2023年10月19(木)天気が崩れ前に大山登山。
 
 昨日は、若干、新型コロナワクチン接種の副反応がありましたので、はなから登山をする気はありませんでした。
 して、今日も、取りあえず6時半に起きたのですが、相変わらず、身体だりぃー!やっぱやめとくか?でも、明日は天気が崩れるらしいし、あさってもヤバそうだ。
 ならば【行かねばならぬのだ。止めて下さるな、妙心殿。落ちぶれ果てても平手は武士じゃ。男の散りぎわは知って居り申す。行かねばならぬ、そこをどいてくだされ。行かねばならんのだ。】by 三波春夫さん
 てなことで、いつもの通り、大山に向かいました。パカラッ、バカラッ、ヒヒーン!ワシの車は馬か?
 
 しかし、いくら平日とは言え、大山の夏山登山道に一番近い「南河原駐車場」は、満車でした。先に入った車がバックしてきております。無念。しからば、博労座の第2駐車場に車を置こうぞよ。服装ですが、半袖にしようか、長袖にしようかと悩みましたが、このところ、急に寒くなったので、長袖を着て登ることにしました。
 
 ニャンと、登山開始は、午前10時40分でした。早めに登った人は、もう下山する時間ですよね。でも、エエんだよーん。私は、なまり腐った身体に活を入れるために登っているから、スタート時間なぞどうでも良いのですよ。
 前回とは、違って歩き始めから足に乳酸が溜まると言う感じは、あまりしなかったのですが、すぐ、ムチャンコしんどくなりました。
 しかも、結構暑い。顔から汗がしたたり落ちます。しかも、寒暖差アレルギーなのか、鼻水がタラタラで困りました。
 

 

1合目に到着です。「プロトレック」をタイムストッパーにしておきました。
かかった時間は、10分3秒でした。前とあんまし変わりません。
 

2合目に着きました。20分36秒あまりかかりました。これも、あんまし、変わっておりません。頑張っているつもりだったんだけどな。
 

3合目に着きました。29分56秒あまりかかりました。これも、あんましかわらんなぁ。
 

4合目に着きました。39分25秒あまりかかっています。全く、前と同じようなペースです。
 

 5合目に着きました。49分41秒あまりかかりました。全く同じペースですね。ちなみに、左端に写っている女の子は、ウンコをしている訳ではありません。知らいでか!!この辺りだったでしょうか?年配の男性に抜かれました。これが、速いのよ。
 ちなみに、疲れすぎて、この5合目で写真を撮ったことさえ忘れていました。「あ、しまった。5合目で写真撮っていなかったわ。」てな風に思っていました。終わっとるがな。
 

 6合目避難小屋に着きました。晴れているので気分は良いのですが、ああ、ちかれたびー!タイムは、1時間2分51秒でした。若干早くなったのかな?
 

7合目に着きました。1時間15分1秒あまりかかっています。7合目の途中までは、階段地獄が続きます。その後は、勾配が急になり、更に登るのがきつくなります。
 

 8合目に着きました。天気が良いのは、結構なことですが、この辺りは逆光になります。iPhoneのレンズは、表面が平らなこともあり、ハレーションが写り込みます。1時間34分33秒ほどかかりました。
 
 確か、この辺りだったでしょうか?若い、欧米人と思われる若いカップルが下ってきました。「ハロー!」と言います。あれ、返事がない。「こちとらは、カップルで話しとんのぢゃ。」てな感じなのでしょうか?と、フランス語で話しているのが分かりました。そこで「フランセーズ?(フランスの方ですか?)」と、単語で聞きます。と、「フランスからです。」みたいな返事が。大山も、本当に国際的な山になったもんだねぇ。
 
 9合目は、相変わらず写真を撮る元気がありませんでした。
 
 1時間40分台で、何とか登れるかも知れんぞと、最後の力を振り絞ります。
 

 山頂にたどり着きました。登頂タイムは、1時間50分49秒でした。あーあ、退職してからの初の1時間40分台を狙っていたんだけどな。1時間40分台が出たら、次は烏ヶ山の登頂タイム更新をしようかと考えていたんですが、どうしたものか?
 

