2023年11月3日(金)大山登山(正直なところ止めておけば良かった)
 
 おっ、今日は金曜日か。ならば、人もそれ程多くないだろう・・・って、文化の日で祝日だがや。しかも、3連休で、天気は、この日は晴れ。あ、どうしよう。結構な登山客がいるぞぉ。
 昨晩、ベランダからの天体写真撮影で、四苦八苦していたため、寝るのが遅くなりました。てなことで、目覚ましのセットする時間がどんどん遅くなりました。
 結局、午前7時に起床。相変わらず、体調は宜しくありません。
 
 この時間ならば、やはり、近い方の、大山登山にするか?てなことで、大山登山に向かいました。しかし、これが、大きな間違いでした。特に、登頂タイムの更新を考えていたこ自体が、大きな間違いでした。
 
 はならか、直ぐ埋まる「南河原駐車場」に車を停めるのは諦めていました。しかし、先回も停めた「博労座第2駐車場」も、満車の様です。おじいちゃまが「こっち、こっち。」と立体駐車場に入る様に指示を出されています。
 てなことで、立体駐車場に車を停めました。しかし、ここの駐車スペースが狭いのです。一端停めて、位置を直そうとしたのですが、次々に車がやって来ます。そうこうしている内に、先に右隣に停めていた車から、大変出づらそうに男性の方が出てこらました。どうも、すみません。もう少し、左に寄りたかったんですけどね。その後、枠内の真ん中に入れ直しました。と、今度は、他の車が、左隣に入ってきました。それは、それで別に問題ないのですが、こんなに狭い駐車スペースなのに、ミラーをたたまずに行ってしまいました。横を通る時、正直、そのミラーがクソ邪魔になりました。ええ加減にせーよ。
 

 

何と、夏山登山道からのスタートは、10時16分と、大変遅いスタートになりました。
 

1合目に着きました。
 

1合目到着には、9分53秒程かかりました。頑張ったので10分を少しだけ切りました。
 

2合目には、20分35秒後に着きました。ありゃりゃ、20分越ちまったよ。既に足に来ていました。やばいよ、やばいよ。
 

3合目に着きました。タイムは、人が多すぎたので撮っておりません。でも、確か30分を切っていたと思います。
 

4合目に着きました。季節外れの気温でしたので、半袖で登山していましたが、アホほど汗が出てきます。それにしても、登山客、下山客が多い。否、多すぎる。
 

4合目には38分程で着いておりました。
 

 5合目の写真は人が多すぎて撮れませんでした。6合目避難小屋には、59分03秒程で着きました。まあまあのタイムです。
 しかし、何と人が多いことか。立って休むスペースもないので、水分補給も出来ず、そのまま、登山を続けます。
 確か、この辺りで、大学生の団体さんにパーティの後ろについて歩くことになったのだと思います。とにかく、下山者が数珠つなぎで降りてきており、その都度、かなり止まることになります。これが、すんごい、タイムロス。まあ、これは仕方ないのですが。
 

7合目に、何とか着きました。
 

7合目到着は、1時間39分後のことです。
 
 しかし、この先で、ムチャンコ腹が立つことが起こります。ガレ場を、とんでもない数の下山者が降りてきました。当然、立ち往生です。
 すると、下山してきた先頭のオジさんが言います。「そこにいたら、下山が出来ん。上に上がれ。」的な・・・(実際は、もう少し丁寧だったかも。)しかし、上には、大学生がおり、登ってもスペースがありません。しかも、私は、道の左脇にいたのですよ。ようするに、左側の方が降りやすいから、邪魔だとう訳です。
 状況を見たら、私が簡単には登れないことは分かるはずです。「そう言われても、簡単には登れないんですよ。」私は、ちょっと怒って言い返しました。
 登山は、登りが優先です。まあ、この状態なら、お互いが、状況を考えながら、道を譲ったりするのは当たり前ですけどね。しかし、その男性の言葉は、正直私には、高圧的で、ある意味威嚇するように聞こえました。無茶苦茶腹が立ちました。
 
