ていましたが、年が年なので、それは、言わぬが花でしょう。
 
 最初のピークである烏ヶ山南峰のすぐ下には、チェーンを頼りに、ちょっとした岩登りする場所があります。足にきていますので、慎重に登りました。
 

南峰からは一端下りになります。ここからの景色が好きなんですよね。しかし、紅葉は、既に終わっていますね。烏ヶ山北峰(山頂)の後ろには、大山南壁と東壁が綺麗ですね。
 

念の為に、縦位置でも撮っておきました。
 

ようやく烏ヶ山に着きました。岩の横や、後ろの方には沢山の方がおられました。この写真は登頂後、ちょっとしてから撮りました。この時間が、登山開始してから1時間19分55秒後のことです。
 
 して、本当の登頂タイムですが・・・あれぇ?スマフォで写真を撮ったはずだぞ。パッシャって音がしたはずだぞ。しかし、その写真がありません。なして?
 そこで、記憶を呼び起こしたり、他に撮った写真から、ほぼ特定できました。1時間18分48秒です。当初の目的だった1時間10分台のタイムで登れました。あんなにしんどかったのに。大山登山を続けたことで、自分で思っていたより、早く登れました。とにかく良かった。とにかく良かった。
 

まるで、タイム更新が出来なかった、鏡ヶ成キャンプ場前からの登頂タイムでしたが、今回は、更新することが出来ました。
 
 山頂の大岩の裏側などには、結構沢山の登山者がおられました。
 なかには、私と同じように11月3日に大山に登り、大渋滞にあった人もおられました。
 男女数名の、やや年配?のパーティもおられました。何でも、下山後にある場所に行くそうです。聞いてみても、まるでイメージが沸きません。また、このパーティの多くの人が、大岩に登られていました。リーダーと呼ばれた男性は、大岩の途中のやや平らになったところで、足を広げてジャンプしていました。現在の私には、とても出来ぬ芸当です。あー、こわっ!!
 また、大岩の一番手前の脇には、3人の男性のパーティがおられました。何か「オートバイ」の話をされていたので、「オートバイに乗られているんですか?」と聞きます。白髪の長髪の方は、私より少し若いのだそうですが、オートバイ現役です。この方だったと思いますが、YAMAHAのSRX400に乗っていると言われていました。「私は、オフロードバイクに乗っていましたが、骨折したのを機に、だんだん乗らなくなりました。」とお話しました。
 ちなみに、この3人のパーティの登頂タイムは2時間ほどだったそうです。勝った・・・くぅー、大人げない。
 
 あまり広くない山頂は人が一杯でしたので、私は、座ることもなく、水分補給もせずに下山する事にしました。
 あの男女のパーティは、結構速そうだから、ちゃっちゃと降りようと思った訳です。
 宇多田ヒカルさんのCMで有名になった「ヒカル岩」辺りに降りた時に、女性のパーティに会いました。そこで「それが、ヒカル岩ですよ。その2枚の岩の間に座っていたんですよ。」とご説明申し上げました。早速記念撮影が始まりました。「でも、何かCMとは違う様な気がするわね。」と。「あのCMはドローンも使って写していますからね。でも、その岩で間違いないですよ。」
 
 途中まで、後ろから聞こえていた、あの男女のパーティの声は、だんだん聞こえなくなりました。多分「新小屋峠コース」から下山したんでしょう。
 
 下山中にも、まだ登山してくる方が何人もおられました。もしかしたら、既に他の山に登ってから、烏ヶ山登山をされている方もおられるのではないでしょうか。
 
 退職してから登山を何度も行っておりますが、大山の行者コースを下った時には、両膝が涙が出るほど痛くなったことが2回ほどありました。しかし、今日は、膝が痛くなかったので、そこそこ速いスピードで下山しました。緩斜面では、小走りさえ出来ておりました。
 

 と、登山道入り口に到着です。何と1時間4分39秒後に到達です。退職後では最速の下山タイムとなりました。
 
 でもな、記憶している最速下山タイムは、1999年9月5日の42分から43分の間でしたからね。それと比較するとなー・・・まあ、昔タイムと比較するのは無理な年になっていますからね。
 
 下山後、鏡ヶ成キャンプ場の炊事場に行って、顔を洗い、タオルを濡らして絞っておきました。そして、駐車場に戻ってきました。
 上の長袖のポロシャツとインナーウエアだけを脱いで、濡れたタオルで身体を拭きました。それから、Tシャツだけを着ます。何と、今日は、麓の米子市の最高気温は27.1℃でしたからね。「おい、おい、今は11月だぞ。そりゃ、Tシャツでも寒くない訳だよ。大丈夫か?地球よ。」てな感じですよね。
 

鏡ヶ成キャンプ場に入ると直ぐに、こんな花が咲いていました。「ヒナギク」かな?
 

鏡ヶ成の旧国民休暇村の建物まで歩いて行きました。汗で濡れた下の服を乾かす意味もありました。ここで、140円也の甘いジュースを飲みました。ああ、甘露、甘露。でもね、何か初冬の景色に近くなってきたねぇ。
 

象山の手前には、ナナカマドが赤い実を付けていました。象山の紅葉も終わったね。
 

駐車場から300mm望遠で、烏ヶ山の南峰を撮ってみました。しかし、この時間帯、この辺りを歩いている人は確認出来ませんでした。
 
 帰ってから、体重を計りました。57.9kgでした。まあ、これは、昼飯も食べずに、晩飯の前に計った体重ですけどね。朝から比較すると、1.5kg減でした。真夏の大山登山ですと、一気に3kgも減りますけどね。まあ、こんなもんでしょうね。
 ちなみに、何度か書いていますが、昨年の4月4日には、70.7kgもありましたからね。うーむ、このまま体重が減れば、スーパーバンタム級世界チャンピオンの井上尚弥選手に挑戦できるかもしれんぞ。体重だけですけど。