取りあえず、ここが山頂になっています。しかし、剣ヶ峰の方が高いんですけどね。
 

山頂ステージからみた風景です。遠くに日本海や、弓ヶ浜が綺麗ですね。
 

山頂ステージには、平日と言うこともあり、この程度の人しかいませんでした。時間が時間なので、既に下山し始めている人もいるだろうし、少し寒いので、山頂小屋に入られている人も多いのかも知れません。
 

縦走路は、ロープが張られており「縦走禁止」になっています。しかし、縦走される方がおられるんですよね。悪魔もで自己責任ですぞ。

 トリミングしたところ、三角点に3人おられました。ヘルメットも被っておられるので、縦走するんだろうな?あるいは、縦走の終わりかけなのかな?
 何度か書いていますが、大山縦走路は、とてももろくて細いのです。まさしくナイフリッジになっています。もろいため、その都度、縦走路の状態も変わっていると思います。
 1979年7月に、33kgのキスリングをかついで縦走しましたが、今では、死んでも出来ません。体力もありませんし、体幹がとても弱くなっていますからね。
 
 山頂では、わずかに休憩しただけで下山開始です。今回は、ペースの遅いパーティが多かったですが、速い人は速いですよ。
 
 何合目だったでしょうか?後ろから足音が聞こえます。「ずぇぇぇー!この急で、小石が転がっている、とても滑りやすい道を走っとるがな。しかも、女性だぞ。」チラッとしか見ていないのですが、多分45歳位の方と思いました。(最近、見た目では、人の年齢が分からなくなってきました。)
 更に、驚いたのは、その少し後から、多分90kgくらいありそうな、ふくよかな男性が走って下っていきました。いんやー、その体型で、走って下れるとは・・・あんたはんは「サモハン・キンポーさん」でっか?
 

 6合目で一端休憩をしました。少しだけ紅葉が始まっていました。
 高校生でしょうか?学校の行事だと思いますが、大勢登って来られました。一人の男性が、着いても常に動き回っています。「おお、一人だけエライ元気な若者がいるね。」と言いますと「動いていないと寒いんですよ。」否、この若者は、絶対寒いと思っていないと思うぞ。
 ほんのわずかの休憩の後、下山を開始します。すると、眼鏡をかけた同じ学校の女子高校生?が、6合目避難小屋を前にして、下を向いたまま、動けない状態でいました。「先生、この子、ヤバくないですか?」と、引率の先生に声をかけます。すると、どうやら、いつものことなのか「○○頑張れー。」とだけ声をかけていました。
 
 その後も、多分、その高校生?のグループの女の子だと思いますが、点々と歩いています。あれ?あの死にそうにしていた子より遅いけど、全然元気だぞぉ。
 
 「業者コース」の分岐点で、登るときにも会った無茶苦元気な男性のパーティがおられました。どうやら、あの高校生の残りの人がまだ、業者コースから登ってきている様です。「頑張れー、頑張れー!!」と大声で声援を送っていました。
 多分、副委員長的な人が、登るのが遅い人の、後から見守って登ってきているのかも知れません。
 
 その後、だいぶ下った所で、おばちゃま達のパーティにお会いしました。「登りですか?下りですか?」と、これから登るのだそうです。明日、明後日の天候が悪いとのことで、急遽登ることにしたそうです。「それなら、私と同じですね。私も今日登らないとヤバいと思いましたからね。」と。
 

途中の緩斜面では、結構な早歩きでしたので、さぞかし下山タイムは早いと思っておりました。しかし、1時間29分58秒ほどかかっておりました。ゲロゲロ。アカンがな。
 

「モンベル」の前から、iPhoneで大山北壁を写しました。若干、紅葉しているけど、見頃は、まだまだですね。後1週間以上後かな。
 
 駐車場に向けて歩いていると、両モモの裏側が一瞬つりそうになりました。やばいよ、やばいよ。そんな時に「ヤマダ電機さん」から電話がありました。火災警報器のリチウム電池が入荷したとのことでした。思っていたよりえろう早いな。
 
 博労座の第一駐車場に戻ると、上だけは、車の後ろで着替えました。意外に汗をかいていましたからね。
 
 その後、そのまま帰宅しようかとも思いましたが、もったいないので、ドライブをすることにしました。
 

桝水高原に車を停めて写真を撮りました。うーむ、紅葉の見頃はまだ先だなぁ。
 

300mm望遠でアップしたものです。「天空リフト」の辺りには、ススキが生い茂っており、そこに展望台がありました。ファインダー越しでは、逆光で見えませんでしたけどね。
 

「あれー、山羊さんが、こっちをずっと見ているぞ。」前はいなかったよな。
 

その山羊さんのお名前は「つっちー」でした。餌を100円で売っていました。だから、人が来たら、餌がもらえると思って、こっちを見ていたのかな。
 

ついでに「鍵掛峠」にも行ってみました。雲が出てきたうえ、逆光気味だったので、少し派手になるように画像処理しました。紅葉すると、ここからの景色は天下一品なんだけどな。
 
 その後「ヤマダ電機さん」に寄って、リチウム電池をゲットしました。それから、お袋さんちに、行って火災警報器の電池を交換しました。
  更に、郵便物がありましたので、それを持って、姉貴の家のポストに入れてきました。(お約束事でしたからね。)
 何やかんや忙しい日でした。ちなみに、朝食を食べたから体重を測定。帰宅した後(昼飯は食べておらず。)体重を計ったら、1.6kg減でしたね。はやり、夏場、汗をアホほどかく時より、体重は減りませんね。