その後も、登山客、下山客も実に多く、全く自分のペースで歩けません。これは、この日に登ってしまった私の大きなミスです。
 

ようやく山頂ステージに着きました。しかし、まるで満員電車並みの混雑です。ステージに上がるのですら、大変な状況です。何とか、わずかに空いているスペースを見つけました。「ここ、宜しいですか?」と聞いて、一端デイパックを下ろしました。しかし、ルイボスティーを一口飲んで、iPhoneで、写真を2枚撮っただけで下山です。
 

ちなみに、これだけの大渋滞だったのですが、登頂タイムは、1時間48分程でした。
 
 しかし、あの7合目の事件?のことで、ずっと腹が立っていました。
 この時期、二度と大山には登るまいと思いました。まあ、そもそも、3連休に登ったのが大間違いだったのです。
 そう言えば、かなりのご高齢と思われるおばあちゃんが、トレッキングポール2本を使って、相当にしんどそうに登って来られていました。いんやー、何かすごいなぁって思いました。
 
 ちなみに、まだ、タブルトレッキングポールなど、はやっていなかった頃に、スキーのストックを2本使って登山したら、楽だろうなって思っていました。
 北アルプス登山では、トレッキングポールを使っていましたが、首からデジイチをぶら下げて、いつでも写真を撮れる様にしていたので、シングルでしか使っていませんでした。シングルでは、あまり効果がないと思いました。
 また、烏ヶ山の様な、狭くて、岩場の登りのある登山では、このトレッキングポールは、返って邪魔になるような気もします。
 
 意外に、膝に痛みが走らなかったので、予定を変更して、途中から「行者コース」から下山する事にしました。
 

元谷に着きました。しかし、逆光で、大山北壁の見え方は、イマイチ以下です。それにしても、元谷にも、沢山の人がいまいした。
 

元谷も、少し先に行くと、逆光の程度が弱くなり、茶色のイメージが強い、色あせた紅葉の向こうに「三鈷峰」が見えました。これは、これで美しいですね。
 

この写真も、同じ場所から撮りました。
 

私の前を歩いていた、おじ様です。年配者でも、速い人は速いのだ。
 

大神山神社奥宮は、改装中なので、隣の下山神社に行きました。
 

 次に、ワンパターンで「金門」にも寄りました。すると「あの人なら知っているかもしれないから聞いてみよう。」など言いながらながら、質問されました。
 「金門って、どこでしょうか?」
 「えっ?ここですけど。」
 「でも、何か、岩と岩の間に隙間があった様な・・・」
 「ああ、それは、直ぐ右の岩なんですけど、分かりづらいですよね。賽の河原に降りると分かりますよ。右側の岩は、かつて「イモトアヤコさん」が、ロッククライミングしていたところですよ。」
 
 てなことで、その方達も賽の河原に降りて行かれました。「昔は、その岩と岩の間には堰があったんですけど、今は取り除かれて、断崖絶壁になっていますよ。」とご案内申し上げました。
 
 ちなみに、上の写真に写っている女性二人は、鳥取市から来られた、質問をされた方とは別のグループです。
 結局、この女性達は、この後「のろし台」までご案内申し上げました。要らんお節介ジジイぢゃ。
 

ちなみに、賽の河原は、これまで見たこともないほどの大勢の人がいました。写真には写っていない人もいますよ。
 

のろし台に、鳥取から来た女性二人をご案内致しました。一人は、これからトレッキングを始めたいと言われており、元気一杯。もう一人は、普段あまり運動をされないようで、しんどそうでした。
 

大川寺橋に戻ってきました。今年の紅葉は、ダメですね。何か枯れた感じです。遅ればせながら下山届を出しました。
 

 結局、一番綺麗だった紅葉は、あの潰れた中華レストラン脇の楓でした。
 しかし、参道には溢れんばかりの人でした。また、ワンちゃん連れの方が、相当な数いましたね。
 
 
 今回の猛省点。紅葉時期の連休に、大山に登ってはダメと言うことです。特に、私の場合は、体力回復を目指して、登頂タイムのアップを考えていました。そもそも、それが大間違いだったのです。
 スタートが遅れても、まだ人が少ないであろう「烏ヶ山登山」をしてば良かったのかなって・・・